ゲスト
(ka0000)
辺境戦線異常あり
マスター:とりる

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- ユニット参加人数
- 現在10 / 0~10
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/08/22 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/09/05 19:00
オープニング
辺境戦線――。
激戦の末、怠惰の軍勢を北へ後退させることに成功したハンター達。
しかしながら現在も怠惰の小部隊による南への散発的な攻撃は続いていた……。
そこで部族会議はマギア砦を防衛拠点として再整備することを決定。
それに際し、連合軍に打診を行った。……結果として作業員の他、一人の軍人が派遣されることとなる。
***
「ここがマギア砦ですか……戦闘の傷跡は深いですね」
ホープ駐留部隊より、一機のCAMと共に、マギア砦の修復の陣頭指揮を任され派遣された一人の青年将校が呟く。
彼の名は相川・俊一。階級は少尉である。彼と共に派遣された作業員は現地の辺境部族と協力し、早速砦の修復作業を開始した。
それから数日が経過し、修復作業は順調と思われたが……そこに潜む影があった。
歪虚。そこらの雑魔では無い。人型である。それは砦に潜伏し、修復作業の様子を窺っていたのだ。
つまりマギア砦再防備の情報は既に歪虚に察知されていた。
――情報収集を終えたその歪虚は闇夜に紛れ、すっと姿を消す……。
***
辺境某所。牙城・焔(kz0191)の拠点。
「……以上の様に、連合軍はマギア砦を修復し、再度防衛拠点化するつもりの様です」
「ふむ、解った。ご苦労」
「はっ」
「……さて、どう動いたものか」
美しい少女型歪虚にして指揮官クラスである牙城・焔はふむりと顎に手を当てる。
「我々が動き、防備を固める前に一気に叩いてしまっては?」
初めに焔へ提言したのは焔の部下筆頭である白川・桜。
「桜、そう急くでない。相手は修復中とはいえ砦だ。攻城兵器が必要となる」
「『灼導』兵器を集中投入されては?」
「あれは『とっておき』だ。敵の戦力を把握せぬまま使いたくはない。……『出し惜しみ』と笑うか?」
「いえ、とんでもございません」
焔の傍に仕える桜は目を瞑りぺこりとお辞儀をし、一歩下がる。
「まずは敵の出方を見てみたいところですね」
次に口を開いたのは焔の部下その二、菊池・緑。
「それならば巨人の軍勢を差し向けるのはいかがでしょう? あの子達暇していますよ」
続いて焔の部下その三、球磨・遥が言った。
「ふむり、それが無難だな。……それでは分散している巨人共を集結させ、マギア砦にちょっかいをかけるとしよう」
部下に指示を出した後に「ちょっとした攻勢になるぞ……奴らはどう対応してみせるかな」と、悪い笑みを浮かべる焔であった。
***
ところは変わって修復作業中のマギア砦――。
相川・俊一少尉がホープへの経過報告の文書を綴っていると……急にけたたましいサイレンが鳴った。
続いて見張り員から「敵襲ー! 敵襲ー!」との声が上がる。
「何事です!?」
相川少尉が見張り台へ登ると、見張り員が慌てた様子で言った。
「少尉殿! 巨人の軍勢です! 巨人の軍勢がこちらに向かっています! あれはサイクロプスです! サイクロプスが多数!」
「やはり仕掛けてきましたか。すぐに迎撃を出します」
「しかしあの数ですよ?」
「大丈夫。彼らなら持ち堪えてくれるはずです」
相川少尉は頬に汗を浮かべつつもニッと笑った。
***
さて、相川少尉と共にCAM一機がマギア砦に運ばれたのは前述の通りであるが……もちろん、防衛戦力はそれだけではない。
――ハンターだ。CAMや魔導アーマー、ゴーレム等を駆るハンター達も作業員の護衛として派遣されていたのだ。
相川少尉は集合したハンター達の前で指示を出す。
「ハンターさん達、出番ですよ。現在この砦に向かっている多数のサイクロプスが確認されました。ただちに出撃し、迎撃に当たってください」
相川少尉は一拍置いて続ける。
