ゲスト
(ka0000)
クリスとマリー 道中、薄暮
マスター:柏木雄馬

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/04/21 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/04/30 12:00
オープニング
王国巡礼の旅に出た貴族の令嬢クリスと若き侍女マリーは、その途中、事故により供を失った大貴族ダフィールド侯爵家の四男、ルーサーを館まで送っていくことになった。
誘拐騒ぎなどを経て辿り着いた侯爵家新領は、だが、新たな領主によって過酷な重税等の圧政を強いられる地であった。
道中、道連れとなった逃散民の家族連れを襲撃に来た山賊紛いの『逃散民取締官』──『髭面の男』と『落ち着き払った男』の2チームを返り討ちにして捕らえる羽目となり。更に、彼らを連れて訪れた村では暴動騒ぎに巻き込まれ、行き掛かり上、村人たちの代表を連れて侯爵家に上訴に向かうことになった。
山賊紛いの取締官に、圧政に苦しむ農民たち──父の統治の実態を目の当たりにして衝撃を受けるルーサーと。訪れた侯爵家本領の好景気に沸く様を見て怒りに燃える村人たち。
そんな中、捕らえていた『虎刈りの男』(=元『髭面の男』)が逃げ出して、駆け込んだ駐在所で自らの身分を明かし、「奴らを逮捕しろ!」と官憲に訴えた。対するクリスとハンターたちは「自分たちは火の粉を払っただけ」と、ルーサーの正体を明かして反論。だが、双方共に言ってる事に証は無く──
困り果てた官憲は、判断がつくと思しき存在に判定を委ねることにした。
「どっちでもいい。シモン様かソード様をとにかくここへお呼びしろ!」
●クリスとマリー 道中、薄暮
賑わう宿場町の駐在所に辿り着いたその一行は、全員が騎馬の集団だった。
得物は剣。槍ではない。華美な装飾を施した揃いの制服── それらの点から、クリスは彼らが軍人ではなく、騎馬警官かそれに類する存在だと当たりを付ける。
そんな中、最も華麗な装飾を施した赤い制服姿の若い男が下馬し、翼を模した飾りのついた鉄兜を脱いで、熱を払うように頭を振った。応じて揺れる、癖のある長い赤毛──整った顔立ちではあるが、そばかすの存在が実年齢と比べて、より若さを印象強くしている。
「職務中だ。略式で構わんぞ」
右膝をついて出迎えようとした中年の官憲を手で制し、冗談めかして言う青年。余程の貴家の出身かと思考するクリスの目の前で、当の本人が思いがけずその出自を明らかにする。
「……ルーサー? お前、ルーサーか!?」
「……ソード、兄様……?」
「ええっ!?」
驚愕するマリー。ダフィールド侯爵家三男、ソード。それがこの青年の正体だった。ルーサーの件も合わせ、露見したそれらの事実に騒然とする村人たち。常に冷静沈着だった『落ち着き払った男』リーアでさえ驚きを隠せず、『虎刈りの男』に至ってはよく事態を呑み込めず、ただただその顔を蒼白にする。
「……騎馬警官隊の隊長に就任なさったのですね。おめでとうございます」
「おう、ありがとな! ……って、お前、こんな所で何してるんだ!? 確か、巡礼の旅に出されたと聞いたぞ? 嫌々ながら!」
顔を上げたルーサーへと歩み寄り、その両肩をバンバンと叩くソード。ルーサーはどう話したものかと、助けを求めるようにクリスへ視線を向ける。
「……その件に関しましては、私からご説明いたしたく……」
「あん?」
兄弟の会話に割り込まれ、不機嫌な表情で振り返ったソードは、だが、クリスの面貌を視界に捉えた瞬間、目を瞠って硬直した。
「お初にお目に掛かります。オードラン伯爵家が一女、クリスティーヌと申します。故あってルーサー様をご実家までお送りする途上でありました」
