ゲスト
(ka0000)
【界冥】鎌倉駅発~クラスタ南部包囲戦~
マスター:紫月紫織

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 3~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/08/30 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/09/13 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
◆鶴岡八幡宮 西・西南・南包囲網
「もう驚くことでもねえんだろうが……いや、ワイバーンなんか生で目にすることになるとは思わなかったぜ。世界はひろ……広いでいいのかな、いいか」
「リアルブルーでは珍しいそうですね、乗ってみますか?」
「……いや、生身での飛行は遠慮しとくわ」
ふるふると首を振って、絵の前のファンタジーから目を背けた。
鎌倉クラスタ包囲戦。
鶴岡八幡宮の西側・東側・正面の敵を排除するにあたって立案された作戦、それに招集された面々を見渡して、統一連合宙軍の強化人間、神座御 純一は改めて背筋を正す。
クリムゾンウェスト北方、龍園より駆けつけたのはドラグーンのシャンカラ、率いるワイバーンの群れはリアルブルー出身のものには少々刺激が強い。
「ふ、ふふふ……スイパラ特等招待券……今日の僕は一味ちがうよ!」
リアルブルー出身の覚醒者、香藤 玲。
ポケットに大事にしまってあるのはオフィスの受付嬢、モリス女史から交換条件に渡されたチケットである、きっちり買収済みだった。
「すごーい、ワイバーンてはじめて見た」
手を上げて喜んでいるのはエバーグリーン出身のオートマトン、ミモザ。
新米のマークが取れるのはまだもう少し先のようだ。
横須賀線上のあるラインを中心に各地から集った者たちが集まっていた。
鶴岡八幡宮の敵を排除する、そのための西側の始点がここ、北鎌倉駅北部にあった。
「それじゃあ最後にもう一度作戦概要の説明をするぜ!」
拡声器をつかって声を張り上げる純一に、場が静まった。
作戦は至極単純である。
北鎌倉駅北部、豪快に脱線した歪虚列車の残骸よりも少し南に設置したトロッコに乗り、横須賀線を全速で南下。
トロッコの進行に合わせてシャンカラ率いるワイバーン部隊が先行し飛行敵からの護衛にあたる、そのまま敵をひきつけて西の空から鶴岡八幡宮へ侵攻。
トロッコはそのまま横須賀線を進行。途中、浄光明寺付近にてトロッコを切り離し玲の部隊が山岳ルートで鶴岡八幡宮を目指し侵攻する。
部隊数により途中にで更にトロッコを切り離し多角的に攻める。
終点は鎌倉駅、そこからの侵攻は純一が案内を務めるミモザを含めた部隊。
これにより一箇所に集中した戦力を短期間に広域展開することで敵の撹乱を狙う。
という作戦だった。
こんな作戦が展開できるのも、先の戦いにおいて電波塔を破壊し、更に線路を支配していた列車型歪虚の破壊に成功した故である。
「私たちはこの位置から線路にそって、先の交錯地点からまっすぐに攻め込めばいいわけですね」
「おう、どれだけ敵を引きつけられるかがその後の部隊散開に影響してくるから、よろしく頼むぜ」
初めて会う同年代っぽいドラグーンに通じるものがあったのだろうか。
がっしと握手をするさまはすでに戦友っぽい。
「森の中か……まかせてよ、今日の僕なら例え火の中水の中さ!」
「今日は最後まで乗ってていいの? いいの? このまえみたいにならない?」
何かスイッチの入っている玲と、トロッコに興味津々のミモザ。
若年組に若干不安を覚える純一だった。
◆終点 鎌倉駅下車の旅
金属の車輪を止めるブレーキの音がけたたましく響く。
鉄の擦れる音はひどく耳障りで、その先行きが険しいものであることを何処か想像させた。
先陣を切って飛び出した純一が隙無くアサルトライフルを構えるが、どうやらすぐに歪虚とご対面という事態は免れたらしい。
「幸先はいいらしいな。進路はこの先だ」
彼の合図にハンターたちが続く。
純一の案内に従って大通りまで出れば、視界の先には鶴岡八幡宮のあった場所にその姿を晒す鎌倉クラスタを捉えることができた。
「此処から先は開けてるからすぐに見つかるだろう、戦闘になったら俺は出来る限りのアシストに回る。メインのドンパチはまだ不慣れだからな、頼りにしてるぜ?」
戦線は順調に押し上げられた。
だが、その途中において進行は妨げられることとなる。
「純一おにーちゃん、あれもリアルブルーの兵器なの?」
「いや……あんなのに見覚えはねぇな。作ってたんだとしたら悪趣味が過ぎるぜ」
「だよね……」
どう見ても歪虚な外見のそれは、ミモザなりの冗談、軽口の類だったのかもしれない。
あるいは、見たことは愚か想像したこともないそれへの不安か……。
建物の影にかくれ様子を伺う。
まだ動き出す様子はないが、それもこのまま侵攻しなければの話だろう。
幾つもの目玉を粘土のように接合した本体に、生える八本の足。
うごめく目玉はそれぞれが索敵を行っているのだろうか、だとしたら死角と言うものには縁がなさそうだ。
足の先についているのはタイヤを模した有機的な何か。
走るのか、あれ? ていうか、なんだあれ? 戦車か?
