ゲスト
(ka0000)
【幻洞】逆襲のノッポモグラだぜ!
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~6
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/02/23 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/03/04 12:00
オープニング
●新たなる手
「まったく。お前達は、本当にだらしないねぇ」
トーチカ・J・ラロッカは部下のモグラコンビに説教中だった。
ドワーフの第二採掘場へ突貫したまでは良かったが、ハンターの前にトーチカ一味は敗走。デブモグラのセルトポも、ノッポモグラのモルッキーも痛い目を見て逃げ帰ってきたのだ。
「もうそんな事言ったって、相手も結構やりますのよ」
「でも、おいは知ってる。姐さんもやられて逃げ帰ってきたでおます」
セルトポの一言でトーチカは、一瞬固まる。
実は当のトーチカもハンターの前に手酷くやられて撤退していたのだ。
つまり、自分の事を棚に上げて盛大にモグラコンビを説教していた事になる。
「うるさいうるさい、うるさーーいっ! あたしの事はどうだっていいのよ! それよりモルッキー、どうするのよ?」
「そーですなー。敵もかなり強いですからねぇ。こうなったら思い切って今月のビックリドッキリプランと言っちゃいましょう」
モルッキーは腕を組みながら、不敵な笑みを浮かべる。
その横で首を捻るセルトポ。
「プラン? なんでおます? プリンの仲間でおますか?」
「プランよ、プラン。計画って意味よ。……で、どーするのよ。モルッキー」
トーチカはワクワクしながらモルッキーを見つめている。
三馬鹿から炸裂する作戦なのだからロクでも無い代物なのだが……。
「全国の女子中学生の皆さーん。注目っ! なんと、我が一味の切り札『ロックワン』を先行させて一気に敵陣を蹂躙しちゃいまーす!」
「おおっ! それならあたし達も余裕で勝てそうじゃないのさ!」
モルッキーの案にトーチカは喜んだ。
トーチカが使役している大型グランドワーム『ロックワン』。
あの巨体が作った地底路を通ってトーチカ達はやってきたのだが、ついにロックワンを前面に押し出す案をとってきたという訳だ。
「あれ? でも、ロックワンっておい達が遺跡を……」
「こら、セルトポ! 誰が聞いているか分からないんだから、余計な事を言うんじゃないよ! この前も言ったじゃないか。忘れたのかい?」
トーチカは慌ててセルトポの口を塞ぐ。
三馬鹿は三馬鹿なりに何かしら意図を動いているようなのだが……。
「敵に勝つにはこれしかりませんわね。どうされます、姐さん?」
モルッキーは、トーチカに視線を移す。
それを受けてトーチカは力強く立ち上がる。
「決まってるじゃないのさ。すぐにロックワンを呼び寄せて進軍だよ。お前達っ、遅れるんじゃないよ!」
「あいあいさー!」
モグラコンビは、横に並び揃って敬礼。
こうして連合軍と三馬鹿の新たなる戦いが始まろうとしていた。
●お届け物
一方、カペラはドワーフ工房より何かを受け取っていた。
「きゃー! ようやっと来たわー!」
大喜びしているカペラは今にも踊りそうだ。
「カペラさん、それは何?」
ファリフが興味を示して中を覗く。
大きさはリアルブルーで言うところの工事用の手押し車のようなもので、車輪が一つついていた。