「お、おう…… き、貴族か。うん」
先程までの威勢が嘘の様に、どぎまぎと言葉を返すソード。その様子にクリスはきょとんとしつつ、事情を説明する為に屋内へと誘った。
「……なるほど。兄上より正式な認可を受けた『逃散民取締官』という職務を遂行中に、その執行を妨害され、拘束されたというわけか。確かに、それは不当だな」
駐在所の応接室── クリスからルーサーを送るに至った事情を説明された後、中年の官憲から自分を呼ばれた理由を聞かされたソードは、そう結論を出し、欠伸をした。
「火の粉を払っただけと言うが、そもそも正式に身分を明かした『逃散民取締官』に反撃すること自体がここ(侯爵領)では違法だ」
「そうでしょう! そうでしょうとも!」
ソードの言葉にすっかり意気を取り戻した『虎刈りの男』が、ソードの眼前に跪礼したまま喜色満面に追従をする。
「で、何が問題なんだ? 俺を呼びつけた用とはなんだ?」
不機嫌そうに耳を掻くソードに、中年の官憲は恐縮し、その『取り締まり』の際に『虎刈りの男』がルーサーに剣を向けた事実を恭しく申し上げた。
「……何?」
ソードの『虎刈りの男』を見る目が変わった。部屋の温度が急に低下したかの如く──自分の運命を司る存在の機微を察し、慌てて男が顔を上げる。
「し、知らなかったのです! そのガキ、いえ、ルーサー様が侯爵家の係累であるなどとは! 私はただ職務を遂行しただけであって……!」
瞬間、男の言葉が途切れた。
ゴトリ、という重い音と共に部屋の隅に転がった『それ』──『虎刈りの男』の頸に気付いて。一瞬の静寂の後、マリーの悲鳴が部屋に響いた。
「キャアーーーー!」
フッと意識を失い、崩れ落ちるマリー。顔面を蒼白にしたクリスとルーサーが慌ててその身を支える。
「下民が。侯爵家の者に剣を向けただと? それだけで万死に値する」
唾でも吐き掛けかねない表情でソードが『虎刈りの男』の死体を見下ろし。ふと床の血だまりに気付いて、「すまん、床を汚してしまった」と官憲たちに頭を下げる。
泡を喰い、騒然とする村長と村人たち。その中で『怜悧な村人』は一人、スッと目を細め。やはり貴族どもは信用ならん、と内心で唾を吐き。逆に『村人たちのリーダー』はその光景に『正義の執行』を垣間見て、この人ならば! と希望を抱いた。
「畏れながら申し上げます!」
リーダーはソードの眼前に跪礼し、『奏上』した。
「そこな『取締官』と同様、『新領』では官職の名を借りた悪逆なる者どもの手によって、多くの村々、領民たちが無体を強いられております! なにとぞ、殿下の威をもって、悪逆なる者どもへ鉄槌をお願いしたく……」
「おい、ルーサー」
ソードが弟に呼び掛けた。村人の言葉など聞こえぬとでも言うように。
「もしかして、俺は下民に話し掛けられているのか? こいつらはお前とどういった関係だ?」
まずい、とルーサーは息を呑んだ。そして、間髪入れずすぐに「道中、自分が世話になった者たちだ」と兄に告げた。
そうか、とソードは腰を上げ、剣を収めた。そして、気絶したマリーを支えるクリスを──貴族であるクリスだけを見やって、告げた。
「……ルーサーが世話になったと聞いて、恩を返さぬ訳にはいかぬ。我らが館へ、客人としてお招きいたす」
誘拐騒ぎなどを経て辿り着いた侯爵家新領は、だが、新たな領主によって過酷な重税等の圧政を強いられる地であった。
道中、道連れとなった逃散民の家族連れを襲撃に来た山賊紛いの『逃散民取締官』──『髭面の男』と『落ち着き払った男』の2チームを返り討ちにして捕らえる羽目となり。更に、彼らを連れて訪れた村では暴動騒ぎに巻き込まれ、行き掛かり上、村人たちの代表を連れて侯爵家に上訴に向かうことになった。
