ゲスト
(ka0000)
【孤唱】独りの嘆きと枯れる木々
マスター:狐野径

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 3~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/07/18 09:00
- リプレイ完成予定
- 2017/07/29 09:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●まさかと思うが
グラズヘイム王国のとある地域、山の中に木々が枯れ始めているところがあるという。微々たるものであるため、何か害虫か病気によるものというもの考えられると近くの村の人は思っていた。それでも山全体に広まる前に対策は取らねばならない。
そこに何があるかという問いかけに、明確に答えられる人はいない。
かなり昔、貴族が家を建てて別荘にしたけど放置した――らしい。
道はあっても獣が多い場所であり、猟師と木こりが組んでいかないとならないくらい、最近は行かない場所だった。
ただ、二年くらい前から誰かいる気配がある上に、村の近くで貴族の少年らしい姿を見かけている。
昨年巨大な生き物が飛来したのが目撃されている。
ドラゴンだとかなんだの言われているが、大きな鳥ではない何かだったとしか言いようがなかった。
最近は犬や猫の鳴き声も響き渡ったこともある。
だから、村の代表者は調査に行くためにハンターを雇うことを決心する。
何が起こるか分からない。
途中で野営しないとならないという距離だという。いや、強行すればその家まではたどり着ける。正直言って、荒れるに任せたため危険な状況となってしまった。
ハンターへの依頼は調査に行く村人の護衛。行きの途中と現地で野営の予定であるが、帰りは道があるためその日のうちには戻ってこられるだろうと村の方は考えている。
勿論、食事は村持ちなので護衛をきちんとしてくれればいいとなっている。
何事もなければ山の散策で終わる仕事である。何もないことを祈りつつ、木々が枯れている理由が何か不安を胸に調査隊は出発することになる。
●真相、家の主
憂悦孤唱プエルは特にやることなく日々を送っていた。
とはいえ、王国を無に帰すとしてもどうすればいいのか、独りだけどどうにかしないといけないと必死に考えていた。
「うーん、クロフェドに会おう!」
手紙を書いたが、どう届けるのか悩んで日記帳に挟み込む。
それから元の検討課題に戻り、無に帰す方法をあれこれ考えた。
そして、飽きた。
「レチタティーヴォ様はやっぱりすごいヒトだったんだなぁ……僕は到底追いつけないのか……ううう」
プエルは地図をベッドの上に放り投げる。
「お菓子もなくなっちゃったよ……」
プエルを模したと思われる人形たちが周りで「えー」というようなしぐさをしている。手にはチラシを持って何かアピールしている。
「そうだ、買わないといけない! 新作のお菓子が出るんだった!」
人形たちが周りで踊る。
「……なんかおかしい?」
プエルは首をかしげる。
「まあいいや。僕、歪虚だし、領地のこととか考えなくていいんだし。自由にしていいんだよね! もちろん、レチタティーヴォ様へのあこがれは別だけど……そうだよ、生の情報って重要だ! 出かける準備だ」
人形たちが楽しそうに踊った。
「お前たちは留守番!」
嫌だというように人形たちは動く。
「なーんて、連れてくよ」
カバンに詰められるだけ詰めて、プエルは出かける。
村人に不審がられているなど露とも知らない。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●まさかと思うが
グラズヘイム王国のとある地域、山の中に木々が枯れ始めているところがあるという。微々たるものであるため、何か害虫か病気によるものというもの考えられると近くの村の人は思っていた。それでも山全体に広まる前に対策は取らねばならない。
そこに何があるかという問いかけに、明確に答えられる人はいない。
かなり昔、貴族が家を建てて別荘にしたけど放置した――らしい。
道はあっても獣が多い場所であり、猟師と木こりが組んでいかないとならないくらい、最近は行かない場所だった。
ただ、二年くらい前から誰かいる気配がある上に、村の近くで貴族の少年らしい姿を見かけている。
昨年巨大な生き物が飛来したのが目撃されている。
ドラゴンだとかなんだの言われているが、大きな鳥ではない何かだったとしか言いようがなかった。
最近は犬や猫の鳴き声も響き渡ったこともある。
だから、村の代表者は調査に行くためにハンターを雇うことを決心する。
何が起こるか分からない。
途中で野営しないとならないという距離だという。いや、強行すればその家まではたどり着ける。正直言って、荒れるに任せたため危険な状況となってしまった。
ハンターへの依頼は調査に行く村人の護衛。行きの途中と現地で野営の予定であるが、帰りは道があるためその日のうちには戻ってこられるだろうと村の方は考えている。
勿論、食事は村持ちなので護衛をきちんとしてくれればいいとなっている。
何事もなければ山の散策で終わる仕事である。何もないことを祈りつつ、木々が枯れている理由が何か不安を胸に調査隊は出発することになる。
●真相、家の主
憂悦孤唱プエルは特にやることなく日々を送っていた。
