ゲスト
(ka0000)
魔術師の弟子、ギルド街へ!
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在6人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/04/24 15:00
- リプレイ完成予定
- 2017/05/03 15:00
オープニング
●春だ、新しいことをしたい
ルゥルはハンターとして登録はした。
登録をしたからと言って何かが変わるわけではない。
いや、変わったことはある。近所の人にちょっと遠くにお遣いを頼まれるようになったのだ。お小遣いももらえる! これでフェレットフードも自力で買える……かもしれない。
ハンターらしいことはしているか否かはハンターが何かにもよる。そう、結局、自身の求めることによる。
ルゥルはただリゼリオに行ってみたい。
「ギルド街にユニオンっていうのがあるです。きっと、大人なのです!」
ルゥルは憧れた。
まあ、大人かは分からないけれども、世界各地に羽ばたく王国出身者のための互助機関と考えれば、今のルゥルに関係ない。
家に帰ってくるから。
「でも、でも」
ルゥルは考えた。
「そうです、行ってみるのですー。転移門使って……転移門……はお隣の町です」
リゼリオに行くのはソサエティの転移門をつかえば行けるとして、転移門のある町まで行くのに馬で二時間前後。ルゥルがもらったロバだともっと時間がかかるし、馬車に乗るにはお金がかかる。徒歩は論外。
「うーん、でも、朝早く出て行けば夕方には帰ってこられます!」
こっそり行こう。
師匠はいないし。隣の家のエクラ教の司祭に見つからなければ、問題ないのだ。
ペットのパルムのポルムが自分用の小さなリュックを取り出しワクワクし、フェレットのフレオは丸くなった。
●まあ、ばれる
思い立った日の次の朝、ロバの世話をしていると、隣のエクラ教会の司祭のマークが道を掃いていた。
「おや、ルゥルちゃん、おはよう」
「……おっ、おはようございます」
「今日は早いですね?」
「はっ……春だから、早く起きました」
「……ルゥルちゃん、何か隠していますね?」
すすすと近寄り、ルゥルの前に立つ。マークは笑顔で問うが、ルゥルは冷や汗をかく。
「か、隠し事は……」
「リュックサック背負って?」
「みぎゃあああああああああ」
隠していることは明らかだ。挙動不審にもほどがある。小さいころから彼女を知っているか否か以前に、付き合い浅くてもきっとわかる部類。
「ルゥルはアム・シェリタに行ってみたいですう」
「……なんでです?」
「なんか、ハンターぽいです!」
「なるほど」
「朝に行けば夕方には帰ってこられると思ったのです。お昼は屋台で食べればいいと思いました! あっちにもあるですよね?」
必死なルゥル。
「シャ……シャル、シェ……レットさんの迎賓館だというです、きっとかっこいいです」
「かっこいい……?」
かっこいいが何を指しているのかマークは首かしげたいが、ユニオンに行って帰ってくるということは別にかまわないと思った。ルゥル自身がきちんと考えて行動はしているようだから。
「分かりました」
「わーい」
「その代わり、ロビン君、リゼリオのオフィスの人、アム・シェリタの係の人にサインをもらうんですよ?」
「分かりましたー」
ルゥルがきちんと行ったかのチェックポイント。そこで一筆もらうことで、ルゥルがきちんと予定をこなしたかわかるのだった。ロビン君は隣町のソサエティにいる受付男子の名前だと一応付けくわえておく。
さて、ロバに乗っかってルゥルは出かけた。見送るマークに笑顔で手を振っていた。
順調にリゼリオまで来た。
「一人で来ました! わーーーーーーーーーーーーーーー」
冬も来たけれどもそれは嫌な行事のため。今回は自分で計画し、自分のための行動だ。楽しくないわけがない。
「うわあああああああああああああああああああああああ」
海が輝く。鳥も飛んでいる、陸地と違う。
「うわあああああああああああああああああああああああ」
そして、ギルド街で見たことない店などについふらふら近寄る。
いつもなら止めるペットたちもつられているため、引き留めるモノはなかった。
そして、今、おなかがすいた。
「……こ、ここはどこですか」
ようやく、事態に気づいた。
教わっていた道からは大きく外れており、もうここがどこかなどわからない。
「みぎゃああああああああ」
頭の上に乗っているポルムが必死になだめる。
肩の上に乗っているフレオが必死に愛嬌を振りまく。
ペットが何をしようとも、ルゥルが泣いているだけでは何も解決がなされない。
ルゥルは無事にアム・シェリタにたどり着くのだろうか?
