ゲスト
(ka0000)
【陶曲】人魚の島、青銅人形の鎮魂歌
マスター:大林さゆる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~7人
- ユニット参加人数
- 現在6 / 0~7
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/04/25 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/05/09 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
同盟海域、人魚の長老クアルダが住む島。
先の大戦で、ハンターたちの多大な協力もあり、魔術師協会広報室に所属する魔術師たちは、人魚たちとの交流を引き続き行っていた。
人魚の島には【海の拠点】が数カ月前に完成して、同盟軍の最新式大型戦艦ルナルギャルド号も、同盟の海を定期的に偵察していた。
「まさか奴らも、この島までは、来ないだろうな」
魔術師スコットは、そう言いつつも、内心は、ある可能性が頭から離れなかった。
湾岸都市ポルトワール、蒸気工場都市フマーレが嫉妬のヴォイド集団によって、被害を受け、さらに極彩色の街として知られる「ヴァリオス」も、嫉妬の眷属たちに脅かされているという噂もあった。
ヴァリオスに存在する魔術師協会は、外部向けの活動として『広報部』が自由都市同盟への様々な後方支援や人材派遣を行っていた。
人魚たちとの交流も、その一環である。とは言え、魔術師(マギステル)の中には「古来から伝わる人魚の秘術を研究するのだ」と知的好奇心から、人魚たちと交流する者も少なくなかった。
「人魚の島は、ヴァリオスから近い……現在は片道でも約一日で、この島まで来れるようになった。まあ、船があれば……の話だが」
ルナルギャルド号の副艦長ロジャー・ロルドが、指令室から海を眺めて呟く。
「……油断は禁物だな。ポルトワールに出没したヴォイドは『徒歩』で海を渡ってきたらしいからな」
ロジャーは、同盟軍元帥・総司令官ブルーノ・ジェンマ(kz0100)から指令を受け、海軍の兵士たちを引き連れ、ルナルギャルド号(全長500メートル)の常時指揮を担当していた。
『人魚の島、防衛、願う』
その知らせは、ハンターたちに向けて、依頼として舞い込んだ。
●
ロジャーの勘は当たった。
無数の青銅人形たちが、海を渡って、人魚の島へ上陸しようとしていた。
「クアルダさん、人魚たちに避難指示を、魚人族たちには防衛の指示を…お願いします」
スコットは人魚の長老にそう言いながら、杖を掲げて、魔法を放ち、青銅人形を打ち砕いた。
「あれが……嫉妬の眷属なの?」
ラキ(kz0002)は、マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)と共に、護衛として人魚の島に来ていた。
「……青銅人形とは、何度か依頼で遭遇したことがあったが、あれだけ数が多いと、魚人族たちも苦戦しそうだな」
ロングソードを構え、迎え撃つマクシミリアン。
人魚たちは一般人並みの能力ではあったが、魚人族の戦士たちは槍や盾を持ち、銃で応戦している海軍の兵士たちと協力して、青銅人形たちを次々と倒していく。
だが、青銅人形の集団は消えては現れ、時間だけでなく、兵士たちの体力も消耗させていく。
「持久戦に持ち込む気だな」
スコットは魔法を全て使い果たし、他の魔術師たちに魔法をなるべく温存するように告げた。
「範囲魔法を使うなら、【海の拠点】や【島の植物】も巻き込まないように気を付けるんだ」
ルナルギャルド号は、島を取り囲んでいる浅瀬の入り江付近で待機していたが、青銅人形の集団は大型戦艦には見向きもせず、人魚の島へと上陸していく。
「西側の浜辺から上陸して、島の南に向かってるよ」
ラキは青銅人形の集団が、何故、島の南へと向かうのか……気が付いた。
マクシミリアンも、すぐに察する。
「どうやら、『聖なる海の門』へと続く祭壇を乗っ取るつもりだな」
「だとしたら、ヤバいよ。あの場所は、元々ヴォイドゲートがあった場所だよ。ハンターたちがゲートを破壊してくれたおかげで、邪神も消えて……あっ、……まさか?」
ラキは、そこまで言いかけて、震えが止まらなくなった。
動じることもなく告げるマクシミリアン。
「いろいろと想定できるが、今回は間違いなく、南の祭壇を破壊する気だな」
青銅人形の集団を見渡すと、巨人型の青銅人形が二体、魚人族たちや兵士たちを体当たりで蹴散らし、南の祭壇へと向かっていた。
