ゲスト
(ka0000)
【幻洞】QSエンジン稼働実験
マスター:近藤豊

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/01/18 15:00
- リプレイ完成予定
- 2017/01/27 15:00
オープニング
鉱物性マテリアル採掘量増産を狙って帝国より貸し出された魔導アーマー。
これをドワーフ王ヨアキム(kz0011)が勝手に改造した事がすべての発端であった。人型の魔導アーマーへリーチが伸びる謎の腕パーツや脚部にホバーが取り付けられた脚部パーツ等を取り付け帝国研究員のデザインセンスを全否定した珍妙な機体を生み出したのだ。
確実に帝国からの激怒は必至。
しかし、ヨアキムが施した改造は関係者に多くの疑問を残す。
あのパーツは何なのか。何処から持ってきたのか。
燃料としてのマテリアルが不要のQSエンジンとは一体何なのか。
『魔導アーマー辺境カスタム』と呼ばれる機体の稼働実験に――多くの者が集った。
「凄いじゃないですか、ヨアキム様!」
「褒めるな褒めるな、給仕。煽てても何も出ねぇぞ」
「給仕じゃありません。執事のキュジィです」
ヨアキムの活躍を珍しく褒めるキュジィ(kz0078)。
ヨアキムが改造した魔導アーマーの中で特筆すべき機能の一つ――QSエンジン。
これまでは鉱物性マテリアル等を精製して魔導アーマーの燃料としていた。しかし、QSエンジンはそのマテリアル系燃料を必要としないというのだ。
「しかし……本当に動くんですか、これ?」
「馬鹿野郎。おめぇらが心配だっていうからここまで機体を運んできたんじゃねぇか!」 キュジィの心配――それは、QSエンジンで本当に魔導アーマーが稼働するのか、という点だ。
なにせ、稼働すると言っているのはヨアキム一人。誰も稼働している光景を目撃していない。そこで地下城『ヴェドル』から離れ、第二採掘場へと機体を運んできた。ここで実際に採掘を行って見せて実証しようというのだ。
「大体、採掘場なら第一採掘場の方が近いじゃねぇか。そこで実験しても良いんじゃねぇのか?」
「そりゃまあ……万一城に近い場所で爆発されたら困るじゃないですか」
「ああ、そっか。そりゃそうだよな。爆発されたらみんなに迷惑かけるから、城から遠い場所で実験した方が良いよな」
明らかにキュジィからQSエンジンを信用していない発言が出ているのだが、馬鹿のヨアキムは気付かない。
さすがは純粋かつピュアな心を持つヨアキム。馬鹿の面目躍如である。
「QSエンジンは魔導アーマーのエンジン部にある円筒状の奴だ」
「ああ、確かに円筒状の短く丸い物体が数個見えますね」
ヨアキムが指差した場所は、魔導エンジンがあった箇所だ。そこには丸く短い円筒状の物体が数個取り付けられている。ヨアキムによれば、定期的にこの物体を交換する必要があるらしい。この交換作業が魔導エンジンにおける燃料投入作業にあたるようだ。
魔導エンジンと比較すればずっと小さいエンジン。これであの巨大な機体が稼働するとは、とてもキュジィには思えない。
「ところで、機体と一緒に持ってきたあの麻袋はなんですか?」
「あん? そりゃおめぇ、言ってみればQSエンジンの燃料だよ」
「え!? QSエンジンにも燃料がいるんですか?」
驚くキュジィ。
それに対してヨアキムは驚く理由が皆目分からない様子だ。
「当たり前じゃねぇか。燃料入れてやらなきゃ可哀想じゃねぇか。休憩無しのただ働きだぞ。ブラック企業だぞ」
「ぶらっく? なんです、それ?」
「ただ働きさせるひでぇ奴らだって、ハンターから聞いたんだ」
「そ、そうですか」
「ところで地震による落盤対策は大丈夫だろうな?」
意味不明な事を繰り返すヨアキムだったが、ここでキュジィに任せていた問題について問いかけた。
最近、小規模も入れればかなりの回数の地震が確認されている。採掘中に地震が起きて落盤事故でも起きれば目も当てられない。そこでヨアキムはキュジィへ対策を指示していたのだ。
「問題はありません。他の稼働実験されるチームも含めて採掘場のチェックをしています」
「よぉし、それなら大丈夫そうだな。おめぇら、ワシのQSエンジンを見て驚くんじゃねぇぞ!」
「あ、ヨアキム様。走ると危ないですよ……でも、ちょっと燃料が気になりますね。どれどれ」
張り切りすぎて無意味に走り出すヨアキム。その横でキュジィがそっと燃料が入った麻袋を覗いてみた。
そこには――
「……? これ穀物や植物の種ですね。これが燃料?」
燃料を見て、ますます理解ができない様子のキュジィだった。
●
QSエンジン開発はヨアキムの活躍によるものだが、その開発にはある協力者が存在した。
エンジン完成の一報を受けた協力者は、隠れるように地下城『ヴェドル』へと入る。
誰かに発見されてはサプライズにならないと考えたからだ。
「むほほっ。我輩を役立たずと思っている皆に王の威厳を示して崇めさせるであります。待っているでありますよ、皆の衆!」