台車の上にさらに箱があり、導線で繋がった小さな箱がおかれている。
「負のマテリアルを検知するレーダーよ!」
「れ、れーだーぁ?」
目を瞬くファリフにカペラは「そうよ!」と、力強く拳を握って空へと突き上げた。
「相手は土に関する歪虚だし、奴らの事だからまた地下から来るんじゃないかって」
「モグラ型歪虚だったしね」
「なんなんだ、これは」
女子の話を聞きつけたテルルも話に加わる。
「前に見たことがない鉱石を発掘したら、歪虚のマテリアルに反応したの。で、これを探知機にして歪虚の動きを察知するのよ」
「こんなもんなくとも、出てくりゃ、叩けばいいじゃねぇか」
カペラの言葉にテルルは呆れたような目をしてレーダーを白い羽で叩く。
「ここはウチの敷地なのよ。これ以上壊されたらたまらないわ」
「ふーん、で、動かすのか」
冷めた様子のテルルだが、好奇心は隠せないようだ。
「もっちろん! ハンターが到着次第、動かすわよ」
「また、あのモグラが来るのかぁ」
嫌そうな顔をするファリフとは対照的にカペラは黒焼きにする気満々の模様。
●その結果
モルッキーはロックワンをトーチカに任せ、自分は回り込んで背後から人類側への攻撃を目論んでいた。
「ロックワンで正面突破の上、こっちからも挟めりゃ、ラクショーでショ!」
のほほんと今回の乗車用のグランドワームに乗ったモルッキーはニマニマと笑んでいる。
「ちゃーんと、今週のドッキドキ歪虚も用意済みだし!」
モルッキーが振り向くと、ちゃーんとドッキドキ歪虚はついてきていた。
「さーて、今度こそ、勝たせてもらって、全国の女子中学生にモッテモテになるわよ~~!」
ぐっとこぶしを握り締めて天へ突きあげるモルッキーは地上へと上がる。
ここからモルッキーの快進撃が始まるのだが……。
「あ」
その場にいた全員が固まった。
何故かいるハンター達。
「いたーーーーーー!」
全員が異口同音で叫び、第二採掘場へ響いた。
「まったく。お前達は、本当にだらしないねぇ」
トーチカ・J・ラロッカは部下のモグラコンビに説教中だった。
ドワーフの第二採掘場へ突貫したまでは良かったが、ハンターの前にトーチカ一味は敗走。デブモグラのセルトポも、ノッポモグラのモルッキーも痛い目を見て逃げ帰ってきたのだ。
「もうそんな事言ったって、相手も結構やりますのよ」
「でも、おいは知ってる。姐さんもやられて逃げ帰ってきたでおます」
セルトポの一言でトーチカは、一瞬固まる。
実は当のトーチカもハンターの前に手酷くやられて撤退していたのだ。
つまり、自分の事を棚に上げて盛大にモグラコンビを説教していた事になる。
「うるさいうるさい、うるさーーいっ! あたしの事はどうだっていいのよ! それよりモルッキー、どうするのよ?」
「そーですなー。敵もかなり強いですからねぇ。こうなったら思い切って今月のビックリドッキリプランと言っちゃいましょう」
モルッキーは腕を組みながら、不敵な笑みを浮かべる。
その横で首を捻るセルトポ。
「プラン? なんでおます? プリンの仲間でおますか?」
「プランよ、プラン。計画って意味よ。……で、どーするのよ。モルッキー」
トーチカはワクワクしながらモルッキーを見つめている。
三馬鹿から炸裂する作戦なのだからロクでも無い代物なのだが……。
「全国の女子中学生の皆さーん。注目っ! なんと、我が一味の切り札『ロックワン』を先行させて一気に敵陣を蹂躙しちゃいまーす!」
