ゲスト
(ka0000)
【界冥】月と魔法少女
マスター:葉槻

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- ユニット参加人数
- 現在4 / 0~4
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/09/14 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/09/28 19:00
オープニング
●
あの日。
先生に『重要な話しがあるから、ご両親に来てもらって』と言われた。
私とパパとママが通された小さな個室では連合軍の制服を着た人がいた。
「初めましてドロシー」
その人はとても紳士だった。
優しく丁寧にわかりやすく私の現状と、これからの話しをした。
「君は選ぶ事が出来る。この話しを受けるか、聞かなかったことにするか」
パパとママはとても困ったように顔を見合わせていたけれど、私の心は決まっていた。
「受けます」
即答した私をびっくり顔で見つめたパパとママに私は笑ってみせた。
「だって、魔法少女になれるのよ? こんな素敵な事って無いわ!」
――ドロシー(kz0230)は懐かしい夢を見て目が覚めた。
「……ヘイ、グリンダ」
『はい、どうしました? ドロシー』
一抱えもある猫のぬいぐるみ……の腹部のポケットから機械越しに女性の声が返る。
「今何時?」
『日本時間で午前5時32分です』
「ねぇ、グリンダ。私、強くなりたいの。どうしたらいい?」
『筋肉トレーニングが必要ですか?』
「うーん、そうじゃないかな」
『ごめんなさい。ドロシーの求めるものがわかりません』
「……うん、ありがとう、グリンダ」
『はい。良い一日を』
火星ゲート偵察へ向かった部隊を護衛するという強化人間部隊にとっておおよそ初めてと言っても過言ではなかった大々的な作戦は、ほぼ失敗に終わった。
運動会で一般人よりは優れた身体能力を有する点をアピールすることは出来たが、だが、それだけだった。
ハンター達の身体能力は強化人間を遥かに超える。
さらには“覚醒”という状態でも大きな差があった。
自分と同じR7エクスシアに乗っているはずのハンター達の活躍は凄まじかった。
その機体のカスタム具合も見たことの無い武装で固められていたが、それ以上に、その武器や銃から放たれるその一撃の強さが違った。
そして何より。
「経験不足、が問題かな……」
今まで訓練は何度もやってきた。
一度の出撃でどれほどの費用がかかるか、ミサイル1つ撃つだけでどれほどの血税が注がれているか。
そういった事実を知った上で、それでも人々を守れるのは自分達しかいないのだと教えられてきた。
それなのに、死んでしまった仲間、守れなかった軍の人々、破壊するしか無かった巡洋艦達。
「……もっと強くならなきゃ……」
ドロシーは決意に満ちた目で前を見るとベッドから飛び起きると、ハンターとの合同訓練の許可を得るために軍会議室へと向かったのだった。
●
「……っ、まだまだ、もう一回お願いします!」
「え、まだやるの?!」
かれこれ2時間ほどになるだろうか。
月から10km離れた宇宙空間でスキル使用無し、メイン武器と銃撃のみという縛りを設けての合同訓練は休憩もなくぶっ通しで行われていた。
「1回休憩しよう。その方が集中力が上がるし」
「でも……」
「根を詰めて一気にやるより、少しずつの積み重ねの方が大事だよ」
ハンター達に諭され、ドロシーは少し不満げに、だが「はい」と素直に従った。
その時だった。
「……待って、レーダーに反応。……狂気だ!!」
仲間の声に一斉に全員が周囲を見回した。
「5時の方向、大型!!」
「他にも来るよ!」
「ここまで来るとか警備艦隊どうなんってんだよ……!?」
ぎりっと操縦桿を握ったドロシーが叫んだ。
「月へは……絶対に行かせないんだから!」
----------解説追記----------
※要注意※
この依頼では『CAMでの戦い方を教えて欲しい』という強化人間達に付き合う、というのが大前提の依頼となっております。
大規模第2フェーズと違い、人魚+イニシャライザーによる特殊空間はありません。