これをドワーフ王ヨアキム(kz0011)が勝手に改造した事がすべての発端であった。人型の魔導アーマーへリーチが伸びる謎の腕パーツや脚部にホバーが取り付けられた脚部パーツ等を取り付け帝国研究員のデザインセンスを全否定した珍妙な機体を生み出したのだ。
確実に帝国からの激怒は必至。
しかし、ヨアキムが施した改造は関係者に多くの疑問を残す。
あのパーツは何なのか。何処から持ってきたのか。
燃料としてのマテリアルが不要のQSエンジンとは一体何なのか。
『魔導アーマー辺境カスタム』と呼ばれる機体の稼働実験に――多くの者が集った。
「凄いじゃないですか、ヨアキム様!」
「褒めるな褒めるな、給仕。煽てても何も出ねぇぞ」
「給仕じゃありません。執事のキュジィです」
ヨアキムの活躍を珍しく褒めるキュジィ(kz0078)。
ヨアキムが改造した魔導アーマーの中で特筆すべき機能の一つ――QSエンジン。
これまでは鉱物性マテリアル等を精製して魔導アーマーの燃料としていた。しかし、QSエンジンはそのマテリアル系燃料を必要としないというのだ。
「しかし……本当に動くんですか、これ?」
「馬鹿野郎。おめぇらが心配だっていうからここまで機体を運んできたんじゃねぇか!」 キュジィの心配――それは、QSエンジンで本当に魔導アーマーが稼働するのか、という点だ。
なにせ、稼働すると言っているのはヨアキム一人。誰も稼働している光景を目撃していない。そこで地下城『ヴェドル』から離れ、第二採掘場へと機体を運んできた。ここで実際に採掘を行って見せて実証しようというのだ。
「大体、採掘場なら第一採掘場の方が近いじゃねぇか。そこで実験しても良いんじゃねぇのか?」
「そりゃまあ……万一城に近い場所で爆発されたら困るじゃないですか」
「ああ、そっか。そりゃそうだよな。爆発されたらみんなに迷惑かけるから、城から遠い場所で実験した方が良いよな」
明らかにキュジィからQSエンジンを信用していない発言が出ているのだが、馬鹿のヨアキムは気付かない。
さすがは純粋かつピュアな心を持つヨアキム。馬鹿の面目躍如である。
「QSエンジンは魔導アーマーのエンジン部にある円筒状の奴だ」
「ああ、確かに円筒状の短く丸い物体が数個見えますね」
ヨアキムが指差した場所は、魔導エンジンがあった箇所だ。そこには丸く短い円筒状の物体が数個取り付けられている。ヨアキムによれば、定期的にこの物体を交換する必要があるらしい。この交換作業が魔導エンジンにおける燃料投入作業にあたるようだ。
魔導エンジンと比較すればずっと小さいエンジン。これであの巨大な機体が稼働するとは、とてもキュジィには思えない。
「ところで、機体と一緒に持ってきたあの麻袋はなんですか?」
「あん? そりゃおめぇ、言ってみればQSエンジンの燃料だよ」
「え!? QSエンジンにも燃料がいるんですか?」
驚くキュジィ。
それに対してヨアキムは驚く理由が皆目分からない様子だ。
「当たり前じゃねぇか。燃料入れてやらなきゃ可哀想じゃねぇか。休憩無しのただ働きだぞ。ブラック企業だぞ」
「ぶらっく? なんです、それ?」
「ただ働きさせるひでぇ奴らだって、ハンターから聞いたんだ」
「そ、そうですか」
「ところで地震による落盤対策は大丈夫だろうな?」
意味不明な事を繰り返すヨアキムだったが、ここでキュジィに任せていた問題について問いかけた。
最近、小規模も入れればかなりの回数の地震が確認されている。採掘中に地震が起きて落盤事故でも起きれば目も当てられない。そこでヨアキムはキュジィへ対策を指示していたのだ。
「問題はありません。他の稼働実験されるチームも含めて採掘場のチェックをしています」
「よぉし、それなら大丈夫そうだな。おめぇら、ワシのQSエンジンを見て驚くんじゃねぇぞ!」
「あ、ヨアキム様。走ると危ないですよ……でも、ちょっと燃料が気になりますね。どれどれ」
張り切りすぎて無意味に走り出すヨアキム。その横でキュジィがそっと燃料が入った麻袋を覗いてみた。
そこには――
「……? これ穀物や植物の種ですね。これが燃料?」
燃料を見て、ますます理解ができない様子のキュジィだった。
●
QSエンジン開発はヨアキムの活躍によるものだが、その開発にはある協力者が存在した。
エンジン完成の一報を受けた協力者は、隠れるように地下城『ヴェドル』へと入る。
誰かに発見されてはサプライズにならないと考えたからだ。
「むほほっ。我輩を役立たずと思っている皆に王の威厳を示して崇めさせるであります。待っているでありますよ、皆の衆!」
解説
目的:魔導アーマー辺境カスタムの稼働実験に協力する。
場所:辺境ドワーフの第二鉱物採掘場。地下の坑道でも比較的広い空間が存在する。ここに魔導アーマーを稼働させてQSエンジンの実験を行う。空間は魔導アーマーが短くジャンプする程度の広さがあり、実際に採掘も行う事も可能。
備考:
今回はQSエンジンを中心とした実験が実施されます。ハンターの皆様は実験に協力及び質問を行いながら、QSエンジンの改良型を目指します。
但し、ヨアキム以外にQSエンジンの詳細を知らない上、格好つけて詳細を他人へ話そうとしません。エンジン構造について聞き出すにはヨアキムをうまく『操縦』する必要があります。
なお、現時点でエンジンについて判明している情報は下記の通りです。
・QSエンジンは魔導アーマーエンジン部に丸く短い円筒状のパーツ。
定期的なエンジン交換作業が必要となる。なお、交換時は円筒状のパーツを一つずつ交換する。
・一度の稼働でどの程度の時間まで稼働できるかは現段階は不明。
今回の実験でそれを明らかにする。
・燃料は穀物や植物の種らしい。但し、どのように供給するかは不明。
・エンジンの素材は魔導アーマーと同じ。
・局地戦などは想定していない。ヨアキムの話では、寒さや暑さで動かなくなる可能性はあるらしい。またエンジンは密閉できない事から水中の利用は不可。
実験に投入する機体は腕に謎のドリルパーツを装備していますが、採掘用である為にそれ以外の武器は装備していません。希望者がいれば実際に魔導アーマーの操縦が可能です。
●NPC
ヨアキム
辺境ドワーフの最大の集落にて王を務める親父。
性格は豪胆だが、細かい事は苦手。とりあえず殴ってから考える脳筋タイプ。時折馬鹿の瞬発力を発揮して想像を超える事件を引き起こす。QSエンジンの開発者だが、開発の裏には……。
場所:辺境ドワーフの第二鉱物採掘場。地下の坑道でも比較的広い空間が存在する。ここに魔導アーマーを稼働させてQSエンジンの実験を行う。空間は魔導アーマーが短くジャンプする程度の広さがあり、実際に採掘も行う事も可能。
備考:
今回はQSエンジンを中心とした実験が実施されます。ハンターの皆様は実験に協力及び質問を行いながら、QSエンジンの改良型を目指します。
但し、ヨアキム以外にQSエンジンの詳細を知らない上、格好つけて詳細を他人へ話そうとしません。エンジン構造について聞き出すにはヨアキムをうまく『操縦』する必要があります。
なお、現時点でエンジンについて判明している情報は下記の通りです。
・QSエンジンは魔導アーマーエンジン部に丸く短い円筒状のパーツ。
定期的なエンジン交換作業が必要となる。なお、交換時は円筒状のパーツを一つずつ交換する。
・一度の稼働でどの程度の時間まで稼働できるかは現段階は不明。
今回の実験でそれを明らかにする。
・燃料は穀物や植物の種らしい。但し、どのように供給するかは不明。
・エンジンの素材は魔導アーマーと同じ。
・局地戦などは想定していない。ヨアキムの話では、寒さや暑さで動かなくなる可能性はあるらしい。またエンジンは密閉できない事から水中の利用は不可。
実験に投入する機体は腕に謎のドリルパーツを装備していますが、採掘用である為にそれ以外の武器は装備していません。希望者がいれば実際に魔導アーマーの操縦が可能です。
●NPC
ヨアキム
辺境ドワーフの最大の集落にて王を務める親父。
性格は豪胆だが、細かい事は苦手。とりあえず殴ってから考える脳筋タイプ。時折馬鹿の瞬発力を発揮して想像を超える事件を引き起こす。QSエンジンの開発者だが、開発の裏には……。
マスターより
近藤豊です。
今回は猫又ものとSSD、鷹羽柊架MSと共に連動となります。お二人の連動も魔導アーマー辺境カスタムに関わる依頼となります。
2017年早々に辺境から始まる連動シナリオ【幻洞】が始まります。
ヨアキムが改造した魔導アーマー辺境カスタム、そこへ装備されたQSエンジンなる謎のエンジンは如何なる存在となるのか。
ハンター諸氏の活躍と展開次第で変わっていきますが、是非とも参加検討をお願い致します。
それでは、ごぼうのつけあげを肴にお待ちしています。
今回は猫又ものとSSD、鷹羽柊架MSと共に連動となります。お二人の連動も魔導アーマー辺境カスタムに関わる依頼となります。
2017年早々に辺境から始まる連動シナリオ【幻洞】が始まります。
ヨアキムが改造した魔導アーマー辺境カスタム、そこへ装備されたQSエンジンなる謎のエンジンは如何なる存在となるのか。
ハンター諸氏の活躍と展開次第で変わっていきますが、是非とも参加検討をお願い致します。
それでは、ごぼうのつけあげを肴にお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/01/21 16:32
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓 柊 恭也(ka0711) 人間(リアルブルー)|18才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/01/15 21:43:54 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/01/15 22:16:28 |