「おおっ! それならあたし達も余裕で勝てそうじゃないのさ!」
モルッキーの案にトーチカは喜んだ。
トーチカが使役している大型グランドワーム『ロックワン』。
あの巨体が作った地底路を通ってトーチカ達はやってきたのだが、ついにロックワンを前面に押し出す案をとってきたという訳だ。
「あれ? でも、ロックワンっておい達が遺跡を……」
「こら、セルトポ! 誰が聞いているか分からないんだから、余計な事を言うんじゃないよ! この前も言ったじゃないか。忘れたのかい?」
トーチカは慌ててセルトポの口を塞ぐ。
三馬鹿は三馬鹿なりに何かしら意図を動いているようなのだが……。
「敵に勝つにはこれしかりませんわね。どうされます、姐さん?」
モルッキーは、トーチカに視線を移す。
それを受けてトーチカは力強く立ち上がる。
「決まってるじゃないのさ。すぐにロックワンを呼び寄せて進軍だよ。お前達っ、遅れるんじゃないよ!」
「あいあいさー!」
モグラコンビは、横に並び揃って敬礼。
こうして連合軍と三馬鹿の新たなる戦いが始まろうとしていた。
●お届け物
一方、カペラはドワーフ工房より何かを受け取っていた。
「きゃー! ようやっと来たわー!」
大喜びしているカペラは今にも踊りそうだ。
「カペラさん、それは何?」
ファリフが興味を示して中を覗く。
大きさはリアルブルーで言うところの工事用の手押し車のようなもので、車輪が一つついていた。
台車の上にさらに箱があり、導線で繋がった小さな箱がおかれている。
「負のマテリアルを検知するレーダーよ!」
「れ、れーだーぁ?」
目を瞬くファリフにカペラは「そうよ!」と、力強く拳を握って空へと突き上げた。
「相手は土に関する歪虚だし、奴らの事だからまた地下から来るんじゃないかって」
「モグラ型歪虚だったしね」
「なんなんだ、これは」
女子の話を聞きつけたテルルも話に加わる。
「前に見たことがない鉱石を発掘したら、歪虚のマテリアルに反応したの。で、これを探知機にして歪虚の動きを察知するのよ」
「こんなもんなくとも、出てくりゃ、叩けばいいじゃねぇか」
カペラの言葉にテルルは呆れたような目をしてレーダーを白い羽で叩く。
「ここはウチの敷地なのよ。これ以上壊されたらたまらないわ」
「ふーん、で、動かすのか」
冷めた様子のテルルだが、好奇心は隠せないようだ。
「もっちろん! ハンターが到着次第、動かすわよ」
「また、あのモグラが来るのかぁ」
嫌そうな顔をするファリフとは対照的にカペラは黒焼きにする気満々の模様。
●その結果
モルッキーはロックワンをトーチカに任せ、自分は回り込んで背後から人類側への攻撃を目論んでいた。
「ロックワンで正面突破の上、こっちからも挟めりゃ、ラクショーでショ!」
のほほんと今回の乗車用のグランドワームに乗ったモルッキーはニマニマと笑んでいる。
「ちゃーんと、今週のドッキドキ歪虚も用意済みだし!」
モルッキーが振り向くと、ちゃーんとドッキドキ歪虚はついてきていた。
「さーて、今度こそ、勝たせてもらって、全国の女子中学生にモッテモテになるわよ~~!」
ぐっとこぶしを握り締めて天へ突きあげるモルッキーは地上へと上がる。
ここからモルッキーの快進撃が始まるのだが……。
「あ」
その場にいた全員が固まった。
何故かいるハンター達。
「いたーーーーーー!」
全員が異口同音で叫び、第二採掘場へ響いた。
解説
依頼内容
第二掘削場へ攻め入る歪虚を掃討せよ!
