ゲスト
(ka0000)
お外でごはん
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- ユニット参加人数
- 現在3 / 0~6
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/06/03 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/06/12 19:00
オープニング
辺境に初夏の気配が見え始めていた。
この時期のスコール族は田畑の面倒に勤しんでおり、戦士の一部も畑仕事に精を出す。体力づくりの一環として訓練ということで力仕事を主にやっている。
子供から老人まで駆り出され、部族の守りはローテーションで行う。
この日、畑仕事が出来ない幼児はスコール族長代理のカオン・スコールが面倒を見ていた。
普段は部族の警備や状況確認、近隣部族の相談役などしており、子供達とはあまり過ごすことはない。
故に、幼子たちはカオンお姉ちゃんを独占できるのが楽しい模様。
「ねぇねぇ、カオンさま! あたし、おそとにでてみたい!」
幼子の一人が言えば別の幼子が「だめだよ」と止める。
「おそとは、こわいばけものでいっぱいだって、おかあさんがいってた!」
「でも、カオンおねえちゃんがいるなら、だいじょうぶだよ」
絶対に守ってくれると信じる男の子にカオンは「守りますよ」と微笑む。
カオンとて、幼少の頃も外の世界に興味津々であり、剣を学びだしてからはこっそり部族を抜け出しては外の雑魔と戦ったりしては親に怒られていたものだ。
「とはいえ、勝手に出てしまってはお父様、お母様が心配してしまいます。今日は諦めて、お話ししましょう」
やんわりとカオンが止めると、幼子達は「はーい」と返事をしてくれた。
夕方、スコール族の戦士に呼ばれたカオンは会議兼夕食に出る。
内容はその近隣に獣が出てきているというものであった。
人里から遠い場所であるので、早急な対処が必要とも思えないというのが共通の見解であった。
「とはいえ、放っておくのも困りものですわね」
「ですが、まだこの時期は畑も落ち着いてません」
しゃがれた声の老人が言えば、カオンは確かにと頷く。
畑は部族にとって大事なもの。それ一つ次第で部族の食糧事情は変わってしまう。
男手は重要なのだ。
「子供たちもいつ抜け出していくかわからないし……」
子を持つ親としては心配の種は尽きない。
この世界では簡単に人が死ぬのだから。
「ならば、ハンターを呼びましょう」
カオンの提案に皆が納得してくれると、部屋の外が騒々しくなった。
端にいた青年が何事かと戸を開けるなり、騒がしさの原因が顔を出す。
「ハンターにあえるの!?」
「ファリフさまもくるかな!」
「あたしもいきたい!」
子供たちが聞きつけて来ていたのだ。
カオンは超聴覚でわかっていたし、何より、見張り役が騒がしくならないように宥めてくれていたので後ほど誉めようと思っていたが運が悪かった模様。
「ファリフは別の事がありますので、来れないと思います」
先日来た手紙では、四大精霊なる者とお茶会をしていたという内容で色々と大変なものに関わったものだと肩を落としていた。
「ルックスお兄ちゃん、しゅぎょうがすきだったよね。いれば、いいしゅぎょうになったのにー」
春の訪れが来た頃に保護していたエーノス族の少年ルックスがテトと共に去って行った。滞在時はスコール族の幼児の面倒も見てくれていたことを思い出す。
テトにはルックスの調査に役立ててほしいと幾ばくかの金銭を自腹で渡していた。
短い思い出に浸りつつ、カオンはこのままだとこっそりついて来そうだと判断する。バラバラで動かれるよりも団体行動が良い。
「ハンターの皆さんの言う事をきちんと聞ける人は連れていきますよ」
カオンが餌をぶら下げると、子供たちは目を輝かす。
「ちゃんとお約束守れる人は手を上げてください」
尋ねられた言葉に子供たちは大きな大きな声と一緒に手を上げた。
