ゲスト
(ka0000)
【AP】エンゼルフライハイ!
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/04/08 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/04/22 22:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
「ふうん、芸能人のスカウトみたいねー」
トーキョーのどっかの街角。どっかのカフェでパフェスプーンをくわえた娘が能天気に言った。
「まあ、普段はアイドルとして活躍してもらいますからそんなもんです」
同席する男は落ち着いてこたえ、ホットコーヒーをずずず。
「で、本当は宇宙人の侵略から街を守る一員、と。……よく分からないけど、ま、いっか。私は南那初華。とにかくお母さんに相談してから返答するね」
南那初華(kz0135)と名乗る女子高生は明るくしっかりと言い切った。ぽややん、とした感じではあるが案外しっかりしている。
「まあ、相談してもほぼ確定ですからそれでいいですよ」
「ほへ? ええっと……イ寺さんっていったよね? それ、どういうこと?」
静かに言う男――名前は、イ寺鑑(kz0175)というようだ――の言葉につっかかる初華。
「初華さんのお父さん、いまいちパッとしない怪奇幻想作家さんのようですね。出版社に圧力を掛けましたので、お母さんも首を横には振らないでしょう」
鑑、手元の端末を弄りながら言う。いま調べて、いま出版社に依頼をしたのだろう。
「……それ、売れっ子になっちゃうってこと?」
「初華さんがこの話を受けて、『エンゼル・ストライプ』のメンバーになるなら」
ぐい、と乗り出し見詰められ、初華は慌てた。
「だめだめだめだめ。それ絶対ダメ! そんなことしたらひねくれ者のお父さん、お仕事やめちゃう。絶対にダメ!」
「え? じゃ、じゃあどうすれば……」
うろたえる鑑。思わず身を引く。
「わたし、エンゼル・ストライプのメンバーになるから絶対にお父さんにヘンなことしないでねっ!」
きぱ、と言い切り今度は初華が前のめりに。何だかなぁ、な感じの鑑。
というわけで初華、宇宙人の侵略から地球を守る「エンゼル・ストライプ」の一員となった。
「……でも、どうしてわたしなの?」
パフェの残りを食べつつ聞く。
「『エンゼル係数』の多い人でないと『エンゼルユニット』を使えませんから。……で、エンゼル係数の多い人は大体、若者なんです」
鑑、何かの機械を取り出して見せる。
で、はっとする初華。
手元のパフェに注目する。
「わ、わたし別にエンゲル係数多いとかじゃないですからねっ!」
「エンゲル係数じゃなくてエンゼル係数です」
というわけで、後日。
「これがエンゼルユニット?」
「ええ。巨大な可変翼と推進装置の付いたランドセルと、両上腕部に着けるアームガード、そして膝下から足先までを覆ってサブの推進装置の付いたレッグブースターのセットです」
聞いた初華にこたえる鑑。ついでに、頭部通信装置。これは好みでヘルメットやカチューシャなど自由度があるようだ。
「ちなみに、地球に侵攻してくる宇宙人は?」
「観測では平安風羽衣衣装の女性の姿をしています。人の大きさで色は乳白色一色ですね。指先からビームを、両手を合わせると巨大な破壊力を持つ極大ビームを放ちます。……極大ビームはまれにしか撃ちません。指先からのビームを撃たせていれば使用しないようですね」
「それ、どこからの情報? 地球にもう来てるの?」
「極秘情報ですが、月面の裏には各主要国の調査隊が基地を作っています。これが羽衣女性――侵略戦闘部隊、カグヤにより全滅させられました。まもなく地球にも降り立つものと考えられています」
「んじゃ、何でこのユニットはもうあるの?」
ここで鑑、ニヤリ。
「すべては予見されていたことですので。……それより、早く装着を」
「ほへ? もしかしてたったこれだけで空を飛んで……戦うの?」
初華、素直に装着して愕然とした。
身体はむき出しで装甲がないのだ!
