ゲスト
(ka0000)
【CF】イバラキ怒りの鉄拳
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/12/27 15:00
- リプレイ完成予定
- 2017/01/05 15:00
オープニング
●
「しかし何だこれ、えらい盛り上がりだな」
その日、イバラキ(kz0159)は首を傾げていた。ここは冒険都市リゼリオ。聖輝節を迎え華やかなムードに包まれているが、彼女自身はまだこちらに出てきて日が浅い。去年は来たばかりで聖輝節に気づく間もなく、つまり彼女が聖輝節というものを体験するのは今回が初めてだった。
「まあいいや。アタシは自分の用事を済ませるとしようか」
しかしイバラキには特に関係なかった。彼女は自分の用事を済ませるべく、とある店に向かっていった。
●
「あいよ! いらっしゃい」
店の軒先に現れたイバラキに店主が声をかける。大柄な彼女が並べられた商品を覗きこんでいるといやが応でも目立つ。
「う~ん、どれがいいかなぁ……」
そんな彼女の視線の先にあったものは小さな各種ピアスだった。宝石が埋め込まれたものや、金属に細かい装飾を施したものなど、簡単なものから手の込んだものまでがずらりと並んでいた。
「お嬢さん、何かお探しですかい?」
「お、お嬢さん?! ア、アタシはお嬢さんとかじゃ無いよ」
店主のお世辞も身長六尺のイバラキには新鮮だった。一瞬で顔が真っ赤になり慌てふためく彼女。
「お嬢さんにはこういうのが似合うんじゃ無いですかね」
店主は銀のフープピアスを指し示すが
「いや、アタシが付けるんじゃ無いんだ」
「ってことは……大切な人への贈り物ってことですかね?」
「まあ……そういうことだよ」
イバラキはいつも世話になっているハンターオフィスの受付嬢である、モア・プリマクラッセ(kz0066)に何か贈り物をしようとリゼリオにやってきたのだった。モアは常に多くのピアスを付けている。あまり感情を表に出さない彼女の好みを知るのは難しい。そこでイバラキは、普段から様々なものを付けているピアスをプレゼントしたら喜んでもらえるのではないか、と考えたのである。
「そういうことなら一緒に選んでやるよ!」
「オッサン! 助かったぜ! あの人も喜んでくれるといいなぁ……」
と、ここで終わればリゼリオの平和な一コマだったのだが、そうは問屋が降ろさなかった。
「『あの人』……? しかも似つかわしくないピアスを選び顔は真っ赤。間違いない、あの女は今恋人に贈るプレゼントを選んでいるのだ!」
「つまりあの女はリア充だな! リア充死すべし慈悲はない!」
「でもあの女メチャメチャデカいですよ?!」
「何、我ら『自由の鐘』が皆でかかれば問題ない!」
彼らは今リゼリオを騒がす反カップルテロ組織(そうとしか言い様がない)『自由の鐘』の中でも、過激派の連中だった。敗北に近づいた組織からは組織の意義に殉じ最後まで抵抗しようと過激派が生まれるのは世の常である。そんな連中がイバラキに目を付けてしまった。
●
「お、これはいいな! きっと喜んでくれるよ」
そんな事を露知らずピアス選びを続けるイバラキ。彼女は一つのピアスに目を付ける。ハート型の可愛らしいデザインのものだ。
「おお、お嬢さんお目が高い。それじゃあ……」
「「「天誅!」」」
イバラキが持ち上げお勘定を済ませようとしたときだった。突如姿を表した過激派がイバラキ目掛けタックルを食らわせていた。
「フハハハ! リア充カップルに渡すプレゼントなど認めぬ! 店主、あのピアスは私が代金を出そう!「
勝ち誇る過激派。タックルを食らったイバラキの手からピアスは飛んでいってしまっていた。
「カップルなどという甘く縛るものは許してはならぬ! 人々に自由をめぎゃっ?!」
「テメェ……」
過激派の一人が一演説ぶちあげようとしたが、その男は次の瞬間数十メートル吹っ飛ばされていた。イバラキの怒りのパンチが炸裂した瞬間だった。
「テメェら! 絶対許さねぇぞ!」
相手が多数だろうが関係ない。イバラキは残りの過激派にも襲いかかろうとしていた。
そしてあなた達はたまたまここに居合わせた者である。プレゼント選びをしていただけのイバラキが何かもうヤバい事になる前に彼女を止めて欲しい。
「しかし何だこれ、えらい盛り上がりだな」
その日、イバラキ(kz0159)は首を傾げていた。ここは冒険都市リゼリオ。聖輝節を迎え華やかなムードに包まれているが、彼女自身はまだこちらに出てきて日が浅い。去年は来たばかりで聖輝節に気づく間もなく、つまり彼女が聖輝節というものを体験するのは今回が初めてだった。
「まあいいや。アタシは自分の用事を済ませるとしようか」
しかしイバラキには特に関係なかった。彼女は自分の用事を済ませるべく、とある店に向かっていった。
●
「あいよ! いらっしゃい」
店の軒先に現れたイバラキに店主が声をかける。大柄な彼女が並べられた商品を覗きこんでいるといやが応でも目立つ。
「う~ん、どれがいいかなぁ……」
そんな彼女の視線の先にあったものは小さな各種ピアスだった。宝石が埋め込まれたものや、金属に細かい装飾を施したものなど、簡単なものから手の込んだものまでがずらりと並んでいた。
「お嬢さん、何かお探しですかい?」
「お、お嬢さん?! ア、アタシはお嬢さんとかじゃ無いよ」
店主のお世辞も身長六尺のイバラキには新鮮だった。一瞬で顔が真っ赤になり慌てふためく彼女。
「お嬢さんにはこういうのが似合うんじゃ無いですかね」
店主は銀のフープピアスを指し示すが
「いや、アタシが付けるんじゃ無いんだ」
「ってことは……大切な人への贈り物ってことですかね?」
「まあ……そういうことだよ」
イバラキはいつも世話になっているハンターオフィスの受付嬢である、モア・プリマクラッセ(kz0066)に何か贈り物をしようとリゼリオにやってきたのだった。モアは常に多くのピアスを付けている。あまり感情を表に出さない彼女の好みを知るのは難しい。そこでイバラキは、普段から様々なものを付けているピアスをプレゼントしたら喜んでもらえるのではないか、と考えたのである。
