ゲスト
(ka0000)
【陶曲】燃えるフマーレ
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2017/03/23 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/04/06 22:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●暗底の渓谷
その渓谷の底に来訪者があったのはいつ振りだったろうか。
とにかく、不気味な仮面の男は底に降り立った。黒のシルクハットを目深に被り、どこか――とにかく、谷の底――に向かって語り掛ける。
「ごきげんよう」
無音の世界に響く美しい声。
返す言葉はなく、それを彼自身も知りながら、尚。
「そろそろお目覚めになられてはいかがですかな? このままでは貴方一人が忘れられてしまいますよ」
静寂。
無。
それでも彼は。
「おそらく貴方も楽しめると思うのですが、ね」
尚も呟きかけるが、闇は一切の反応を示さない。
あえて滲ませた微かな感情にすら返されない手応えに、声の主は何年かぶりに付くため息とともに踵を返した。
声の主が去り、再び谷の奥底に静寂と無が訪れる。
――……ドクン……――。
地の奥底で何かが蠢き始めた。
●蒸気工業都市フマーレ
「こっちだ! もっと人を回せ! 何としても食い止めるぞ!! これ以上、焼かれてたまるか!!」
「馬鹿やろう! ここはもう駄目だ!! 撤退するんだよ!」
「馬鹿はお前だ! アレを見ろ!」
防火服に身を包んだ男が指差した先には、複数の巨大な球体を有する建造物群。
「アレに引火でもしてみろ、この区画が一瞬で焦土と化すぞ!!」
それは都市部へとエネルギーを供給する施設群であった。
「くそっ! 人だ! 人を回せ!! 消火用具――いや、ハンターだ! オフィスに行って魔術師を居るだけかき集めてこい!!」
「なんとしてでもここで食い止めるぞ!! 今この場所が、この町の最終防火線だと思え!!」
各所で不規則に上がる爆発と炎を前に、消防士たちの決死の消火活動は続けられている。
●居合わせたモータル
「くそっ。十三夜のガリアたちには被害はまずないとはいえ……」
この混乱の中、アマリリス商会のモータルが居合わせていた。アマリリス商会の拠点である旧グリス邸はフマーレの郊外にあり、現在フマーレの職人集団「十三夜」と共に事業を進めている関係上、行きがかっていたようだ。
(何か手伝うべきか?)
相変わらず、困ったことがあれば手を差し伸べようとする性格だ。
「危ない橋を渡れ! 自分が、誰かのために」
が座右の銘。
気付けば逃げる人波をかき分け炎の方に近寄っていた。
「え?」
そして気付く。
燃え盛る炎の合間に、松明を手にして徘徊する西洋甲冑の姿にッ!
自警団のハズがない。あんな重装備ではない。
「ま、まさか!」
しかも全身甲冑、手にした松明で何かに火をつけているではないか!
「だ、誰か!」
モータル、助けを呼んだ。
彼自身、ハンターではない覚醒者であるが武器を持っていないのだ。
そこへ、あなたたちがやって来る。
こんなこともあろうかと武器は所持している。
さあ、火付けの甲冑を倒すのだ!
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●暗底の渓谷
その渓谷の底に来訪者があったのはいつ振りだったろうか。
とにかく、不気味な仮面の男は底に降り立った。黒のシルクハットを目深に被り、どこか――とにかく、谷の底――に向かって語り掛ける。
「ごきげんよう」
無音の世界に響く美しい声。
返す言葉はなく、それを彼自身も知りながら、尚。
「そろそろお目覚めになられてはいかがですかな? このままでは貴方一人が忘れられてしまいますよ」
静寂。
無。
それでも彼は。
「おそらく貴方も楽しめると思うのですが、ね」
尚も呟きかけるが、闇は一切の反応を示さない。
あえて滲ませた微かな感情にすら返されない手応えに、声の主は何年かぶりに付くため息とともに踵を返した。
声の主が去り、再び谷の奥底に静寂と無が訪れる。
――……ドクン……――。
地の奥底で何かが蠢き始めた。
●蒸気工業都市フマーレ
「こっちだ! もっと人を回せ! 何としても食い止めるぞ!! これ以上、焼かれてたまるか!!」
「馬鹿やろう! ここはもう駄目だ!! 撤退するんだよ!」
「馬鹿はお前だ! アレを見ろ!」
防火服に身を包んだ男が指差した先には、複数の巨大な球体を有する建造物群。
「アレに引火でもしてみろ、この区画が一瞬で焦土と化すぞ!!」
それは都市部へとエネルギーを供給する施設群であった。
「くそっ! 人だ! 人を回せ!! 消火用具――いや、ハンターだ! オフィスに行って魔術師を居るだけかき集めてこい!!」
「なんとしてでもここで食い止めるぞ!! 今この場所が、この町の最終防火線だと思え!!」
各所で不規則に上がる爆発と炎を前に、消防士たちの決死の消火活動は続けられている。
●居合わせたモータル
「くそっ。十三夜のガリアたちには被害はまずないとはいえ……」
この混乱の中、アマリリス商会のモータルが居合わせていた。アマリリス商会の拠点である旧グリス邸はフマーレの郊外にあり、現在フマーレの職人集団「十三夜」と共に事業を進めている関係上、行きがかっていたようだ。
(何か手伝うべきか?)