落ち着け、動揺するなと自分に言い聞かせる。
歪虚が出鱈目なのは今に始まったことじゃないだろう。
暫定的にであれ、今先導しているのは自分だ、動揺すればそれだけ事態は悪化する。
対歪虚という点においてはいずれも純一より場数を踏んでいる面々は、今のところ動揺する様子はない、だが決断は早いほうがいいだろう。
どのみち包囲戦である以上、撃破しないという判断はない。
見た目から推測できるスペックを即座に伝達する。
「目標敵を"スレイプニル"と呼称、これより戦闘に入る。合図は派手に行くぜ!」
「すれいぷにる?」
「八本足をした神話上の名馬の名前さ、無事ことが終わったら話してやるよ」
ぽん、とミモザの頭を撫でて、純一はアサルトライフルを構え直す。
敵めがけて投げつけられたグレネードが閃光を迸らせる。
爆炎とともに狼煙が上がった。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
◆鶴岡八幡宮 西・西南・南包囲網
「もう驚くことでもねえんだろうが……いや、ワイバーンなんか生で目にすることになるとは思わなかったぜ。世界はひろ……広いでいいのかな、いいか」
「リアルブルーでは珍しいそうですね、乗ってみますか?」
「……いや、生身での飛行は遠慮しとくわ」
ふるふると首を振って、絵の前のファンタジーから目を背けた。
鎌倉クラスタ包囲戦。
鶴岡八幡宮の西側・東側・正面の敵を排除するにあたって立案された作戦、それに招集された面々を見渡して、統一連合宙軍の強化人間、神座御 純一は改めて背筋を正す。
クリムゾンウェスト北方、龍園より駆けつけたのはドラグーンのシャンカラ、率いるワイバーンの群れはリアルブルー出身のものには少々刺激が強い。
「ふ、ふふふ……スイパラ特等招待券……今日の僕は一味ちがうよ!」
リアルブルー出身の覚醒者、香藤 玲。
ポケットに大事にしまってあるのはオフィスの受付嬢、モリス女史から交換条件に渡されたチケットである、きっちり買収済みだった。
「すごーい、ワイバーンてはじめて見た」
手を上げて喜んでいるのはエバーグリーン出身のオートマトン、ミモザ。
新米のマークが取れるのはまだもう少し先のようだ。
横須賀線上のあるラインを中心に各地から集った者たちが集まっていた。
鶴岡八幡宮の敵を排除する、そのための西側の始点がここ、北鎌倉駅北部にあった。
「それじゃあ最後にもう一度作戦概要の説明をするぜ!」
拡声器をつかって声を張り上げる純一に、場が静まった。
作戦は至極単純である。
北鎌倉駅北部、豪快に脱線した歪虚列車の残骸よりも少し南に設置したトロッコに乗り、横須賀線を全速で南下。
トロッコの進行に合わせてシャンカラ率いるワイバーン部隊が先行し飛行敵からの護衛にあたる、そのまま敵をひきつけて西の空から鶴岡八幡宮へ侵攻。
