ゲスト
(ka0000)
ワールドウェイク
マスター:藤山なないろ

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 不明
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 4日
- プレイング締切
- 2014/10/06 19:00
- リプレイ完成予定
- 2014/10/20 19:00
オープニング
◆ ワールドウェイク
「ねぇ、見て! ユエル様よ!」
グラズヘイム王国首都イルダーナ。第3街区の目抜き通りを、一際目立つ容姿の人物が歩いていた。
「素敵ね。差し入れを用意しておけばよかった!」
「あんたね……抜け駆けすると刺されるわよ」
背丈は160cm前後。腰元まで真っ直ぐ伸びた漆黒の髪は、陽の光で輝く輪を作り。紅玉石に似た大きな瞳を縁取る睫毛は長く、形の良い鼻筋の先、薄い唇は熟れた林檎のような赤をしている。陶器のような白い肌に自然な朱のさす頬は、まるで絵画のようでもあった。
だが、目を引くのは容姿だけではなく、その少女が身に纏う服装も然り。
清潔感のあるブレザーと、スカート。その意匠は王国内でも認知度の高い“ある学校の制服”。
「でも、珍しいわね。ユエル様が第3街区にいらっしゃるなんて」
「“王立学校”は第2だし、ユエル様は今第1の別邸で暮らしてるって聞いたわ」
「第1? 流石は名門グリムゲーテ家の嫡子……」
少女らの黄色い声は“本人”にきっちり聴こえているようだが、恐らくどうでもいいことなのだろう。
小さく溜息をついて、“ユエル”と呼ばれた少女は先を急いだ。
◇
王都第3街区の王国騎士団本部にて。
「失礼、エリオット騎士団長は」
突然の訪問者に、ロビーに控えていた騎士は首を傾げる。
「王立学校の生徒か? 生憎エリオット様はご多忙だ。いくら嬢ちゃんが美人でも、押しかけは感心しねえなぁ」
──正式名称、“グラズヘイム王立学校”。文字通り国が運用している教育機関で、王国最難関の入学試験を行う四年制の学校である。
文官・武官を問わず、王国の上級部門に仕官する為の最も一般的な登竜門で、高等以上の教育を行ういわば“エリート養成学校”だ。
そこを首席で卒業し、今では実技の特別講師を務めることもある騎士団長のエリオットには、時折男女問わず“熱心なファン”が訪れることもある。今回もその類だろうと、騎士は思ったのだろう。
「いえ、あの……」
そんな騎士の応対に困惑する少女目掛け、ロビーの奥から聴き馴染んだ声が届く。
「ユエル、待たせたか」
「お兄様! ご無沙汰しております。ご健在で何よりです」
「に、兄様!?」
驚きと同時に先の発言への後悔で背筋を寒くする騎士を背に、2人は仲睦まじく騎士団本部を後にして行った。
所変わってハンターズソサエティ、イルダーナ支部。
ハンターが行きかうこの場所に、王国騎士団長エリオット・ヴァレンタインが制服に身を包んだ少女を伴ってやってきた。
「グラズヘイム王立学校、騎士科4年のユエル・グリムゲーテと申します。此度は、ハンターの皆様にご相談があり、こうして伺いました」
少女は愛想を振りまくでもなく、まるで本物の騎士のように凛とした表情で続けた。
「私は、王国西方に広がるグリム領を治めるグリムゲーテ家の長子です。この度、所用で一時帰郷することとなったのですが……」
「……グリムゲーテの家は、嫡子が16歳を迎えると正式な後継者として認められ、その証にある宝石を継承することになっている。ユエルがつい先日16歳を迎え、現当主から故郷への呼び出しがかかったんだ。だが、今は王国、特に西方を中心として歪虚の活動が活発になっている。ユエルの母親……俺の叔母にあたる人から、ユエルの帰郷に念の為護衛をつけたいと依頼があった」
エリオットの説明が途切れると、ユエルは小さなため息をついた。