山賊紛いの取締官に、圧政に苦しむ農民たち──父の統治の実態を目の当たりにして衝撃を受けるルーサーと。訪れた侯爵家本領の好景気に沸く様を見て怒りに燃える村人たち。
そんな中、捕らえていた『虎刈りの男』(=元『髭面の男』)が逃げ出して、駆け込んだ駐在所で自らの身分を明かし、「奴らを逮捕しろ!」と官憲に訴えた。対するクリスとハンターたちは「自分たちは火の粉を払っただけ」と、ルーサーの正体を明かして反論。だが、双方共に言ってる事に証は無く──
困り果てた官憲は、判断がつくと思しき存在に判定を委ねることにした。
「どっちでもいい。シモン様かソード様をとにかくここへお呼びしろ!」
●クリスとマリー 道中、薄暮
賑わう宿場町の駐在所に辿り着いたその一行は、全員が騎馬の集団だった。
得物は剣。槍ではない。華美な装飾を施した揃いの制服── それらの点から、クリスは彼らが軍人ではなく、騎馬警官かそれに類する存在だと当たりを付ける。
そんな中、最も華麗な装飾を施した赤い制服姿の若い男が下馬し、翼を模した飾りのついた鉄兜を脱いで、熱を払うように頭を振った。応じて揺れる、癖のある長い赤毛──整った顔立ちではあるが、そばかすの存在が実年齢と比べて、より若さを印象強くしている。
「職務中だ。略式で構わんぞ」
右膝をついて出迎えようとした中年の官憲を手で制し、冗談めかして言う青年。余程の貴家の出身かと思考するクリスの目の前で、当の本人が思いがけずその出自を明らかにする。
「……ルーサー? お前、ルーサーか!?」
「……ソード、兄様……?」
「ええっ!?」
驚愕するマリー。ダフィールド侯爵家三男、ソード。それがこの青年の正体だった。ルーサーの件も合わせ、露見したそれらの事実に騒然とする村人たち。常に冷静沈着だった『落ち着き払った男』リーアでさえ驚きを隠せず、『虎刈りの男』に至ってはよく事態を呑み込めず、ただただその顔を蒼白にする。
「……騎馬警官隊の隊長に就任なさったのですね。おめでとうございます」
「おう、ありがとな! ……って、お前、こんな所で何してるんだ!? 確か、巡礼の旅に出されたと聞いたぞ? 嫌々ながら!」
顔を上げたルーサーへと歩み寄り、その両肩をバンバンと叩くソード。ルーサーはどう話したものかと、助けを求めるようにクリスへ視線を向ける。
「……その件に関しましては、私からご説明いたしたく……」
「あん?」
兄弟の会話に割り込まれ、不機嫌な表情で振り返ったソードは、だが、クリスの面貌を視界に捉えた瞬間、目を瞠って硬直した。
「お初にお目に掛かります。オードラン伯爵家が一女、クリスティーヌと申します。故あってルーサー様をご実家までお送りする途上でありました」
「お、おう…… き、貴族か。うん」
先程までの威勢が嘘の様に、どぎまぎと言葉を返すソード。その様子にクリスはきょとんとしつつ、事情を説明する為に屋内へと誘った。
「……なるほど。兄上より正式な認可を受けた『逃散民取締官』という職務を遂行中に、その執行を妨害され、拘束されたというわけか。確かに、それは不当だな」
駐在所の応接室── クリスからルーサーを送るに至った事情を説明された後、中年の官憲から自分を呼ばれた理由を聞かされたソードは、そう結論を出し、欠伸をした。
「火の粉を払っただけと言うが、そもそも正式に身分を明かした『逃散民取締官』に反撃すること自体がここ(侯爵領)では違法だ」
「そうでしょう! そうでしょうとも!」
ソードの言葉にすっかり意気を取り戻した『虎刈りの男』が、ソードの眼前に跪礼したまま喜色満面に追従をする。
「で、何が問題なんだ? 俺を呼びつけた用とはなんだ?」
不機嫌そうに耳を掻くソードに、中年の官憲は恐縮し、その『取り締まり』の際に『虎刈りの男』がルーサーに剣を向けた事実を恭しく申し上げた。