この時期のスコール族は田畑の面倒に勤しんでおり、戦士の一部も畑仕事に精を出す。体力づくりの一環として訓練ということで力仕事を主にやっている。
子供から老人まで駆り出され、部族の守りはローテーションで行う。
この日、畑仕事が出来ない幼児はスコール族長代理のカオン・スコールが面倒を見ていた。
普段は部族の警備や状況確認、近隣部族の相談役などしており、子供達とはあまり過ごすことはない。
故に、幼子たちはカオンお姉ちゃんを独占できるのが楽しい模様。
「ねぇねぇ、カオンさま! あたし、おそとにでてみたい!」
幼子の一人が言えば別の幼子が「だめだよ」と止める。
「おそとは、こわいばけものでいっぱいだって、おかあさんがいってた!」
「でも、カオンおねえちゃんがいるなら、だいじょうぶだよ」
絶対に守ってくれると信じる男の子にカオンは「守りますよ」と微笑む。
カオンとて、幼少の頃も外の世界に興味津々であり、剣を学びだしてからはこっそり部族を抜け出しては外の雑魔と戦ったりしては親に怒られていたものだ。
「とはいえ、勝手に出てしまってはお父様、お母様が心配してしまいます。今日は諦めて、お話ししましょう」
やんわりとカオンが止めると、幼子達は「はーい」と返事をしてくれた。
夕方、スコール族の戦士に呼ばれたカオンは会議兼夕食に出る。
内容はその近隣に獣が出てきているというものであった。
人里から遠い場所であるので、早急な対処が必要とも思えないというのが共通の見解であった。
「とはいえ、放っておくのも困りものですわね」
「ですが、まだこの時期は畑も落ち着いてません」
しゃがれた声の老人が言えば、カオンは確かにと頷く。
畑は部族にとって大事なもの。それ一つ次第で部族の食糧事情は変わってしまう。
男手は重要なのだ。
「子供たちもいつ抜け出していくかわからないし……」
子を持つ親としては心配の種は尽きない。
この世界では簡単に人が死ぬのだから。
「ならば、ハンターを呼びましょう」
カオンの提案に皆が納得してくれると、部屋の外が騒々しくなった。
端にいた青年が何事かと戸を開けるなり、騒がしさの原因が顔を出す。
「ハンターにあえるの!?」
「ファリフさまもくるかな!」
「あたしもいきたい!」
子供たちが聞きつけて来ていたのだ。
カオンは超聴覚でわかっていたし、何より、見張り役が騒がしくならないように宥めてくれていたので後ほど誉めようと思っていたが運が悪かった模様。
「ファリフは別の事がありますので、来れないと思います」
先日来た手紙では、四大精霊なる者とお茶会をしていたという内容で色々と大変なものに関わったものだと肩を落としていた。
「ルックスお兄ちゃん、しゅぎょうがすきだったよね。いれば、いいしゅぎょうになったのにー」
春の訪れが来た頃に保護していたエーノス族の少年ルックスがテトと共に去って行った。滞在時はスコール族の幼児の面倒も見てくれていたことを思い出す。
テトにはルックスの調査に役立ててほしいと幾ばくかの金銭を自腹で渡していた。
短い思い出に浸りつつ、カオンはこのままだとこっそりついて来そうだと判断する。バラバラで動かれるよりも団体行動が良い。
「ハンターの皆さんの言う事をきちんと聞ける人は連れていきますよ」
カオンが餌をぶら下げると、子供たちは目を輝かす。
「ちゃんとお約束守れる人は手を上げてください」
尋ねられた言葉に子供たちは大きな大きな声と一緒に手を上げた。
解説
依頼内容
獣退治
子守
ハンターの皆様はスコール族長代理カオンの依頼に応じて獣退治をしていただきます。
子供達も守ってください。
場所:スコール族がある場所から馬で走って一時間ほどの荒野
獣は六匹。
バッファローです。
気が昂っているのか、動くものを見ると襲ってきます。
ですが、勢いだけですので、ちゃんと行動を見極めればレベル二十以下のハンターさんでも倒せます。
初心者依頼ではありませんが、どのレベルのハンターさんでも歓迎です。
今回、道案内役としてスコール族長補佐であるカオン・スコールが同行いたします。
皆様の足手まといにはなりません。
戦闘時は子供の守りに徹しますが、前衛に出てほしい場合はプレイングで指示お願いします。