「騎士科で戦いを学ぶ私が護衛頂くなど、我が身を恥じ入るばかり……。ですが、現在グリム領および王国西方はお兄様の仰るように治安維持に気が抜けない状況が続いております。我がグリムゲーテ家も私兵を抱えてはございますが、領内の警戒を下げてまで私の護送をするのは、領主の判断としては不適切と言えましょう。故に、皆様のお手を煩わせること、誠に申し訳なく存じますが……何とぞよろしくお願い申し上げます」
ユエルとハンターを乗せた馬車は、一路グリム領を目指した。
車内は静かで、暖かで、草原を吹く風が窓から差し込んで気持ちがいい。
思い出話を語るには十分に穏やかな時間、ユエルはこんなことをハンター達に漏らした。
「……我が家は、長らく子が私一人でした。今は歳の離れた幼い弟も居りますが、私が必要以上の扱いを受けていることは事実。父母の心遣いを過剰に感じることもあります」
気付けば馬車は既に目的のグリム領。町の賑わいは王都と比べるべくもないが、人々が穏やかに暮らしていることが解る。
見通す限りに広がる小麦畑は黄金に輝き、収穫に追われた人々が穂を狩り、纏め、担ぐ姿がそこかしこに伺える。
「何にもない所だ……って、驚きましたか?」
ユエルは、ここへ来て初めて笑顔を見せた。屈託のない年相応の笑顔は、あどけなさを伴っている。
「ここが、グラズヘイム王国グリム領。帝国のような最先端技術も、王都のような賑わいもありません。皆様にはさぞや退屈な場所に見えることでしょう。それでもここは……私の生まれ育った、愛すべき、守るべき故郷なのです」
◆ そして世界は目覚めを迎え
グリムゲーテ家の屋敷に到着してすぐ、ユエルは「両親へ挨拶に行く」と言ってハンターらと別れた。
残されたハンターたちは、少女の用件を待つ間、使用人に連れられ客間へ通された。
もてなしとばかりに出されたのは、アフタヌーンティーセット。淹れたての紅茶と添えられたスコーンやシフォンケーキは、バタークリームが添えられただけの質素なものに見えたが、それは誤解に終わった。
特にシフォンケーキから香り立つ小麦の上質な香りはとびきり優しく胸をみたし、口に含むと柔らかくとろけるように消える。相当に舌触りの良い小麦を使わねば、このようにはいかない。
この地の名産を知るに十分なもてなしであったと言えよう。
それからしばし、客間の外の廊下を勢いよく駆け抜ける足音が響き、ややあって邸の中が騒然とし始めた。
「ハンターの皆様、折り入ってご相談が……」
顔面蒼白で客間へ入ってきたのは、ユエルに似た面立ちの中年女性。
「領内に歪虚強襲の報せが、あって……む、娘が先程邸を飛び出していったのです……!」
ユエルの母らしき女性は、震える手で口元を覆っている。不安と焦燥で崩れ落ちそうな女性を支えるように、後ろから落ち付いた雰囲気の男性が現れた。男はハンター達に頭を下げると、こう切り出したのだ。
「目撃場所は、ここから南へ行った風車小屋の近くです。我々もすぐ私兵を上げて対応に向かう」
重苦しいため息をついて、男はこう呟く。
「あの場所は……息子エイルの遊び場だ。邸を探し回ったが、今、エイルがどこにもいない。もしかすると……」
男は、嘆きにも似た自身の声に気付いたのだろう。冷静さを取り戻すべく、一呼吸置いた。
「どうか、子供たちを救うため、この地を守るため、貴公らの力を貸して頂きたい……!」
「ねぇ、見て! ユエル様よ!」
グラズヘイム王国首都イルダーナ。第3街区の目抜き通りを、一際目立つ容姿の人物が歩いていた。
「素敵ね。差し入れを用意しておけばよかった!」
「あんたね……抜け駆けすると刺されるわよ」
背丈は160cm前後。腰元まで真っ直ぐ伸びた漆黒の髪は、陽の光で輝く輪を作り。紅玉石に似た大きな瞳を縁取る睫毛は長く、形の良い鼻筋の先、薄い唇は熟れた林檎のような赤をしている。陶器のような白い肌に自然な朱のさす頬は、まるで絵画のようでもあった。
だが、目を引くのは容姿だけではなく、その少女が身に纏う服装も然り。
清潔感のあるブレザーと、スカート。その意匠は王国内でも認知度の高い“ある学校の制服”。
「でも、珍しいわね。ユエル様が第3街区にいらっしゃるなんて」
