ゲスト
(ka0000)
みちをさがすもの
マスター:猫又ものと

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/06/13 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/06/22 12:00
オープニング
光の届かない地下。ひたひたと歩く足音だけが響く。
「ねえ、姐さん……やっぱりこっちは違うんじゃないのかしらん」
「何だか同じところをぐるぐるしてる気がするでおますよ」
「お前達うるさいよ! いいから黙ってついておいで!!」
「「アイアイサー!!」」
女性の号令に、ビシッと敬礼を返すノッポのモグラと太ったモグラ。
1人と2匹は、暗い地下道へと消えていく。
●東方との交流の裏で
「ヴェルナー。邪魔をするぞ……」
「おや。お久しぶりですね。わざわざあなたがいらっしゃるとは何事かありましたか?」
辺境の地を縦断するように延びる長城、ノアーラ・クンタウ。
そこに顔を見せたバタルトゥ・オイマト(kz0023)に、辺境要塞管理者であるヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)は緩やかな笑みを見せる。
「いや……イェルズがリアルブルーに出向しているのでな。……染料を譲り受けに来た」
「鉱物染料ですか? それでしたらこの間お渡ししたばかりでは……」
「それがな……この間から、東方との交流が始まっただろう……。そこにオイマト族の特産品を出したら、思わぬ需要が出てな……。追加生産が必要になった……」
「ああ、なるほど。そういうことでしたか……」
バタルトゥの説明に納得したように頷くヴェルナー。
――ノアーラ・クンタウの地下にある土には、鉄分が含まれているものがある。
その土を使って染めた布は、深みのある赤い色に染まるのだ。
オイマト族はその染料を使って、様々な特産品を生み出している。
辺境の大地にもその土が採れる場所があるにはあるが、場所が一定しなかったり、あまり量が採れなかったりと量産に向かない。
それ故、ノアーラ・クンタウの地下坑道で採取できる土を定期的に譲り受けているのだ。
「分かりました。ドワーフ達に手配しましょう」
「ああ、すまない……。助かる……」
「いえいえ。お世話になっていますからね。これくらいは……ところで、バタルトゥさん。今時間あります?」
「……ん? 何かあったか……?」
「実はここのところ、採掘実験場から変な音がしてるんですよ」
「変な音……?」
「ええ。何やら幽霊を見た、なんていうドワーフ達もいましてね。折角採掘場実験場も整備が大分進んで、魔導アーマーが導入できるようになるというのに気持ち悪がって作業が進まないんですよ。申し訳ないんですが、ちょっと見て来てもらえませんかね」
別に何もいないならそれはそれで構わないので……と続けたヴェルナーにふむ……と唸るバタルトゥ。
暫し考えた後、こくりと頷く。
「……分かった。向かうとしよう」
「ありがとうございます。辺境部族大首長殿をこんなことに使うのは何だか申し訳ないのですが……」
「いや……。ウェルナーには世話になっている。これくらいはな……」
「おや。同じ言葉を返されてしまいましたね」
くつりと笑うヴェルナー。いがみ合っていた帝国と辺境は過去のものか――。
「万が一ということもあります。ハンターさん達もお呼びしていますので、一緒に向かって下さい。異変の元凶がある場合は排除を。なかった場合も報告をお願いしますね」
「……了解した。ハンター達にも伝えよう」
「宜しくお願いします」
ヴェルナーの物腰柔らかい声にバタルトゥは頷くと、踵を返してハンター達を呼びに向かった。
「ねえ、姐さん……やっぱりこっちは違うんじゃないのかしらん」
「何だか同じところをぐるぐるしてる気がするでおますよ」
「お前達うるさいよ! いいから黙ってついておいで!!」
「「アイアイサー!!」」
女性の号令に、ビシッと敬礼を返すノッポのモグラと太ったモグラ。
1人と2匹は、暗い地下道へと消えていく。
●東方との交流の裏で
「ヴェルナー。邪魔をするぞ……」
「おや。お久しぶりですね。わざわざあなたがいらっしゃるとは何事かありましたか?」
辺境の地を縦断するように延びる長城、ノアーラ・クンタウ。
そこに顔を見せたバタルトゥ・オイマト(kz0023)に、辺境要塞管理者であるヴェルナー・ブロスフェルト(kz0032)は緩やかな笑みを見せる。
「いや……イェルズがリアルブルーに出向しているのでな。……染料を譲り受けに来た」
「鉱物染料ですか? それでしたらこの間お渡ししたばかりでは……」
「それがな……この間から、東方との交流が始まっただろう……。そこにオイマト族の特産品を出したら、思わぬ需要が出てな……。追加生産が必要になった……」
「ああ、なるほど。そういうことでしたか……」
バタルトゥの説明に納得したように頷くヴェルナー。
――ノアーラ・クンタウの地下にある土には、鉄分が含まれているものがある。
その土を使って染めた布は、深みのある赤い色に染まるのだ。
オイマト族はその染料を使って、様々な特産品を生み出している。
辺境の大地にもその土が採れる場所があるにはあるが、場所が一定しなかったり、あまり量が採れなかったりと量産に向かない。
それ故、ノアーラ・クンタウの地下坑道で採取できる土を定期的に譲り受けているのだ。
「分かりました。ドワーフ達に手配しましょう」
「ああ、すまない……。助かる……」
「いえいえ。お世話になっていますからね。これくらいは……ところで、バタルトゥさん。今時間あります?」
「……ん? 何かあったか……?」
「実はここのところ、採掘実験場から変な音がしてるんですよ」
「変な音……?」
