ゲスト
(ka0000)
【血盟】龍の人、不信と好奇心と
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~7人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/06/13 15:00
- リプレイ完成予定
- 2017/06/22 15:00
オープニング
●やっぱりいる?
龍園の中を歩き回る、神官のラカ・べルフ。
「やっぱり何かいます」
金の絹糸のような髪をなびかせて、厚手のスカートの下からモーニングスターを引っ張り出す。
構えるとじっとそこを見つめる。
いる、けれど出てこない。
「出ていらっしゃい!」
凛として告げるが、その暗闇には動きがない。
暗がりはかつて使われていた人がいなくなったために荒廃してしまった建物の下水遺構。龍園のなかでも端っこで基本的に影響はないが、強欲の残党が入り込まないという保証はない。
癒し手が必要なこともあるし、敵は叩きのめさないとならないから、ラカは見回る。
そして、暗い通路を見つめる。灯をつける道具があったとしても、単身入るのは愚行にしかならないと理解はしている。だから、じっと見る、相手が出てくることを願い。
「むー」
一分が経ち、二分が経ち……五分が経ち……。
「このままじゃらちが明かないですわっ!」
唇を尖らせて怒る。
「でていらっしゃーい!」
通路に向かって怒ったところで相手は出てこない。
これで相手が笑い始めたり挑発してきた場合、我慢比べとなる。幸い、中の者は音を立てても返答はなかった。
「騎士のほうに申し入れをすればよいのかしら?」
人手足りているか全くわからない。
ラカとしては頼りたくない、騎士もハンターも。いや、騎士たちに対しては何の感情もなかったのだが、ハンターに興味津々という輩がいると聞いてなんとなく距離が開いてしまったのだ。
とはいっても一人でできることには限界もあり、頼める人にも限界がある。頼める相手が戦えるかまた別問題。
「誰かが間違って来て、問題があるといけません」
ラカはモーニングスターをしまうと、近くの岩に石で字を書いた。立ち入り禁止、と。
ひとまず帰ることにした。
●どうするべきか!
ハンター云々の感情論はわきに置きつつ、騎士たちに頼むにしても確証がない状態である。頼むにも確証がないと申し訳がない、暇な人たちなわけではないのだから。
知り合いに頼むにしても戦闘が苦手な人たちばかりである。
先日、助けてく――偶然出会ったハンターの顔がよぎる。
「うーん」
首をぶるぶる振って記憶を吹き飛ばし、腕を組んでうなる。
「……そういえば、転移門はあってもハンターオフィスと言いますか、ソサエティの支部ってないんでしたよね」
依頼、出すに出せない。
いや、出しに行けばいいのだ、リゼリオに。
「……で、ですが!」
転移門でちょっといってちょっと帰ってくるだけで、会って話をするのはオフィスの職員くらいだ。
「な、なら」
しかしそれはそれで自分の気持ちを抑えられるかわからない。見たことがないものもあるに違いない。
「だから駄目です」
首をぶんぶん横に振って思考を最初に戻す。
何度か自分でやり取りをした後、ぐっとこぶしを固める。
決心した。
机に向かうと、紙とペンを取り出して依頼内容を記載始めた。
そして、通り過がりのハンターか転移門を使えそうな神官を探し出し、ハンターオフィスに運ばせたのだった。
龍園の中を歩き回る、神官のラカ・べルフ。
「やっぱり何かいます」
金の絹糸のような髪をなびかせて、厚手のスカートの下からモーニングスターを引っ張り出す。
構えるとじっとそこを見つめる。
いる、けれど出てこない。
「出ていらっしゃい!」
凛として告げるが、その暗闇には動きがない。
暗がりはかつて使われていた人がいなくなったために荒廃してしまった建物の下水遺構。龍園のなかでも端っこで基本的に影響はないが、強欲の残党が入り込まないという保証はない。
癒し手が必要なこともあるし、敵は叩きのめさないとならないから、ラカは見回る。
そして、暗い通路を見つめる。灯をつける道具があったとしても、単身入るのは愚行にしかならないと理解はしている。だから、じっと見る、相手が出てくることを願い。
「むー」
一分が経ち、二分が経ち……五分が経ち……。
「このままじゃらちが明かないですわっ!」
唇を尖らせて怒る。
「でていらっしゃーい!」
通路に向かって怒ったところで相手は出てこない。
これで相手が笑い始めたり挑発してきた場合、我慢比べとなる。幸い、中の者は音を立てても返答はなかった。
「騎士のほうに申し入れをすればよいのかしら?」
人手足りているか全くわからない。
ラカとしては頼りたくない、騎士もハンターも。いや、騎士たちに対しては何の感情もなかったのだが、ハンターに興味津々という輩がいると聞いてなんとなく距離が開いてしまったのだ。
とはいっても一人でできることには限界もあり、頼める人にも限界がある。頼める相手が戦えるかまた別問題。
「誰かが間違って来て、問題があるといけません」
ラカはモーニングスターをしまうと、近くの岩に石で字を書いた。立ち入り禁止、と。
ひとまず帰ることにした。
●どうするべきか!
