ゲスト
(ka0000)
食事処チェーン展開試験協力
マスター:笹村工事

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/10/17 09:00
- リプレイ完成予定
- 2014/10/26 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
自由都市同盟の産業を支える拠点都市、蒸気工場都市フマーレ。
その郊外に建つ一つの屋敷。その応接間で、老年の域に差しかかりながらも精強な男が、孫娘の立ち上げた事業の引き継ぎを行っていた。
「では、本格的な観光馬車運用の引き継ぎ、お願いしますわね、お爺さま」
「おう、任せとけ。具体的な運用に関しちゃ、これに書いてある。目は通しておけよ」
祖父であるアラゴから手渡された運用書を、孫娘であるシルヴィアは手に取り内容を確認する。
いま二人が話し合っている観光馬車とは、農業推進地域であるジェオルジの村々を繋ぐようにして巡り、各地の名所や特産品を楽しんで貰おうという事業である。
歪虚などにより被災した村々の復興事業として立ち上げられた物ではあるが、長期的に続けるため商売として成り立つよう問題点の洗い出しや解決も行っている。
企画を立ち上げたのはシルヴィアであったが、個人として扱うには手に余るため、母体組織であるクルキャット商会のトップであるアラゴに本格運用の引き継ぎを行っていたのだ。
そのための運用書を見ていたシルヴィアは、内容の確認に問い掛ける。
「状況によって、観光馬車を救援物資輸送や避難輸送に使うのですのね」
「ああ。最近、狂気の歪虚騒動があったろ? ああいった事が今後も起こらないとも限らねぇからな。
元々そういったもんは作っておきたかったが、日頃から無駄に馬や機材を遊ばせておく訳にはいかねぇ。
だから普段は観光馬車として運用して利益を上げて行こうって訳だ。
ま、キティとビビに言われたことも影響してるがな」
「二人が、どうかしましたの?」
シルヴィアは、お姉ちゃんと呼んで慕ってくれる双子の少女達を思い浮かべながら訪ねる。それにアラゴは返した。
「少し前にイベント仕事を頼んだんだが、その時に協力して貰ったハンターに色々と教えて貰ったみたいでな。
被災した場所に出来るだけ安く必要な物を提供することもしたい、って言いに来てな。
一生懸命に、こっちを説得するための資料や企画書も作って頑張ってたぞ。それもあって、そういう事も出来るよう考えたって訳だ。
もちろん、キッチリ長期的には儲けが出るようにするつもりだがな」
「頑張ってますわね、二人とも。私も負けないようにしないといけませんわね」
「よく言った。そんなやる気になってるお前にだ、一つ頼みたいことがある。
ファミレス、って知ってるか? トキに聞いた言葉なんだが」
リアルブルーからの転移者である青年の名前を上げ問い掛けるアラゴに、シルヴィアは返す。
「詳しくは知りませんが、最近増えたリアルブルー転移者の皆さんと話した時に少し。
のれん分けした食事処の連合、のような物だと聞いていましたが」
微妙に、合っているようで合っていないような事を返すシルヴィアに、アラゴは応える。
「そんな感じの物らしいな。それをウチでもやってみようと思ってな。
理由としちゃ、今ウチは被災地域の復興を事業の一つとして進めてるが、場所によっちゃ、農作物や海産物が取れる。それらを継続してさばける消費場所として使うってことだ。
あとは、そういった場所で観光馬車の名産品を使った料理を出して、地元への興味を持って貰える場所作りってのもあるな。こういうのは、地道な広報活動が大事だからな」
「……では、その事業のテストケースを私に任せる、という事で良いんですの?」
僅かに黙考し尋ねるシルヴィアに、アラゴは返す。
「そういうこった。店の場所や条件は、さっき渡した観光馬車の運用書の後半に書いてある。
引き受けるだろう?」
茶目っ気を込めて尋ねるアラゴに、シルヴィアは自分を手助けしてくれている幼馴染の名前も出し同意する。
「もちろんですわ。折角頂けるチャンスですもの、リリィと一緒に、物にしてみせますわ。
ただ、その際はハンターの皆さんに協力を求めることを許可頂きたいですの。色々と、助言を頂けるかもしれませんもの」
「かまわねぇ。むしろ、そうしろ。その方が、先々好い目が出るだろうからな」
「では、そういう事で、進めますわね」
そんな話し合いがあった次の日。とあるハンターオフィスに依頼が入りました。内容は、
将来的に、複数の場所に同時展開する食事処の意見上げ
上げられた意見に基づき、試験運用を行う際の協力
との事でした。この依頼を見たアナタ達は――?
