ゲスト
(ka0000)
【春郷祭】【陶曲】【血盟】蒼宝石の人形
マスター:大林さゆる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~7人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~7
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/06/16 09:00
- リプレイ完成予定
- 2017/06/30 09:00
オープニング
●数日前
自由都市同盟、極彩色の街「ヴァリオス」近郊の村。
その一角に、小さな装飾工房があった。
付近の鉱山でアメジストの原石が採取できるようになってから、この工房ではアメジストの装飾品も作るようになっていた。
「まさか、あの鉱山に精霊が住んでいたとはね。今まで、全く気が付かなかったが、最近は鉱山の作業員たちも、作業中に『子供の精霊を見た』という者も増えてきたな」
工房で働いている職人たちは、まだ精霊を見たことがなかった。
だが、工房に運ばれてくるアメジストの原石は、生命力に溢れるような輝きがあった。
今年の春郷祭での出し物として、この工房では『宝石の装飾品』を作成していた。
「アメジストの装飾品は全て仕上がったな。お次は……御得意様から発注があった蒼いサファイアの装飾品セットの仕上げに取り掛かるとするか」
工房の御頭が、倉庫へ向かうと、何やら騒がしかった。
「おまえら、どうした?」
御頭の言葉に、職人たちはかなり慌てていた。
「て、てぇへんですっ!! 蒼いサファイアの装飾品が全て消えています!!」
「なんだって?! 納期は明後日までなんだ。まさか誰かに盗まれたとか……」
「倉庫の鍵は、しっかり締めておきましたよ。昨晩も、倉庫の確認をした時は、蒼いサファイアの装飾品は全てあったんだ……御頭、こっちに来てください」
職人が倉庫の後ろまで歩いて行くと、壁が破壊されていた。
「ぬっ、やはり何者かが盗んだのか?」
と、御頭が顰め面をした時、どこからともなく、リュートの音色が聴こえてきた。
「あの、お忙しいところ、すみません。私は旅の者ですが……明け方、蒼いサファイアが人の姿になって、動いている姿を見ましたよ」
その言葉で、御頭や職人たちが振り返る。見れば、旅芸人の男だった。
「それは本当かっ?!」
御頭が驚くと、旅芸人はリュートを弾くのを止めて、小さく頷いた。
「はい。確かに、この目で見ました。蒼いサファイアが人形のようになって、ジェオルジの方へと向かっているのを……これは、歪虚の仕業かもしれませんね」
「最近、鉱石が歪虚に狙われてるっていう噂は聴いてたが、実は半信半疑だった。貴方の話が本当なら、いや、真実かどうか確かめるためにも、魔術師協会広報室に相談してみるか」
御頭がそう言うと、旅芸人が微笑んでいた。
「それは、賢い選択かと……」
「よし、すぐに広報室へ、このことを知らせるんだ」
御頭の指示で、職人二人が魔導トラックに乗り、魔術師協会へと向かった。
●当日、街道にて
ヴァリオスから、農耕推進地域ジェオルジへと向かう道中。
ハンターたちは馬車の護衛として、街道を進んでいた。
魔術師スコットが御者になり、荷物を載せた馬車の荷台では、マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)とラキ(kz0002)が座り込み、周囲を警戒していた。
「職人さんたちが丹誠こめて作ったアメジストの装飾品は、ジェオルジ近郊の村まで無事に届けないとね」
先日、ラキは紫水晶の精霊と出会い、鉱山で働く作業員たちを初め、装飾工房の職人たちが鉱石を大切にしていることを間近で見る機会があった。
「……広報室からの話だと、蒼いサファイアが歪虚化して、ジェオルジ地方に向かっているらしいな」
マクシミリアンはそう告げた後、ふと気になることを呟いた。
「装飾工房に現れた旅芸人……その男の身元は不明だ」
「えっとさ、ただの通りすがりの旅芸人さんじゃないかな? 今は春郷祭の時期だし、いろんな人達が行き来していても、不思議じゃないよ」
ラキが無邪気に微笑んだ。
今回、ジェオルジへと向かうのは、フリーマーケットに出品する荷物を運ぶためだ。そのための護衛である。
「……この時期だからこそ、いつも以上に警戒しなければな」
念を押すマクシミリアン。
しばらく馬車が進むと、突然、馬が嘶いた。
「来たぞ!」
スコットは馬車を止めて、皆に知らせる。
ハンターたちはすぐさま陣取り、戦闘態勢に入った。
「前方にはピエロのような巨人、右と左には貴婦人のような人形が弓を持って、こっちを狙っている」
巨人も人形も、蒼いサファイアが変貌した姿だった。
「同盟を脅かす嫉妬の歪虚、おまえらの目的が大地を破壊することだというのは紫水晶の精霊から聴いている……サファイアが完全に歪虚化していなければ、精霊が助かる可能性もあるだろう」
