ゲスト
(ka0000)
航路を拓いて、新たな結びつきを
マスター:DoLLer

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 3~7人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/07/08 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/07/22 22:00
オープニング
●
精霊樹がぼんやり光り、用意された魔法陣に集まると、それはみるみるうちに一人の女性を形作った。
これが転移。覚醒者たちが遠方へ移動する手段の一つである。
はらりと垂れ落ちる黒髪が現実の法則に則ったことを証明すると、彼女は長いまつげをゆっくりと開いて自らの身体に目を落とした。そして……。
「なんじゃこりゃあぁぁ!!」
とてもひどい第一声を上げた。
「着物38点、匂い袋70個、紅入れの貝殻140枚、初物の柚子1箱が転移しておりませぬぞ。転移事故ではございませぬか!?」
女は近くにいた職員に掴みかかるようにして叫んだが、それをとりなすようにげっそりとした顔の少女が彼女にゆっくりと首を振った。
「身に着けたものしか持っていけないっていうし……無理だったんだよ」
そう。彼女達はエトファリカ連邦の果て、詩天からの品物を転移門を使って輸入しようとしていて……そして失敗したのだ。いくつかは身に着けて到着できただけでも御の字である。
「精霊樹は分かっておりませぬ。詩天では重ね着に重ね着を重ねた十二単もあるというのに、たかだか40着ほど着込んだくらいで弾き飛ばすとは!」
「君香さぁん、もう諦めようよ、もう三条様とかスメラギ様がやるって言ってた模擬結婚式の締め切りを過ぎたって言ってたよ」
「何をおっしゃいますか! いいですか。模擬結婚式の後に東方ぶーむが起こるのです。需要が発生するのですよ! ミネア様も商売人でございましょうに、そんな簡単に諦めてどうしますか」
君香と呼ばれた転移してきたばかりの女性は、そばでぐったりしているミネアの首根っこを掴んでがっくんがっくんと振りしきりながら叫んだ。
「待って……吐く……」
「一般人とはいえ転移1回で何を弱気な事を! 我々の商品を待ち望む人々の為にも後3000回は転移しなければなりませぬ」
殺す気か。
ちなみに精霊樹による転移は覚醒者しか使用できない。ミネアのような一般人が使おうものなら、このとおり体内のマテリアルが乱れて1週間は使い物にならなくなる。
「さあ、どんどん商品を運びましょう!!」
「他に使う人の事も考えてください!」
あげくハンターズソサエティの職員から怒られて、五条君香はしばらく転移門の使用禁止を言い渡されたのであった。
●
「転移門が使えないとするならば、やはり海路」
リゼリオの港、ひたすらに続く水平線を前にして君香は熱く語ったが、港で船が出入りする様子を近くで眺めていた商人らしいポニーテールの女が嘆息した。
「みんなそうしたいって思ってるわよ。でもこの先に広がる海は暗黒海。近海ならともかくエトファリカ連邦へは歪虚に包囲されたずいぶん昔から誰も渡ったことないし、潮の流れとか地形とかもう誰も分からないから、商船を出そうなんて誰もやらないと思うな」
それが普通の反応である。
「いーえ。今や海の主グランアルキトゥスも打ち破ったのですから、できないはずはございませんっ。私たちの手でエトファリカとの航路が確立しましょうぞ! 我こそはという勇者はおりませんか!」
そんな常識など知ったことかと算盤を振りかざして逃げる船乗りだの海商を追いかけ回し、手当たり次第声をかける君香をミネアは真っ赤になって引き留めた。
そんな話に乗ってくるような船乗りなど、どこにも……。
「エトファリカか。任せておけ」
いたー!?