自由都市同盟の産業を支える拠点都市、蒸気工場都市フマーレ。
その郊外に建つ一つの屋敷。その応接間で、老年の域に差しかかりながらも精強な男が、孫娘の立ち上げた事業の引き継ぎを行っていた。
「では、本格的な観光馬車運用の引き継ぎ、お願いしますわね、お爺さま」
「おう、任せとけ。具体的な運用に関しちゃ、これに書いてある。目は通しておけよ」
祖父であるアラゴから手渡された運用書を、孫娘であるシルヴィアは手に取り内容を確認する。
いま二人が話し合っている観光馬車とは、農業推進地域であるジェオルジの村々を繋ぐようにして巡り、各地の名所や特産品を楽しんで貰おうという事業である。
歪虚などにより被災した村々の復興事業として立ち上げられた物ではあるが、長期的に続けるため商売として成り立つよう問題点の洗い出しや解決も行っている。
企画を立ち上げたのはシルヴィアであったが、個人として扱うには手に余るため、母体組織であるクルキャット商会のトップであるアラゴに本格運用の引き継ぎを行っていたのだ。
そのための運用書を見ていたシルヴィアは、内容の確認に問い掛ける。
「状況によって、観光馬車を救援物資輸送や避難輸送に使うのですのね」
「ああ。最近、狂気の歪虚騒動があったろ? ああいった事が今後も起こらないとも限らねぇからな。
元々そういったもんは作っておきたかったが、日頃から無駄に馬や機材を遊ばせておく訳にはいかねぇ。
だから普段は観光馬車として運用して利益を上げて行こうって訳だ。
ま、キティとビビに言われたことも影響してるがな」
「二人が、どうかしましたの?」
シルヴィアは、お姉ちゃんと呼んで慕ってくれる双子の少女達を思い浮かべながら訪ねる。それにアラゴは返した。
「少し前にイベント仕事を頼んだんだが、その時に協力して貰ったハンターに色々と教えて貰ったみたいでな。
被災した場所に出来るだけ安く必要な物を提供することもしたい、って言いに来てな。
一生懸命に、こっちを説得するための資料や企画書も作って頑張ってたぞ。それもあって、そういう事も出来るよう考えたって訳だ。
もちろん、キッチリ長期的には儲けが出るようにするつもりだがな」
「頑張ってますわね、二人とも。私も負けないようにしないといけませんわね」
「よく言った。そんなやる気になってるお前にだ、一つ頼みたいことがある。
ファミレス、って知ってるか? トキに聞いた言葉なんだが」
リアルブルーからの転移者である青年の名前を上げ問い掛けるアラゴに、シルヴィアは返す。
「詳しくは知りませんが、最近増えたリアルブルー転移者の皆さんと話した時に少し。
のれん分けした食事処の連合、のような物だと聞いていましたが」
微妙に、合っているようで合っていないような事を返すシルヴィアに、アラゴは応える。
「そんな感じの物らしいな。それをウチでもやってみようと思ってな。
理由としちゃ、今ウチは被災地域の復興を事業の一つとして進めてるが、場所によっちゃ、農作物や海産物が取れる。それらを継続してさばける消費場所として使うってことだ。
あとは、そういった場所で観光馬車の名産品を使った料理を出して、地元への興味を持って貰える場所作りってのもあるな。こういうのは、地道な広報活動が大事だからな」
「……では、その事業のテストケースを私に任せる、という事で良いんですの?」
僅かに黙考し尋ねるシルヴィアに、アラゴは返す。
「そういうこった。店の場所や条件は、さっき渡した観光馬車の運用書の後半に書いてある。
引き受けるだろう?」
茶目っ気を込めて尋ねるアラゴに、シルヴィアは自分を手助けしてくれている幼馴染の名前も出し同意する。
「もちろんですわ。折角頂けるチャンスですもの、リリィと一緒に、物にしてみせますわ。
ただ、その際はハンターの皆さんに協力を求めることを許可頂きたいですの。色々と、助言を頂けるかもしれませんもの」
「かまわねぇ。むしろ、そうしろ。その方が、先々好い目が出るだろうからな」
「では、そういう事で、進めますわね」
そんな話し合いがあった次の日。とあるハンターオフィスに依頼が入りました。内容は、
将来的に、複数の場所に同時展開する食事処の意見上げ
上げられた意見に基づき、試験運用を行う際の協力
との事でした。この依頼を見たアナタ達は――?