預かるスコール族の子供達は十名です。
年齢は二歳から十歳まで。
戦闘時はちゃんと後ろにいますのでご安心を。
まだ子供はいるのですが、畑仕事で抜けれない子供もいるようです。
子供達とカオンは馬車で移動します。
馬車二台です。
荷台には大体八人くらい乗れるかと。
片方はカオンが運びます。馬車の運転したい場合はプレイングで宣言お願いします。
いない場合はスコール族の人が運転します。
今回はユニット参加OKですので、魔導バイクや魔導トラック、リーリーなどでドライブや遠乗りもよいかと思います。
子供たちを無事にスコール族へ送り届けてください。
お昼になったらご飯を皆で食べましょう。
サンドイッチを持っていく予定です。
差し入れ歓迎です。
同行NPC
カオン・スコール:年齢十八歳。霊闘士。スコール族長代理。ファリフ不在時の族長代行をしてます。
先代スコール族長の娘。
しっかり者だが見た目が儚げな美少女。
普段はドジッ子属性で照れ屋。戦闘となると厳格な赤き大地の戦士として戦う。
獣退治
子守
ハンターの皆様はスコール族長代理カオンの依頼に応じて獣退治をしていただきます。
子供達も守ってください。
場所:スコール族がある場所から馬で走って一時間ほどの荒野
獣は六匹。
バッファローです。
気が昂っているのか、動くものを見ると襲ってきます。
ですが、勢いだけですので、ちゃんと行動を見極めればレベル二十以下のハンターさんでも倒せます。
初心者依頼ではありませんが、どのレベルのハンターさんでも歓迎です。
今回、道案内役としてスコール族長補佐であるカオン・スコールが同行いたします。
皆様の足手まといにはなりません。
戦闘時は子供の守りに徹しますが、前衛に出てほしい場合はプレイングで指示お願いします。
預かるスコール族の子供達は十名です。
年齢は二歳から十歳まで。
戦闘時はちゃんと後ろにいますのでご安心を。
まだ子供はいるのですが、畑仕事で抜けれない子供もいるようです。
子供達とカオンは馬車で移動します。
馬車二台です。
荷台には大体八人くらい乗れるかと。
片方はカオンが運びます。馬車の運転したい場合はプレイングで宣言お願いします。
いない場合はスコール族の人が運転します。
今回はユニット参加OKですので、魔導バイクや魔導トラック、リーリーなどでドライブや遠乗りもよいかと思います。
子供たちを無事にスコール族へ送り届けてください。
お昼になったらご飯を皆で食べましょう。
サンドイッチを持っていく予定です。
差し入れ歓迎です。
同行NPC
カオン・スコール:年齢十八歳。霊闘士。スコール族長代理。ファリフ不在時の族長代行をしてます。
先代スコール族長の娘。
しっかり者だが見た目が儚げな美少女。
普段はドジッ子属性で照れ屋。戦闘となると厳格な赤き大地の戦士として戦う。
マスターより
お世話になっております。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はちょっとスリリングなピクニック(?)です。
外の景色やハンターに興味津々なスコール族のちびっ子たちを宜しくお願いします。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
今回はちょっとスリリングなピクニック(?)です。
外の景色やハンターに興味津々なスコール族のちびっ子たちを宜しくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/06/10 20:03
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 Anbar(ka4037) 人間(クリムゾンウェスト)|19才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2017/06/03 11:52:31 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/05/30 16:05:48 |