相変わらず、困ったことがあれば手を差し伸べようとする性格だ。
「危ない橋を渡れ! 自分が、誰かのために」
が座右の銘。
気付けば逃げる人波をかき分け炎の方に近寄っていた。
「え?」
そして気付く。
燃え盛る炎の合間に、松明を手にして徘徊する西洋甲冑の姿にッ!
自警団のハズがない。あんな重装備ではない。
「ま、まさか!」
しかも全身甲冑、手にした松明で何かに火をつけているではないか!
「だ、誰か!」
モータル、助けを呼んだ。
彼自身、ハンターではない覚醒者であるが武器を持っていないのだ。
そこへ、あなたたちがやって来る。
こんなこともあろうかと武器は所持している。
さあ、火付けの甲冑を倒すのだ!
解説
燃えるフマーレの街で、松明を手にした全身西洋甲冑の歪虚を倒してください。
消火協力で呼ばれましたが、歪虚退治が必要になったのでそちらに全力を尽くしてください。
敵は、西洋甲冑(中の人はいない)×6
がっしりした盾を左手に持ち、右手には燃える松明を持っています。腰には刺突用の細い剣。松明が無くなるとこれを抜刀するでしょう。頭部はフルフェイスです。
6体は以下の場所で発見できます。それぞれ担当してください。
【A】燃え盛るオープンカフェ(燃えているテーブルやイスなどあり)
【B】燃え始めたばかりの酒場(屋内で人は避難済み)
【C】火の手が迫ってない路地(袋小路に追いつめた形。燃えてない木箱などあり)
【D】炎に囲まれた階段路地(敵が上でこちらが下。燃える木箱などあり)
【E】燃える露店通り(あちこちテントや棚が燃えている)
【F】火のない通り(焦ることなく戦うことが可能)
B、C、Dが狭い戦場で、A、E、Fが広い戦場となります。
敵は戦場に応じた戦いをしてくるはずですが、かなり敵に有利な場所もあるので参加者間で話し合い分担し一対一戦闘をしてください(逆に、激しく不利なはずなのにすごく有利になる場合もあるなど、相性によります)。
敵の強さは、実はあまり強くありません。
が、敵は炎でダメージを受けず恐れもしていないため、地の利は敵にあります。油断は禁物です。
消火協力で呼ばれましたが、歪虚退治が必要になったのでそちらに全力を尽くしてください。
敵は、西洋甲冑(中の人はいない)×6
がっしりした盾を左手に持ち、右手には燃える松明を持っています。腰には刺突用の細い剣。松明が無くなるとこれを抜刀するでしょう。頭部はフルフェイスです。
6体は以下の場所で発見できます。それぞれ担当してください。
【A】燃え盛るオープンカフェ(燃えているテーブルやイスなどあり)
【B】燃え始めたばかりの酒場(屋内で人は避難済み)
【C】火の手が迫ってない路地(袋小路に追いつめた形。燃えてない木箱などあり)
【D】炎に囲まれた階段路地(敵が上でこちらが下。燃える木箱などあり)
【E】燃える露店通り(あちこちテントや棚が燃えている)
【F】火のない通り(焦ることなく戦うことが可能)
B、C、Dが狭い戦場で、A、E、Fが広い戦場となります。
敵は戦場に応じた戦いをしてくるはずですが、かなり敵に有利な場所もあるので参加者間で話し合い分担し一対一戦闘をしてください(逆に、激しく不利なはずなのにすごく有利になる場合もあるなど、相性によります)。
敵の強さは、実はあまり強くありません。
が、敵は炎でダメージを受けず恐れもしていないため、地の利は敵にあります。油断は禁物です。
マスターより
ふらっと、深夜です。
フマーレで緊急事態です。ぜひ、手を貸してください。
アマリリス商会のモータルが登場していますが、武器も持っていないしハンターが動いたことを知り、無茶はしません。アムに報告するためすぐに現場を離れます。
参加者は一対一の戦闘となります。協力プレイができないですが、信頼し合って戦場分担してください。
早期に倒したからといって他の戦場に駆けつけることはできません。
では、よろしくお願いします。
※日程調整で相談期間は六日にしています。
フマーレで緊急事態です。ぜひ、手を貸してください。
アマリリス商会のモータルが登場していますが、武器も持っていないしハンターが動いたことを知り、無茶はしません。アムに報告するためすぐに現場を離れます。
参加者は一対一の戦闘となります。協力プレイができないですが、信頼し合って戦場分担してください。
早期に倒したからといって他の戦場に駆けつけることはできません。
では、よろしくお願いします。
※日程調整で相談期間は六日にしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/04/09 01:37
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 夢路 まよい(ka1328) 人間(リアルブルー)|15才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/03/19 01:22:08 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/03/17 19:10:37 |