ゲスト
(ka0000)
集落に平穏が戻りて……
マスター:なちゅい

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在12人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/06/08 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/06/17 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
グラズヘイム王国東部、リンダールの森。
この地にはひっそりと暮らすエルフ達の集落がある。
規模は小さなものであるが、それだけに彼らは互いに協力し合い、森での生活を営んでいる。
だが、ある日、この集落の周辺に雑魔が現れ始めた。
雑魔のタイプは大きく植物とヤギの2種。討伐に当たる中、それぞれが歪虚の率いるものだったことが判明した。植物雑魔を率いる憤怒の歪虚マンドレアがヤギ雑魔を率いる歪虚と協力し、エルフ達を滅ぼす為にと画策していたようだ。
しかし、エルフ達もそれらの脅威を覚えながらも、己の存亡を賭けて抵抗することとなる。
聖堂戦士団の末端員に助力を得て、エルフ達は雑魔討伐を始めた。出稼ぎに出かけたエルフを呼び寄せてなお苦しい状況が続いていたが、ハンターの助力を得てから事態は好転。徐々に雑魔を倒し、ヤギ雑魔を率いる歪虚エゴートの討伐に至る。
その後、マンドレアが集落南の大穴に潜むことを突き止めたエルフ達は、熟練のハンター達にこの討伐を依頼。ついにマンドレアを撃破するに至った。
その後、歪虚マンドレアが巣食っていた大穴は隅々まで浄化し、負のマテリアルを完全に取り払う。
しばし、エルフ、聖堂戦士団達は巡回を続け、集落付近で雑魔の出現が完全に止まったことを確認した。
そして、異常が完全になくなったとエルフ達が判断したことで、聖堂戦士団メンバーはこの場からの撤収が決まった。
「少し、しんみりしてしまいますね……」
「まあ、撤退指令が出たからには仕方ないよ」
ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)は物悲しそうにエルフ達の里を見回すと、副隊長のセリアが彼女を諭す。2人は良き友であり、相棒でもある間柄だ。
「お前も聖堂戦士団であるのと同時にハンターなのだろう? ならば、また会うこともあるだろう」
そこに、雑魔討伐で世話になったエルフのリーダー、猟撃士のアルウェスが声をかけてくる。
エルフを取り纏めて雑魔との戦いに当たっていたが、それも今回でいったんお役御免ということらしい。アルウェスは再び集落を出て、ハンターとして出稼ぎの為に各地を回るということだ。
そこで、ゆっくりと姿を現したのは、口元に鬚を蓄えた1人の老人。この集落の長老である。
「聖導士達よ。世話になった」
ファリーナは頭を下げ、高貴なエルフ達に敬意を示す。
「ささやかながらに、打ち上げというかな。祝勝会のようなものを上げようと思っておる。おぬし達も参加していかれよ」
「はい……あっ、でも、私達だけでなく、ハンターの皆さんも呼んではダメでしょうか?」
ファリーナは喜んでその申し出を受け入れるが、やはり、立役者となるのは直接歪虚を討伐したハンター達だと彼女は考えている。だからこそ、彼ら抜きでその会には参加できないと、長老へと説明する。
「長老、俺達からも願います。彼らは集落の危機に尽力してくれた恩人です」
アルウェスもまた掛け合うと、長老は大きく頷いた」
「うむ、彼らの助けなくしては、我々はこうして生きてすらいなかったかもしれぬ」
もしかしたら、ヤギ雑魔に家屋を倒され、集落を潰されて餓死していたかもしれない。あるいは、負のマテリアルの影響から死に至り、皆、雑魔と化した可能性すらあるのだ。
ここは森の奥深くでさほど人も立ち入らぬ場所だが、幸いにもハンターズソサエティが機能している。ハンターを呼ぶのであれば、さほど苦にはならないはずだ。
「我らエルフとて、ハンター達から学ぶこともあるだろう。こうした交流も無駄にはならぬはずだ」
年を経たエルフは森から出られなくなってしまう。人間や他の種族の訪れによって、この集落にもささやかながらに変化があるのではと、エルフ達も考えている。
「長老がそういうならば、我々も持て成す側として協力します。ここは、我らがいずれ戻ってくる里だと思っておりますゆえ」