とはいえ、王国を無に帰すとしてもどうすればいいのか、独りだけどどうにかしないといけないと必死に考えていた。
「うーん、クロフェドに会おう!」
手紙を書いたが、どう届けるのか悩んで日記帳に挟み込む。
それから元の検討課題に戻り、無に帰す方法をあれこれ考えた。
そして、飽きた。
「レチタティーヴォ様はやっぱりすごいヒトだったんだなぁ……僕は到底追いつけないのか……ううう」
プエルは地図をベッドの上に放り投げる。
「お菓子もなくなっちゃったよ……」
プエルを模したと思われる人形たちが周りで「えー」というようなしぐさをしている。手にはチラシを持って何かアピールしている。
「そうだ、買わないといけない! 新作のお菓子が出るんだった!」
人形たちが周りで踊る。
「……なんかおかしい?」
プエルは首をかしげる。
「まあいいや。僕、歪虚だし、領地のこととか考えなくていいんだし。自由にしていいんだよね! もちろん、レチタティーヴォ様へのあこがれは別だけど……そうだよ、生の情報って重要だ! 出かける準備だ」
人形たちが楽しそうに踊った。
「お前たちは留守番!」
嫌だというように人形たちは動く。
「なーんて、連れてくよ」
カバンに詰められるだけ詰めて、プエルは出かける。
村人に不審がられているなど露とも知らない。
解説
村から見えるところが枯れているから調査しに行く。
●同行NPC
カリュー 村の猟師。この辺りの動物に詳しい。
キリー 村の木こり。この辺りの植物に詳しい。
●PL情報
プエルの行動はハンターが依頼を受けたころ、町で買い物しています。
そのため、PCさんの行動によって森の中か家探し中に遭遇することになります。
村人が見た飛ぶ巨大な何かはワイバーンです。村人はそんな知りません。
家の周りにいるものは犬型の雑魔が三匹、真っ黒な虎ほどの猫ぽい雑魔が二匹。動物の時の習性に近い行動。
●家 ぱっと見てわかるところ
人が住める二階建ての家です。家の周りは庭になっています。きちんと草むしりされたり、枯れていたりします。ザルや木の棒やお墓みたいなのはあります。
玄関のカギはかかっていませんが、窓のカギはきちんとかかっています。
一階には台所や居間や水回りが、二階は仕切りがなく広々としたベッドルームです。
なお、人形がところどころに転がっています。50センチくらいの大きさの手作り風人形で、三頭身の赤毛の男や茶色の髪の少年が多いです。あとは綿がはみ出た羊のぬいぐるみが複数個。
●同行NPC
カリュー 村の猟師。この辺りの動物に詳しい。
キリー 村の木こり。この辺りの植物に詳しい。
●PL情報
プエルの行動はハンターが依頼を受けたころ、町で買い物しています。
そのため、PCさんの行動によって森の中か家探し中に遭遇することになります。
村人が見た飛ぶ巨大な何かはワイバーンです。村人はそんな知りません。
家の周りにいるものは犬型の雑魔が三匹、真っ黒な虎ほどの猫ぽい雑魔が二匹。動物の時の習性に近い行動。
●家 ぱっと見てわかるところ
人が住める二階建ての家です。家の周りは庭になっています。きちんと草むしりされたり、枯れていたりします。ザルや木の棒やお墓みたいなのはあります。
玄関のカギはかかっていませんが、窓のカギはきちんとかかっています。
一階には台所や居間や水回りが、二階は仕切りがなく広々としたベッドルームです。
なお、人形がところどころに転がっています。50センチくらいの大きさの手作り風人形で、三頭身の赤毛の男や茶色の髪の少年が多いです。あとは綿がはみ出た羊のぬいぐるみが複数個。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
憂悦孤唱プエルの終幕が「憂悦」でしたが、再始動で【孤唱】にすることにしました。
これまでどこかにシナリオにプエルの形跡があるためタイトルは「少年、」としてきましたが、潜んだ感覚が薄かったので結構困り始めた今日この頃。
今回はOP時点でプエルがいるだろうとPCさんは知りません、PLさんは知っているとしても。
プエルの強襲を受けた場合も考え危険フラグは入れました。何が出るかわからない捜索です。
ジャンルは戦闘ですが調査も含んでいますのでご留意ください。
よろしくお願いします。
憂悦孤唱プエルの終幕が「憂悦」でしたが、再始動で【孤唱】にすることにしました。
これまでどこかにシナリオにプエルの形跡があるためタイトルは「少年、」としてきましたが、潜んだ感覚が薄かったので結構困り始めた今日この頃。
今回はOP時点でプエルがいるだろうとPCさんは知りません、PLさんは知っているとしても。
プエルの強襲を受けた場合も考え危険フラグは入れました。何が出るかわからない捜索です。
ジャンルは戦闘ですが調査も含んでいますのでご留意ください。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/07/24 11:40
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ラジェンドラ(ka6353) 人間(リアルブルー)|26才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/07/18 00:58:13 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/07/17 22:21:13 |