それは日常生活で通りを使うハンターにかかっているといっても過言ではないのだった。
ルゥルはハンターとして登録はした。
登録をしたからと言って何かが変わるわけではない。
いや、変わったことはある。近所の人にちょっと遠くにお遣いを頼まれるようになったのだ。お小遣いももらえる! これでフェレットフードも自力で買える……かもしれない。
ハンターらしいことはしているか否かはハンターが何かにもよる。そう、結局、自身の求めることによる。
ルゥルはただリゼリオに行ってみたい。
「ギルド街にユニオンっていうのがあるです。きっと、大人なのです!」
ルゥルは憧れた。
まあ、大人かは分からないけれども、世界各地に羽ばたく王国出身者のための互助機関と考えれば、今のルゥルに関係ない。
家に帰ってくるから。
「でも、でも」
ルゥルは考えた。
「そうです、行ってみるのですー。転移門使って……転移門……はお隣の町です」
リゼリオに行くのはソサエティの転移門をつかえば行けるとして、転移門のある町まで行くのに馬で二時間前後。ルゥルがもらったロバだともっと時間がかかるし、馬車に乗るにはお金がかかる。徒歩は論外。
「うーん、でも、朝早く出て行けば夕方には帰ってこられます!」
こっそり行こう。
師匠はいないし。隣の家のエクラ教の司祭に見つからなければ、問題ないのだ。
ペットのパルムのポルムが自分用の小さなリュックを取り出しワクワクし、フェレットのフレオは丸くなった。
●まあ、ばれる
思い立った日の次の朝、ロバの世話をしていると、隣のエクラ教会の司祭のマークが道を掃いていた。
「おや、ルゥルちゃん、おはよう」
「……おっ、おはようございます」
「今日は早いですね?」
「はっ……春だから、早く起きました」
「……ルゥルちゃん、何か隠していますね?」
すすすと近寄り、ルゥルの前に立つ。マークは笑顔で問うが、ルゥルは冷や汗をかく。
「か、隠し事は……」
「リュックサック背負って?」
「みぎゃあああああああああ」
隠していることは明らかだ。挙動不審にもほどがある。小さいころから彼女を知っているか否か以前に、付き合い浅くてもきっとわかる部類。
「ルゥルはアム・シェリタに行ってみたいですう」
「……なんでです?」
「なんか、ハンターぽいです!」
「なるほど」
「朝に行けば夕方には帰ってこられると思ったのです。お昼は屋台で食べればいいと思いました! あっちにもあるですよね?」
必死なルゥル。
「シャ……シャル、シェ……レットさんの迎賓館だというです、きっとかっこいいです」
「かっこいい……?」
かっこいいが何を指しているのかマークは首かしげたいが、ユニオンに行って帰ってくるということは別にかまわないと思った。ルゥル自身がきちんと考えて行動はしているようだから。
「分かりました」
「わーい」
「その代わり、ロビン君、リゼリオのオフィスの人、アム・シェリタの係の人にサインをもらうんですよ?」
「分かりましたー」
ルゥルがきちんと行ったかのチェックポイント。そこで一筆もらうことで、ルゥルがきちんと予定をこなしたかわかるのだった。ロビン君は隣町のソサエティにいる受付男子の名前だと一応付けくわえておく。
さて、ロバに乗っかってルゥルは出かけた。見送るマークに笑顔で手を振っていた。
順調にリゼリオまで来た。
「一人で来ました! わーーーーーーーーーーーーーーー」
冬も来たけれどもそれは嫌な行事のため。今回は自分で計画し、自分のための行動だ。楽しくないわけがない。
「うわあああああああああああああああああああああああ」
海が輝く。鳥も飛んでいる、陸地と違う。
「うわあああああああああああああああああああああああ」
そして、ギルド街で見たことない店などについふらふら近寄る。
いつもなら止めるペットたちもつられているため、引き留めるモノはなかった。
そして、今、おなかがすいた。
「……こ、ここはどこですか」
ようやく、事態に気づいた。
教わっていた道からは大きく外れており、もうここがどこかなどわからない。
「みぎゃああああああああ」
頭の上に乗っているポルムが必死になだめる。
肩の上に乗っているフレオが必死に愛嬌を振りまく。
ペットが何をしようとも、ルゥルが泣いているだけでは何も解決がなされない。
ルゥルは無事にアム・シェリタにたどり着くのだろうか?