トロッコはそのまま横須賀線を進行。途中、浄光明寺付近にてトロッコを切り離し玲の部隊が山岳ルートで鶴岡八幡宮を目指し侵攻する。
部隊数により途中にで更にトロッコを切り離し多角的に攻める。
終点は鎌倉駅、そこからの侵攻は純一が案内を務めるミモザを含めた部隊。
これにより一箇所に集中した戦力を短期間に広域展開することで敵の撹乱を狙う。
という作戦だった。
こんな作戦が展開できるのも、先の戦いにおいて電波塔を破壊し、更に線路を支配していた列車型歪虚の破壊に成功した故である。
「私たちはこの位置から線路にそって、先の交錯地点からまっすぐに攻め込めばいいわけですね」
「おう、どれだけ敵を引きつけられるかがその後の部隊散開に影響してくるから、よろしく頼むぜ」
初めて会う同年代っぽいドラグーンに通じるものがあったのだろうか。
がっしと握手をするさまはすでに戦友っぽい。
「森の中か……まかせてよ、今日の僕なら例え火の中水の中さ!」
「今日は最後まで乗ってていいの? いいの? このまえみたいにならない?」
何かスイッチの入っている玲と、トロッコに興味津々のミモザ。
若年組に若干不安を覚える純一だった。
◆終点 鎌倉駅下車の旅
金属の車輪を止めるブレーキの音がけたたましく響く。
鉄の擦れる音はひどく耳障りで、その先行きが険しいものであることを何処か想像させた。
先陣を切って飛び出した純一が隙無くアサルトライフルを構えるが、どうやらすぐに歪虚とご対面という事態は免れたらしい。
「幸先はいいらしいな。進路はこの先だ」
彼の合図にハンターたちが続く。
純一の案内に従って大通りまで出れば、視界の先には鶴岡八幡宮のあった場所にその姿を晒す鎌倉クラスタを捉えることができた。
「此処から先は開けてるからすぐに見つかるだろう、戦闘になったら俺は出来る限りのアシストに回る。メインのドンパチはまだ不慣れだからな、頼りにしてるぜ?」
戦線は順調に押し上げられた。
だが、その途中において進行は妨げられることとなる。
「純一おにーちゃん、あれもリアルブルーの兵器なの?」
「いや……あんなのに見覚えはねぇな。作ってたんだとしたら悪趣味が過ぎるぜ」
「だよね……」
どう見ても歪虚な外見のそれは、ミモザなりの冗談、軽口の類だったのかもしれない。
あるいは、見たことは愚か想像したこともないそれへの不安か……。
建物の影にかくれ様子を伺う。
まだ動き出す様子はないが、それもこのまま侵攻しなければの話だろう。
幾つもの目玉を粘土のように接合した本体に、生える八本の足。
うごめく目玉はそれぞれが索敵を行っているのだろうか、だとしたら死角と言うものには縁がなさそうだ。
足の先についているのはタイヤを模した有機的な何か。
走るのか、あれ? ていうか、なんだあれ? 戦車か?
