ゲスト
(ka0000)
【交酒】プロポーズ大作戦!
マスター:葉槻

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/05/30 09:00
- リプレイ完成予定
- 2017/06/13 09:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
リゼリオにあるハンターオフィス。
ここは様々な人々がハンターに助けを求め、またハンター達は様々な事件を求め足繁く通う。
人と人、ハンターとハンターを結びつける交流の場としても活用される施設の1つである。
その受付にて、何やら身なりのいい男が大声で職員に泣きついている。
「落ち着いて下さい、まず、問題を整理して、何が必要なのかを明確にしましょう」
「問題はたった1つだよ! 僕が、どうしたらアーニャと最高の式を挙げることが出来るかって、それだけだよ!」
男の名前はレオルと言った。
リゼリオではそこそこ名の通ったの商家の長男坊。
そしてこの6月に式を挙げる予定の相手が、幼馴染みであり許嫁でもあったアーニャだ。
レオル23歳、アーニャ20歳。
両親同士が勝手に決めた許嫁ではあったが、レオルはそれに不満1つなかった。
むしろ、アーニャと結婚できる日を待ち望んでいたといっても過言ではない。
「アーニャは可愛いんだ。目はくりくりと大きくて、鼻はすっと高くて、赤い唇は少しハスキーだけれどとても聞き心地の良い声でハツラツと言葉を紡ぐ……」
レオルの持っている絵を見せてもらっても、確かに美人といえる部類の女性だ。
利発そうな雰囲気が絵からも漂ってくるし、スタイルも良い。
なお、レオル自身もそんな残念な容姿はしていない。
人懐っこそうな、人の良さそうなやや下がり気味の太眉につぶらな瞳。
体型はややふくよかさを感じるが、それがまた彼の大らかな性格を後押しするようでもある。
今は祖父や父の仕事を手伝うだけだが、将来的には家業を継ぐ立場にもあり、その為の勉強はしっかりとこなしてきていた。
……要するに、『真面目で人の良いお坊ちゃん』を地でいくタイプの青年だった。
アーニャが誕生日を迎える6月15日。
この日に結婚式を挙げるというのは両家の取り決めであり、それにレオルもアーニャも納得していた……と、レオルは思っていたのだ、この日まで。
●
切欠は昨日に遡る。
レオルは仕事で港へと来ていた。
無事一仕事を終えたのが丁度お昼時であった事もあり、最近出来たオシャレで美味しいと噂の軽食屋へと足を運んだ。
そのテラス席にアーニャと彼女の女友達3人の姿を見つけ、レオルは一声掛けようと近寄って……聞いてしまったのだ。
女友達1「アーニャ、そういえば式の準備は順調なの?」
アーニャ「えぇ、これといって特別なことをするわけでも無いし、ほぼ終わったようなものね」
女友達2「いいなぁ、プロポーズの言葉ってなんだったの?」
アーニャ「プロポーズ?」
女友達2「いくら幼馴染みで許嫁だからってプロポーズぐらいあったでしょう?」
アーニャ「……あったかしら……」
女友達3「えぇ? やだ、いくらなんでもプロポーズぐらいして欲しいわよねぇ」
女友達1「レオルってちょっと抜けてるから、忘れてるんじゃない?」
女友達2「いや、待って。もしかしたら何かサプライズを仕掛けているとか……」
女友達1「良いねぇ、それだったら私レオルの事見直すわ。ありきたりなプロポーズなんて許さないわ」
女友達3「アーニャ、こういうところがきちっと出来ない男は他もなあなあにしがちだったり、流されるまま人に言われるままだったりするから、きちんとさせた方がいいわよ」
アーニャ「そういうモノなの?」
女友達一同「そりゃそうよ」
女友達1「結婚式もサプライズとか欲しいわよね」
女友達2「折角こんなに若くて良い女が嫁に行くのにありきたりな結婚式だけっていうのもねぇ」
女友達3「教会でエクラ神に宣誓して、ガーデンパーティで終わり、とか今時ねぇ?」