それは日常生活で通りを使うハンターにかかっているといっても過言ではないのだった。
解説
迷子のルゥルを目的地に連れて行こう!
●さて?
皆様はたまたま町を散歩、日常生活を送っています。
そこにルゥルという迷子が降ってわいてきました。
道を教える、ランチに誘う、ユニオンに連れて行く、ハンターの先輩としての助言をするなど……ある日常に一幕です。なお、ルゥル近辺でやることをすり合わせいただくほうがプレイングの通りとしてよいです。
お連れ様いる場合はキャラIDと呼び方、関係があると、スムーズに描けます。例えば「大江 紅葉(kz0163)、紅葉お姉ちゃん、近所のお姉さん」と言った風。
●NPC
ルゥル ちびっこなエルフ、魔術師の弟子。ペットの名前はパルムはポルム、フェレットはフレオ。現在の心境、心細い。ロバは自宅最寄りのソサエティに預けてきているので徒歩。
●さて?
皆様はたまたま町を散歩、日常生活を送っています。
そこにルゥルという迷子が降ってわいてきました。
道を教える、ランチに誘う、ユニオンに連れて行く、ハンターの先輩としての助言をするなど……ある日常に一幕です。なお、ルゥル近辺でやることをすり合わせいただくほうがプレイングの通りとしてよいです。
お連れ様いる場合はキャラIDと呼び方、関係があると、スムーズに描けます。例えば「大江 紅葉(kz0163)、紅葉お姉ちゃん、近所のお姉さん」と言った風。
●NPC
ルゥル ちびっこなエルフ、魔術師の弟子。ペットの名前はパルムはポルム、フェレットはフレオ。現在の心境、心細い。ロバは自宅最寄りのソサエティに預けてきているので徒歩。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
ルゥルはユニオンに所属していますし、書き込みに行こうかなぁと思って時間を見ている間に、春になりました!
このシナリオが成功した暁には、ルゥルはユニオンに自己紹介や書き込みをする……かもしれません。そう、成功するかはハンターさんの助言にかかっているのです。
別に他のユニオンの方でも問題ありません。
きちんと送り届けてくれさえすれば、最終的に。そう、それが重要。
よろしくお願いします。
ルゥルはユニオンに所属していますし、書き込みに行こうかなぁと思って時間を見ている間に、春になりました!
このシナリオが成功した暁には、ルゥルはユニオンに自己紹介や書き込みをする……かもしれません。そう、成功するかはハンターさんの助言にかかっているのです。
別に他のユニオンの方でも問題ありません。
きちんと送り届けてくれさえすれば、最終的に。そう、それが重要。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/04/30 18:49
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
おバカな子ほど甘やかしたい マリィア・バルデス(ka5848) 人間(リアルブルー)|24才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/04/23 00:48:37 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/04/23 00:44:08 |