「そういうことなら一緒に選んでやるよ!」
「オッサン! 助かったぜ! あの人も喜んでくれるといいなぁ……」
と、ここで終わればリゼリオの平和な一コマだったのだが、そうは問屋が降ろさなかった。
「『あの人』……? しかも似つかわしくないピアスを選び顔は真っ赤。間違いない、あの女は今恋人に贈るプレゼントを選んでいるのだ!」
「つまりあの女はリア充だな! リア充死すべし慈悲はない!」
「でもあの女メチャメチャデカいですよ?!」
「何、我ら『自由の鐘』が皆でかかれば問題ない!」
彼らは今リゼリオを騒がす反カップルテロ組織(そうとしか言い様がない)『自由の鐘』の中でも、過激派の連中だった。敗北に近づいた組織からは組織の意義に殉じ最後まで抵抗しようと過激派が生まれるのは世の常である。そんな連中がイバラキに目を付けてしまった。
●
「お、これはいいな! きっと喜んでくれるよ」
そんな事を露知らずピアス選びを続けるイバラキ。彼女は一つのピアスに目を付ける。ハート型の可愛らしいデザインのものだ。
「おお、お嬢さんお目が高い。それじゃあ……」
「「「天誅!」」」
イバラキが持ち上げお勘定を済ませようとしたときだった。突如姿を表した過激派がイバラキ目掛けタックルを食らわせていた。
「フハハハ! リア充カップルに渡すプレゼントなど認めぬ! 店主、あのピアスは私が代金を出そう!「
勝ち誇る過激派。タックルを食らったイバラキの手からピアスは飛んでいってしまっていた。
「カップルなどという甘く縛るものは許してはならぬ! 人々に自由をめぎゃっ?!」
「テメェ……」
過激派の一人が一演説ぶちあげようとしたが、その男は次の瞬間数十メートル吹っ飛ばされていた。イバラキの怒りのパンチが炸裂した瞬間だった。
「テメェら! 絶対許さねぇぞ!」
相手が多数だろうが関係ない。イバラキは残りの過激派にも襲いかかろうとしていた。
そしてあなた達はたまたまここに居合わせた者である。プレゼント選びをしていただけのイバラキが何かもうヤバい事になる前に彼女を止めて欲しい。
解説
●目的
イバラキを止めてください。
●イバラキ
種族は鬼、クラスは格闘士の覚醒者です。格闘士としての技、つまりスキルは一通り所持しておりますが、特にパンチを得意としています。鬼らしくタフでパワーも十分です。
そんな彼女ですが現在怒りで我を失い近寄ったもの全てを殴りたおそうとしている状態です。その怒りは凄まじくそのため何やかんやで大幅にパワーアップしています。スリープクラウドで眠らせて一発! とかそういうのはヒドイ目に合いますのでご注意ください(ジャンルがコメディなのでやる分には止めません)。
なお、鬼らしくタフなので多少ボコッたところで大丈夫です。実力行使で止めるのが一番ではないでしょうか。
●飛んでいったピアス
探せば見つかります。
●その他
質問への回答担当として、モア・プリマクラッセ(kz0066)が関連付けられています。(イバラキは怒りまくっているので質問に応えられる状態ではありません)
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
イバラキを止めてください。
●イバラキ
種族は鬼、クラスは格闘士の覚醒者です。格闘士としての技、つまりスキルは一通り所持しておりますが、特にパンチを得意としています。鬼らしくタフでパワーも十分です。
そんな彼女ですが現在怒りで我を失い近寄ったもの全てを殴りたおそうとしている状態です。その怒りは凄まじくそのため何やかんやで大幅にパワーアップしています。スリープクラウドで眠らせて一発! とかそういうのはヒドイ目に合いますのでご注意ください(ジャンルがコメディなのでやる分には止めません)。
なお、鬼らしくタフなので多少ボコッたところで大丈夫です。実力行使で止めるのが一番ではないでしょうか。
●飛んでいったピアス
探せば見つかります。
●その他
質問への回答担当として、モア・プリマクラッセ(kz0066)が関連付けられています。(イバラキは怒りまくっているので質問に応えられる状態ではありません)
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
マスターより
皆さんこんにちは、crです。
というわけではた迷惑な連中によってイバラキが酷い目にあってしまいました。
今のイバラキは怒りの余りちょっとシャレになっていない強さを誇ります。まあコメディなので自分たちも酷い目に合いつつなんとか止めてあげてください。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
というわけではた迷惑な連中によってイバラキが酷い目にあってしまいました。
今のイバラキは怒りの余りちょっとシャレになっていない強さを誇ります。まあコメディなので自分たちも酷い目に合いつつなんとか止めてあげてください。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/01/04 22:07
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 リカルド=フェアバーン(ka0356) 人間(リアルブルー)|32才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/12/27 12:22:28 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/12/27 12:21:33 |
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![]() |
質問卓 天竜寺 舞(ka0377) 人間(リアルブルー)|18才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2016/12/25 01:41:20 |