ゲスト
(ka0000)
リーラン村の森での蜘蛛雑魔遭遇戦
マスター:鳴海惣流

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/06/22 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/07/01 07:30
オープニング
●グラズヘイム王国ラスリド領リーラン村
現領主のラスリド伯爵の息子であり、代理で何かと厄介事の多いリーラン村を代理で統治するレイルは元は村長宅だった自らの家で、食後の紅茶を飲みながら執務机に手書きの周辺地図を広げていた。
「何してんだい、旦那。ピクニックに行く相談なら乗るよ」
いつ来たのか覚醒者でもある女鬼のアオユキが、レイルの傍らに立って地図を覗き込んだ。彼女は副官であり、直接戦闘が得意ではないレイルの代わりにリーランの私兵を率いる事が多い。つい先日も、突然変異で強くなったコボルドの件で出兵していた。
「ゆっくりとピクニックをしたいのはやまやまなんだけどな」
椅子に背を預け、レイルは苦笑する。
「例の森を再調査すべきかと思案してたところだ。アオユキはどう思う?」
「アタイに聞かれてもなあ。頭を使う仕事は苦手だよ。その為に旦那がいるんだろ」
「身も蓋もないが、その通りといえばその通りか」
ため息をつきつつ、机上の地図に視線を這わせる。
「以前にも調査を行ったらしいが、その時は怪しいものは発見できなかったそうだ。しかし妙だとは思わないか? やたらとあの森には雑魔が生息している。幾度もハンターに退治してもらっているのに、ある時急にどこかから生まれたみたいに突然現れるんだ」
机に片手を置いて立つアオユキが、上からレイルの顔を覗き込むようにして眉をひそめる。
「まさか旦那は、何者かが意図的に雑魔を作ってるとでもいうのかい?」
「ありえない話ではないだろう。先日だって、コボルドを意図的に繁殖させて突然変異の誕生を待ち、さらに変種同士を繁殖させて強力な個体を生み出すという荒業を実行した歪虚がいたくらいだ。それも単純に面白いからという理由でな」
歪虚は変種のコボルドを殲滅してくれたハンターからの、詳細な報告書を読んだ時にはたまらず頭を抱えてしまったほどだ。
「歪虚が雑魔を作って遊んでるかもしれないって? 仮にそうだとしても、何でこんな辺鄙な村を狙うんだい」
「歪虚の仕業と決まったわけではないし、意図的に村を狙っているのかも不明だ。単純に森のそばに村があるという理由かもしれないしな」
そうした諸々の疑問を解消するためにも、やはり調査はすべきかもしれない。カップに残っていた紅茶を飲み干すと、レイルは立ち上がって副官の女鬼へ指示を出すのだった。
●森の調査
「相変わらず薄気味の悪い森だね」
自らを掻き抱くようにしながら、アオユキが歩を進める。そのすぐ後ろにはレイルが続く。周囲を固めるのは依頼を受けたハンターだ。
有事の際にはアオユキがレイルを護衛し、ハンターが敵の殲滅にとりかかる。幾度も森に雑魔が出現しているがゆえの陣形だった。
「ここが一番奥か。やはり何もないな……」
鬱蒼と茂った森は日中なのに薄暗く、アオユキが言う通り不気味さが濃く漂っている。
「旦那の考えすぎだったみたいだね。もう少し調査したら戻ろうじゃないか」
「そうするか」
周囲を守るハンターがレイルを押しとどめる。何かと問おうとした矢先、周りの茂みがガサリと鳴った。
「……敵かい。やっぱりここに何かあるってのかい? まいったね」
髪の毛をボリボリと掻くアオユキは斧を構え、レイルもレイピアを抜く。
現れたのは明らかに従来のとは違う巨大な蜘蛛だった。
「とにかく、まずはこの場を切り抜けるのが先決か。戦いに加われば足手まといになってしまう。アオユキに守られながら、おとなしくしているよ。ハンターの方々にだけ危険をおしつけるようで申し訳ないが、よろしくお願いする」