アーニャ「駄目なの?」
女友達一同「そりゃそうよ」
女友達1「ちょっと、アーニャ大丈夫?」
女友達2「一生に一度なんだから、大事にしてもらわないと!」
女友達3「何か希望とかないの? こんな式にしたいーとか」
アーニャ「ん……みんなが笑顔になってくれたらそれでいいかなぁって」
女友達一同「甘い!」
女友達1「そんなぼんやりしたモノじゃだめよ。レオルの仕事先の人たちのところに挨拶回っている間にパーティが終わるわ!」
女友達2「そうそう! やっぱり式は花嫁が主役なんだから」
女友達3「アーニャの一生の宝物になるようにしなくちゃ! 次、打ち合わせはいつなの?」
アーニャ「……えーと、明後日?」
女友達一同「そこでしっかり話し合っておいで!」
そこまで聞いてレオルは衝撃に震えながら走って逃げた。
そういえば式についてアーニャからどうしたいとかいう希望を聞いた事が無かった。
内容についても、周囲が言うままにセオリー通りの式をするつもりだった。
そして何より。
「そうだ……僕、アーニャにプロポーズしてなかった……!」
その事実に愕然としながら、ふらふらと家に帰り、悶々と1人悩み。
悩みすぎて夜は6時間しか眠れなかったレオルは、翌日仕事を休むとハンターオフィスへと駆け込んだのだ。
●
「ハンターなら色々な情報を持っているんじゃ無いかなって思って。お願いだよ! どんなプロポーズをしたらアーニャが喜んでくれるのか、式でサプライズってどんなのがあるのか教えて下さい!! お願いします!!」
額が机に当たって鈍い音を立てる。
しかし、それにも動じず頭を下げ続けるレオルを見て、あなた達は顔を見合わせたのだった。
●
リゼリオにあるハンターオフィス。
ここは様々な人々がハンターに助けを求め、またハンター達は様々な事件を求め足繁く通う。
人と人、ハンターとハンターを結びつける交流の場としても活用される施設の1つである。
その受付にて、何やら身なりのいい男が大声で職員に泣きついている。
「落ち着いて下さい、まず、問題を整理して、何が必要なのかを明確にしましょう」
「問題はたった1つだよ! 僕が、どうしたらアーニャと最高の式を挙げることが出来るかって、それだけだよ!」
男の名前はレオルと言った。
リゼリオではそこそこ名の通ったの商家の長男坊。
そしてこの6月に式を挙げる予定の相手が、幼馴染みであり許嫁でもあったアーニャだ。
レオル23歳、アーニャ20歳。
両親同士が勝手に決めた許嫁ではあったが、レオルはそれに不満1つなかった。
むしろ、アーニャと結婚できる日を待ち望んでいたといっても過言ではない。
「アーニャは可愛いんだ。目はくりくりと大きくて、鼻はすっと高くて、赤い唇は少しハスキーだけれどとても聞き心地の良い声でハツラツと言葉を紡ぐ……」
レオルの持っている絵を見せてもらっても、確かに美人といえる部類の女性だ。
利発そうな雰囲気が絵からも漂ってくるし、スタイルも良い。
なお、レオル自身もそんな残念な容姿はしていない。
人懐っこそうな、人の良さそうなやや下がり気味の太眉につぶらな瞳。
体型はややふくよかさを感じるが、それがまた彼の大らかな性格を後押しするようでもある。
今は祖父や父の仕事を手伝うだけだが、将来的には家業を継ぐ立場にもあり、その為の勉強はしっかりとこなしてきていた。
……要するに、『真面目で人の良いお坊ちゃん』を地でいくタイプの青年だった。
アーニャが誕生日を迎える6月15日。
この日に結婚式を挙げるというのは両家の取り決めであり、それにレオルもアーニャも納得していた……と、レオルは思っていたのだ、この日まで。
●
切欠は昨日に遡る。
レオルは仕事で港へと来ていた。
無事一仕事を終えたのが丁度お昼時であった事もあり、最近出来たオシャレで美味しいと噂の軽食屋へと足を運んだ。
そのテラス席にアーニャと彼女の女友達3人の姿を見つけ、レオルは一声掛けようと近寄って……聞いてしまったのだ。