「……何?」
ソードの『虎刈りの男』を見る目が変わった。部屋の温度が急に低下したかの如く──自分の運命を司る存在の機微を察し、慌てて男が顔を上げる。
「し、知らなかったのです! そのガキ、いえ、ルーサー様が侯爵家の係累であるなどとは! 私はただ職務を遂行しただけであって……!」
瞬間、男の言葉が途切れた。
ゴトリ、という重い音と共に部屋の隅に転がった『それ』──『虎刈りの男』の頸に気付いて。一瞬の静寂の後、マリーの悲鳴が部屋に響いた。
「キャアーーーー!」
フッと意識を失い、崩れ落ちるマリー。顔面を蒼白にしたクリスとルーサーが慌ててその身を支える。
「下民が。侯爵家の者に剣を向けただと? それだけで万死に値する」
唾でも吐き掛けかねない表情でソードが『虎刈りの男』の死体を見下ろし。ふと床の血だまりに気付いて、「すまん、床を汚してしまった」と官憲たちに頭を下げる。
泡を喰い、騒然とする村長と村人たち。その中で『怜悧な村人』は一人、スッと目を細め。やはり貴族どもは信用ならん、と内心で唾を吐き。逆に『村人たちのリーダー』はその光景に『正義の執行』を垣間見て、この人ならば! と希望を抱いた。
「畏れながら申し上げます!」
リーダーはソードの眼前に跪礼し、『奏上』した。
「そこな『取締官』と同様、『新領』では官職の名を借りた悪逆なる者どもの手によって、多くの村々、領民たちが無体を強いられております! なにとぞ、殿下の威をもって、悪逆なる者どもへ鉄槌をお願いしたく……」
「おい、ルーサー」
ソードが弟に呼び掛けた。村人の言葉など聞こえぬとでも言うように。
「もしかして、俺は下民に話し掛けられているのか? こいつらはお前とどういった関係だ?」
まずい、とルーサーは息を呑んだ。そして、間髪入れずすぐに「道中、自分が世話になった者たちだ」と兄に告げた。
そうか、とソードは腰を上げ、剣を収めた。そして、気絶したマリーを支えるクリスを──貴族であるクリスだけを見やって、告げた。
「……ルーサーが世話になったと聞いて、恩を返さぬ訳にはいかぬ。我らが館へ、客人としてお招きいたす」
解説
1.状況と目的
状況はOP本文の通り。
PCはクリスらと旅を共にする、或いは護衛として雇われたハンターの一人となり、状況に対応してください。
2.舞台
王国北東部フェルダー地方。大貴族ダフィールド侯爵領。
そのとある宿場町から侯爵家の館へ至る数日の道中。
野宿あり。クリスやルーサーはソードと同じ焚火。それ以外は皆一緒。そちらには酒を提げてやって来る騎馬警官あり。
3.次のシナリオまでに決めておきたいこと(一例)
3A.村人たちを同道させるか?
『ルーサーの恩人』として館までの同道を許された。が、ソードの態度を目の当たりにしたことで、村人たちの意見も割れ始めている。
クリスやルーサーに対しても(村長以外)距離を置き始めている。
『村長』:侯爵家の統治を受け入れたとして村人たちから嫌われている村長。侯爵家への反乱は反対。それ以外の責任は取る構え。
『リーダー』:新領に対する寛恕を求めて、当初の予定通り侯爵家への上訴を行う予定。家族や同胞たちの為に。たとえそれで首を刎ねられるとしても。
『怜悧』:上訴は無駄と判断。すぐに村へと引き返して周囲の村々と謀って反乱を起こすべき。貴族はやっぱり信用ならない。
『明朗』:いつも笑顔朗らかな村人。何が家族や村人たちにとって一番良いかが一番大事。その他の村人たちを代表するキャラ。
彼らが上訴をするにせよ、この場から逃がして反乱を企てさせるにせよ(或いは諦めさせるにせよ)、何らかの方策がなければ失敗します。
3B.『落ち着き払った男』リーアをどうするか?