レイルが敵の見当たらない後ろに下がると、ハンター達は改めて急にどこからか現れた蜘蛛歪虚と対峙した。
現領主のラスリド伯爵の息子であり、代理で何かと厄介事の多いリーラン村を代理で統治するレイルは元は村長宅だった自らの家で、食後の紅茶を飲みながら執務机に手書きの周辺地図を広げていた。
「何してんだい、旦那。ピクニックに行く相談なら乗るよ」
いつ来たのか覚醒者でもある女鬼のアオユキが、レイルの傍らに立って地図を覗き込んだ。彼女は副官であり、直接戦闘が得意ではないレイルの代わりにリーランの私兵を率いる事が多い。つい先日も、突然変異で強くなったコボルドの件で出兵していた。
「ゆっくりとピクニックをしたいのはやまやまなんだけどな」
椅子に背を預け、レイルは苦笑する。
「例の森を再調査すべきかと思案してたところだ。アオユキはどう思う?」
「アタイに聞かれてもなあ。頭を使う仕事は苦手だよ。その為に旦那がいるんだろ」
「身も蓋もないが、その通りといえばその通りか」
ため息をつきつつ、机上の地図に視線を這わせる。
「以前にも調査を行ったらしいが、その時は怪しいものは発見できなかったそうだ。しかし妙だとは思わないか? やたらとあの森には雑魔が生息している。幾度もハンターに退治してもらっているのに、ある時急にどこかから生まれたみたいに突然現れるんだ」
机に片手を置いて立つアオユキが、上からレイルの顔を覗き込むようにして眉をひそめる。
「まさか旦那は、何者かが意図的に雑魔を作ってるとでもいうのかい?」
「ありえない話ではないだろう。先日だって、コボルドを意図的に繁殖させて突然変異の誕生を待ち、さらに変種同士を繁殖させて強力な個体を生み出すという荒業を実行した歪虚がいたくらいだ。それも単純に面白いからという理由でな」
歪虚は変種のコボルドを殲滅してくれたハンターからの、詳細な報告書を読んだ時にはたまらず頭を抱えてしまったほどだ。
「歪虚が雑魔を作って遊んでるかもしれないって? 仮にそうだとしても、何でこんな辺鄙な村を狙うんだい」
「歪虚の仕業と決まったわけではないし、意図的に村を狙っているのかも不明だ。単純に森のそばに村があるという理由かもしれないしな」
そうした諸々の疑問を解消するためにも、やはり調査はすべきかもしれない。カップに残っていた紅茶を飲み干すと、レイルは立ち上がって副官の女鬼へ指示を出すのだった。
●森の調査
「相変わらず薄気味の悪い森だね」
自らを掻き抱くようにしながら、アオユキが歩を進める。そのすぐ後ろにはレイルが続く。周囲を固めるのは依頼を受けたハンターだ。
有事の際にはアオユキがレイルを護衛し、ハンターが敵の殲滅にとりかかる。幾度も森に雑魔が出現しているがゆえの陣形だった。
「ここが一番奥か。やはり何もないな……」
鬱蒼と茂った森は日中なのに薄暗く、アオユキが言う通り不気味さが濃く漂っている。
「旦那の考えすぎだったみたいだね。もう少し調査したら戻ろうじゃないか」
「そうするか」
周囲を守るハンターがレイルを押しとどめる。何かと問おうとした矢先、周りの茂みがガサリと鳴った。
「……敵かい。やっぱりここに何かあるってのかい? まいったね」
髪の毛をボリボリと掻くアオユキは斧を構え、レイルもレイピアを抜く。
現れたのは明らかに従来のとは違う巨大な蜘蛛だった。
「とにかく、まずはこの場を切り抜けるのが先決か。戦いに加われば足手まといになってしまう。アオユキに守られながら、おとなしくしているよ。ハンターの方々にだけ危険をおしつけるようで申し訳ないが、よろしくお願いする」
レイルが敵の見当たらない後ろに下がると、ハンター達は改めて急にどこからか現れた蜘蛛歪虚と対峙した。
解説
●目的
蜘蛛雑魔の殲滅
●簡易map
※上から見下ろしてる感じ。map外の移動は不可。
ABCDEFGHI 1マス=1sq
a■1■□□□□□1 □=土
b■□■□□□□□□ ■=木(通行不可