「正直言うと状況は芳しくありません。既にホープへ増援の要請をしました。これが到着するまで、ハンターの皆さんはなんとか持ちこたえてください」
相川少尉はハンター達を見回し「厳しい戦いになると思いますが、よろしくお願いします!」敬礼した。
激戦の末、怠惰の軍勢を北へ後退させることに成功したハンター達。
しかしながら現在も怠惰の小部隊による南への散発的な攻撃は続いていた……。
そこで部族会議はマギア砦を防衛拠点として再整備することを決定。
それに際し、連合軍に打診を行った。……結果として作業員の他、一人の軍人が派遣されることとなる。
***
「ここがマギア砦ですか……戦闘の傷跡は深いですね」
ホープ駐留部隊より、一機のCAMと共に、マギア砦の修復の陣頭指揮を任され派遣された一人の青年将校が呟く。
彼の名は相川・俊一。階級は少尉である。彼と共に派遣された作業員は現地の辺境部族と協力し、早速砦の修復作業を開始した。
それから数日が経過し、修復作業は順調と思われたが……そこに潜む影があった。
歪虚。そこらの雑魔では無い。人型である。それは砦に潜伏し、修復作業の様子を窺っていたのだ。
つまりマギア砦再防備の情報は既に歪虚に察知されていた。
――情報収集を終えたその歪虚は闇夜に紛れ、すっと姿を消す……。
***
辺境某所。牙城・焔(kz0191)の拠点。
「……以上の様に、連合軍はマギア砦を修復し、再度防衛拠点化するつもりの様です」
「ふむ、解った。ご苦労」
「はっ」
「……さて、どう動いたものか」
美しい少女型歪虚にして指揮官クラスである牙城・焔はふむりと顎に手を当てる。
「我々が動き、防備を固める前に一気に叩いてしまっては?」
初めに焔へ提言したのは焔の部下筆頭である白川・桜。
「桜、そう急くでない。相手は修復中とはいえ砦だ。攻城兵器が必要となる」
「『灼導』兵器を集中投入されては?」
「あれは『とっておき』だ。敵の戦力を把握せぬまま使いたくはない。……『出し惜しみ』と笑うか?」
「いえ、とんでもございません」
焔の傍に仕える桜は目を瞑りぺこりとお辞儀をし、一歩下がる。
「まずは敵の出方を見てみたいところですね」
次に口を開いたのは焔の部下その二、菊池・緑。
「それならば巨人の軍勢を差し向けるのはいかがでしょう? あの子達暇していますよ」
続いて焔の部下その三、球磨・遥が言った。
「ふむり、それが無難だな。……それでは分散している巨人共を集結させ、マギア砦にちょっかいをかけるとしよう」
部下に指示を出した後に「ちょっとした攻勢になるぞ……奴らはどう対応してみせるかな」と、悪い笑みを浮かべる焔であった。
***
ところは変わって修復作業中のマギア砦――。
相川・俊一少尉がホープへの経過報告の文書を綴っていると……急にけたたましいサイレンが鳴った。
続いて見張り員から「敵襲ー! 敵襲ー!」との声が上がる。
「何事です!?」
相川少尉が見張り台へ登ると、見張り員が慌てた様子で言った。
「少尉殿! 巨人の軍勢です! 巨人の軍勢がこちらに向かっています! あれはサイクロプスです! サイクロプスが多数!」
「やはり仕掛けてきましたか。すぐに迎撃を出します」
「しかしあの数ですよ?」
「大丈夫。彼らなら持ち堪えてくれるはずです」
相川少尉は頬に汗を浮かべつつもニッと笑った。
***
さて、相川少尉と共にCAM一機がマギア砦に運ばれたのは前述の通りであるが……もちろん、防衛戦力はそれだけではない。
――ハンターだ。CAMや魔導アーマー、ゴーレム等を駆るハンター達も作業員の護衛として派遣されていたのだ。
相川少尉は集合したハンター達の前で指示を出す。
「ハンターさん達、出番ですよ。現在この砦に向かっている多数のサイクロプスが確認されました。ただちに出撃し、迎撃に当たってください」
相川少尉は一拍置いて続ける。
「正直言うと状況は芳しくありません。既にホープへ増援の要請をしました。これが到着するまで、ハンターの皆さんはなんとか持ちこたえてください」
相川少尉はハンター達を見回し「厳しい戦いになると思いますが、よろしくお願いします!」敬礼した。
解説
【依頼概要】
※本依頼はメカ系ユニット(CAM・魔導アーマー・ゴーレム)推奨シナリオです。