振り返ってみると、そこにはいたのは潮焼けした赤銅色の肌に白髪混じりの髪、そして豪快な笑顔の大男。以前出会った元辺境の一族であったボラ族の族長イグであった。
「い、イグさん!?」
「エトファリカに船で行くなら任せると良い。準備はできているぞ、というか先刻渡って来たばかりだ!」
その言葉に思わず目を丸くして振り向いた。
「わ、渡った? この海、海図もなにも無くて、あるのは歪虚の巣ばっかりって聞いたんですけど……」
「自然を慰撫するために旅し風と海の加護を得た。怖れることはない」
そして笑ってイグは「ほら、あの船だ」と紹介した。なるほど、船体にはエトファリカ様式の船名が刻まれ、ついでに船には古物商が喜びそうな奇怪な民芸品に溢れていた。
そしてよく沈没せずに来れたね、と思わず声をかけたくなるほどにボロッボロなのも、そう言われると真実味を感じるから不思議なものだ。
「きゃはー! これはイケますっ。ミネア様の顔の広さと幸運は一流でございますねっ。後はこの調子で船と船員を確保しましょう!! さぁ、そちらのお嬢様、いかがでございましょうかっ」
「でも船だって高いんだし……」
「何をおっしゃいますか、ミネアカンパニーの会頭として、そこは鶴の一声で決めてしまいましょう!」
「いやいや、そんなことしたら怒られるってば! みんなの生活かかってるんだから」
俄然元気になった君香は再び船乗りや海商たちと鬼ごっこ……を始める間でもなく、立ちはだかる少女の体にぶつかって止まった。
最初にため息をついていたポニーテールの女ではないか。彼女は逃げるでもなく、興味深そうに君香の算盤を見つめていた。
「あの……」
「色んな人が幸せになるために、新たな模索をしていくのって商人の役目だと思うの。『投資』ってやつかな」
君香の暴走に謝るつもりだったミネアだが、海から照り返す光を受けて輝くルビーのような瞳とその言葉が印象的で。それはどこか救済を求める一途さとも、どこまでも己を道を突き進む意志の強さともとれ、ミネアは思わず彼女に見入ってしまった。
自分にはない商人の気概というか、別なる一面をもった彼女の存在はミネアにはとにかく眩しく、そして頼もしく見えた。
「船とか必要なもの準備するわ。それで航路を開拓してきてほしいの。成功した暁には、その航路で私の船で商売させてもらってもいい? そっちの商会にも損はさせないから」
新たな出会い。
新たな可能性。
海に出る事は怖くはあったが、それでも色んな人がこうしてつながって背中を押してくれると思うと、その恐怖感も不思議と薄れていった。
ぼうっと見やるミネアを見て、彼女は愛嬌たっぷりの苦笑いを浮かべた。
「って言ってもね。実は船手に入れたけど既存航路じゃ商売難しくって。どうしようかと思ってたの。だから、可能性に賭けさせてもらえたらなって」
「ううん、あたしこそ。無理ってばかり思い込んで、大切なことを思い出させてくれた気がする。あの、あたし私、ミネアです!」
「私、エミルタニア=ケラー。エミルって呼んで」
つながる手と手。
こうして新たな商機と海路が拓かれる旅が始まったのであった。
精霊樹がぼんやり光り、用意された魔法陣に集まると、それはみるみるうちに一人の女性を形作った。
これが転移。覚醒者たちが遠方へ移動する手段の一つである。
はらりと垂れ落ちる黒髪が現実の法則に則ったことを証明すると、彼女は長いまつげをゆっくりと開いて自らの身体に目を落とした。そして……。
「なんじゃこりゃあぁぁ!!」
とてもひどい第一声を上げた。
「着物38点、匂い袋70個、紅入れの貝殻140枚、初物の柚子1箱が転移しておりませぬぞ。転移事故ではございませぬか!?」
女は近くにいた職員に掴みかかるようにして叫んだが、それをとりなすようにげっそりとした顔の少女が彼女にゆっくりと首を振った。
「身に着けたものしか持っていけないっていうし……無理だったんだよ」
そう。彼女達はエトファリカ連邦の果て、詩天からの品物を転移門を使って輸入しようとしていて……そして失敗したのだ。いくつかは身に着けて到着できただけでも御の字である。
「精霊樹は分かっておりませぬ。詩天では重ね着に重ね着を重ねた十二単もあるというのに、たかだか40着ほど着込んだくらいで弾き飛ばすとは!」
「君香さぁん、もう諦めようよ、もう三条様とかスメラギ様がやるって言ってた模擬結婚式の締め切りを過ぎたって言ってたよ」
「何をおっしゃいますか! いいですか。模擬結婚式の後に東方ぶーむが起こるのです。需要が発生するのですよ! ミネア様も商売人でございましょうに、そんな簡単に諦めてどうしますか」
君香と呼ばれた転移してきたばかりの女性は、そばでぐったりしているミネアの首根っこを掴んでがっくんがっくんと振りしきりながら叫んだ。
「待って……吐く……」
「一般人とはいえ転移1回で何を弱気な事を! 我々の商品を待ち望む人々の為にも後3000回は転移しなければなりませぬ」
殺す気か。
ちなみに精霊樹による転移は覚醒者しか使用できない。ミネアのような一般人が使おうものなら、このとおり体内のマテリアルが乱れて1週間は使い物にならなくなる。
「さあ、どんどん商品を運びましょう!!」
「他に使う人の事も考えてください!」
あげくハンターズソサエティの職員から怒られて、五条君香はしばらく転移門の使用禁止を言い渡されたのであった。
●
「転移門が使えないとするならば、やはり海路」
リゼリオの港、ひたすらに続く水平線を前にして君香は熱く語ったが、港で船が出入りする様子を近くで眺めていた商人らしいポニーテールの女が嘆息した。
「みんなそうしたいって思ってるわよ。でもこの先に広がる海は暗黒海。近海ならともかくエトファリカ連邦へは歪虚に包囲されたずいぶん昔から誰も渡ったことないし、潮の流れとか地形とかもう誰も分からないから、商船を出そうなんて誰もやらないと思うな」
それが普通の反応である。
「いーえ。今や海の主グランアルキトゥスも打ち破ったのですから、できないはずはございませんっ。私たちの手でエトファリカとの航路が確立しましょうぞ! 我こそはという勇者はおりませんか!」
そんな常識など知ったことかと算盤を振りかざして逃げる船乗りだの海商を追いかけ回し、手当たり次第声をかける君香をミネアは真っ赤になって引き留めた。
そんな話に乗ってくるような船乗りなど、どこにも……。
「エトファリカか。任せておけ」
いたー!?