c■□□■□■■□□
d1□□□□□1■□ 1=蜘蛛歪虚
e□□□□□□□□□
f■■■□ハ□■□□ レ=レイル
g□□□ハ□ハ□□□ ア=アオユキ
h1□□□ア□□■□
i□□□□レ□□■1 ハ=ハンター初期位置(選択可能
●map情報
時刻は日中。薄暗い森だが、光源がなければ動けないというほどでもない。
光源を使えば周囲はより見渡せるが、その分だけ目立つ。
足元には土のみならず木の枝や小石などがある。
森という地形もあり、全員が徒歩で移動中。
●敵情報
■蜘蛛歪虚
全長一メートルを超える巨大な蜘蛛。黒い体に赤い目が不気味。
雑魔であり近距離では牙。遠距離では糸を吐く。
糸はダメージに加え、命中と回避率が25%減少となる(抵抗可能)
実力自体はゴブリンなどよりは強いものの、中位のハンターであれば対処可能。
生命力と防御力に秀でているが、その分攻撃力は低め。
糸などで獲物の身動きを封じ、じっくりと嬲るタイプの敵。
性格は陰湿であり、敵の弱点を知れば執拗にそこだけをつく。
●味方情報
■レイル
非覚醒者で領主の息子。武器はレイピア。防具もあるので多少の耐久力はある。
戦闘はダイスで行う。
■アオユキ
女鬼で闘狩人LV8
基本的にレイルの護衛を行う為、積極的に前には出ない。
蜘蛛歪虚ともある程度は戦える。
戦闘はダイスで行うため、勝てるかどうかは運次第。
蜘蛛雑魔の殲滅
●簡易map
※上から見下ろしてる感じ。map外の移動は不可。
ABCDEFGHI 1マス=1sq
a■1■□□□□□1 □=土
b■□■□□□□□□ ■=木(通行不可
c■□□■□■■□□
d1□□□□□1■□ 1=蜘蛛歪虚
e□□□□□□□□□
f■■■□ハ□■□□ レ=レイル
g□□□ハ□ハ□□□ ア=アオユキ
h1□□□ア□□■□
i□□□□レ□□■1 ハ=ハンター初期位置(選択可能
●map情報
時刻は日中。薄暗い森だが、光源がなければ動けないというほどでもない。
光源を使えば周囲はより見渡せるが、その分だけ目立つ。
足元には土のみならず木の枝や小石などがある。
森という地形もあり、全員が徒歩で移動中。
●敵情報
■蜘蛛歪虚
全長一メートルを超える巨大な蜘蛛。黒い体に赤い目が不気味。
雑魔であり近距離では牙。遠距離では糸を吐く。
糸はダメージに加え、命中と回避率が25%減少となる(抵抗可能)
実力自体はゴブリンなどよりは強いものの、中位のハンターであれば対処可能。
生命力と防御力に秀でているが、その分攻撃力は低め。
糸などで獲物の身動きを封じ、じっくりと嬲るタイプの敵。
性格は陰湿であり、敵の弱点を知れば執拗にそこだけをつく。
●味方情報
■レイル
非覚醒者で領主の息子。武器はレイピア。防具もあるので多少の耐久力はある。
戦闘はダイスで行う。
■アオユキ
女鬼で闘狩人LV8
基本的にレイルの護衛を行う為、積極的に前には出ない。
蜘蛛歪虚ともある程度は戦える。
戦闘はダイスで行うため、勝てるかどうかは運次第。
マスターより
お世話になっております。
鳴海惣流です。
何がでるかな……ではないですが、森の調査に赴いたら戦闘に巻き込まれてしまいました。
皆様のご参加をお待ちしております。
鳴海惣流です。
何がでるかな……ではないですが、森の調査に赴いたら戦闘に巻き込まれてしまいました。
皆様のご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/06/28 00:17
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/06/20 17:15:02 |
|
![]() |
相談卓 ジェーン・ノーワース(ka2004) 人間(リアルブルー)|15才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/06/21 22:48:14 |