ゲスト
(ka0000)
【初夢】ナイト・オーヴァー・ナイト
マスター:cr

このシナリオは4日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/01/07 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/01/20 22:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
油断するな。
迷わず撃て。
弾を切らすな。
ヴォイドには手を出すな。
――ストリートの警句――
●
窓の外では雨が降っていた。煤やら酸やらその他諸々思いつく限りの体に悪そうな代物をたっぷり含んだそれだ。
そんな中、悪趣味な色とりどりの光が雨粒に乱反射していた。この光は足元にある数限りないアドバタイズ(広告)用のレーザー光線がここまで飛んできたものだ。
つまり、お前が今いる場所はいつもはうんと首を上に傾けなきゃ見えないその手の光が足元にある場所だった。そいつはこの場所がいつもお前が這いつくばっている地面とはまるで違う、高い高い空の上にあることを示していた。そいつもそのはず、ここはスプロール(多元輻輳都市)の一番上にある最高級レストラン。そこにお前がチケット付きで招待状を受け取ったことから始まった。
ハロー、チューマ(相棒)このクソッタレな世界にようこそ、あるいはお帰りなさい。気づいた者、覚醒者(イクシード)に会えて嬉しいぜ。これが最後にならきゃいいがな。
さて、そんなこの場所に似つかわしくないお前らが何でここに居るかって言えば、それは目の前の男がここに招待したからだった。こんな場所に招待してお前に天上人気分を味わせてくれる人間もまた、天上人(ハイランダー)に決まっている。名は“ミスター・ジョンソン”。もちろん偽名。いつもお前に仕事を回してくる“ミス・ジョンソン”の様なフリーランスのフィクサーとは醸し出す雰囲気が違っていた。お前なら分かる。こいつは紐付きだ。何も知らない連中ならそこらのさらりまんと同じ様に見えるだろうが、その冷たい目がこいつが俺達のご同輩、訂正、最悪の部類の相手であることを示していた。
●
めったに食えないような高級料理が並んだその向かい側で、男はゆっくりと口を開いた。
「仕事はある品物――まあ研究サンプルなのですが、それとその研究データを持ってくることです」
男はターゲットがある建物のデータをこちらに送ってくる。どこにでもある研究所と言った感じだ。ここに飛び込んで障害を排除し、狙いの品物を手に入れておさらば。お前がルーチンワークの様に行っている作業だ。
「ただデータは別のセクションにある様です。そちらはそちらで専門家の協力が必要ですが……皆さんには言うまでもないですよね」
皆を一瞥しながら言った男は、ターゲットと報酬の引き換えについても詰めてきた。
「入手が終わりましたらこちらに皆様でいらしてください。そこで品物と引き換えに報酬をお渡しします。タイムリミットは只今より24時間。大丈夫ですよね」
そして男はスマートフォンのディスプレイをこちらに見せてきた。
「お礼はお一人様、これくらいで」
そこに記載されていた、桁が一つずれた数字がお前にアラートのメッセージを出してくるのだった。
油断するな。
迷わず撃て。
弾を切らすな。
ヴォイドには手を出すな。
――ストリートの警句――
●
窓の外では雨が降っていた。煤やら酸やらその他諸々思いつく限りの体に悪そうな代物をたっぷり含んだそれだ。
そんな中、悪趣味な色とりどりの光が雨粒に乱反射していた。この光は足元にある数限りないアドバタイズ(広告)用のレーザー光線がここまで飛んできたものだ。
つまり、お前が今いる場所はいつもはうんと首を上に傾けなきゃ見えないその手の光が足元にある場所だった。そいつはこの場所がいつもお前が這いつくばっている地面とはまるで違う、高い高い空の上にあることを示していた。そいつもそのはず、ここはスプロール(多元輻輳都市)の一番上にある最高級レストラン。そこにお前がチケット付きで招待状を受け取ったことから始まった。
ハロー、チューマ(相棒)このクソッタレな世界にようこそ、あるいはお帰りなさい。気づいた者、覚醒者(イクシード)に会えて嬉しいぜ。これが最後にならきゃいいがな。
さて、そんなこの場所に似つかわしくないお前らが何でここに居るかって言えば、それは目の前の男がここに招待したからだった。こんな場所に招待してお前に天上人気分を味わせてくれる人間もまた、天上人(ハイランダー)に決まっている。名は“ミスター・ジョンソン”。もちろん偽名。いつもお前に仕事を回してくる“ミス・ジョンソン”の様なフリーランスのフィクサーとは醸し出す雰囲気が違っていた。お前なら分かる。こいつは紐付きだ。何も知らない連中ならそこらのさらりまんと同じ様に見えるだろうが、その冷たい目がこいつが俺達のご同輩、訂正、最悪の部類の相手であることを示していた。
●
めったに食えないような高級料理が並んだその向かい側で、男はゆっくりと口を開いた。
「仕事はある品物――まあ研究サンプルなのですが、それとその研究データを持ってくることです」
男はターゲットがある建物のデータをこちらに送ってくる。どこにでもある研究所と言った感じだ。ここに飛び込んで障害を排除し、狙いの品物を手に入れておさらば。お前がルーチンワークの様に行っている作業だ。
「ただデータは別のセクションにある様です。そちらはそちらで専門家の協力が必要ですが……皆さんには言うまでもないですよね」
皆を一瞥しながら言った男は、ターゲットと報酬の引き換えについても詰めてきた。