「ええ。何やら幽霊を見た、なんていうドワーフ達もいましてね。折角採掘場実験場も整備が大分進んで、魔導アーマーが導入できるようになるというのに気持ち悪がって作業が進まないんですよ。申し訳ないんですが、ちょっと見て来てもらえませんかね」
別に何もいないならそれはそれで構わないので……と続けたヴェルナーにふむ……と唸るバタルトゥ。
暫し考えた後、こくりと頷く。
「……分かった。向かうとしよう」
「ありがとうございます。辺境部族大首長殿をこんなことに使うのは何だか申し訳ないのですが……」
「いや……。ウェルナーには世話になっている。これくらいはな……」
「おや。同じ言葉を返されてしまいましたね」
くつりと笑うヴェルナー。いがみ合っていた帝国と辺境は過去のものか――。
「万が一ということもあります。ハンターさん達もお呼びしていますので、一緒に向かって下さい。異変の元凶がある場合は排除を。なかった場合も報告をお願いしますね」
「……了解した。ハンター達にも伝えよう」
「宜しくお願いします」
ヴェルナーの物腰柔らかい声にバタルトゥは頷くと、踵を返してハンター達を呼びに向かった。
解説
最近変な音がするというマテリアル鉱採掘実験場。
原因を調べて、異変の現況を取り除いてあげてください。
【幻洞】以降、ハンターさん達の計画書通りに採掘場の設備の設置が進んでいましたが、この異音騒ぎでその工事も中断されています。
幽霊を見た、なんていうドワーフもいるようです。気を付けて対応に当たって下さい。
■採掘場のご注意
採掘場を派手に破壊するような行為をするのはNGです。
採掘場を破壊すると依頼失敗となる場合があります。
■場所について
辺境ドワーフの第二採掘場から少し離れた採掘実験場。カペラが魔導アーマー導入の実験の為に手配した場所です。
以前、【幻洞】依頼で歪虚との戦いの舞台にもなりました。
地下の坑道ですが、ユニットも問題なく入ることが出来るくらいの比較的広い空間です。
また、採掘場の設備工事が途中で止まっている為、配線や配管があちこちにゴロゴロしています。
ドワーフ達の話によると、時折変な音が聞こえる起きるようです。気を付けて調査に当たって下さい。
■NPCについて
今回はバタルトゥが同行しています。
■情報について
OPに出てきている1人と2匹の状況はプレイヤー情報となり、PCさんは知りません。
取り扱いにはご注意下さい。
■その他
今回はユニットを持ち込めません。
白紙は描写しません。
原因を調べて、異変の現況を取り除いてあげてください。
【幻洞】以降、ハンターさん達の計画書通りに採掘場の設備の設置が進んでいましたが、この異音騒ぎでその工事も中断されています。
幽霊を見た、なんていうドワーフもいるようです。気を付けて対応に当たって下さい。
■採掘場のご注意
採掘場を派手に破壊するような行為をするのはNGです。
採掘場を破壊すると依頼失敗となる場合があります。
■場所について
辺境ドワーフの第二採掘場から少し離れた採掘実験場。カペラが魔導アーマー導入の実験の為に手配した場所です。
以前、【幻洞】依頼で歪虚との戦いの舞台にもなりました。
地下の坑道ですが、ユニットも問題なく入ることが出来るくらいの比較的広い空間です。
また、採掘場の設備工事が途中で止まっている為、配線や配管があちこちにゴロゴロしています。
ドワーフ達の話によると、時折変な音が聞こえる起きるようです。気を付けて調査に当たって下さい。
■NPCについて
今回はバタルトゥが同行しています。
■情報について
OPに出てきている1人と2匹の状況はプレイヤー情報となり、PCさんは知りません。
取り扱いにはご注意下さい。
■その他
今回はユニットを持ち込めません。
白紙は描写しません。
マスターより
お世話になっております。猫又です。
皆さまに、【幻洞】の事後連動的なシナリオをお届けします。
何やら地下で起きているというか、具体的に言うと某三馬鹿が何やら動いているようです。
彼らの動きが、今後の辺境に何か影響を齎すかも……?
【初心】タグはついていませんが、基本緩い依頼ですのでご気軽にどうぞ。
それでは、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
皆さまに、【幻洞】の事後連動的なシナリオをお届けします。
何やら地下で起きているというか、具体的に言うと某三馬鹿が何やら動いているようです。
彼らの動きが、今後の辺境に何か影響を齎すかも……?
【初心】タグはついていませんが、基本緩い依頼ですのでご気軽にどうぞ。
それでは、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/06/21 06:26
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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【質問卓】原因究明の為の準備 蜜鈴=カメーリア・ルージュ(ka4009) エルフ|22才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/06/12 12:16:38 |
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![]() |
【相談卓】大地の下に響きたるは 蜜鈴=カメーリア・ルージュ(ka4009) エルフ|22才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/06/11 22:53:43 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/06/08 00:03:11 |