ゲスト
(ka0000)
大地の爪 ~廃墟の集落~
マスター:天田洋介

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/07/06 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/07/18 22:00
オープニング
ナガケ集落あるのはグラズヘイム王国・古都【アークエルス】東方の森の地だ。
一度は解散の憂き目にあったものの、青年ガローア・ラグアが再建を決意。ハンターの力を借りて幻獣の獅子鷹『メニュヨール』の退治に成功する。彼に意気投合したドワーフの青年『ベッタ』も移り住んで復興は順調に進んだ。
ベッタの故郷に棲息していた幻獣『幻の青』を育てることに。その味がリアルブルーの高級和牛霜降り肉を彷彿させたところから『シモフリ』と呼称するようになった。
森が紅葉に染まる頃、商人一家が集落へと泊まる。やがてシモフリの仔が産まれた。助けた幻獣の赤い兎二羽はまるで牧羊犬のようにシモフリ等を見張ってくれる。
シモフリの乳を使った乳製品を手がけ、春には開墾したばかりの畑に玉蜀黍に粒を撒く。
商人一家のタリアナの助力を得て、古都にて『パン屋シモフリ堂』が開店する運びとなった。
シモフリ堂を切り盛りする女性三人は新しい仲間だ。マリーシュは店長兼事務会計。セリナとチナサはパン焼き職人兼売り子。
シモフリ堂もハンター達が協力してくれた好スタートを切る。
夏に備えて馬車と厨房に機導術式冷蔵庫が設置された。本格的な夏にはシモフリ乳のアイスクリームが大好評。シモフリ肉の出荷も始まり、バーガーやドッグ用の肉として使われる。
秋には玉蜀黍を収穫して冬に備えた。野生の葡萄で葡萄酒造りも行う。
輸送の人員、そして古都にあるシモフリ堂の従業員も補充。こうして商売の手は広がりつつあった。
ガローアとベッタはシモフリ堂で行われた新年のパーティをハンター達と共に楽しんだのだった。
夏を迎えようとするナガケ集落は、穏やかな雰囲気に包まれていた。
シモフリ達は順調に育ち、放牧場のそこら中に青くまん丸な身体が転がっている。コロコロと太陽の日射しを浴びつつ、餌となる団栗や玉蜀黍を食べて、すくすくと育っていた。
飼料となる玉蜀黍だが、去年よりも畑は広がっている。春に撒いた粒が育ち、こちらは緑の葉や茎が大地を染めていた。
「雨も適度に降っとるし、今年の秋も玉蜀黍の大豊作や」
「人用の玉蜀黍も順調。虫除けの香草も植えたし、大丈夫でしょ」
ベッタ、ガローアの二人で玉蜀黍畑を見回った。
「お、がんばっとるな。助かるで」
ベッタが畑で駆け回る赤い兎に声をかけた。
近頃、玉蜀黍畑に土竜が出没するので、退治を任せていたのである。もう一羽は放牧場でシモフリの見張り担当だ。二羽ともかけがえのないナガケ集落の仲間になっていた。
「それにしても土竜がこんなにでるとはね。困ったもんだよ」
「後、おいら達にできるんは罠を作るぐらいやからな」
ガローアがベッタと話していると地響きが鳴った。あまりの不気味さに黙り込んで辺りを見回す。違和感を感じて草地に目を凝らす。「なんだか膨らんで」そう呟いた瞬間、急に大地が盛りあがる。
大地から何かが飛びだして土塊をまき散らし、一瞬のうちにいなくなった。草地には巨大な穴だけが残る。
「ありゃ、馬鹿でかい土竜や」
ベッタによれば大きな土竜の肩口から片腕のみが大地から突きだしたのだという。そこから推測すると、全長五mはありそうな巨大な土竜だった。
「玉蜀黍畑にでなくてよかった。でもいつもこうだとは」
「それだけやないで。普通の土竜が畑にでるようになったんが、あいつのせいなら……まずいで、これは」
被害は今のところないが、このまま放置しておけば大変な事態になるのは明白である。玉蜀黍畑の被害だけでなく、集落の地下が穴だらけにされたのなら建物の倒壊もあり得た。
「輸送の荷馬車を待っているのも惜しいからね。急いで行ってくるよ」
「任せたで」
ガローアは集落のことをベッタに任せて馬車を走らせた。大急ぎで古都【アークエルス】にあるハンターズソサエティ支部に依頼をだすために。
一度は解散の憂き目にあったものの、青年ガローア・ラグアが再建を決意。ハンターの力を借りて幻獣の獅子鷹『メニュヨール』の退治に成功する。彼に意気投合したドワーフの青年『ベッタ』も移り住んで復興は順調に進んだ。
ベッタの故郷に棲息していた幻獣『幻の青』を育てることに。その味がリアルブルーの高級和牛霜降り肉を彷彿させたところから『シモフリ』と呼称するようになった。
森が紅葉に染まる頃、商人一家が集落へと泊まる。やがてシモフリの仔が産まれた。助けた幻獣の赤い兎二羽はまるで牧羊犬のようにシモフリ等を見張ってくれる。
シモフリの乳を使った乳製品を手がけ、春には開墾したばかりの畑に玉蜀黍に粒を撒く。
商人一家のタリアナの助力を得て、古都にて『パン屋シモフリ堂』が開店する運びとなった。
シモフリ堂を切り盛りする女性三人は新しい仲間だ。マリーシュは店長兼事務会計。セリナとチナサはパン焼き職人兼売り子。
シモフリ堂もハンター達が協力してくれた好スタートを切る。
夏に備えて馬車と厨房に機導術式冷蔵庫が設置された。本格的な夏にはシモフリ乳のアイスクリームが大好評。シモフリ肉の出荷も始まり、バーガーやドッグ用の肉として使われる。
秋には玉蜀黍を収穫して冬に備えた。野生の葡萄で葡萄酒造りも行う。