未だ正体不明の男。『逃散民取締官』ではないようだが……?
その正体を隠していることを村人や騎馬警官たちにばらすかどうか。更なる同道を認めるか。それとも、この場から逃がすか、どうか。
いったい何が目的か。更なる正体を追求するか。
「俺の正体を知ってしまったら、お前たちも連座は免れ得ぬぞ?」
状況はOP本文の通り。
PCはクリスらと旅を共にする、或いは護衛として雇われたハンターの一人となり、状況に対応してください。
2.舞台
王国北東部フェルダー地方。大貴族ダフィールド侯爵領。
そのとある宿場町から侯爵家の館へ至る数日の道中。
野宿あり。クリスやルーサーはソードと同じ焚火。それ以外は皆一緒。そちらには酒を提げてやって来る騎馬警官あり。
3.次のシナリオまでに決めておきたいこと(一例)
3A.村人たちを同道させるか?
『ルーサーの恩人』として館までの同道を許された。が、ソードの態度を目の当たりにしたことで、村人たちの意見も割れ始めている。
クリスやルーサーに対しても(村長以外)距離を置き始めている。
『村長』:侯爵家の統治を受け入れたとして村人たちから嫌われている村長。侯爵家への反乱は反対。それ以外の責任は取る構え。
『リーダー』:新領に対する寛恕を求めて、当初の予定通り侯爵家への上訴を行う予定。家族や同胞たちの為に。たとえそれで首を刎ねられるとしても。
『怜悧』:上訴は無駄と判断。すぐに村へと引き返して周囲の村々と謀って反乱を起こすべき。貴族はやっぱり信用ならない。
『明朗』:いつも笑顔朗らかな村人。何が家族や村人たちにとって一番良いかが一番大事。その他の村人たちを代表するキャラ。
彼らが上訴をするにせよ、この場から逃がして反乱を企てさせるにせよ(或いは諦めさせるにせよ)、何らかの方策がなければ失敗します。
3B.『落ち着き払った男』リーアをどうするか?
未だ正体不明の男。『逃散民取締官』ではないようだが……?
その正体を隠していることを村人や騎馬警官たちにばらすかどうか。更なる同道を認めるか。それとも、この場から逃がすか、どうか。
いったい何が目的か。更なる正体を追求するか。
「俺の正体を知ってしまったら、お前たちも連座は免れ得ぬぞ?」
マスターより
リプレイと次のOPまでが柏木のリアクション。こんにちは、そんな柏木雄馬です。
さて、今回は恒例となりましたクリス&マリーもの。時系列的には『クリスとマリー 狭まりゆく道筋』の直後。本来ならササッと送って帰る予定であったものが結構な勢いで拗れております(柏木が)
多分、現時点においては解決できることはそう多くはないです。それが現在の王国の貴族制の悪しき一面であり、侯爵家が持つ戦力・政治力の大きさでもあります。
でも、将来的に何かが変わるきっかけにはなるかもしれません。そんな分岐の柏木分類『描写系』。キャラクターの描写自体が目的のシナリオです。
さて、今回は恒例となりましたクリス&マリーもの。時系列的には『クリスとマリー 狭まりゆく道筋』の直後。本来ならササッと送って帰る予定であったものが結構な勢いで拗れております(柏木が)
多分、現時点においては解決できることはそう多くはないです。それが現在の王国の貴族制の悪しき一面であり、侯爵家が持つ戦力・政治力の大きさでもあります。
でも、将来的に何かが変わるきっかけにはなるかもしれません。そんな分岐の柏木分類『描写系』。キャラクターの描写自体が目的のシナリオです。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/04/28 19:04
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/04/18 20:40:29 |
|
![]() |
相談です・・・ サクラ・エルフリード(ka2598) 人間(クリムゾンウェスト)|15才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2017/04/21 09:59:25 |