「ふむ……ならば、お前達も会場準備を手伝ってくれ」
動き出すエルフ達に、聖堂戦士団団員達は顔を見合わせると、ファリーナが団員達に告げる。
「それでは、私達はひとまずハンターの皆さんに声をかけておきましょうか」
たくさんのハンター達が、エルフ達の為に戦ってくれていた。もしかしたら、これを機に、エルフの里を訪れるハンターもいるかもしれない。
「そう、なら、ファリーナよろしくね」
副隊長のセリアがそこでニヤける。聖堂戦士団員の中で兼ハンターなのは、ファリーナだけ。一行は彼女随伴でなければ、転移門を通り抜けることすら困難なのである。
「あ、うん……」
こればかりは、ファリーナがやるしかない。皆もハンターになればいいのにと小さく愚痴を零しながらも、彼女は王都イルダーナへと移動していくのだった。
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グラズヘイム王国東部、リンダールの森。
この地にはひっそりと暮らすエルフ達の集落がある。
規模は小さなものであるが、それだけに彼らは互いに協力し合い、森での生活を営んでいる。
だが、ある日、この集落の周辺に雑魔が現れ始めた。
雑魔のタイプは大きく植物とヤギの2種。討伐に当たる中、それぞれが歪虚の率いるものだったことが判明した。植物雑魔を率いる憤怒の歪虚マンドレアがヤギ雑魔を率いる歪虚と協力し、エルフ達を滅ぼす為にと画策していたようだ。
しかし、エルフ達もそれらの脅威を覚えながらも、己の存亡を賭けて抵抗することとなる。
聖堂戦士団の末端員に助力を得て、エルフ達は雑魔討伐を始めた。出稼ぎに出かけたエルフを呼び寄せてなお苦しい状況が続いていたが、ハンターの助力を得てから事態は好転。徐々に雑魔を倒し、ヤギ雑魔を率いる歪虚エゴートの討伐に至る。
その後、マンドレアが集落南の大穴に潜むことを突き止めたエルフ達は、熟練のハンター達にこの討伐を依頼。ついにマンドレアを撃破するに至った。
その後、歪虚マンドレアが巣食っていた大穴は隅々まで浄化し、負のマテリアルを完全に取り払う。
しばし、エルフ、聖堂戦士団達は巡回を続け、集落付近で雑魔の出現が完全に止まったことを確認した。
そして、異常が完全になくなったとエルフ達が判断したことで、聖堂戦士団メンバーはこの場からの撤収が決まった。
「少し、しんみりしてしまいますね……」
「まあ、撤退指令が出たからには仕方ないよ」
ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)は物悲しそうにエルフ達の里を見回すと、副隊長のセリアが彼女を諭す。2人は良き友であり、相棒でもある間柄だ。
「お前も聖堂戦士団であるのと同時にハンターなのだろう? ならば、また会うこともあるだろう」
そこに、雑魔討伐で世話になったエルフのリーダー、猟撃士のアルウェスが声をかけてくる。
エルフを取り纏めて雑魔との戦いに当たっていたが、それも今回でいったんお役御免ということらしい。アルウェスは再び集落を出て、ハンターとして出稼ぎの為に各地を回るということだ。
そこで、ゆっくりと姿を現したのは、口元に鬚を蓄えた1人の老人。この集落の長老である。
「聖導士達よ。世話になった」
ファリーナは頭を下げ、高貴なエルフ達に敬意を示す。
「ささやかながらに、打ち上げというかな。祝勝会のようなものを上げようと思っておる。おぬし達も参加していかれよ」
「はい……あっ、でも、私達だけでなく、ハンターの皆さんも呼んではダメでしょうか?」
ファリーナは喜んでその申し出を受け入れるが、やはり、立役者となるのは直接歪虚を討伐したハンター達だと彼女は考えている。だからこそ、彼ら抜きでその会には参加できないと、長老へと説明する。
「長老、俺達からも願います。彼らは集落の危機に尽力してくれた恩人です」
アルウェスもまた掛け合うと、長老は大きく頷いた」
「うむ、彼らの助けなくしては、我々はこうして生きてすらいなかったかもしれぬ」
もしかしたら、ヤギ雑魔に家屋を倒され、集落を潰されて餓死していたかもしれない。あるいは、負のマテリアルの影響から死に至り、皆、雑魔と化した可能性すらあるのだ。
ここは森の奥深くでさほど人も立ち入らぬ場所だが、幸いにもハンターズソサエティが機能している。ハンターを呼ぶのであれば、さほど苦にはならないはずだ。
「我らエルフとて、ハンター達から学ぶこともあるだろう。こうした交流も無駄にはならぬはずだ」