「“王立学校”は第2だし、ユエル様は今第1の別邸で暮らしてるって聞いたわ」
「第1? 流石は名門グリムゲーテ家の嫡子……」
少女らの黄色い声は“本人”にきっちり聴こえているようだが、恐らくどうでもいいことなのだろう。
小さく溜息をついて、“ユエル”と呼ばれた少女は先を急いだ。
◇
王都第3街区の王国騎士団本部にて。
「失礼、エリオット騎士団長は」
突然の訪問者に、ロビーに控えていた騎士は首を傾げる。
「王立学校の生徒か? 生憎エリオット様はご多忙だ。いくら嬢ちゃんが美人でも、押しかけは感心しねえなぁ」
──正式名称、“グラズヘイム王立学校”。文字通り国が運用している教育機関で、王国最難関の入学試験を行う四年制の学校である。
文官・武官を問わず、王国の上級部門に仕官する為の最も一般的な登竜門で、高等以上の教育を行ういわば“エリート養成学校”だ。
そこを首席で卒業し、今では実技の特別講師を務めることもある騎士団長のエリオットには、時折男女問わず“熱心なファン”が訪れることもある。今回もその類だろうと、騎士は思ったのだろう。
「いえ、あの……」
そんな騎士の応対に困惑する少女目掛け、ロビーの奥から聴き馴染んだ声が届く。
「ユエル、待たせたか」
「お兄様! ご無沙汰しております。ご健在で何よりです」
「に、兄様!?」
驚きと同時に先の発言への後悔で背筋を寒くする騎士を背に、2人は仲睦まじく騎士団本部を後にして行った。
所変わってハンターズソサエティ、イルダーナ支部。
ハンターが行きかうこの場所に、王国騎士団長エリオット・ヴァレンタインが制服に身を包んだ少女を伴ってやってきた。
「グラズヘイム王立学校、騎士科4年のユエル・グリムゲーテと申します。此度は、ハンターの皆様にご相談があり、こうして伺いました」
少女は愛想を振りまくでもなく、まるで本物の騎士のように凛とした表情で続けた。
「私は、王国西方に広がるグリム領を治めるグリムゲーテ家の長子です。この度、所用で一時帰郷することとなったのですが……」
「……グリムゲーテの家は、嫡子が16歳を迎えると正式な後継者として認められ、その証にある宝石を継承することになっている。ユエルがつい先日16歳を迎え、現当主から故郷への呼び出しがかかったんだ。だが、今は王国、特に西方を中心として歪虚の活動が活発になっている。ユエルの母親……俺の叔母にあたる人から、ユエルの帰郷に念の為護衛をつけたいと依頼があった」
エリオットの説明が途切れると、ユエルは小さなため息をついた。
「騎士科で戦いを学ぶ私が護衛頂くなど、我が身を恥じ入るばかり……。ですが、現在グリム領および王国西方はお兄様の仰るように治安維持に気が抜けない状況が続いております。我がグリムゲーテ家も私兵を抱えてはございますが、領内の警戒を下げてまで私の護送をするのは、領主の判断としては不適切と言えましょう。故に、皆様のお手を煩わせること、誠に申し訳なく存じますが……何とぞよろしくお願い申し上げます」
ユエルとハンターを乗せた馬車は、一路グリム領を目指した。
車内は静かで、暖かで、草原を吹く風が窓から差し込んで気持ちがいい。
思い出話を語るには十分に穏やかな時間、ユエルはこんなことをハンター達に漏らした。
「……我が家は、長らく子が私一人でした。今は歳の離れた幼い弟も居りますが、私が必要以上の扱いを受けていることは事実。父母の心遣いを過剰に感じることもあります」
気付けば馬車は既に目的のグリム領。町の賑わいは王都と比べるべくもないが、人々が穏やかに暮らしていることが解る。
見通す限りに広がる小麦畑は黄金に輝き、収穫に追われた人々が穂を狩り、纏め、担ぐ姿がそこかしこに伺える。
「何にもない所だ……って、驚きましたか?」
ユエルは、ここへ来て初めて笑顔を見せた。屈託のない年相応の笑顔は、あどけなさを伴っている。
「ここが、グラズヘイム王国グリム領。帝国のような最先端技術も、王都のような賑わいもありません。皆様にはさぞや退屈な場所に見えることでしょう。それでもここは……私の生まれ育った、愛すべき、守るべき故郷なのです」
