ゲスト
(ka0000)
【AP】四月になれば幻獣は
マスター:四月朔日さくら

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- ユニット参加人数
- 現在10 / 0~10
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/04/06 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/04/20 07:30
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
●
春うららかな、いつもと変わらない日常。
――の筈なのだが――
とあるハンターの家。
「……だ、だれ、あんた」
朝目を覚ましてみれば、その家の主たる女性ハンターのすぐ傍にいたのは、眼をきらきらと輝かせた小柄な少年。
「ごしゅじんさま、おはよーございます!」
そう言ってにこっと笑う少年は、正直可愛い。まだ学校に行っているくらいの年齢だろう。ふっくらした頬は僅かに赤く、幼さを表わしているようにも見える。
……って、そういうことじゃなく。
「あんただれ? どうしてうちにいるの……!?」
女性の一人暮らし。そりゃあそうなるのも無理からぬことだ。しかし少年は僅かに首をかしげ、そしてにぱっと笑った。
「なんかね、おきたらこうなってました、ごしゅじんさま! ぼくです、ほっぷです!」
ホップ――それは、彼女のパートナーとも言える、ユキウサギの名前。言われて少年の顔を見れば、確かに瞳の色、髪の色などはそれに限りなく近く――
「……本当に?」
「はい! ごしゅじんさま!」
そう言って微笑む無垢な笑みに、ウソは見えなかった。
●
ハンターオフィスは混乱していた。
何しろ、『自分のパートナーユニットの幻獣が人間になっている』といういかにもな異常事態が、あちこちのハンターから寄せられているのだ。
困惑しないわけがない。
ちなみに、魔導アーマーなども人間の姿になるかと思ったが、こちらは不思議とそういうことにはなっていないらしい。理由は分からないが、そういうこともあるのだな、としか言いようがなかった。
そして当然と言えば当然だが、オフィスには幻獣だったであろう少年少女を連れたハンターも困惑顔のまま何人も訪れている。
正直、このまま依頼に出発しても不安材料しかない。
「……これが永続的なものか一時的なものかは判らないけれど、とりあえず今日くらいは羽を伸ばしてきたらどうかな」
オフィスの事務員で、三十がらみの男がそう言った。
「幻獣のほうも慣れない人間の姿で不安は多いだろうし、パートナー同士でのんびり過ごすといい。ちょうど、おあつらえ向きに良い天気だし、外を出歩くもよし、買いものするもよし……家でのんびりするもよし。だから、今日は休暇!」
事務員は無精髭のまま、にぃっと笑みを浮かべる。
ハンターたちは一瞬目をぱちくりさせたが――やがて頷いた。
春うららかなこんな日は、深くものを考えないで。
ゆっくりゆっくり、のんびりとすごそう。
見知らぬ顔の見知った仲間と、一緒にすごそう。
●
春うららかな、いつもと変わらない日常。
――の筈なのだが――
とあるハンターの家。
「……だ、だれ、あんた」
朝目を覚ましてみれば、その家の主たる女性ハンターのすぐ傍にいたのは、眼をきらきらと輝かせた小柄な少年。
「ごしゅじんさま、おはよーございます!」
そう言ってにこっと笑う少年は、正直可愛い。まだ学校に行っているくらいの年齢だろう。ふっくらした頬は僅かに赤く、幼さを表わしているようにも見える。
……って、そういうことじゃなく。
「あんただれ? どうしてうちにいるの……!?」
女性の一人暮らし。そりゃあそうなるのも無理からぬことだ。しかし少年は僅かに首をかしげ、そしてにぱっと笑った。
「なんかね、おきたらこうなってました、ごしゅじんさま! ぼくです、ほっぷです!」
ホップ――それは、彼女のパートナーとも言える、ユキウサギの名前。言われて少年の顔を見れば、確かに瞳の色、髪の色などはそれに限りなく近く――