年を経たエルフは森から出られなくなってしまう。人間や他の種族の訪れによって、この集落にもささやかながらに変化があるのではと、エルフ達も考えている。
「長老がそういうならば、我々も持て成す側として協力します。ここは、我らがいずれ戻ってくる里だと思っておりますゆえ」
「ふむ……ならば、お前達も会場準備を手伝ってくれ」
動き出すエルフ達に、聖堂戦士団団員達は顔を見合わせると、ファリーナが団員達に告げる。
「それでは、私達はひとまずハンターの皆さんに声をかけておきましょうか」
たくさんのハンター達が、エルフ達の為に戦ってくれていた。もしかしたら、これを機に、エルフの里を訪れるハンターもいるかもしれない。
「そう、なら、ファリーナよろしくね」
副隊長のセリアがそこでニヤける。聖堂戦士団員の中で兼ハンターなのは、ファリーナだけ。一行は彼女随伴でなければ、転移門を通り抜けることすら困難なのである。
「あ、うん……」
こればかりは、ファリーナがやるしかない。皆もハンターになればいいのにと小さく愚痴を零しながらも、彼女は王都イルダーナへと移動していくのだった。
解説
●参加方法
エルフの集落で、雑魔討伐記念の打ち上げを行っております。
集落の女性達が山菜をメインとした
森の恵みで作った料理、デザートを用意し、ハンター達を持て成してくれます。
それをのんびり食べながら、
雑魔討伐時の思い出を語ったり、
エルフ達との交流を楽しんだりしていただければ幸いです。
また、雑魔討伐に関わったエルフや聖堂戦士団の姿もあります。
気軽にお声がけくださいませ。
●補足
・アルウェス他、エルフのハンター2人。
元々、出稼ぎに出ていた為、
この打ち上げ後、再び森を出て出稼ぎに向かいます。
彼らもまた各地を巡り、依頼を受けているようです。
・タッド、マナリィ、エナ
初心シナリオで植物雑魔討伐を行った
10代前半の若いハンター達です。
もう少し大きくなったら、
自分達も森の外に出たいと考えています。
・ファリーナ他、聖堂戦士団7名(計8名)
客人として、打ち上げに参加しております。
これが終われば、王都イルダーナに戻り、
状況報告を行う予定です。
エルフの集落で、雑魔討伐記念の打ち上げを行っております。
集落の女性達が山菜をメインとした
森の恵みで作った料理、デザートを用意し、ハンター達を持て成してくれます。
それをのんびり食べながら、
雑魔討伐時の思い出を語ったり、
エルフ達との交流を楽しんだりしていただければ幸いです。
また、雑魔討伐に関わったエルフや聖堂戦士団の姿もあります。
気軽にお声がけくださいませ。
●補足
・アルウェス他、エルフのハンター2人。
元々、出稼ぎに出ていた為、
この打ち上げ後、再び森を出て出稼ぎに向かいます。
彼らもまた各地を巡り、依頼を受けているようです。
・タッド、マナリィ、エナ
初心シナリオで植物雑魔討伐を行った
10代前半の若いハンター達です。
もう少し大きくなったら、
自分達も森の外に出たいと考えています。
・ファリーナ他、聖堂戦士団7名(計8名)
客人として、打ち上げに参加しております。
これが終われば、王都イルダーナに戻り、
状況報告を行う予定です。
マスターより
ハンターの皆様、こんにちは。なちゅいです。
エルフの集落に潜む脅威が取り払われたことに対する
お礼を兼ねました打ち上げ会です。
この機会に、
エルフ達や聖堂戦士団団員と交流していただけましたら、幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします。
エルフの集落に潜む脅威が取り払われたことに対する
お礼を兼ねました打ち上げ会です。
この機会に、
エルフ達や聖堂戦士団団員と交流していただけましたら、幸いです。
それでは、よろしくお願いいたします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/06/11 18:08
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/06/07 23:01:22 |
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打ち合わせ? サクヤ・フレイヤ(ka5356) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/06/07 23:18:27 |