ゲスト
(ka0000)
ねないこだれやー
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 3~5人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 3日
- プレイング締切
- 2017/07/30 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/08/13 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
いまは深夜。
今晩も熱帯夜です。
「ん……」
ごろん、とベッドの上で寝返りを打つ小さな姿がありますね。子ども用のキャミソールの裾から健康的に伸びた太腿を掛布団に絡ませ抱き着きました。
「んんん、暑い……」
背中を丸めて肩を小さくして耐えますが……。
「あん、もうだめっ」
抱き着いていた掛布団を横に投げて起き上がります。
ふうっ、とため息をついて目を覚ましたのは、フラ・キャンディ(kz0121)さんです。両サイドのくせっ毛がもう、爆発したような感じになっていますね。
「里は夏でもこんなに暑くなかったのに……」
ぼやきながらスリッパを履いてベッドから出ます。まあ、フラの故郷は滝壺の裏を利用していた隠れ里です。涼しいことこの上ないのでこの暑さにやられてしまうのは仕方ないですよね。
とにかく部屋を出てリビングに。
すると、後見人のおじいさん、ジル・コバルトも起き出していました。
「おお。フラも眠れんかの?」
「うん……ホントは眠いんだけどね」
目を指でこしこしこすりながらジルの座るソファに近寄ります。ジルさん、「ほらほら、だらしない」とめくれ上がったフラのキャミの裾を直してやったり。
「里から出たばかりのころは緊張と身を守るために浅い眠りを心掛けてたから、幸せなことなんだけどね」
フラさん、そうこぼして大人びた微笑を浮かべました。
「森の中で一人、かの?」
「うん。森の中で一人」
「いまはもう、安心していいんじゃよ?」
「うん」
そうこたえたものの、こう暑くては眠れないですよね。フラさんの笑顔に力はありません。穏やかな笑顔ですけどね。
「そうじゃ」
ここでジルさん、何かひらめいたようです。
「たまには夜の散歩に出るかの。フラがいれば安心じゃし」
どうせ眠れないのなら、と提案します。
フラさん、少し元気を取り戻しました。
「うんっ、任せて。……一緒に散歩に行こっ」
ジルさんに頼りにされたのがうれしいようです。
子供と老人の二人歩きですが、フラさんはハンターで夜の霧の町で歪虚退治もしているのでトラブルに巻き込まれても戦闘力の面では問題ありません。
「よし、それじゃ早速支度をして出掛けよう。……そうじゃの、ハンターオフィスは夜もやってるはずじゃし、フラもハンターじゃから訪れても問題あるまい」
「わあっ、夜のハンターオフィスなんか行ったことないよ。行ってみよう!」
というわけで、二人で夜の散歩です。
で、ハンターオフィスに到着しました。
「……今夜はもう無理なのは理解してます。できるだけ早く何とかなりませんでしょうか?」
おや、受付で誰かが依頼を持ち込んでいるようですね。
「『ねないこだれやー』なんておばけはいないことは百も承知してますが、子どもが信じ込んでしまってはもう、どうしようもないんです。一晩泊まって退治したとか話し合って森に帰ってもらったとか嘘でもいいから子どもたちを納得させてほしいんです」
「そうは言っても、『ねないこだれやー』って、明らかに寝ない子どもが一人は必要な気がしますが……」
ここで受付嬢、のこのことオフィスにやってきたフラさんに気付きました。
「あっ、フラさん。こっちこっち。……じつはこれこれこういうことで……」
つまり、孤児院の子どもの一人が言い出した「夜にちゃんと寝ないと『ねないこだれやー』のおばけがやってくる」という迷信を信じてみんな夜は大人しく寝ていたところ、最近は熱帯夜でどうしても眠れずおばけの恐怖にやられて体調を崩しまくっているのをなんとかしてほしい、ということのようです。