「……本当に?」
「はい! ごしゅじんさま!」
そう言って微笑む無垢な笑みに、ウソは見えなかった。
●
ハンターオフィスは混乱していた。
何しろ、『自分のパートナーユニットの幻獣が人間になっている』といういかにもな異常事態が、あちこちのハンターから寄せられているのだ。
困惑しないわけがない。
ちなみに、魔導アーマーなども人間の姿になるかと思ったが、こちらは不思議とそういうことにはなっていないらしい。理由は分からないが、そういうこともあるのだな、としか言いようがなかった。
そして当然と言えば当然だが、オフィスには幻獣だったであろう少年少女を連れたハンターも困惑顔のまま何人も訪れている。
正直、このまま依頼に出発しても不安材料しかない。
「……これが永続的なものか一時的なものかは判らないけれど、とりあえず今日くらいは羽を伸ばしてきたらどうかな」
オフィスの事務員で、三十がらみの男がそう言った。
「幻獣のほうも慣れない人間の姿で不安は多いだろうし、パートナー同士でのんびり過ごすといい。ちょうど、おあつらえ向きに良い天気だし、外を出歩くもよし、買いものするもよし……家でのんびりするもよし。だから、今日は休暇!」
事務員は無精髭のまま、にぃっと笑みを浮かべる。
ハンターたちは一瞬目をぱちくりさせたが――やがて頷いた。
春うららかなこんな日は、深くものを考えないで。
ゆっくりゆっくり、のんびりとすごそう。
見知らぬ顔の見知った仲間と、一緒にすごそう。
解説
パートナーユニットである幻獣が、なぜか人間に変身してしまいました。
もっともこれは夢物語なので、一日限り。
天気の良い陽の一日、あなたはユニットとどう過ごしますか?
注意
今回の人間変化が発生するのは『幻獣』カテゴリのユニットのみです。
魔導アーマーなどは、申し訳ありませんが被害を免れた(?)と思ってください。
また、幻獣たちは思い思いの姿形をとって貴方の前に現れます。
プレイングに記述がない場合は基本少年少女になります。が、具体的にどんな外見になるかなどの設定を細かくしたい方は、それを判りやすくプレイングに記述なさることをおすすめ致します。
(おおよその年齢、性別、外見、特筆すべき性格や口調など)
春本番と言うことで、郊外の草原は花盛り。
桜並木も近くに存在し、いかにもな花見日和となっています。
無論町中でのんびりと過ごすのも構わないでしょう。
みなさんならどう動きますか?
どう動きたいですか?
折角珍しい機会です、素敵な思い出を作りましょう。
もっともこれは夢物語なので、一日限り。
天気の良い陽の一日、あなたはユニットとどう過ごしますか?
注意
今回の人間変化が発生するのは『幻獣』カテゴリのユニットのみです。
魔導アーマーなどは、申し訳ありませんが被害を免れた(?)と思ってください。
また、幻獣たちは思い思いの姿形をとって貴方の前に現れます。
プレイングに記述がない場合は基本少年少女になります。が、具体的にどんな外見になるかなどの設定を細かくしたい方は、それを判りやすくプレイングに記述なさることをおすすめ致します。
(おおよその年齢、性別、外見、特筆すべき性格や口調など)
春本番と言うことで、郊外の草原は花盛り。
桜並木も近くに存在し、いかにもな花見日和となっています。
無論町中でのんびりと過ごすのも構わないでしょう。
みなさんならどう動きますか?
どう動きたいですか?
折角珍しい機会です、素敵な思い出を作りましょう。
マスターより
少しばかりお久しぶりです、四月朔日です。
四月朔日の本領発揮――四月馬鹿の季節ですね!
今回は幻獣ユニットが人間になるというお話しです。
どこかで聞いたような?いえいえ、それはまた別のお話。
では、皆様のご参加、お待ちしております。
四月朔日の本領発揮――四月馬鹿の季節ですね!
今回は幻獣ユニットが人間になるというお話しです。
どこかで聞いたような?いえいえ、それはまた別のお話。
では、皆様のご参加、お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/04/13 21:19