解説
●目的
クリムゾンウェスト風ファミレスチェーン店の開店前協力。
●方法
料理や店員の服装など、実際に店を開く際の案を上げる。
試験店舗の仮営業協力。
どの職種につくのかはハンターの自由。
事前に上げた案によっては人員が補充されるものとします。
試験店舗なので、ハンターが実際に営業を行うのは一日のみ。
営業時間に関しても、ハンターの意見に基づいて行われる。
●仮店舗立地条件
商業が盛んな都市ヴァリオスの中心からはやや離れてはいるが、そこそこの人通りがある場所。
複数の商会の事務所があり、そこで働いている商人やハンターがお客になる。
周囲に数軒の飲食店あり。
●店の規模
最大で50人が座れる、テーブル席の店。
●使用できる食材
瓶詰トマトソース。甘味と塩味の二種類。
瓶詰海産物。保存が出来る物なので、塩抜きなどせずそのまま使うとしょっぱい。
種類は貝類やぶつ切りにした魚類。
ツバメの巣やフカヒレのように特殊な物でない限り、用意されている物とします。
その他食材や香辛料の類も、熊の手のように特殊な食材でない限り、大抵用意されるものとします。
ただし、物によっては味の近い代用品になる場合もあります。
●NPC
シルヴィア 依頼主 金髪少女
リリアーナ シルヴィアの幼馴染メイド
ハンター達の要望と意見を聞き、必要な物を用意します。無理に絡む必要などは無いです。
●お願い
注意事項になりますが、実在するお店の名称などをそのまま出されるようなプレイングは、大人の事情により採用出来ませんので、ご了承下さいませ。
クリムゾンウェスト風ファミレスチェーン店の開店前協力。
●方法
料理や店員の服装など、実際に店を開く際の案を上げる。
試験店舗の仮営業協力。
どの職種につくのかはハンターの自由。
事前に上げた案によっては人員が補充されるものとします。
試験店舗なので、ハンターが実際に営業を行うのは一日のみ。
営業時間に関しても、ハンターの意見に基づいて行われる。
●仮店舗立地条件
商業が盛んな都市ヴァリオスの中心からはやや離れてはいるが、そこそこの人通りがある場所。
複数の商会の事務所があり、そこで働いている商人やハンターがお客になる。
周囲に数軒の飲食店あり。
●店の規模
最大で50人が座れる、テーブル席の店。
●使用できる食材
瓶詰トマトソース。甘味と塩味の二種類。
瓶詰海産物。保存が出来る物なので、塩抜きなどせずそのまま使うとしょっぱい。
種類は貝類やぶつ切りにした魚類。
ツバメの巣やフカヒレのように特殊な物でない限り、用意されている物とします。
その他食材や香辛料の類も、熊の手のように特殊な食材でない限り、大抵用意されるものとします。
ただし、物によっては味の近い代用品になる場合もあります。
●NPC
シルヴィア 依頼主 金髪少女
リリアーナ シルヴィアの幼馴染メイド
ハンター達の要望と意見を聞き、必要な物を用意します。無理に絡む必要などは無いです。
●お願い
注意事項になりますが、実在するお店の名称などをそのまま出されるようなプレイングは、大人の事情により採用出来ませんので、ご了承下さいませ。
マスターより
店での食事は、作る手間より片付ける手間を省けるのが助かります。
朝ではないかもしれませんが、おはようございます。笹村工事と申します。
今回のシナリオは、どんな世界でだって食は大事、ついでにそれを提供する場も要るよね、という考えから作った物になります。
チェーン展開の第一歩がどう進むのかは未定ですが、よろしくお願い致します。
朝ではないかもしれませんが、おはようございます。笹村工事と申します。
今回のシナリオは、どんな世界でだって食は大事、ついでにそれを提供する場も要るよね、という考えから作った物になります。
チェーン展開の第一歩がどう進むのかは未定ですが、よろしくお願い致します。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/10/21 19:35
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/10/13 20:32:01 |
|
![]() |
相談卓 最上 風(ka0891) 人間(リアルブルー)|10才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2014/10/16 22:20:00 |