ゲスト
(ka0000)
【万節】秋ライム前線を食い止めろ!
マスター:御影堂

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/10/08 07:30
- リプレイ完成予定
- 2014/10/17 07:30
オープニング
●
「アレは、まさしく秋のスライム! このお祭り騒ぎに浮かれて出てきたか!」
自称スライム研究家、自称スライムのエキスパート。
スライ=クライムは、ピースホライズンまでの街道を行きながら興奮していた。
視線の先では、複数のスライムがフヨフヨと動いていた。
時折、その身体から雲のようなものを生み出し、雷を飛ばす。
「危険極まりない。アレぞまさに、秋雨を思わせる姿よ!」
スライの言葉を受けてか、スライムたちは蒼色の身体から粘液を飛ばしていた。
滴り落ちるその液体は、まさに雨……というにはやや強引である。
「スライせんせぇ、危険ですよぉ」
「何を言うか、ムームーくん!」
スライの後ろでは、強制的に弟子にしたムームーが泣き言を言っていた。
一喝したスライは、熱心にメモを取る。
「ふむふむ、秋にこそ秋雨めいたスライムが出るというわけじゃな」
「はぁ」
「わしは、あれをシュゥライムと名付けよう。秋のスライムじゃからな」
「シュライムですか」
「違うぞ」とスライは指を横に動かし、ムームーに唇の動きを見せる。
「シュゥライムじゃ」
「シュライム?」
「シュゥウライム」
「……秋ライムってことですね」
それ以上、付き合うつもりもない。
ムームーは視線の先に踊るスライムが、こっちへ向かってきているように見えた。
「せんせぇ、こっちに来てませんか?」
「なんと! わしの愛情を感じてくれたのか」
「違うと思いますが……」
「じゃが、スライムの愛情を受けるとわしは死んでしまう!」
それはそうだろうとムームーは呆れ返ったが、口にはしなかった。
「心惜しいが、ムームーくん!」
「はいはい」
全速力で駆け出すスライの後ろをムームーは逃げ切れる速度で行く。
スライムはそれほど早く感じなかったが、雲から発せられる雷は危険に見えた。
●
「秋雨前線というものが、リアルブルーにはあるそうですが」
スタッフは、そんな情報から依頼について語り始めた。
「スライム前線は遠慮願いたいですよね」
もちろん。雨も嫌ですがと続ける。
目撃者のスライ氏による考察や長々としたスライムへの愛情部分はカットして、伝える。
「秋めいたスライムということで、秋ライムとかいってますが」
ばっさりである。
「雷を発生させる雲を放出して攻撃してきます。近づくと粘液による攻撃もありそうですね」
淡々と情報を述べる。
「ピースホライズンでは、お祭りムードが高まっています。お祭りというのは、秋雨ですら興ざめするでしょ? スライムならなおさらです。きちんと退治して、祭りの準備を助けてあげましょう」
「アレは、まさしく秋のスライム! このお祭り騒ぎに浮かれて出てきたか!」
自称スライム研究家、自称スライムのエキスパート。
スライ=クライムは、ピースホライズンまでの街道を行きながら興奮していた。
視線の先では、複数のスライムがフヨフヨと動いていた。
時折、その身体から雲のようなものを生み出し、雷を飛ばす。
「危険極まりない。アレぞまさに、秋雨を思わせる姿よ!」
スライの言葉を受けてか、スライムたちは蒼色の身体から粘液を飛ばしていた。
滴り落ちるその液体は、まさに雨……というにはやや強引である。
「スライせんせぇ、危険ですよぉ」
「何を言うか、ムームーくん!」
スライの後ろでは、強制的に弟子にしたムームーが泣き言を言っていた。
一喝したスライは、熱心にメモを取る。
「ふむふむ、秋にこそ秋雨めいたスライムが出るというわけじゃな」
「はぁ」
「わしは、あれをシュゥライムと名付けよう。秋のスライムじゃからな」
「シュライムですか」
「違うぞ」とスライは指を横に動かし、ムームーに唇の動きを見せる。
「シュゥライムじゃ」
「シュライム?」
「シュゥウライム」
「……秋ライムってことですね」
それ以上、付き合うつもりもない。
ムームーは視線の先に踊るスライムが、こっちへ向かってきているように見えた。
「せんせぇ、こっちに来てませんか?」
「なんと! わしの愛情を感じてくれたのか」
「違うと思いますが……」
「じゃが、スライムの愛情を受けるとわしは死んでしまう!」
それはそうだろうとムームーは呆れ返ったが、口にはしなかった。
「心惜しいが、ムームーくん!」
「はいはい」
全速力で駆け出すスライの後ろをムームーは逃げ切れる速度で行く。
スライムはそれほど早く感じなかったが、雲から発せられる雷は危険に見えた。
●
「秋雨前線というものが、リアルブルーにはあるそうですが」
スタッフは、そんな情報から依頼について語り始めた。
「スライム前線は遠慮願いたいですよね」
もちろん。雨も嫌ですがと続ける。
目撃者のスライ氏による考察や長々としたスライムへの愛情部分はカットして、伝える。
「秋めいたスライムということで、秋ライムとかいってますが」
ばっさりである。
「雷を発生させる雲を放出して攻撃してきます。近づくと粘液による攻撃もありそうですね」
淡々と情報を述べる。
「ピースホライズンでは、お祭りムードが高まっています。お祭りというのは、秋雨ですら興ざめするでしょ? スライムならなおさらです。きちんと退治して、祭りの準備を助けてあげましょう」
解説
●目的
秋ライム前線の討伐
●秋ライム✕4
近づけば粘液。遠くからだと雷雲を放出し、攻撃してきます。
雷雲は攻撃成功率が高いです。
ほかは通常のスライムと殆ど変わりません。
●街道
ピースホライズンへ向けて伸びる街道です。
荷物を届けるための要所ですので、しっかりと討伐しましょう。
街はお祭りの準備でムードが高まってます。
秋ライム前線の討伐
●秋ライム✕4
近づけば粘液。遠くからだと雷雲を放出し、攻撃してきます。
雷雲は攻撃成功率が高いです。
ほかは通常のスライムと殆ど変わりません。
●街道
ピースホライズンへ向けて伸びる街道です。
荷物を届けるための要所ですので、しっかりと討伐しましょう。
街はお祭りの準備でムードが高まってます。
マスターより
こんにちは、御影堂です。
シュゥライム、リピートアフターミー。
ノーノー、シュゥウラァインム。
そんな英会話めいたものを思い浮かべながら、発音しましょう。
秋雨前線以上に嫌な秋ライム前線を押しのけるべく頑張ってください。
シュゥライム、リピートアフターミー。
ノーノー、シュゥウラァインム。
そんな英会話めいたものを思い浮かべながら、発音しましょう。
秋雨前線以上に嫌な秋ライム前線を押しのけるべく頑張ってください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/10/16 09:56
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談の卓です メトロノーム・ソングライト(ka1267) エルフ|14才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2014/10/07 21:46:53 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/10/03 07:32:41 |