◆ そして世界は目覚めを迎え
グリムゲーテ家の屋敷に到着してすぐ、ユエルは「両親へ挨拶に行く」と言ってハンターらと別れた。
残されたハンターたちは、少女の用件を待つ間、使用人に連れられ客間へ通された。
もてなしとばかりに出されたのは、アフタヌーンティーセット。淹れたての紅茶と添えられたスコーンやシフォンケーキは、バタークリームが添えられただけの質素なものに見えたが、それは誤解に終わった。
特にシフォンケーキから香り立つ小麦の上質な香りはとびきり優しく胸をみたし、口に含むと柔らかくとろけるように消える。相当に舌触りの良い小麦を使わねば、このようにはいかない。
この地の名産を知るに十分なもてなしであったと言えよう。
それからしばし、客間の外の廊下を勢いよく駆け抜ける足音が響き、ややあって邸の中が騒然とし始めた。
「ハンターの皆様、折り入ってご相談が……」
顔面蒼白で客間へ入ってきたのは、ユエルに似た面立ちの中年女性。
「領内に歪虚強襲の報せが、あって……む、娘が先程邸を飛び出していったのです……!」
ユエルの母らしき女性は、震える手で口元を覆っている。不安と焦燥で崩れ落ちそうな女性を支えるように、後ろから落ち付いた雰囲気の男性が現れた。男はハンター達に頭を下げると、こう切り出したのだ。
「目撃場所は、ここから南へ行った風車小屋の近くです。我々もすぐ私兵を上げて対応に向かう」
重苦しいため息をついて、男はこう呟く。
「あの場所は……息子エイルの遊び場だ。邸を探し回ったが、今、エイルがどこにもいない。もしかすると……」
男は、嘆きにも似た自身の声に気付いたのだろう。冷静さを取り戻すべく、一呼吸置いた。
「どうか、子供たちを救うため、この地を守るため、貴公らの力を貸して頂きたい……!」
解説
●大元の依頼内容
王都イルダーナと西方砦ハルトフォート、その間に位置するグリム領の領主邸へ
ユエルを護衛し、その後王都まで無事に送り返すこと
●シナリオの目的
・邸を飛び出したユエル、並びにユエルの弟・エイルとその友人らの保護
・敵戦力の殲滅
●状況
王国グリム領を治める貴族、グリムゲーテ家の長子ユエル・グリムゲーテ。
少女は16歳になり、正式な後継者の証を受け継ぐ儀式に呼ばれた……かと思いきや、運悪くそこへ「領内に歪虚の群れが侵入した」という目撃情報が入ります。
それを聞いたユエルは、目撃情報付近が弟エイルの遊び場であることを察知し、我先に飛び出しました。
グリムゲーテ家は直ちに私兵団の出兵を決定。私兵側の指揮官はグリムゲーテ家当主であるユエルの父ゲイル・グリムゲーテ(闘狩人)。
ハンターの皆さんは、貴族私兵に先駆けて現場へ急行し、歪虚対応をお願いします。
●プレイヒント
目撃情報の場所=戦場になりますので現場へ向かうプレイングは不要です
ユエルはエイルと合流を果たし、風車小屋の傍にいます。
彼らと、その向こうに歪虚を見つけた所からスタートしますので、皆さんは彼らを守りながら敵を掃討して下さい
>位置関係
(南)歪虚 ←約80m→ ユエル&エイルら ←約50m→ 皆様(北)
●成否判定
現場には、エイルのほかに同年代の少年が数人います
成否判定にはいくつか条件が有りますが、子供の生存率が成否に最も大きく影響します
●敵
半人半羊型歪虚×10体前後
武器を持ち襲い掛かってくる
遠距離武器も有り
●戦場
風車小屋にほど近い整備された平地
当然傍に風車小屋あり
時刻は夕方
●人物
ユエル・グリムゲーテ
王立学校騎士科在学中の16歳の少女。
成績はどの科目においてもトップクラス。品行方正、真面目で目標に一途な優等生。
オールラウンダーだが、あくまで武術を習っている“一般の人間”
エイル・グリムゲーテ
4歳の少年。同年代の子供と現場付近で遊んでいた。
王都イルダーナと西方砦ハルトフォート、その間に位置するグリム領の領主邸へ
ユエルを護衛し、その後王都まで無事に送り返すこと
●シナリオの目的