ロジャーは魔導トラックに乗り、海軍の兵士も数人ほど便乗させて、南の祭壇を目指して駆けていく。
「恐れるな。良いか、同盟海軍の底力、見せてやるぜ」
海軍の兵士たちも、ハンターたちに協力するため、突き進んでいった。
「南の祭壇が破壊されたら、どうなるか……何が起こるにしろ、なにがなんでも祭壇を死守するんだ!」
ロジャーの声が、高らかに響いた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
同盟海域、人魚の長老クアルダが住む島。
先の大戦で、ハンターたちの多大な協力もあり、魔術師協会広報室に所属する魔術師たちは、人魚たちとの交流を引き続き行っていた。
人魚の島には【海の拠点】が数カ月前に完成して、同盟軍の最新式大型戦艦ルナルギャルド号も、同盟の海を定期的に偵察していた。
「まさか奴らも、この島までは、来ないだろうな」
魔術師スコットは、そう言いつつも、内心は、ある可能性が頭から離れなかった。
湾岸都市ポルトワール、蒸気工場都市フマーレが嫉妬のヴォイド集団によって、被害を受け、さらに極彩色の街として知られる「ヴァリオス」も、嫉妬の眷属たちに脅かされているという噂もあった。
ヴァリオスに存在する魔術師協会は、外部向けの活動として『広報部』が自由都市同盟への様々な後方支援や人材派遣を行っていた。
人魚たちとの交流も、その一環である。とは言え、魔術師(マギステル)の中には「古来から伝わる人魚の秘術を研究するのだ」と知的好奇心から、人魚たちと交流する者も少なくなかった。
「人魚の島は、ヴァリオスから近い……現在は片道でも約一日で、この島まで来れるようになった。まあ、船があれば……の話だが」
ルナルギャルド号の副艦長ロジャー・ロルドが、指令室から海を眺めて呟く。
「……油断は禁物だな。ポルトワールに出没したヴォイドは『徒歩』で海を渡ってきたらしいからな」
ロジャーは、同盟軍元帥・総司令官ブルーノ・ジェンマ(kz0100)から指令を受け、海軍の兵士たちを引き連れ、ルナルギャルド号(全長500メートル)の常時指揮を担当していた。
『人魚の島、防衛、願う』
その知らせは、ハンターたちに向けて、依頼として舞い込んだ。
●
ロジャーの勘は当たった。
無数の青銅人形たちが、海を渡って、人魚の島へ上陸しようとしていた。
「クアルダさん、人魚たちに避難指示を、魚人族たちには防衛の指示を…お願いします」
スコットは人魚の長老にそう言いながら、杖を掲げて、魔法を放ち、青銅人形を打ち砕いた。
「あれが……嫉妬の眷属なの?」
ラキ(kz0002)は、マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)と共に、護衛として人魚の島に来ていた。
「……青銅人形とは、何度か依頼で遭遇したことがあったが、あれだけ数が多いと、魚人族たちも苦戦しそうだな」
ロングソードを構え、迎え撃つマクシミリアン。
人魚たちは一般人並みの能力ではあったが、魚人族の戦士たちは槍や盾を持ち、銃で応戦している海軍の兵士たちと協力して、青銅人形たちを次々と倒していく。
だが、青銅人形の集団は消えては現れ、時間だけでなく、兵士たちの体力も消耗させていく。
「持久戦に持ち込む気だな」
スコットは魔法を全て使い果たし、他の魔術師たちに魔法をなるべく温存するように告げた。
「範囲魔法を使うなら、【海の拠点】や【島の植物】も巻き込まないように気を付けるんだ」
ルナルギャルド号は、島を取り囲んでいる浅瀬の入り江付近で待機していたが、青銅人形の集団は大型戦艦には見向きもせず、人魚の島へと上陸していく。
「西側の浜辺から上陸して、島の南に向かってるよ」
ラキは青銅人形の集団が、何故、島の南へと向かうのか……気が付いた。
マクシミリアンも、すぐに察する。
「どうやら、『聖なる海の門』へと続く祭壇を乗っ取るつもりだな」
「だとしたら、ヤバいよ。あの場所は、元々ヴォイドゲートがあった場所だよ。ハンターたちがゲートを破壊してくれたおかげで、邪神も消えて……あっ、……まさか?」
ラキは、そこまで言いかけて、震えが止まらなくなった。
動じることもなく告げるマクシミリアン。
「いろいろと想定できるが、今回は間違いなく、南の祭壇を破壊する気だな」
青銅人形の集団を見渡すと、巨人型の青銅人形が二体、魚人族たちや兵士たちを体当たりで蹴散らし、南の祭壇へと向かっていた。
ロジャーは魔導トラックに乗り、海軍の兵士も数人ほど便乗させて、南の祭壇を目指して駆けていく。
「恐れるな。良いか、同盟海軍の底力、見せてやるぜ」