ハンター云々の感情論はわきに置きつつ、騎士たちに頼むにしても確証がない状態である。頼むにも確証がないと申し訳がない、暇な人たちなわけではないのだから。
知り合いに頼むにしても戦闘が苦手な人たちばかりである。
先日、助けてく――偶然出会ったハンターの顔がよぎる。
「うーん」
首をぶるぶる振って記憶を吹き飛ばし、腕を組んでうなる。
「……そういえば、転移門はあってもハンターオフィスと言いますか、ソサエティの支部ってないんでしたよね」
依頼、出すに出せない。
いや、出しに行けばいいのだ、リゼリオに。
「……で、ですが!」
転移門でちょっといってちょっと帰ってくるだけで、会って話をするのはオフィスの職員くらいだ。
「な、なら」
しかしそれはそれで自分の気持ちを抑えられるかわからない。見たことがないものもあるに違いない。
「だから駄目です」
首をぶんぶん横に振って思考を最初に戻す。
何度か自分でやり取りをした後、ぐっとこぶしを固める。
決心した。
机に向かうと、紙とペンを取り出して依頼内容を記載始めた。
そして、通り過がりのハンターか転移門を使えそうな神官を探し出し、ハンターオフィスに運ばせたのだった。
解説
ラカ・べルフと一緒に廃墟の下水跡にいるぽい何かを探す、状況によっては討伐する。
●地下道
たぶん、下水みたいな役割だった。
高さ160センチ、幅2メートルの通路。入口から入ると中央に一本、左右に伸びる道があり、全体は格子状になっています。
■■■■■■■ ■が通れないところ
■□□□□□■ □が通れるところ。入口は画面下方の□部分
■□■□■□■ 全体で50×50メートルくらい
■□□□□□■ 左の図はあくまでイメージ
■□■□■□■
■□□□□□■
■■■□■■■
中央は5×5メートルほどの広場になっており。天井は壊れ、光が差し込んでいる。この広場に関しては立てます。
大きい武器をお持ちの場合、振り回すこと不能なのでご注意ください。
●特殊ルール
通路での行動にはペナルティーが発生します。
身長が158センチ以上の方に5パーセント、そこから10センチ超えるごとにプラス5します。ただし、体を動かさない行動ならば判定数値に変化はありません。
例えば、ラカの近接攻撃の命中が80%とした場合、身長168センチなため10%マイナスした72%が基本の命中率となります。また、直感で判断したいというようなときは、体勢によるペナルティ無しの数字で判定します。
●同行者
ラカ・べルフ 龍人、女、聖導士。身長168センチ。今回所持しているスキル「シャイン」「ホーリーライト」「ヒーリングスフィア(もしくはフォースクラッシュ)」
●PL情報、敵
・大き目のネズミ×10 哺乳類。カピバラほど行かないけれどなかなか大きなネズミの集団。基本逃げる。無視しても問題ない?
・ネズミの雑魔×3 サイズ1。素早い、かみつく、ひっかくが主。攻撃によっては毒(強度1)により体調不良になるかも?
・大きな黒い昆虫みたいな雑魔×1 サイズ1。天井も壁も何のその。飛行、飛び掛かり、仲間を呼ぶ?
●地下道
たぶん、下水みたいな役割だった。
高さ160センチ、幅2メートルの通路。入口から入ると中央に一本、左右に伸びる道があり、全体は格子状になっています。
■■■■■■■ ■が通れないところ
■□□□□□■ □が通れるところ。入口は画面下方の□部分
■□■□■□■ 全体で50×50メートルくらい
■□□□□□■ 左の図はあくまでイメージ
■□■□■□■
■□□□□□■
■■■□■■■
中央は5×5メートルほどの広場になっており。天井は壊れ、光が差し込んでいる。この広場に関しては立てます。
大きい武器をお持ちの場合、振り回すこと不能なのでご注意ください。
●特殊ルール
通路での行動にはペナルティーが発生します。
身長が158センチ以上の方に5パーセント、そこから10センチ超えるごとにプラス5します。ただし、体を動かさない行動ならば判定数値に変化はありません。
例えば、ラカの近接攻撃の命中が80%とした場合、身長168センチなため10%マイナスした72%が基本の命中率となります。また、直感で判断したいというようなときは、体勢によるペナルティ無しの数字で判定します。
●同行者
ラカ・べルフ 龍人、女、聖導士。身長168センチ。今回所持しているスキル「シャイン」「ホーリーライト」「ヒーリングスフィア(もしくはフォースクラッシュ)」
●PL情報、敵
・大き目のネズミ×10 哺乳類。カピバラほど行かないけれどなかなか大きなネズミの集団。基本逃げる。無視しても問題ない?
・ネズミの雑魔×3 サイズ1。素早い、かみつく、ひっかくが主。攻撃によっては毒(強度1)により体調不良になるかも?
・大きな黒い昆虫みたいな雑魔×1 サイズ1。天井も壁も何のその。飛行、飛び掛かり、仲間を呼ぶ?
マスターより
こんにちは、狐野径です。
ラカ・べルフはハンターというより外から来たものに興味ありつつも拒否中です。
なお、戦闘する場所によっては武器への制限やペナルティがあるでご注意ください。ペナルティ区切りが158センチなのは、靴の厚みを考慮して天井より2センチ低くなってます。
イラスト……みたいな木はないですが、イメージです。うん、イメージ、どれにするか悩んで落ち着いたのがあれです。
よろしくお願いします。
ラカ・べルフはハンターというより外から来たものに興味ありつつも拒否中です。
なお、戦闘する場所によっては武器への制限やペナルティがあるでご注意ください。ペナルティ区切りが158センチなのは、靴の厚みを考慮して天井より2センチ低くなってます。
イラスト……みたいな木はないですが、イメージです。うん、イメージ、どれにするか悩んで落ち着いたのがあれです。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/06/18 17:46
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ロゼッタ・ラプタイル(ka6434) 人間(リアルブルー)|17才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2017/06/13 09:47:12 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/06/12 20:17:18 |