「五つのユニットは相互に干渉しあって特殊フィールドを形成します。だから手足の先となる場所にユニットが必ずあるんですね。フィールド内では気圧、気温、酸素濃度などがある程度確保されます。フィールドに加えられる破壊エネルギーはすべてフィールドを発生させるユニットに行きますので、初華さんは鎧なんかを着る必要はありません。ただ……」
「ただ?」
「海に墜落する可能性があるので水着を着ていた方がいいかもですね」
「えええっ!?」
ちなみに、地面に墜落した場合はユニットが全壊し、搭乗者を軟着陸させるのだという。
さらに後日、都心に乳白色をしたカラスが目撃されるようになったという。
目からビームを出して気まぐれに破壊工作をすることがあるらしい。
実は防衛省外部秘密組織の所属だったエンゼル・ストライプ。初の出撃命令が下るのだった。
「ふうん、芸能人のスカウトみたいねー」
トーキョーのどっかの街角。どっかのカフェでパフェスプーンをくわえた娘が能天気に言った。
「まあ、普段はアイドルとして活躍してもらいますからそんなもんです」
同席する男は落ち着いてこたえ、ホットコーヒーをずずず。
「で、本当は宇宙人の侵略から街を守る一員、と。……よく分からないけど、ま、いっか。私は南那初華。とにかくお母さんに相談してから返答するね」
南那初華(kz0135)と名乗る女子高生は明るくしっかりと言い切った。ぽややん、とした感じではあるが案外しっかりしている。
「まあ、相談してもほぼ確定ですからそれでいいですよ」
「ほへ? ええっと……イ寺さんっていったよね? それ、どういうこと?」
静かに言う男――名前は、イ寺鑑(kz0175)というようだ――の言葉につっかかる初華。
「初華さんのお父さん、いまいちパッとしない怪奇幻想作家さんのようですね。出版社に圧力を掛けましたので、お母さんも首を横には振らないでしょう」
鑑、手元の端末を弄りながら言う。いま調べて、いま出版社に依頼をしたのだろう。
「……それ、売れっ子になっちゃうってこと?」
「初華さんがこの話を受けて、『エンゼル・ストライプ』のメンバーになるなら」
ぐい、と乗り出し見詰められ、初華は慌てた。
「だめだめだめだめ。それ絶対ダメ! そんなことしたらひねくれ者のお父さん、お仕事やめちゃう。絶対にダメ!」
「え? じゃ、じゃあどうすれば……」
うろたえる鑑。思わず身を引く。
「わたし、エンゼル・ストライプのメンバーになるから絶対にお父さんにヘンなことしないでねっ!」
きぱ、と言い切り今度は初華が前のめりに。何だかなぁ、な感じの鑑。
というわけで初華、宇宙人の侵略から地球を守る「エンゼル・ストライプ」の一員となった。
「……でも、どうしてわたしなの?」
パフェの残りを食べつつ聞く。
「『エンゼル係数』の多い人でないと『エンゼルユニット』を使えませんから。……で、エンゼル係数の多い人は大体、若者なんです」
鑑、何かの機械を取り出して見せる。
で、はっとする初華。
手元のパフェに注目する。
「わ、わたし別にエンゲル係数多いとかじゃないですからねっ!」
「エンゲル係数じゃなくてエンゼル係数です」
というわけで、後日。
「これがエンゼルユニット?」
「ええ。巨大な可変翼と推進装置の付いたランドセルと、両上腕部に着けるアームガード、そして膝下から足先までを覆ってサブの推進装置の付いたレッグブースターのセットです」
聞いた初華にこたえる鑑。ついでに、頭部通信装置。これは好みでヘルメットやカチューシャなど自由度があるようだ。
「ちなみに、地球に侵攻してくる宇宙人は?」
「観測では平安風羽衣衣装の女性の姿をしています。人の大きさで色は乳白色一色ですね。指先からビームを、両手を合わせると巨大な破壊力を持つ極大ビームを放ちます。……極大ビームはまれにしか撃ちません。指先からのビームを撃たせていれば使用しないようですね」
「それ、どこからの情報? 地球にもう来てるの?」
「極秘情報ですが、月面の裏には各主要国の調査隊が基地を作っています。これが羽衣女性――侵略戦闘部隊、カグヤにより全滅させられました。まもなく地球にも降り立つものと考えられています」
「んじゃ、何でこのユニットはもうあるの?」
ここで鑑、ニヤリ。
「すべては予見されていたことですので。……それより、早く装着を」
「ほへ? もしかしてたったこれだけで空を飛んで……戦うの?」
初華、素直に装着して愕然とした。
身体はむき出しで装甲がないのだ!