海軍の兵士たちも、ハンターたちに協力するため、突き進んでいった。
「南の祭壇が破壊されたら、どうなるか……何が起こるにしろ、なにがなんでも祭壇を死守するんだ!」
ロジャーの声が、高らかに響いた。
解説
ユニット使用可能。島での「陸戦」になるため、全てのユニットが使用できる(1PCにつき1体)
生身での参加も大歓迎。馬やバイクに騎乗することも可能
■状況
同盟海域にある「人魚の島」に護衛(または人魚と交流するため)に来ていたら、嫉妬ヴォイド集団が攻めてきた
ハンターの初期位置は、西側の浜辺
■目的
人魚の島に上陸してきた青銅人形の集団を全て倒し、南にある【祭壇】を守る
■出没した敵
青銅人形、100体
サイズ1、人のように動くが、ぎこちない動作。
剣と弓を装備。通常攻撃のみ。人語は理解できない
弓の射程は、5~60
巨人型の青銅人形、2体
サイズ3、巨体にしては動きが良く、割と頑丈(防御力は高め)
大剣を装備。『強打』使用、再生能力もある
『突撃』で、前方3スクエアに存在する対象全てへ攻撃。敵味方の区別は可能。攻撃後、3スクエア前方へ移動。人語は理解できない。
■補足
少なくとも、巨人型の青銅人形2体を倒して、南の祭壇が破壊されないように防衛してください
青銅人形たちは「陸地」から南に位置する「祭壇」を目指して歩いている
西側の浜辺から、南の祭壇に辿り着くまで、徒歩で約1時間の距離
巨人型の青銅人形は時折、動きが止まることもあるが、すぐに体勢を整えて、進軍してくる
生身での参加も大歓迎。馬やバイクに騎乗することも可能
■状況
同盟海域にある「人魚の島」に護衛(または人魚と交流するため)に来ていたら、嫉妬ヴォイド集団が攻めてきた
ハンターの初期位置は、西側の浜辺
■目的
人魚の島に上陸してきた青銅人形の集団を全て倒し、南にある【祭壇】を守る
■出没した敵
青銅人形、100体
サイズ1、人のように動くが、ぎこちない動作。
剣と弓を装備。通常攻撃のみ。人語は理解できない
弓の射程は、5~60
巨人型の青銅人形、2体
サイズ3、巨体にしては動きが良く、割と頑丈(防御力は高め)
大剣を装備。『強打』使用、再生能力もある
『突撃』で、前方3スクエアに存在する対象全てへ攻撃。敵味方の区別は可能。攻撃後、3スクエア前方へ移動。人語は理解できない。
■補足
少なくとも、巨人型の青銅人形2体を倒して、南の祭壇が破壊されないように防衛してください
青銅人形たちは「陸地」から南に位置する「祭壇」を目指して歩いている
西側の浜辺から、南の祭壇に辿り着くまで、徒歩で約1時間の距離
巨人型の青銅人形は時折、動きが止まることもあるが、すぐに体勢を整えて、進軍してくる
マスターより
大林です。
【陶曲】連動シナリオをお届けします。
人魚たちとも交流ができるようになったのに、邪魔するとは……ヒトと人魚の仲さえも裂くつもりなのでしょうか。
それでは、皆様の熱いプレイングを心からお待ちしております!
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人
ロジャー・ロルド、男性、20代後半、機導師、ルナルギャルド号の副艦長
スコット、男性、20才。魔術師
魔術師協会の魔術師たち、人魚たち、魚人族の戦士たち、同盟海軍の兵士たち
【陶曲】連動シナリオをお届けします。
人魚たちとも交流ができるようになったのに、邪魔するとは……ヒトと人魚の仲さえも裂くつもりなのでしょうか。
それでは、皆様の熱いプレイングを心からお待ちしております!
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人
ロジャー・ロルド、男性、20代後半、機導師、ルナルギャルド号の副艦長
スコット、男性、20才。魔術師
魔術師協会の魔術師たち、人魚たち、魚人族の戦士たち、同盟海軍の兵士たち
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/05/03 02:03
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/04/20 00:00:40 |
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相談卓 米本 剛(ka0320) 人間(リアルブルー)|30才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2017/04/24 21:05:33 |