女友達1「アーニャ、そういえば式の準備は順調なの?」
アーニャ「えぇ、これといって特別なことをするわけでも無いし、ほぼ終わったようなものね」
女友達2「いいなぁ、プロポーズの言葉ってなんだったの?」
アーニャ「プロポーズ?」
女友達2「いくら幼馴染みで許嫁だからってプロポーズぐらいあったでしょう?」
アーニャ「……あったかしら……」
女友達3「えぇ? やだ、いくらなんでもプロポーズぐらいして欲しいわよねぇ」
女友達1「レオルってちょっと抜けてるから、忘れてるんじゃない?」
女友達2「いや、待って。もしかしたら何かサプライズを仕掛けているとか……」
女友達1「良いねぇ、それだったら私レオルの事見直すわ。ありきたりなプロポーズなんて許さないわ」
女友達3「アーニャ、こういうところがきちっと出来ない男は他もなあなあにしがちだったり、流されるまま人に言われるままだったりするから、きちんとさせた方がいいわよ」
アーニャ「そういうモノなの?」
女友達一同「そりゃそうよ」
女友達1「結婚式もサプライズとか欲しいわよね」
女友達2「折角こんなに若くて良い女が嫁に行くのにありきたりな結婚式だけっていうのもねぇ」
女友達3「教会でエクラ神に宣誓して、ガーデンパーティで終わり、とか今時ねぇ?」
アーニャ「駄目なの?」
女友達一同「そりゃそうよ」
女友達1「ちょっと、アーニャ大丈夫?」
女友達2「一生に一度なんだから、大事にしてもらわないと!」
女友達3「何か希望とかないの? こんな式にしたいーとか」
アーニャ「ん……みんなが笑顔になってくれたらそれでいいかなぁって」
女友達一同「甘い!」
女友達1「そんなぼんやりしたモノじゃだめよ。レオルの仕事先の人たちのところに挨拶回っている間にパーティが終わるわ!」
女友達2「そうそう! やっぱり式は花嫁が主役なんだから」
女友達3「アーニャの一生の宝物になるようにしなくちゃ! 次、打ち合わせはいつなの?」
アーニャ「……えーと、明後日?」
女友達一同「そこでしっかり話し合っておいで!」
そこまで聞いてレオルは衝撃に震えながら走って逃げた。
そういえば式についてアーニャからどうしたいとかいう希望を聞いた事が無かった。
内容についても、周囲が言うままにセオリー通りの式をするつもりだった。
そして何より。
「そうだ……僕、アーニャにプロポーズしてなかった……!」
その事実に愕然としながら、ふらふらと家に帰り、悶々と1人悩み。
悩みすぎて夜は6時間しか眠れなかったレオルは、翌日仕事を休むとハンターオフィスへと駆け込んだのだ。
●
「ハンターなら色々な情報を持っているんじゃ無いかなって思って。お願いだよ! どんなプロポーズをしたらアーニャが喜んでくれるのか、式でサプライズってどんなのがあるのか教えて下さい!! お願いします!!」
額が机に当たって鈍い音を立てる。
しかし、それにも動じず頭を下げ続けるレオルを見て、あなた達は顔を見合わせたのだった。
解説
【目的】
プロポーズへのアドバイスと式で行うサプライズを一緒に考える
【今決まっている式次第】
<挙式>
エクラ教会にて結婚の宣誓
<披露宴>
教会の庭で立食パーティ
1.開宴の挨拶
2.来賓祝辞
3.祝杯
4.祝宴
5.両家代表謝辞
6.新郎新婦謝辞
7.閉宴の挨拶
【レオルとアーニャ】
幼馴染みで親同士の決めた許嫁だがお互いにそれを不満に思った事は無かった様子。
アーニャは普段はハツラツとした女主人タイプだが、周囲が心配するほど結婚式にこだわりが無かった。
周囲に突かれて、ようやく「ちょっと何かした方がいいだろうか」とか考え始めている。
レオルは結婚できる! という事実に浮かれて足元が疎かになっていた様子。
とりあえず今更だけどプロポーズしなければ! と思っているが、このままだと「毎朝僕の味噌汁になって下さい!」とか訳のわからない事を口走りそうな勢い。
【プレイングのポイント】
あなたの考える素敵なプロポーズと結婚式を教えて下さい!