輸送の人員、そして古都にあるシモフリ堂の従業員も補充。こうして商売の手は広がりつつあった。
ガローアとベッタはシモフリ堂で行われた新年のパーティをハンター達と共に楽しんだのだった。
夏を迎えようとするナガケ集落は、穏やかな雰囲気に包まれていた。
シモフリ達は順調に育ち、放牧場のそこら中に青くまん丸な身体が転がっている。コロコロと太陽の日射しを浴びつつ、餌となる団栗や玉蜀黍を食べて、すくすくと育っていた。
飼料となる玉蜀黍だが、去年よりも畑は広がっている。春に撒いた粒が育ち、こちらは緑の葉や茎が大地を染めていた。
「雨も適度に降っとるし、今年の秋も玉蜀黍の大豊作や」
「人用の玉蜀黍も順調。虫除けの香草も植えたし、大丈夫でしょ」
ベッタ、ガローアの二人で玉蜀黍畑を見回った。
「お、がんばっとるな。助かるで」
ベッタが畑で駆け回る赤い兎に声をかけた。
近頃、玉蜀黍畑に土竜が出没するので、退治を任せていたのである。もう一羽は放牧場でシモフリの見張り担当だ。二羽ともかけがえのないナガケ集落の仲間になっていた。
「それにしても土竜がこんなにでるとはね。困ったもんだよ」
「後、おいら達にできるんは罠を作るぐらいやからな」
ガローアがベッタと話していると地響きが鳴った。あまりの不気味さに黙り込んで辺りを見回す。違和感を感じて草地に目を凝らす。「なんだか膨らんで」そう呟いた瞬間、急に大地が盛りあがる。
大地から何かが飛びだして土塊をまき散らし、一瞬のうちにいなくなった。草地には巨大な穴だけが残る。
「ありゃ、馬鹿でかい土竜や」
ベッタによれば大きな土竜の肩口から片腕のみが大地から突きだしたのだという。そこから推測すると、全長五mはありそうな巨大な土竜だった。
「玉蜀黍畑にでなくてよかった。でもいつもこうだとは」
「それだけやないで。普通の土竜が畑にでるようになったんが、あいつのせいなら……まずいで、これは」
被害は今のところないが、このまま放置しておけば大変な事態になるのは明白である。玉蜀黍畑の被害だけでなく、集落の地下が穴だらけにされたのなら建物の倒壊もあり得た。
「輸送の荷馬車を待っているのも惜しいからね。急いで行ってくるよ」
「任せたで」
ガローアは集落のことをベッタに任せて馬車を走らせた。大急ぎで古都【アークエルス】にあるハンターズソサエティ支部に依頼をだすために。
解説
ナガケ集落を中心にした一km円で巨大土竜が出没中です。退治をお願いします。今のところ集落に直接的な被害はででいません。
※PL情報(事前には知り得ない情報)
神出鬼没であり、突如として地下から爪攻撃が襲いかかります。また地表すれすれに穴を掘るときもあるので、落とし穴状態になっている個所もあります。注意して下さい。
巨大土竜が掘った穴に関しては、とても脆いようです。長くは持たないので、もし辿ろうとするのならばご注意を。(生き埋めになる可能性大。ガローアとベッタが助けますが、その間の戦闘参加は不可能になります)
常識的な必要経費はガローア持ちです。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
※PL情報(事前には知り得ない情報)
神出鬼没であり、突如として地下から爪攻撃が襲いかかります。また地表すれすれに穴を掘るときもあるので、落とし穴状態になっている個所もあります。注意して下さい。
巨大土竜が掘った穴に関しては、とても脆いようです。長くは持たないので、もし辿ろうとするのならばご注意を。(生き埋めになる可能性大。ガローアとベッタが助けますが、その間の戦闘参加は不可能になります)
常識的な必要経費はガローア持ちです。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
廃墟の集落については、ここで一区切りにさせて頂きます。そのためEXです。
どうか集落存続にかかわる難関を助けてあげてください。連作ですが退治に注力して頂けるのならば、初参加のPCももちろん大歓迎です。
巨大土竜退治がうまくいけば、古都シモフリ堂でパーティが行われます。
どうか集落存続にかかわる難関を助けてあげてください。連作ですが退治に注力して頂けるのならば、初参加のPCももちろん大歓迎です。
巨大土竜退治がうまくいけば、古都シモフリ堂でパーティが行われます。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/07/18 00:17
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 ステラ・レッドキャップ(ka5434) 人間(クリムゾンウェスト)|14才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/07/04 21:16:55 |
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土竜叩き作戦 ミオレスカ(ka3496) エルフ|18才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/07/06 19:08:51 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/07/04 21:43:14 |