皆様はカペラとファリフとテルルと共に第二掘削場……ロックワンがいるところより少し掘削場に近いところにいます。
ドワーフ工房が開発した歪虚探知レーダーの試運転中にモルッキーと遭遇し、交戦となります。
今回は坑道の中ではないので、魔導アーマーが動ける余裕がありますが、魔導トラックはお勧めしません。
敵
モルッキー:「女子第一」と書かれた黄色いヘルメットを被るノッポのモグラ。
トーチカの部下であり、姐さんと慕っている。一味の中では開発・作戦担当。
オネェ口調であるが、女子中学生と女子高生の年齢の女子を好むが可愛ければ良しという話もある。
人類側の情報に敏感らしい。
今週のドッキドキ歪虚
・大型パペットマン:1体。魔導アーマーと同サイズ。動きは普通のパペットマンと同じです。投げる泥は大きいです。
当たったら痛く、粘着力もあるので動きが鈍くなります。
各十五体ほど
・アースワーム
グランドワームの小型歪虚。目が退化している為、マテリアルを検知して敵を襲う。
近くでスキルを使うハンターが居れば、高確率でそのハンターへ襲い掛かる。
・ネズミ型歪虚
チューダより少し小さいですが、素早いです。顔は可愛くない。
出っ張った歯で攻撃したり、太く長い尻尾を鞭のように叩いてきます。
同行NPC
ファリフ・スコール:辺境有力部族の長。ヴェルナーが部族会議への救援要請に応じて大幻獣トリシュヴァーナと共に皆様と戦います。
カペラ:通称ドワーフ王ヨアキムの娘。皆様と一緒に第二採掘場を守ります。
テルル:白い鳥の姿の幻獣。魔導アーマーに乗り込んでますが、小さめの機体です。
江戸っ子口調です。
第二掘削場へ攻め入る歪虚を掃討せよ!
皆様はカペラとファリフとテルルと共に第二掘削場……ロックワンがいるところより少し掘削場に近いところにいます。
ドワーフ工房が開発した歪虚探知レーダーの試運転中にモルッキーと遭遇し、交戦となります。
今回は坑道の中ではないので、魔導アーマーが動ける余裕がありますが、魔導トラックはお勧めしません。
敵
モルッキー:「女子第一」と書かれた黄色いヘルメットを被るノッポのモグラ。
トーチカの部下であり、姐さんと慕っている。一味の中では開発・作戦担当。
オネェ口調であるが、女子中学生と女子高生の年齢の女子を好むが可愛ければ良しという話もある。
人類側の情報に敏感らしい。
今週のドッキドキ歪虚
・大型パペットマン:1体。魔導アーマーと同サイズ。動きは普通のパペットマンと同じです。投げる泥は大きいです。
当たったら痛く、粘着力もあるので動きが鈍くなります。
各十五体ほど
・アースワーム
グランドワームの小型歪虚。目が退化している為、マテリアルを検知して敵を襲う。
近くでスキルを使うハンターが居れば、高確率でそのハンターへ襲い掛かる。
・ネズミ型歪虚
チューダより少し小さいですが、素早いです。顔は可愛くない。
出っ張った歯で攻撃したり、太く長い尻尾を鞭のように叩いてきます。
同行NPC
ファリフ・スコール:辺境有力部族の長。ヴェルナーが部族会議への救援要請に応じて大幻獣トリシュヴァーナと共に皆様と戦います。
カペラ:通称ドワーフ王ヨアキムの娘。皆様と一緒に第二採掘場を守ります。
テルル:白い鳥の姿の幻獣。魔導アーマーに乗り込んでますが、小さめの機体です。
江戸っ子口調です。
マスターより
ハァ~イ! ハンターの皆さ~ん、鷹羽柊架(たかば・しゅうか)よん♪
もう、ホントにハンターの皆さんってば、つっよいわよねぇ~。
感服しちゃうー。
またモルッキーが行きますからね。もちろん、怠惰歪虚協会認定のドッキドキ歪虚をつ・れ・て・♪
そんな協会はない? んもう、つれないわ~。
とにかく、参加ボタンをぽちっとな☆ ですよ~。
まってるわね~~ん♪
もう、ホントにハンターの皆さんってば、つっよいわよねぇ~。
感服しちゃうー。
またモルッキーが行きますからね。もちろん、怠惰歪虚協会認定のドッキドキ歪虚をつ・れ・て・♪
そんな協会はない? んもう、つれないわ~。
とにかく、参加ボタンをぽちっとな☆ ですよ~。
まってるわね~~ん♪
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/03/01 20:16
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/02/18 17:17:58 |
|
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相談卓 札抜 シロ(ka6328) 人間(リアルブルー)|16才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2017/02/23 10:43:28 |