「五つのユニットは相互に干渉しあって特殊フィールドを形成します。だから手足の先となる場所にユニットが必ずあるんですね。フィールド内では気圧、気温、酸素濃度などがある程度確保されます。フィールドに加えられる破壊エネルギーはすべてフィールドを発生させるユニットに行きますので、初華さんは鎧なんかを着る必要はありません。ただ……」
「ただ?」
「海に墜落する可能性があるので水着を着ていた方がいいかもですね」
「えええっ!?」
ちなみに、地面に墜落した場合はユニットが全壊し、搭乗者を軟着陸させるのだという。
さらに後日、都心に乳白色をしたカラスが目撃されるようになったという。
目からビームを出して気まぐれに破壊工作をすることがあるらしい。
実は防衛省外部秘密組織の所属だったエンゼル・ストライプ。初の出撃命令が下るのだった。
解説
特殊防衛部隊「エンゼル・ストライプ」に所属し、飛行能力を持つ装備「エンゼル・ユニット」を装着して離陸。ビルの都会を飛び、乳白色をしたカラスを見つけて各個撃破してください。
敵のカラスは普通カラスの大きさですが、乳白色をしているので一目で分かります。
武装は、所持アイテムで。
アイテムの射程?
うんまあ夢オチ依頼なので武器の特徴や雰囲気を壊さない程度に伸びます。威力もまあ、武器のイメージを損なわないような感じ。
参加者は老若男女問いません。
謎の数値、エンゼル係数(エンゲル係数ではない)の高い人がスカウトされますので、そういう方向で。
本文中、普段はアイドルとして活動とか言ってますが、初華などの若い娘を釣る時の方便なのであまり気にしないでください。普段は街頭試食マーケティング団体とか外壁リフォーム会社社員とかでも構いません。
と、いうように本当に細かくは決まってないです。
衣装も、ユニットの特殊フィールドを説明するため水着の例を出しましたが、背広でも甲冑でも問題ありません。特殊フィールドは、風は通すし雨も通すけど、ビルにぶつかるとか地面にぶつかるとかはダメージとなるんですよとかの説明です。
もちろん、初華を釣る話とか墜落時の話を全て真に受けて、アイドル衣装で飛んだり水着で飛んだりすることになってもまったく問題ありません。
イ寺鑑は司令室で指揮をします。
とにかく、ビルの都会を縫うように飛んで空中戦を楽しむ依頼です。
今回は「カグヤ」はいません。先兵というか偵察部隊のカラスのみの登場です。
敵のカラスは普通カラスの大きさですが、乳白色をしているので一目で分かります。
武装は、所持アイテムで。
アイテムの射程?
うんまあ夢オチ依頼なので武器の特徴や雰囲気を壊さない程度に伸びます。威力もまあ、武器のイメージを損なわないような感じ。
参加者は老若男女問いません。
謎の数値、エンゼル係数(エンゲル係数ではない)の高い人がスカウトされますので、そういう方向で。
本文中、普段はアイドルとして活動とか言ってますが、初華などの若い娘を釣る時の方便なのであまり気にしないでください。普段は街頭試食マーケティング団体とか外壁リフォーム会社社員とかでも構いません。
と、いうように本当に細かくは決まってないです。
衣装も、ユニットの特殊フィールドを説明するため水着の例を出しましたが、背広でも甲冑でも問題ありません。特殊フィールドは、風は通すし雨も通すけど、ビルにぶつかるとか地面にぶつかるとかはダメージとなるんですよとかの説明です。
もちろん、初華を釣る話とか墜落時の話を全て真に受けて、アイドル衣装で飛んだり水着で飛んだりすることになってもまったく問題ありません。
イ寺鑑は司令室で指揮をします。
とにかく、ビルの都会を縫うように飛んで空中戦を楽しむ依頼です。
今回は「カグヤ」はいません。先兵というか偵察部隊のカラスのみの登場です。
マスターより
ふらっと、深夜です。
一つのジャンルともいうべき、気圧とか気温とかすべて無視して申し訳程度に体を覆う機械を身に着けて空をぶっ飛び空中戦しますー、な感じのお話をやります。
都会の低空を飛ぶ爽快感をお楽しみください。
初華が登場しますが、特に絡まなくても問題ありません。
衣装とかは決まってないので、皆さんに合わせると思います。
では、よろしくお願いします。
一つのジャンルともいうべき、気圧とか気温とかすべて無視して申し訳程度に体を覆う機械を身に着けて空をぶっ飛び空中戦しますー、な感じのお話をやります。
都会の低空を飛ぶ爽快感をお楽しみください。
初華が登場しますが、特に絡まなくても問題ありません。
衣装とかは決まってないので、皆さんに合わせると思います。
では、よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/04/19 01:13
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談(?)卓 メルクーア(ka4005) ドワーフ|10才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/04/08 12:39:16 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/04/06 18:36:07 |