経験談でもいいですし、夢でも希望でもいいです。
現実的に難しいんじゃね? って内容でも、「すごーい」とレオルは素直に聞いて参考にしようとします。
準備期間ももうほとんど残されていない状況ではありますが、実現可能そうな意見はバシバシ取り入れて行きたい様子。
【今居る場所】
ハンターオフィスにほど近いカフェです。
一般的な喫茶店にあるようなドリンク類と軽食系ならありますので、ご自由に注文下さい。
支払はレオルが持ってくれます。
プロポーズへのアドバイスと式で行うサプライズを一緒に考える
【今決まっている式次第】
<挙式>
エクラ教会にて結婚の宣誓
<披露宴>
教会の庭で立食パーティ
1.開宴の挨拶
2.来賓祝辞
3.祝杯
4.祝宴
5.両家代表謝辞
6.新郎新婦謝辞
7.閉宴の挨拶
【レオルとアーニャ】
幼馴染みで親同士の決めた許嫁だがお互いにそれを不満に思った事は無かった様子。
アーニャは普段はハツラツとした女主人タイプだが、周囲が心配するほど結婚式にこだわりが無かった。
周囲に突かれて、ようやく「ちょっと何かした方がいいだろうか」とか考え始めている。
レオルは結婚できる! という事実に浮かれて足元が疎かになっていた様子。
とりあえず今更だけどプロポーズしなければ! と思っているが、このままだと「毎朝僕の味噌汁になって下さい!」とか訳のわからない事を口走りそうな勢い。
【プレイングのポイント】
あなたの考える素敵なプロポーズと結婚式を教えて下さい!
経験談でもいいですし、夢でも希望でもいいです。
現実的に難しいんじゃね? って内容でも、「すごーい」とレオルは素直に聞いて参考にしようとします。
準備期間ももうほとんど残されていない状況ではありますが、実現可能そうな意見はバシバシ取り入れて行きたい様子。
【今居る場所】
ハンターオフィスにほど近いカフェです。
一般的な喫茶店にあるようなドリンク類と軽食系ならありますので、ご自由に注文下さい。
支払はレオルが持ってくれます。
マスターより
初めまして、もしくはまたお目にかかれて光栄です。葉槻(はづき)です。
【交酒】前哨戦みたいな依頼です。
こう……たまに、明らかにお前ら両思いだろ? なんでまごついてんだよっていうもどかしいカップルがいるじゃないですか。彼らはそれをちょっとこじらせた感じです。
この2人の背を押すためにも、あなたの考えるor体験した素敵なプロポーズ&結婚式をどどんと披露して下さい。
なお、葉槻が今まで一番衝撃的だったのは、従姉の結婚式で新郎が女装した男友達に抱きかかえられて拉致られるという余興です(笑)。
メイクもバッチリだったんですよ……いやぁ凄かった。
では、どうぞ皆様気を楽にご参加下さいますと幸いです。
【交酒】前哨戦みたいな依頼です。
こう……たまに、明らかにお前ら両思いだろ? なんでまごついてんだよっていうもどかしいカップルがいるじゃないですか。彼らはそれをちょっとこじらせた感じです。
この2人の背を押すためにも、あなたの考えるor体験した素敵なプロポーズ&結婚式をどどんと披露して下さい。
なお、葉槻が今まで一番衝撃的だったのは、従姉の結婚式で新郎が女装した男友達に抱きかかえられて拉致られるという余興です(笑)。
メイクもバッチリだったんですよ……いやぁ凄かった。
では、どうぞ皆様気を楽にご参加下さいますと幸いです。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/06/12 09:27
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談しましょ! 沢城 葵(ka3114) 人間(リアルブルー)|28才|男性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/05/30 08:03:16 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/05/27 16:31:05 |