しかし生身での参加や幻獣連れでの参加もOKです。
現在修復作業中のマギア砦に向けて進軍中の巨人の軍勢が確認されました。
全て倒す必要はありません。ホープからの増援が到着するまで、これを押しとどめてください。
敵軍は北からまっすぐ砦へ進軍しています。
マギア砦は現在修復中のため、まったくの無防備です。マギア砦の兵器も現在は使用出来ません。
敵の狙いはマギア砦ですので攻撃や突破を許さないように注意して防衛する必要があります。
【敵情報】
●サイクロプス×多数
サイズ3。全高6~8m程の、一つ目の巨人。額からは一本の角が生えており、巨体を生かした攻撃を行う。
全個体が棍棒を持ち、また、投石による遠距離攻撃も行ってきます。
分厚い鉄板で全身を覆った個体も確認されています。
【味方情報】
●魔導型デュミナス×1
武装:
30mmアサルトライフル
CAM用カタナ
相川・俊一少尉が搭乗する機体。
主に作業員の避難誘導等に当たるため、『本当に危ない時』以外は戦闘には参加しません。
【戦場・天候】
平地です。特に遮るものはありません。当日の天候は曇り空です。雨は降りません。
【その他】
何か質問があれば質問卓を立てた上でクラヴィーアまでどうぞ。
※首謀者が焔なので焔を関連付けしてありますが、焔自身は戦場には出て来ません。
※ぶっちゃけて言いますと、『ユニット無双系シナリオ』です。
魔導型デュミナス程度の性能(能力)があればサイクロプスには十分対抗可能です。
それ未満の性能(能力)となるとプレイング次第ではありますが苦戦するかもしれません。
※本依頼はメカ系ユニット(CAM・魔導アーマー・ゴーレム)推奨シナリオです。
しかし生身での参加や幻獣連れでの参加もOKです。
現在修復作業中のマギア砦に向けて進軍中の巨人の軍勢が確認されました。
全て倒す必要はありません。ホープからの増援が到着するまで、これを押しとどめてください。
敵軍は北からまっすぐ砦へ進軍しています。
マギア砦は現在修復中のため、まったくの無防備です。マギア砦の兵器も現在は使用出来ません。
敵の狙いはマギア砦ですので攻撃や突破を許さないように注意して防衛する必要があります。
【敵情報】
●サイクロプス×多数
サイズ3。全高6~8m程の、一つ目の巨人。額からは一本の角が生えており、巨体を生かした攻撃を行う。
全個体が棍棒を持ち、また、投石による遠距離攻撃も行ってきます。
分厚い鉄板で全身を覆った個体も確認されています。
【味方情報】
●魔導型デュミナス×1
武装:
30mmアサルトライフル
CAM用カタナ
相川・俊一少尉が搭乗する機体。
主に作業員の避難誘導等に当たるため、『本当に危ない時』以外は戦闘には参加しません。
【戦場・天候】
平地です。特に遮るものはありません。当日の天候は曇り空です。雨は降りません。
【その他】
何か質問があれば質問卓を立てた上でクラヴィーアまでどうぞ。
※首謀者が焔なので焔を関連付けしてありますが、焔自身は戦場には出て来ません。
※ぶっちゃけて言いますと、『ユニット無双系シナリオ』です。
魔導型デュミナス程度の性能(能力)があればサイクロプスには十分対抗可能です。
それ未満の性能(能力)となるとプレイング次第ではありますが苦戦するかもしれません。
マスターより
初ユニットシナリオになります。お手柔らかにお願い致しますね。
それでは、ご参加をお待ちしております。
それでは、ご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/09/08 18:58
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/08/18 01:06:35 |
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マギア砦防衛戦、相談卓 紅薔薇(ka4766) 人間(クリムゾンウェスト)|14才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2017/08/22 18:06:19 |