ゲスト
(ka0000)
ヤギ雑魔を追いかけて
マスター:なちゅい

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 6~8人
- サポート
- 現在0人 / 0~2人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/04/20 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/04/29 07:30
オープニング
●
グラズヘイム王国、リンダールの森。
この森には現在雑魔が現れ、ひっそりと暮らすエルフがその襲来に怯えているという事件が起こっていたのだが、その原因の1つに、ヤギ雑魔の強襲があった。
ヤギ雑魔は指示なしだと、正面に例え木々や建物があろうともお構いなしに突進する習性があるという。
走り回るヤギ雑魔に森の木々は突き倒され、集落にも一部建物破壊など被害があったようだが、ハンター達の力もあって集落を守ることができていた。
夜、リンダール森より僅かに北。
聖堂戦士団の一隊が草原地帯で野営を行っていた。
「……ついに、捉えましたよ」
小隊長、ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)は隊員からの報告を聞いて、小さく呟く。
「で、どうするの、リーナ」
副隊長のセリアが尋ねる。7人いる隊員はまだまだ新米隊員ばかり。彼らの指揮を取るファリーナの負担を少しでも和らげようと、気心の知れた仲であるセリアがサポートしている状態だ。
「そうですね……」
どうすべきかと、ファリーナはしばし考える。
エルフの集落を襲撃していたヤギ雑魔。それらが北へ向かっている事を掴んだ彼女達はエルフの集落を後にして、足取りを追っている。
白ヤギ雑魔を倒しつつ追う中、彼女達は雑魔を従える歪虚を確認していた。
それは、ヤギ頭を持つ人の上半身に、ヤギの体がついた姿をしている。
しかも、そいつは一回り大きい黒い雑魔を引き連れている。普段、聖導士達が相手にしているのは、白いヤギ雑魔がほとんどだが、その黒い個体は一回り大きく、1体でも苦戦は免れない。
数は歪虚1体と、黒3体に白4体。数はこちらの小隊と同じでも、勝ち目はほぼないとファリーナは見ていた。
「……ハンターの皆さんに力を借りましょう」
悔しいが、ここは慎重に、かつ、確実に敵を叩いておきたい。
ファリーナは隊員達に待機を命じ、自らは馬を走らせて最寄りの集落のハンターズソサエティへと向かっていくのだった。
一方、ヤギ雑魔を率いる歪虚。
生前の習性なのだろうか。ヤギどもは足元の草をはむはむと噛んでいる。
それを憤怒、人馬ならぬ、ヤギ頭の人ヤギといった姿をした、エゴートが舌打ちして見下ろしていた。
「今のうちに、森から離れておきたいのだがな……」
ふらりとリンダールの森を訪れたエゴートは、しばらくそこで身を潜めていた。
程なく、別の歪虚に誘われる形で、エルフの集落を襲撃するに至っていたのだが……。その歪虚に預けたヤギどもが暴走することもしばしば。
やがて、エゴートはその歪虚と袂を分かち、森を脱出したのだが……。気づけば、人間達に可愛いヤギ雑魔が狩られ、手元には10体も残っていなかった。
「人間に追いつかれる前に、この地を離れねば……」
通常の人間であれば、エゴートは自分1人でも難なく殲滅できると確信するが、ヤギ雑魔を悉く屠った連中が集まれば、そうも言ってはいられない。
「いくぞ、お前達」
エゴートは草をはむヤギ達を急かし、北へと向かって出発するのである。
グラズヘイム王国、リンダールの森。
この森には現在雑魔が現れ、ひっそりと暮らすエルフがその襲来に怯えているという事件が起こっていたのだが、その原因の1つに、ヤギ雑魔の強襲があった。
ヤギ雑魔は指示なしだと、正面に例え木々や建物があろうともお構いなしに突進する習性があるという。
走り回るヤギ雑魔に森の木々は突き倒され、集落にも一部建物破壊など被害があったようだが、ハンター達の力もあって集落を守ることができていた。
夜、リンダール森より僅かに北。
聖堂戦士団の一隊が草原地帯で野営を行っていた。
「……ついに、捉えましたよ」
小隊長、ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)は隊員からの報告を聞いて、小さく呟く。
「で、どうするの、リーナ」
副隊長のセリアが尋ねる。7人いる隊員はまだまだ新米隊員ばかり。彼らの指揮を取るファリーナの負担を少しでも和らげようと、気心の知れた仲であるセリアがサポートしている状態だ。
「そうですね……」
どうすべきかと、ファリーナはしばし考える。
エルフの集落を襲撃していたヤギ雑魔。それらが北へ向かっている事を掴んだ彼女達はエルフの集落を後にして、足取りを追っている。
白ヤギ雑魔を倒しつつ追う中、彼女達は雑魔を従える歪虚を確認していた。
それは、ヤギ頭を持つ人の上半身に、ヤギの体がついた姿をしている。
しかも、そいつは一回り大きい黒い雑魔を引き連れている。普段、聖導士達が相手にしているのは、白いヤギ雑魔がほとんどだが、その黒い個体は一回り大きく、1体でも苦戦は免れない。
数は歪虚1体と、黒3体に白4体。数はこちらの小隊と同じでも、勝ち目はほぼないとファリーナは見ていた。
「……ハンターの皆さんに力を借りましょう」
悔しいが、ここは慎重に、かつ、確実に敵を叩いておきたい。
ファリーナは隊員達に待機を命じ、自らは馬を走らせて最寄りの集落のハンターズソサエティへと向かっていくのだった。
一方、ヤギ雑魔を率いる歪虚。
生前の習性なのだろうか。ヤギどもは足元の草をはむはむと噛んでいる。
それを憤怒、人馬ならぬ、ヤギ頭の人ヤギといった姿をした、エゴートが舌打ちして見下ろしていた。
