ゲスト
(ka0000)
お休みの前に
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/10/17 22:00
- リプレイ完成予定
- 2014/10/26 22:00
オープニング
要塞都市【ノアーラ・クンタウ】。
切り立った崖の上にそびえ立つ大きな城壁に護られている都市。
この都市には帝国の役人達だけではなく、商人も行き交っている。
辺境には見た事もないものも、頻度は少ないが、必ずしも要塞都市の中に流通している物も存在する。
例えば、現時点では辺境には収穫されにくいものの一つであるカボチャ。
この時期限定で入ってくる作物だ。
辺境にやってきた者達は辺境へ入ってくる故郷の作物を見て、季節を感じたりするものも少なからず存在する。
その他、辺境出身者も心待ちにしている者も存在する。
夕方、日も沈みかけた頃、某所工房より慌てて出てくる一人の女性。
茶の髪を細い麻縄で縛り上げ、解く事も忘れて大通りへ走っていく。
彼女の名はフォニケ。
某工房で働くアラサーだ。
肉が好きで、肉を食べてない日があれば、同僚に心配されるというほどの肉好き。
しかし、今日の彼女は違う!
行きつけの飲食店、ルクバトにて彼女を待っている。
肉汁滴る厚切りお肉でもなく、貴重な酒ではなく、そう……パンプキンスープだ。
ルクバト店主は帝国出身であり、この時期になると必ずカボチャを取り寄せる。フォニケは店主の作るパンプキンスープがとても大好きで、店主は必ずカボチャが届くとフォニケをはじめ、常連客にスープを振舞う。
トーストされたパンをスープでつけて食べるとか幸せすぎる。
今日は鹿の香草焼もつけてくれると昨日聞いて、待ちきれないようだった。
いい大人がはしゃいでいるが、誰だって好きなものに心をときめかせるのはよくある事。
「おっじさーーん! スープとおっにくーーー!」
景気よくフォニケが店に転がり込むと、見知ってる常連客が顔を並べていた。
「おーおー。フォニケ、今日も肉を叫んでおるな」
「スープも肉も逃げないわよ」
くすくす笑われるフォニケだが、「待ちきれなくて」と席に座る。
「待ってろよ、今渡すから。お前も給仕に回れ」
店主の呆れ声にフォニケは給仕の手伝いをする。
皆に行き渡ると、店主がいつもの愛顧に感謝をし、皆で食事をする。店は通常通り開けているので、客は少しずつ増えてきている。
今年もスープはとても美味しかった。
翌朝、フォニケはいつも通りに工房に出かけようとして下宿先から出ようとしたら、ルクバトの給仕娘こと、店主の娘であるカウスが走ってきた。
「カウスちゃん?」
「フォニケさん! おとうさんが、腰を痛めたの……」
「え!」
ぎょっとするフォニケにカウスは今朝の顛末を伝える。
ルクバト店主は仕入れた肉を解体中に、力の入れ具合を間違えてしまい、腰を痛めたようだ。
「あらら……でも、おじさんは働きすぎだし、休んだら?」
「そうする予定なんだけど、今日の分、仕込んだから出るといって聞かないの……」
しょんぼりするカウスにフォニケはハンターオフィスに行くように言った。
「ハンターなら大丈夫よ!」
ウィンクをするフォニケにカウスは頷いてハンターオフィスの方へ向かう。
「さて、私も行かなくっちゃ!」
フォニケもダッシュをして工房へと向かう。
どうやら、寝坊したようだった。
切り立った崖の上にそびえ立つ大きな城壁に護られている都市。
この都市には帝国の役人達だけではなく、商人も行き交っている。
辺境には見た事もないものも、頻度は少ないが、必ずしも要塞都市の中に流通している物も存在する。
例えば、現時点では辺境には収穫されにくいものの一つであるカボチャ。
この時期限定で入ってくる作物だ。
辺境にやってきた者達は辺境へ入ってくる故郷の作物を見て、季節を感じたりするものも少なからず存在する。
その他、辺境出身者も心待ちにしている者も存在する。
夕方、日も沈みかけた頃、某所工房より慌てて出てくる一人の女性。
茶の髪を細い麻縄で縛り上げ、解く事も忘れて大通りへ走っていく。
彼女の名はフォニケ。
某工房で働くアラサーだ。
肉が好きで、肉を食べてない日があれば、同僚に心配されるというほどの肉好き。
しかし、今日の彼女は違う!