振り返ってみると、そこにはいたのは潮焼けした赤銅色の肌に白髪混じりの髪、そして豪快な笑顔の大男。以前出会った元辺境の一族であったボラ族の族長イグであった。
「い、イグさん!?」
「エトファリカに船で行くなら任せると良い。準備はできているぞ、というか先刻渡って来たばかりだ!」
その言葉に思わず目を丸くして振り向いた。
「わ、渡った? この海、海図もなにも無くて、あるのは歪虚の巣ばっかりって聞いたんですけど……」
「自然を慰撫するために旅し風と海の加護を得た。怖れることはない」
そして笑ってイグは「ほら、あの船だ」と紹介した。なるほど、船体にはエトファリカ様式の船名が刻まれ、ついでに船には古物商が喜びそうな奇怪な民芸品に溢れていた。
そしてよく沈没せずに来れたね、と思わず声をかけたくなるほどにボロッボロなのも、そう言われると真実味を感じるから不思議なものだ。
「きゃはー! これはイケますっ。ミネア様の顔の広さと幸運は一流でございますねっ。後はこの調子で船と船員を確保しましょう!! さぁ、そちらのお嬢様、いかがでございましょうかっ」
「でも船だって高いんだし……」
「何をおっしゃいますか、ミネアカンパニーの会頭として、そこは鶴の一声で決めてしまいましょう!」
「いやいや、そんなことしたら怒られるってば! みんなの生活かかってるんだから」
俄然元気になった君香は再び船乗りや海商たちと鬼ごっこ……を始める間でもなく、立ちはだかる少女の体にぶつかって止まった。
最初にため息をついていたポニーテールの女ではないか。彼女は逃げるでもなく、興味深そうに君香の算盤を見つめていた。
「あの……」
「色んな人が幸せになるために、新たな模索をしていくのって商人の役目だと思うの。『投資』ってやつかな」
君香の暴走に謝るつもりだったミネアだが、海から照り返す光を受けて輝くルビーのような瞳とその言葉が印象的で。それはどこか救済を求める一途さとも、どこまでも己を道を突き進む意志の強さともとれ、ミネアは思わず彼女に見入ってしまった。
自分にはない商人の気概というか、別なる一面をもった彼女の存在はミネアにはとにかく眩しく、そして頼もしく見えた。
「船とか必要なもの準備するわ。それで航路を開拓してきてほしいの。成功した暁には、その航路で私の船で商売させてもらってもいい? そっちの商会にも損はさせないから」
新たな出会い。
新たな可能性。
海に出る事は怖くはあったが、それでも色んな人がこうしてつながって背中を押してくれると思うと、その恐怖感も不思議と薄れていった。
ぼうっと見やるミネアを見て、彼女は愛嬌たっぷりの苦笑いを浮かべた。
「って言ってもね。実は船手に入れたけど既存航路じゃ商売難しくって。どうしようかと思ってたの。だから、可能性に賭けさせてもらえたらなって」
「ううん、あたしこそ。無理ってばかり思い込んで、大切なことを思い出させてくれた気がする。あの、あたし私、ミネアです!」
「私、エミルタニア=ケラー。エミルって呼んで」
つながる手と手。
こうして新たな商機と海路が拓かれる旅が始まったのであった。
解説
リゼリオからエトファリカ連邦への海路を拓く船旅をいたします。
●目的
エトファリカ連邦に海路を使って到達し、ついでに荷物を積み込んでおり返してくること。
船旅に同行して、襲来する歪虚の討伐、海図の作成、操船補助、その他船旅に必要な業務全般を行っていただきます。
●実のところ……
船はミネアとイグと五条君香以外は参加者のみで構成されます。(エミルは見送りのみです)
暗黒海を渡るわけで普通は歪虚との戦闘は起こるはずなのですが、今回は回避できることとします。(イグ曰く『風と海の加護』らしいですが、詳細は不明です)
つまり冒険風味のクルーズなわけです!