・邸を飛び出したユエル、並びにユエルの弟・エイルとその友人らの保護
・敵戦力の殲滅
●状況
王国グリム領を治める貴族、グリムゲーテ家の長子ユエル・グリムゲーテ。
少女は16歳になり、正式な後継者の証を受け継ぐ儀式に呼ばれた……かと思いきや、運悪くそこへ「領内に歪虚の群れが侵入した」という目撃情報が入ります。
それを聞いたユエルは、目撃情報付近が弟エイルの遊び場であることを察知し、我先に飛び出しました。
グリムゲーテ家は直ちに私兵団の出兵を決定。私兵側の指揮官はグリムゲーテ家当主であるユエルの父ゲイル・グリムゲーテ(闘狩人)。
ハンターの皆さんは、貴族私兵に先駆けて現場へ急行し、歪虚対応をお願いします。
●プレイヒント
目撃情報の場所=戦場になりますので現場へ向かうプレイングは不要です
ユエルはエイルと合流を果たし、風車小屋の傍にいます。
彼らと、その向こうに歪虚を見つけた所からスタートしますので、皆さんは彼らを守りながら敵を掃討して下さい
>位置関係
(南)歪虚 ←約80m→ ユエル&エイルら ←約50m→ 皆様(北)
●成否判定
現場には、エイルのほかに同年代の少年が数人います
成否判定にはいくつか条件が有りますが、子供の生存率が成否に最も大きく影響します
●敵
半人半羊型歪虚×10体前後
武器を持ち襲い掛かってくる
遠距離武器も有り
●戦場
風車小屋にほど近い整備された平地
当然傍に風車小屋あり
時刻は夕方
●人物
ユエル・グリムゲーテ
王立学校騎士科在学中の16歳の少女。
成績はどの科目においてもトップクラス。品行方正、真面目で目標に一途な優等生。
オールラウンダーだが、あくまで武術を習っている“一般の人間”
エイル・グリムゲーテ
4歳の少年。同年代の子供と現場付近で遊んでいた。
マスターより
レーゾンデートルは、時に大人ですら陥る迷宮です。
制服でなければ、少女はスカートを履くことはなかったでしょう。
幼い頃に大好きな父が「お前の髪は美しい」と微笑まなかったら、少女は髪を伸ばすこともなかったでしょう。
強く凛々しくあり続けたのは、後継を期待する父と母のため。二人の愛を授かるため。少女の志す道は、果たして……
無数の道(ルート)を歩める少女がここにいます。
歯車は一つじゃ意味を成しませんが、皆様という歯車に交わった時、どんな未来を引き寄せるのでしょうか。
全ては皆様次第。新しい物語がここから始まります。
ユエル・グリムゲーテ、初登場シナリオです。タイトルは記憶にある方も……?
宜しくお願い致します。
制服でなければ、少女はスカートを履くことはなかったでしょう。
幼い頃に大好きな父が「お前の髪は美しい」と微笑まなかったら、少女は髪を伸ばすこともなかったでしょう。
強く凛々しくあり続けたのは、後継を期待する父と母のため。二人の愛を授かるため。少女の志す道は、果たして……
無数の道(ルート)を歩める少女がここにいます。
歯車は一つじゃ意味を成しませんが、皆様という歯車に交わった時、どんな未来を引き寄せるのでしょうか。
全ては皆様次第。新しい物語がここから始まります。
ユエル・グリムゲーテ、初登場シナリオです。タイトルは記憶にある方も……?
宜しくお願い致します。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/10/19 23:00
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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作戦相談 ラスティ(ka1400) 人間(リアルブルー)|20才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/10/06 18:07:31 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/10/02 09:06:38 |