ゲスト
(ka0000)
【魔性】エリオットは魔物になった
マスター:雪村彩人

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(新規)
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,300
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- サポート
- 現在0人 / 0~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/03/19 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/04/02 07:30
オープニング
●
何度も殴られた。理由はわからない。
むかつくからだ。ブライアンはいった。
面白いからだ。レスリーはいった。
ただの暇つぶしだ。マイクはいった。
痛いよう。
苦しいよう。
悔しいよう。
その日も泣きながら帰った。その途中、僕は死んだ。そして、生まれ変わった。人から魔物に。
何故か。
理由は一つだ。あいつらへの復讐。殺してやろうと思ったのだ。
●
三日後の夜のことである。
呼びとめられ、マイクは足をとめた。振り返る。そしてニヤリと笑った。
「何だ、エリオットじゃないか。どうしたんだ、こんなところで。また殴られにきたのか?」
「ああ」
エリオットと呼ばれた少年はうなずいた。
「けれど殴られるために来たんんじゃない。お前を殺すために来たんだ」
くわっ、とエリオットは口を開いた。まるで獣のもののような犬歯をけむきだす。
「ひっ」
悲鳴をあげてマイクは逃げ出した。信じられないほどの速さで。恐怖が彼に爆発的な瞬発力を与えているのだった。
「逃がすかよ」
エリオットの腕から紐のようなものがのびた。
それは血であった。エリオットは自らの血を凝固させ、鞭のようにふるうことが可能なのだった。
鞭がマイクの首に巻き付いた。するとぐいとエリオットはひいた。軽くひいたようであったのに、まるで子猫のように長身のマイクの身が引き戻された。
「すぐには殺さない」
エリオットはマイクの顔を殴った。軽く殴ったようにみえて、それだけでマイクの顔面は粉砕されている。
「おっと」
エリオットは顔をしかめた。やりすぎてしまったことに気づいたのだ。
「まだ死ぬなよ。お楽しみはこれからだ」
エリオットはニンマリと笑った。
翌日の早朝、引き裂かれた無残なマイクの死体が発見された。
さらにその三日後のことである。今度はレスリーの死体が発見された。
「くそっ。いったい何が起こってやがるんだ?」
苛立ちと怯えに震えながら、ブライアンは家を出た。
何度も殴られた。理由はわからない。
むかつくからだ。ブライアンはいった。
面白いからだ。レスリーはいった。
ただの暇つぶしだ。マイクはいった。
痛いよう。
苦しいよう。
悔しいよう。
その日も泣きながら帰った。その途中、僕は死んだ。そして、生まれ変わった。人から魔物に。
何故か。
理由は一つだ。あいつらへの復讐。殺してやろうと思ったのだ。
●
三日後の夜のことである。
呼びとめられ、マイクは足をとめた。振り返る。そしてニヤリと笑った。
「何だ、エリオットじゃないか。どうしたんだ、こんなところで。また殴られにきたのか?」
「ああ」
エリオットと呼ばれた少年はうなずいた。
「けれど殴られるために来たんんじゃない。お前を殺すために来たんだ」
くわっ、とエリオットは口を開いた。まるで獣のもののような犬歯をけむきだす。
「ひっ」
悲鳴をあげてマイクは逃げ出した。信じられないほどの速さで。恐怖が彼に爆発的な瞬発力を与えているのだった。
「逃がすかよ」
エリオットの腕から紐のようなものがのびた。
それは血であった。エリオットは自らの血を凝固させ、鞭のようにふるうことが可能なのだった。
鞭がマイクの首に巻き付いた。するとぐいとエリオットはひいた。軽くひいたようであったのに、まるで子猫のように長身のマイクの身が引き戻された。
「すぐには殺さない」
エリオットはマイクの顔を殴った。軽く殴ったようにみえて、それだけでマイクの顔面は粉砕されている。
「おっと」
エリオットは顔をしかめた。やりすぎてしまったことに気づいたのだ。
「まだ死ぬなよ。お楽しみはこれからだ」
エリオットはニンマリと笑った。
翌日の早朝、引き裂かれた無残なマイクの死体が発見された。
さらにその三日後のことである。今度はレスリーの死体が発見された。
「くそっ。いったい何が起こってやがるんだ?」
苛立ちと怯えに震えながら、ブライアンは家を出た。
解説
依頼はブライアンの両親から出されました。友人二人が殺されたことに危惧を覚えた彼らはブライアンから虐めのことを聞き出したのです。しかし虐めていたといううしろめたさがあるため、彼らは役人には知らせずにハンターを雇うことにしました。
依頼の内容はブライアンの友人を殺した者の捕縛、もしくは倒すこと。両親はエリオットが事件に関与していると思っています。ブライアンは虚勢をはって工場と家を往復しています。
エリオットの武器は爪と牙。さらには血を凝固された鞭を、まるで肉体の一部であるかのように自在に操ります。また怪力の持ち主です。
依頼の内容はブライアンの友人を殺した者の捕縛、もしくは倒すこと。両親はエリオットが事件に関与していると思っています。ブライアンは虚勢をはって工場と家を往復しています。
エリオットの武器は爪と牙。さらには血を凝固された鞭を、まるで肉体の一部であるかのように自在に操ります。また怪力の持ち主です。
マスターより
雪村ともうします。
シリーズシナリオ第1話。
まずはエリオットと戦っていだきます。そのエリオットですが、護衛がいると襲ってきません。他の二人と同様、ブライアンが一人で路上にいるとき、エリオットは襲撃します。
シリーズシナリオ第1話。
まずはエリオットと戦っていだきます。そのエリオットですが、護衛がいると襲ってきません。他の二人と同様、ブライアンが一人で路上にいるとき、エリオットは襲撃します。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/04/01 18:57
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/03/15 23:02:40 |
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相談卓 リン・フュラー(ka5869) エルフ|14才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2017/03/19 00:36:52 |