各自、船員であることを自覚した上で存分に楽しんでください。
なお歪虚の戦闘はないとはいえ、襲ってくるかもという警戒をするプレイングは歓迎ですし、歪虚以外の大型海洋生物との衝突くらいは(望めば)起こるかもしれません。
●成功判定
一応、今回使った航路は今後も使用します。安心安全で潮や風の流れを上手くとらえて船旅ができることが成功です。
失敗はきっとスリリングな旅の記録が残ることでしょう。
ちなみに海路の記録は指定がなければイグが行います。
●人物紹介
ミネア(NPC) ミネアカンパニーという食料品系の商会のトップに据え付けられたお姉さん。料理が得意。
五条君香 詩天のいわゆる財政担当の小役人で、詩天の財政難を影で支えている一人。符術士。
イグ 元辺境一族の族長で現在は族長を禅譲して冒険活動中の霊闘士。
エミルタニア(NPC) NPCだけど実は本シナリオ担当MSのNPCではなくCdivの真柄葉MSのNPC。用意した船とは別に魔導エンジン付きの船と船員を持つ。
●その他
分からないことは質問卓でお聞きください。
雑談使用も歓迎。
●目的
エトファリカ連邦に海路を使って到達し、ついでに荷物を積み込んでおり返してくること。
船旅に同行して、襲来する歪虚の討伐、海図の作成、操船補助、その他船旅に必要な業務全般を行っていただきます。
●実のところ……
船はミネアとイグと五条君香以外は参加者のみで構成されます。(エミルは見送りのみです)
暗黒海を渡るわけで普通は歪虚との戦闘は起こるはずなのですが、今回は回避できることとします。(イグ曰く『風と海の加護』らしいですが、詳細は不明です)
つまり冒険風味のクルーズなわけです!
各自、船員であることを自覚した上で存分に楽しんでください。
なお歪虚の戦闘はないとはいえ、襲ってくるかもという警戒をするプレイングは歓迎ですし、歪虚以外の大型海洋生物との衝突くらいは(望めば)起こるかもしれません。
●成功判定
一応、今回使った航路は今後も使用します。安心安全で潮や風の流れを上手くとらえて船旅ができることが成功です。
失敗はきっとスリリングな旅の記録が残ることでしょう。
ちなみに海路の記録は指定がなければイグが行います。
●人物紹介
ミネア(NPC) ミネアカンパニーという食料品系の商会のトップに据え付けられたお姉さん。料理が得意。
五条君香 詩天のいわゆる財政担当の小役人で、詩天の財政難を影で支えている一人。符術士。
イグ 元辺境一族の族長で現在は族長を禅譲して冒険活動中の霊闘士。
エミルタニア(NPC) NPCだけど実は本シナリオ担当MSのNPCではなくCdivの真柄葉MSのNPC。用意した船とは別に魔導エンジン付きの船と船員を持つ。
●その他
分からないことは質問卓でお聞きください。
雑談使用も歓迎。
マスターより
実はエミルタニアことエミルちゃんの担当である真柄葉MSとは去年の秋から極秘裏に密談を重ねておりまして、それが今日の船旅へとつながることができました。真柄さんありがとうございますっ。
船旅は海戦とか港でいざこざとかやりたいことは山ほどあるのですが、そんなのを全部積めこむとシリーズ何回するんだってくらいのボリュームになりますので、今回は『平穏な船旅』にフォーカスしております。
文字数が色々足りないので、情報不足もあるかとは思いますので、気になったことはなんでも質問卓で確認してくださいっ。
Von Vayage!!
船旅は海戦とか港でいざこざとかやりたいことは山ほどあるのですが、そんなのを全部積めこむとシリーズ何回するんだってくらいのボリュームになりますので、今回は『平穏な船旅』にフォーカスしております。
文字数が色々足りないので、情報不足もあるかとは思いますので、気になったことはなんでも質問卓で確認してくださいっ。
Von Vayage!!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/08/11 18:33
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/07/04 10:54:57 |
|
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【質問卓】 アスワド・ララ(ka4239) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/07/06 22:31:08 |
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![]() |
【相談卓】 アスワド・ララ(ka4239) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/07/08 14:03:09 |