落ち着け、動揺するなと自分に言い聞かせる。
歪虚が出鱈目なのは今に始まったことじゃないだろう。
暫定的にであれ、今先導しているのは自分だ、動揺すればそれだけ事態は悪化する。
対歪虚という点においてはいずれも純一より場数を踏んでいる面々は、今のところ動揺する様子はない、だが決断は早いほうがいいだろう。
どのみち包囲戦である以上、撃破しないという判断はない。
見た目から推測できるスペックを即座に伝達する。
「目標敵を"スレイプニル"と呼称、これより戦闘に入る。合図は派手に行くぜ!」
「すれいぷにる?」
「八本足をした神話上の名馬の名前さ、無事ことが終わったら話してやるよ」
ぽん、とミモザの頭を撫でて、純一はアサルトライフルを構え直す。
敵めがけて投げつけられたグレネードが閃光を迸らせる。
爆炎とともに狼煙が上がった。
解説
●目的
多足走行戦車"スレイプニル"の破壊
●敵情報(純一による洞察)
◆多足走行戦車"スレイプニル"
サイズ4
・八つのタイヤに相当するものが独自に動くことで悪路を苦もなく走破する。
・タイヤのサイズは直径で2mほどの触手のようなものが複雑に絡み合って球形を成している。
・回転、前進、後退と動きの種類による得手不得手は見受けられない。
・狂気歪虚に属すると思われるため、無数の眼球からのビーム攻撃はあるものと判断されている。
・また、それに類する狂気汚染の能力も持ち合わせていると思われる。
・初動はやや遅いものの、勢いがつけばかなりの速度で動くと思われる。
●周辺情報
・3~4階建ての建物が立ち並んでおり、高さは"スレイプニル"よりもやや高い。
・道路は瓦礫などが落ちていたり損壊している。
●現在の侵攻ルート
鎌倉駅にて下車し東口広場を横断、21号線道路を北上、八幡宮前を目指して侵攻中。
●バイクなどについて
トロッコの貨車に積載出来るものとして持ち込みは可とします。
ただし21号線道路は結構荒れ果てており、十全に走行が出来るかは技量次第です。
●味方情報
・神座御 純一(強化人間)
・ミモザ(機導師)
補助的な立ち回りをします。
●戦闘開始について
純一によるグレネードによる狼煙までに3ラウンドの準備時間のあるものとします。
●その他
何か質問があれば質問卓を立てた上でミモザまでお願いします。
多足走行戦車"スレイプニル"の破壊
●敵情報(純一による洞察)
◆多足走行戦車"スレイプニル"
サイズ4
・八つのタイヤに相当するものが独自に動くことで悪路を苦もなく走破する。
・タイヤのサイズは直径で2mほどの触手のようなものが複雑に絡み合って球形を成している。
・回転、前進、後退と動きの種類による得手不得手は見受けられない。
・狂気歪虚に属すると思われるため、無数の眼球からのビーム攻撃はあるものと判断されている。
・また、それに類する狂気汚染の能力も持ち合わせていると思われる。
・初動はやや遅いものの、勢いがつけばかなりの速度で動くと思われる。
●周辺情報
・3~4階建ての建物が立ち並んでおり、高さは"スレイプニル"よりもやや高い。
・道路は瓦礫などが落ちていたり損壊している。
●現在の侵攻ルート
鎌倉駅にて下車し東口広場を横断、21号線道路を北上、八幡宮前を目指して侵攻中。
●バイクなどについて
トロッコの貨車に積載出来るものとして持ち込みは可とします。
ただし21号線道路は結構荒れ果てており、十全に走行が出来るかは技量次第です。
●味方情報
・神座御 純一(強化人間)
・ミモザ(機導師)
補助的な立ち回りをします。
●戦闘開始について
純一によるグレネードによる狼煙までに3ラウンドの準備時間のあるものとします。
●その他
何か質問があれば質問卓を立てた上でミモザまでお願いします。
マスターより
●マスターより
紫月紫織です、ごきげんよう。
鮎川MSの依頼ではあんな大物ですが、こちらは巨大目玉戦車です。
拠点防衛を行っている多足走行戦車"スレイプニル"を撃破してください。
ただし今回は判定少し厳し目です、奮ってご参加ください。
同行するNPC二人も、出目や作戦次第では危ないかもしれません、判断は後悔無く行ってください。
皆様に、女神ニケの祝福がありますように。
紫月紫織です、ごきげんよう。
鮎川MSの依頼ではあんな大物ですが、こちらは巨大目玉戦車です。
拠点防衛を行っている多足走行戦車"スレイプニル"を撃破してください。
ただし今回は判定少し厳し目です、奮ってご参加ください。
同行するNPC二人も、出目や作戦次第では危ないかもしれません、判断は後悔無く行ってください。
皆様に、女神ニケの祝福がありますように。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/09/10 22:03
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
相談卓です! アシェ-ル(ka2983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/08/30 06:23:00 |
|
![]() |
質問卓~ミモザさんに訊こう!~ アシェ-ル(ka2983) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/08/28 12:25:14 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/08/28 05:20:20 |