「入手が終わりましたらこちらに皆様でいらしてください。そこで品物と引き換えに報酬をお渡しします。タイムリミットは只今より24時間。大丈夫ですよね」
そして男はスマートフォンのディスプレイをこちらに見せてきた。
「お礼はお一人様、これくらいで」
そこに記載されていた、桁が一つずれた数字がお前にアラートのメッセージを出してくるのだった。
解説
●目的
研究所に潜入し、研究サンプルを入手し、研究データとともに“ミスター・ジョンソン”に引き渡してください。
●詳細
▼スキルについて
この世界観ではマテリアルによるスキルは存在しません。代わりに皆さんの使うスキルはサイバネティックス手術によって得られた能力、もしくはサイバースペース上で敵性プログラムと戦うために使われるプログラムのイメージとします。
▼サイバースペースチーム
サイバースペース上で研究データを入手するチームです。考えられる障害としては、アイス(侵入者を排除するための攻撃プログラム)です。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
▼マンデインチーム
現実空間で研究所に潜入し研究サンプルを入手するチームです。考えられる障害としては、内部に配置された警備員たちです。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
●PC情報
あなた達はハメられています。“ミスター・ジョンソン”はあなた達を生かして解放する気はありません。つまり、皆さんはいかにして自分たちが“ミスター・ジョンソン”に使い捨てにされているかを掴み、さらに逆襲するかがポイントになります。
●その他
なにか疑問があったら“ミスター・ジョンソン”の使いとして“ミス・ジョンソン”ことモア・プリマクラッセがお答えします。お気軽に質問卓を立ててお尋ねください。また、今回は世界観に関する質問もお受けいたします。
研究所に潜入し、研究サンプルを入手し、研究データとともに“ミスター・ジョンソン”に引き渡してください。
●詳細
▼スキルについて
この世界観ではマテリアルによるスキルは存在しません。代わりに皆さんの使うスキルはサイバネティックス手術によって得られた能力、もしくはサイバースペース上で敵性プログラムと戦うために使われるプログラムのイメージとします。
▼サイバースペースチーム
サイバースペース上で研究データを入手するチームです。考えられる障害としては、アイス(侵入者を排除するための攻撃プログラム)です。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
▼マンデインチーム
現実空間で研究所に潜入し研究サンプルを入手するチームです。考えられる障害としては、内部に配置された警備員たちです。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
●PC情報
あなた達はハメられています。“ミスター・ジョンソン”はあなた達を生かして解放する気はありません。つまり、皆さんはいかにして自分たちが“ミスター・ジョンソン”に使い捨てにされているかを掴み、さらに逆襲するかがポイントになります。
●その他
なにか疑問があったら“ミスター・ジョンソン”の使いとして“ミス・ジョンソン”ことモア・プリマクラッセがお答えします。お気軽に質問卓を立ててお尋ねください。また、今回は世界観に関する質問もお受けいたします。
マスターより
皆さんこんにちは、crです。
さて、今回も初夢IFシナリオとしてサイバーパンクシナリオを提供します。
かつて、サイバーパンクTRPGではこれがサイバーパンクだ、と(GMの権限を悪用して)PCをハメて喜ぶ良くないマスタリングが横行しており、多くのPLに多大なトラウマを植え付けました。
でも、裏切られることがわかれば、それはカッコよく逆転する舞台装置になります。
皆さんのかっこ良い逆転劇を見せてください。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
さて、今回も初夢IFシナリオとしてサイバーパンクシナリオを提供します。
かつて、サイバーパンクTRPGではこれがサイバーパンクだ、と(GMの権限を悪用して)PCをハメて喜ぶ良くないマスタリングが横行しており、多くのPLに多大なトラウマを植え付けました。
でも、裏切られることがわかれば、それはカッコよく逆転する舞台装置になります。
皆さんのかっこ良い逆転劇を見せてください。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/01/18 22:24
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 天王寺茜(ka4080) 人間(リアルブルー)|18才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/01/05 22:29:57 |
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逆転のための相談卓 道元 ガンジ(ka6005) 人間(リアルブルー)|15才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2017/01/07 07:50:50 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/01/04 13:53:52 |