「え、いいけど」
というわけでフラと一緒に「実際にはいないんだけど子どもたちが信じてしまっている、孤児院に居ついて夜な夜なうろつくおばけ『ねないこだれやー』をなんとかしてほしい」との依頼に参加してくれる人、求ム。
いまは深夜。
今晩も熱帯夜です。
「ん……」
ごろん、とベッドの上で寝返りを打つ小さな姿がありますね。子ども用のキャミソールの裾から健康的に伸びた太腿を掛布団に絡ませ抱き着きました。
「んんん、暑い……」
背中を丸めて肩を小さくして耐えますが……。
「あん、もうだめっ」
抱き着いていた掛布団を横に投げて起き上がります。
ふうっ、とため息をついて目を覚ましたのは、フラ・キャンディ(kz0121)さんです。両サイドのくせっ毛がもう、爆発したような感じになっていますね。
「里は夏でもこんなに暑くなかったのに……」
ぼやきながらスリッパを履いてベッドから出ます。まあ、フラの故郷は滝壺の裏を利用していた隠れ里です。涼しいことこの上ないのでこの暑さにやられてしまうのは仕方ないですよね。
とにかく部屋を出てリビングに。
すると、後見人のおじいさん、ジル・コバルトも起き出していました。
「おお。フラも眠れんかの?」
「うん……ホントは眠いんだけどね」
目を指でこしこしこすりながらジルの座るソファに近寄ります。ジルさん、「ほらほら、だらしない」とめくれ上がったフラのキャミの裾を直してやったり。
「里から出たばかりのころは緊張と身を守るために浅い眠りを心掛けてたから、幸せなことなんだけどね」
フラさん、そうこぼして大人びた微笑を浮かべました。
「森の中で一人、かの?」
「うん。森の中で一人」
「いまはもう、安心していいんじゃよ?」
「うん」
そうこたえたものの、こう暑くては眠れないですよね。フラさんの笑顔に力はありません。穏やかな笑顔ですけどね。
「そうじゃ」
ここでジルさん、何かひらめいたようです。
「たまには夜の散歩に出るかの。フラがいれば安心じゃし」
どうせ眠れないのなら、と提案します。
フラさん、少し元気を取り戻しました。
「うんっ、任せて。……一緒に散歩に行こっ」
ジルさんに頼りにされたのがうれしいようです。
子供と老人の二人歩きですが、フラさんはハンターで夜の霧の町で歪虚退治もしているのでトラブルに巻き込まれても戦闘力の面では問題ありません。
「よし、それじゃ早速支度をして出掛けよう。……そうじゃの、ハンターオフィスは夜もやってるはずじゃし、フラもハンターじゃから訪れても問題あるまい」
「わあっ、夜のハンターオフィスなんか行ったことないよ。行ってみよう!」
というわけで、二人で夜の散歩です。
で、ハンターオフィスに到着しました。
「……今夜はもう無理なのは理解してます。できるだけ早く何とかなりませんでしょうか?」
おや、受付で誰かが依頼を持ち込んでいるようですね。
「『ねないこだれやー』なんておばけはいないことは百も承知してますが、子どもが信じ込んでしまってはもう、どうしようもないんです。一晩泊まって退治したとか話し合って森に帰ってもらったとか嘘でもいいから子どもたちを納得させてほしいんです」
「そうは言っても、『ねないこだれやー』って、明らかに寝ない子どもが一人は必要な気がしますが……」
ここで受付嬢、のこのことオフィスにやってきたフラさんに気付きました。
「あっ、フラさん。こっちこっち。……じつはこれこれこういうことで……」
つまり、孤児院の子どもの一人が言い出した「夜にちゃんと寝ないと『ねないこだれやー』のおばけがやってくる」という迷信を信じてみんな夜は大人しく寝ていたところ、最近は熱帯夜でどうしても眠れずおばけの恐怖にやられて体調を崩しまくっているのをなんとかしてほしい、ということのようです。
「え、いいけど」
というわけでフラと一緒に「実際にはいないんだけど子どもたちが信じてしまっている、孤児院に居ついて夜な夜なうろつくおばけ『ねないこだれやー』をなんとかしてほしい」との依頼に参加してくれる人、求ム。
解説