「今のうちに、森から離れておきたいのだがな……」
ふらりとリンダールの森を訪れたエゴートは、しばらくそこで身を潜めていた。
程なく、別の歪虚に誘われる形で、エルフの集落を襲撃するに至っていたのだが……。その歪虚に預けたヤギどもが暴走することもしばしば。
やがて、エゴートはその歪虚と袂を分かち、森を脱出したのだが……。気づけば、人間達に可愛いヤギ雑魔が狩られ、手元には10体も残っていなかった。
「人間に追いつかれる前に、この地を離れねば……」
通常の人間であれば、エゴートは自分1人でも難なく殲滅できると確信するが、ヤギ雑魔を悉く屠った連中が集まれば、そうも言ってはいられない。
「いくぞ、お前達」
エゴートは草をはむヤギ達を急かし、北へと向かって出発するのである。
解説
●敵
○歪虚……エゴート、憤怒の1人。
大きな角を持つヤギの頭を持つ人間男性の上半身が、
ヤギの体についた姿をしております。
大きなポールアックスを操り、
特攻薙ぎ払い(前方広範囲にダメージ)、邪眼(継続ダメージ)、
強連撃(突進、角でかち上げた上、斧の叩きつけ)を使って
攻め立ててきます。
○黒ヤギ雑魔……3体
暴れ回り(前方広範囲にダメージ)、後ろ脚蹴り(単体)、
怨嗟の咆哮(重圧・スキル制限)を使います。
移動力は後述のヤギに比べれば劣りますが、
その分体格が一回り大きく、力の強い雑魔です。
○白ヤギ雑魔……4体
いずれも、角(前方に貫通)、体当たり(単体)、
呪い(継続ダメージ)を使います。
非常に移動力の高い敵で、
木々があろうとも人間に向かって突進してくるのが特徴です。
黒ヤギの指示で反転し、攻撃を繰り返してきます。
こちらは、聖堂戦士団員達が相手する予定です。
●状況
現場は、リンダールの森北の草原地帯です。
若干の高低差などはありますが、
基本的には地形を気にせず戦う事は出来ます。
敵を追いかける形での戦闘スタートです。
徒歩だと、何か手段を講じなければ追いつくのは難しいでしょう。
移動力のある白ヤギは
エゴートや黒ヤギに歩調を合わせておりますので、
突出して先行していることはありません。
移動力が面倒な白ヤギ雑魔は聖堂戦士団が相手しますが、
サポートの方は出来れば、こちらの援護を願います。
●NPC
○ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)
レベル10、杖、刀、盾を所持、
スキルはヒール、キュア、ホーリーセイバーをセット。
7人の隊員(レベルは平均6前後)を率いる小隊長です。
なお、今回は移動力のあるヤギとの交戦に備え、
全員が乗用馬に騎乗しております。
基本的には自小隊の指示出しを優先しますが、
ハンターの皆様の要望も、出来る限りお応えします。
○歪虚……エゴート、憤怒の1人。
大きな角を持つヤギの頭を持つ人間男性の上半身が、
ヤギの体についた姿をしております。
大きなポールアックスを操り、
特攻薙ぎ払い(前方広範囲にダメージ)、邪眼(継続ダメージ)、
強連撃(突進、角でかち上げた上、斧の叩きつけ)を使って
攻め立ててきます。
○黒ヤギ雑魔……3体
暴れ回り(前方広範囲にダメージ)、後ろ脚蹴り(単体)、
怨嗟の咆哮(重圧・スキル制限)を使います。
移動力は後述のヤギに比べれば劣りますが、
その分体格が一回り大きく、力の強い雑魔です。
○白ヤギ雑魔……4体
いずれも、角(前方に貫通)、体当たり(単体)、
呪い(継続ダメージ)を使います。
非常に移動力の高い敵で、
木々があろうとも人間に向かって突進してくるのが特徴です。
黒ヤギの指示で反転し、攻撃を繰り返してきます。
こちらは、聖堂戦士団員達が相手する予定です。
●状況
現場は、リンダールの森北の草原地帯です。
若干の高低差などはありますが、
基本的には地形を気にせず戦う事は出来ます。
敵を追いかける形での戦闘スタートです。
徒歩だと、何か手段を講じなければ追いつくのは難しいでしょう。
移動力のある白ヤギは
エゴートや黒ヤギに歩調を合わせておりますので、
突出して先行していることはありません。
移動力が面倒な白ヤギ雑魔は聖堂戦士団が相手しますが、
サポートの方は出来れば、こちらの援護を願います。
●NPC
○ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)
レベル10、杖、刀、盾を所持、
スキルはヒール、キュア、ホーリーセイバーをセット。
7人の隊員(レベルは平均6前後)を率いる小隊長です。
なお、今回は移動力のあるヤギとの交戦に備え、
全員が乗用馬に騎乗しております。
基本的には自小隊の指示出しを優先しますが、
ハンターの皆様の要望も、出来る限りお応えします。
マスターより
ハンターの皆様、こんにちは。なちゅいです。
リンダールの森、
エルフ集落の周辺に現れた雑魔集団の片割れ、
ヤギ雑魔との決戦です。
ご参加いただけたら幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします。
リンダールの森、
エルフ集落の周辺に現れた雑魔集団の片割れ、
ヤギ雑魔との決戦です。
ご参加いただけたら幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/04/24 20:26
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 Hollow(ka4450) 人間(クリムゾンウェスト)|17才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/04/19 23:59:19 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/04/19 20:55:08 |