行きつけの飲食店、ルクバトにて彼女を待っている。
肉汁滴る厚切りお肉でもなく、貴重な酒ではなく、そう……パンプキンスープだ。
ルクバト店主は帝国出身であり、この時期になると必ずカボチャを取り寄せる。フォニケは店主の作るパンプキンスープがとても大好きで、店主は必ずカボチャが届くとフォニケをはじめ、常連客にスープを振舞う。
トーストされたパンをスープでつけて食べるとか幸せすぎる。
今日は鹿の香草焼もつけてくれると昨日聞いて、待ちきれないようだった。
いい大人がはしゃいでいるが、誰だって好きなものに心をときめかせるのはよくある事。
「おっじさーーん! スープとおっにくーーー!」
景気よくフォニケが店に転がり込むと、見知ってる常連客が顔を並べていた。
「おーおー。フォニケ、今日も肉を叫んでおるな」
「スープも肉も逃げないわよ」
くすくす笑われるフォニケだが、「待ちきれなくて」と席に座る。
「待ってろよ、今渡すから。お前も給仕に回れ」
店主の呆れ声にフォニケは給仕の手伝いをする。
皆に行き渡ると、店主がいつもの愛顧に感謝をし、皆で食事をする。店は通常通り開けているので、客は少しずつ増えてきている。
今年もスープはとても美味しかった。
翌朝、フォニケはいつも通りに工房に出かけようとして下宿先から出ようとしたら、ルクバトの給仕娘こと、店主の娘であるカウスが走ってきた。
「カウスちゃん?」
「フォニケさん! おとうさんが、腰を痛めたの……」
「え!」
ぎょっとするフォニケにカウスは今朝の顛末を伝える。
ルクバト店主は仕入れた肉を解体中に、力の入れ具合を間違えてしまい、腰を痛めたようだ。
「あらら……でも、おじさんは働きすぎだし、休んだら?」
「そうする予定なんだけど、今日の分、仕込んだから出るといって聞かないの……」
しょんぼりするカウスにフォニケはハンターオフィスに行くように言った。
「ハンターなら大丈夫よ!」
ウィンクをするフォニケにカウスは頷いてハンターオフィスの方へ向かう。
「さて、私も行かなくっちゃ!」
フォニケもダッシュをして工房へと向かう。
どうやら、寝坊したようだった。
解説
依頼内容
飲食店ルクバトの給仕手伝い。
店主が腰を痛めたので、ハンターの皆さんには厨房及び、ホールのお手伝いをお願いします。
厨房に立たれることを希望の方、味付けや焼くタイミング等に関して店主も厨房に立ちますのであまり気負いせずに。
基本、昼も夜も酒を出します。
酔っ払いもいたりするのですが、話を聞きつけた常連達が何とかしてくれるのでお気になさらずに。
器物破損は状況次第で実費請求しかねる事もありますのでお気をつけて。
2食まかない、おやつ付。
急遽、お使い(野菜の買出しや肉の狩り)とかもあるかと思います。
仕事空き次第、フォニケも手伝いに入ります。
飲食店ルクバトの給仕手伝い。
店主が腰を痛めたので、ハンターの皆さんには厨房及び、ホールのお手伝いをお願いします。
厨房に立たれることを希望の方、味付けや焼くタイミング等に関して店主も厨房に立ちますのであまり気負いせずに。
基本、昼も夜も酒を出します。
酔っ払いもいたりするのですが、話を聞きつけた常連達が何とかしてくれるのでお気になさらずに。
器物破損は状況次第で実費請求しかねる事もありますのでお気をつけて。
2食まかない、おやつ付。
急遽、お使い(野菜の買出しや肉の狩り)とかもあるかと思います。
仕事空き次第、フォニケも手伝いに入ります。
マスターより
お世話になってます。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はドタバタ日常系です。
あまり気張らずゆるく来て頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願いします!
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はドタバタ日常系です。
あまり気張らずゆるく来て頂ければと思います。
どうぞ、よろしくお願いします!
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/10/24 06:31
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談 瀬崎 琴音(ka2560) 人間(リアルブルー)|13才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/10/17 02:02:05 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/10/14 01:23:52 |