孤児院に一泊し、翌日避難場所から戻ってきた子どもたちにおばけ「ねないこだれやー」を追い払ったと説明してください。
実際にはおばけ「ねないこだれやー」はいないので、とっても簡単なお仕事です。
ただ、当日は当然熱帯夜でとっても寝苦しいです。
うだもだしながら寝てもいいですし、全員で集まって眠れない夜に語り明かして過ごすなどして、とにかく一晩孤児院から出ずに過ごしてください。
孤児院は二階建てで、
・二階は子どもたちの個室(二人部屋)が並んでいます。
・一階は大人の部屋やリビング、食堂、厨房、レクリエーション室など。
一階には使われてない大人用の部屋があるので、参加者には人数分の部屋が割り当てられます(二人部屋でツインベッド)。部屋に余裕があるので一人一部屋でも問題ありません。
フラは親しい人との相室は問題ありません。
部屋に分かれたけど結局全員リビングに出て来て雑魚寝、とかでもいいです。
なお、この建物は古いため、たまに棚などが落ちます。運の悪いことに当日夜に、突然「がたーん」と大きな音が響くことがあるかもしれません。
ハンターだけではなく、職員も数人泊まっています。
実際にはおばけ「ねないこだれやー」はいないので、とっても簡単なお仕事です。
ただ、当日は当然熱帯夜でとっても寝苦しいです。
うだもだしながら寝てもいいですし、全員で集まって眠れない夜に語り明かして過ごすなどして、とにかく一晩孤児院から出ずに過ごしてください。
孤児院は二階建てで、
・二階は子どもたちの個室(二人部屋)が並んでいます。
・一階は大人の部屋やリビング、食堂、厨房、レクリエーション室など。
一階には使われてない大人用の部屋があるので、参加者には人数分の部屋が割り当てられます(二人部屋でツインベッド)。部屋に余裕があるので一人一部屋でも問題ありません。
フラは親しい人との相室は問題ありません。
部屋に分かれたけど結局全員リビングに出て来て雑魚寝、とかでもいいです。
なお、この建物は古いため、たまに棚などが落ちます。運の悪いことに当日夜に、突然「がたーん」と大きな音が響くことがあるかもしれません。
ハンターだけではなく、職員も数人泊まっています。
マスターより
ふらっと、深夜です。
引き続き、暑くて眠れなくて深夜の頭が壊れ気味なのでこんな依頼を。
基本的に、熱帯夜でPCをいじめる依頼です(
今回は古い建物なので、夜中にいろいろ音がしたりとかします。でもおばけ「ねないこだれやー」はいません。おばけなんてデマさ、おばけなんて不在さ♪
とにかく、楽しい夜を過ごしましょう。
もしかしたら翌日の、子どもたちへの説明という名のふれあいの方が大変かもしれません。子どもたちは好奇心いっぱいですからね♪(←メーンがこっちになっても問題なし)
相談期間が三日間と短めなのでご注意を!
では、よろしくお願いします。
引き続き、暑くて眠れなくて深夜の頭が壊れ気味なのでこんな依頼を。
基本的に、熱帯夜でPCをいじめる依頼です(
今回は古い建物なので、夜中にいろいろ音がしたりとかします。でもおばけ「ねないこだれやー」はいません。おばけなんてデマさ、おばけなんて不在さ♪
とにかく、楽しい夜を過ごしましょう。
もしかしたら翌日の、子どもたちへの説明という名のふれあいの方が大変かもしれません。子どもたちは好奇心いっぱいですからね♪(←メーンがこっちになっても問題なし)
相談期間が三日間と短めなのでご注意を!
では、よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/08/13 23:29
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/07/28 02:14:46 |
|
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相談卓 晴風 弥(ka6887) 人間(リアルブルー)|18才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/07/29 09:44:20 |