マクシミリアンは、そう言いながらも胸騒ぎがしていた。
……何者かに、監視されているような……不気味な気配がした。
自由都市同盟、極彩色の街「ヴァリオス」近郊の村。
その一角に、小さな装飾工房があった。
付近の鉱山でアメジストの原石が採取できるようになってから、この工房ではアメジストの装飾品も作るようになっていた。
「まさか、あの鉱山に精霊が住んでいたとはね。今まで、全く気が付かなかったが、最近は鉱山の作業員たちも、作業中に『子供の精霊を見た』という者も増えてきたな」
工房で働いている職人たちは、まだ精霊を見たことがなかった。
だが、工房に運ばれてくるアメジストの原石は、生命力に溢れるような輝きがあった。
今年の春郷祭での出し物として、この工房では『宝石の装飾品』を作成していた。
「アメジストの装飾品は全て仕上がったな。お次は……御得意様から発注があった蒼いサファイアの装飾品セットの仕上げに取り掛かるとするか」
工房の御頭が、倉庫へ向かうと、何やら騒がしかった。
「おまえら、どうした?」
御頭の言葉に、職人たちはかなり慌てていた。
「て、てぇへんですっ!! 蒼いサファイアの装飾品が全て消えています!!」
「なんだって?! 納期は明後日までなんだ。まさか誰かに盗まれたとか……」
「倉庫の鍵は、しっかり締めておきましたよ。昨晩も、倉庫の確認をした時は、蒼いサファイアの装飾品は全てあったんだ……御頭、こっちに来てください」
職人が倉庫の後ろまで歩いて行くと、壁が破壊されていた。
「ぬっ、やはり何者かが盗んだのか?」
と、御頭が顰め面をした時、どこからともなく、リュートの音色が聴こえてきた。
「あの、お忙しいところ、すみません。私は旅の者ですが……明け方、蒼いサファイアが人の姿になって、動いている姿を見ましたよ」
その言葉で、御頭や職人たちが振り返る。見れば、旅芸人の男だった。
「それは本当かっ?!」
御頭が驚くと、旅芸人はリュートを弾くのを止めて、小さく頷いた。
「はい。確かに、この目で見ました。蒼いサファイアが人形のようになって、ジェオルジの方へと向かっているのを……これは、歪虚の仕業かもしれませんね」
「最近、鉱石が歪虚に狙われてるっていう噂は聴いてたが、実は半信半疑だった。貴方の話が本当なら、いや、真実かどうか確かめるためにも、魔術師協会広報室に相談してみるか」
御頭がそう言うと、旅芸人が微笑んでいた。
「それは、賢い選択かと……」
「よし、すぐに広報室へ、このことを知らせるんだ」
御頭の指示で、職人二人が魔導トラックに乗り、魔術師協会へと向かった。
●当日、街道にて
ヴァリオスから、農耕推進地域ジェオルジへと向かう道中。
ハンターたちは馬車の護衛として、街道を進んでいた。
魔術師スコットが御者になり、荷物を載せた馬車の荷台では、マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)とラキ(kz0002)が座り込み、周囲を警戒していた。
「職人さんたちが丹誠こめて作ったアメジストの装飾品は、ジェオルジ近郊の村まで無事に届けないとね」
先日、ラキは紫水晶の精霊と出会い、鉱山で働く作業員たちを初め、装飾工房の職人たちが鉱石を大切にしていることを間近で見る機会があった。
「……広報室からの話だと、蒼いサファイアが歪虚化して、ジェオルジ地方に向かっているらしいな」
マクシミリアンはそう告げた後、ふと気になることを呟いた。
「装飾工房に現れた旅芸人……その男の身元は不明だ」
「えっとさ、ただの通りすがりの旅芸人さんじゃないかな? 今は春郷祭の時期だし、いろんな人達が行き来していても、不思議じゃないよ」
ラキが無邪気に微笑んだ。
今回、ジェオルジへと向かうのは、フリーマーケットに出品する荷物を運ぶためだ。そのための護衛である。
「……この時期だからこそ、いつも以上に警戒しなければな」
念を押すマクシミリアン。
しばらく馬車が進むと、突然、馬が嘶いた。
「来たぞ!」
スコットは馬車を止めて、皆に知らせる。
ハンターたちはすぐさま陣取り、戦闘態勢に入った。
「前方にはピエロのような巨人、右と左には貴婦人のような人形が弓を持って、こっちを狙っている」
巨人も人形も、蒼いサファイアが変貌した姿だった。
「同盟を脅かす嫉妬の歪虚、おまえらの目的が大地を破壊することだというのは紫水晶の精霊から聴いている……サファイアが完全に歪虚化していなければ、精霊が助かる可能性もあるだろう」
マクシミリアンは、そう言いながらも胸騒ぎがしていた。
……何者かに、監視されているような……不気味な気配がした。
解説
全てのユニットが使用可能。(1PCにつき一体)
生身での参加も歓迎。馬やバイク、自転車に騎乗して移動することも可能。
■依頼の趣旨
フリーマーケットに出品する荷物を積んだ馬車の護衛
嫉妬の眷属サファイア人形の集団を全て倒して、アメジストの装飾品を積んだ馬車を守り、ジェオルジ近郊の村まで運ぶこと
■出没した敵
サファイア・ピエロ、3体
歪虚化したサファイア人形。サイズ3。外見はピエロのような巨人、体長3メートル
大斧と盾を装備。ラウンドスウィング、ファントムハンド使用
人語は理解できず、話すこともない。適当にジェスチャーをすることもあるが、意味はない
サファイア・レディ、6体
歪虚化したサファイア人形。サイズ1。外見は貴婦人、身長168センチ
大弓を装備、射程は5~60。レイターコールドショット使用
人語は理解できず、話すこともない
■状況
ヴァリオスからジェオルジに向かう街道にて、歪虚化したサファイア人形の集団と遭遇
馬車を取り囲むようにサファイア人形たちが襲撃を仕掛ける体勢
前方100メートル付近にサファイア・ピエロ、3体
右側 50メートル付近にサファイア・レディ、3体
左側 50メートル付近にサファイア・レディ、3体
後方、がら空き。マクシミリアン、ラキの初期位置
■開始時
ハンターの初期位置は、護衛する馬車の周囲で隣接している状態
どこの配置かは、自由に選択
(例えば、左側からレディを狙う等)
■補足
危険フラグはないが、重体になる恐れ有り
少なくとも、サファイア・ピエロを全て倒し、アメジストの装飾品を積んだ馬車をできる限り守って下さい
生身での参加も歓迎。馬やバイク、自転車に騎乗して移動することも可能。
■依頼の趣旨
フリーマーケットに出品する荷物を積んだ馬車の護衛
嫉妬の眷属サファイア人形の集団を全て倒して、アメジストの装飾品を積んだ馬車を守り、ジェオルジ近郊の村まで運ぶこと
■出没した敵
サファイア・ピエロ、3体
歪虚化したサファイア人形。サイズ3。外見はピエロのような巨人、体長3メートル
大斧と盾を装備。ラウンドスウィング、ファントムハンド使用
人語は理解できず、話すこともない。適当にジェスチャーをすることもあるが、意味はない
サファイア・レディ、6体
歪虚化したサファイア人形。サイズ1。外見は貴婦人、身長168センチ
大弓を装備、射程は5~60。レイターコールドショット使用
人語は理解できず、話すこともない
■状況
ヴァリオスからジェオルジに向かう街道にて、歪虚化したサファイア人形の集団と遭遇
馬車を取り囲むようにサファイア人形たちが襲撃を仕掛ける体勢
前方100メートル付近にサファイア・ピエロ、3体
右側 50メートル付近にサファイア・レディ、3体
左側 50メートル付近にサファイア・レディ、3体
後方、がら空き。マクシミリアン、ラキの初期位置
■開始時
ハンターの初期位置は、護衛する馬車の周囲で隣接している状態
どこの配置かは、自由に選択
(例えば、左側からレディを狙う等)
■補足
危険フラグはないが、重体になる恐れ有り
少なくとも、サファイア・ピエロを全て倒し、アメジストの装飾品を積んだ馬車をできる限り守って下さい
マスターより
大林です。
【春郷祭】【陶曲】【血盟】連動シナリオをお届けします。
人が集まる祭りに感化されて、嫉妬の眷属サファイア人形たちが街道で通行の邪魔に入ってきました。
それにしても、ハンターのスキルを真似ているのでしょうか?
それでは、皆様のプレイングを心からお待ちしております。
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人
スコット、男性、20才。魔術師 (魔術師協会広報室から派遣された)
魔術師協会の魔術師たち数名
【春郷祭】【陶曲】【血盟】連動シナリオをお届けします。
人が集まる祭りに感化されて、嫉妬の眷属サファイア人形たちが街道で通行の邪魔に入ってきました。
それにしても、ハンターのスキルを真似ているのでしょうか?
それでは、皆様のプレイングを心からお待ちしております。
■NPC
ラキ(kz0002)、女性、15才。疾影士
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、男性、22才。闘狩人
スコット、男性、20才。魔術師 (魔術師協会広報室から派遣された)
魔術師協会の魔術師たち数名
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/06/25 03:58
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 アリア・セリウス(ka6424) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2017/06/15 21:02:17 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/06/13 08:36:03 |