幻獣・ゴーレムでのご参加はシステム上可能ですが、宇宙空間ですので活躍出来ません。
出来る限りご遠慮いただけますようお願い申し上げます。
ジャミングもありませんが、強化人間達とはトランシーバーを通してしか会話が出来ませんので、最低でもお一人様はトランシーバーをご持参いただけますようお願い申し上げます。
【目的】
敵の殲滅
【状況】
あなた達は宇宙空間で強化人間4人対ハンター4人でCAMを使った合同訓練中、警備艦隊をすり抜けて来た狂気達と対峙した。
これ以上月及び地球に接近させるわけには行かないため、ここで何としても殲滅する必要がある。
あの日。
先生に『重要な話しがあるから、ご両親に来てもらって』と言われた。
私とパパとママが通された小さな個室では連合軍の制服を着た人がいた。
「初めましてドロシー」
その人はとても紳士だった。
優しく丁寧にわかりやすく私の現状と、これからの話しをした。
「君は選ぶ事が出来る。この話しを受けるか、聞かなかったことにするか」
パパとママはとても困ったように顔を見合わせていたけれど、私の心は決まっていた。
「受けます」
即答した私をびっくり顔で見つめたパパとママに私は笑ってみせた。
「だって、魔法少女になれるのよ? こんな素敵な事って無いわ!」
――ドロシー(kz0230)は懐かしい夢を見て目が覚めた。
「……ヘイ、グリンダ」
『はい、どうしました? ドロシー』
一抱えもある猫のぬいぐるみ……の腹部のポケットから機械越しに女性の声が返る。
「今何時?」
『日本時間で午前5時32分です』
「ねぇ、グリンダ。私、強くなりたいの。どうしたらいい?」
『筋肉トレーニングが必要ですか?』
「うーん、そうじゃないかな」
『ごめんなさい。ドロシーの求めるものがわかりません』
「……うん、ありがとう、グリンダ」
『はい。良い一日を』
火星ゲート偵察へ向かった部隊を護衛するという強化人間部隊にとっておおよそ初めてと言っても過言ではなかった大々的な作戦は、ほぼ失敗に終わった。
運動会で一般人よりは優れた身体能力を有する点をアピールすることは出来たが、だが、それだけだった。
ハンター達の身体能力は強化人間を遥かに超える。
さらには“覚醒”という状態でも大きな差があった。
自分と同じR7エクスシアに乗っているはずのハンター達の活躍は凄まじかった。
その機体のカスタム具合も見たことの無い武装で固められていたが、それ以上に、その武器や銃から放たれるその一撃の強さが違った。
そして何より。
「経験不足、が問題かな……」
今まで訓練は何度もやってきた。
一度の出撃でどれほどの費用がかかるか、ミサイル1つ撃つだけでどれほどの血税が注がれているか。
そういった事実を知った上で、それでも人々を守れるのは自分達しかいないのだと教えられてきた。
それなのに、死んでしまった仲間、守れなかった軍の人々、破壊するしか無かった巡洋艦達。
「……もっと強くならなきゃ……」
ドロシーは決意に満ちた目で前を見るとベッドから飛び起きると、ハンターとの合同訓練の許可を得るために軍会議室へと向かったのだった。
●
「……っ、まだまだ、もう一回お願いします!」
「え、まだやるの?!」
かれこれ2時間ほどになるだろうか。
月から10km離れた宇宙空間でスキル使用無し、メイン武器と銃撃のみという縛りを設けての合同訓練は休憩もなくぶっ通しで行われていた。
「1回休憩しよう。その方が集中力が上がるし」
「でも……」
「根を詰めて一気にやるより、少しずつの積み重ねの方が大事だよ」
ハンター達に諭され、ドロシーは少し不満げに、だが「はい」と素直に従った。
その時だった。
「……待って、レーダーに反応。……狂気だ!!」
仲間の声に一斉に全員が周囲を見回した。
「5時の方向、大型!!」
「他にも来るよ!」
「ここまで来るとか警備艦隊どうなんってんだよ……!?」
ぎりっと操縦桿を握ったドロシーが叫んだ。
「月へは……絶対に行かせないんだから!」
----------解説追記----------
※要注意※
この依頼では『CAMでの戦い方を教えて欲しい』という強化人間達に付き合う、というのが大前提の依頼となっております。
大規模第2フェーズと違い、人魚+イニシャライザーによる特殊空間はありません。
幻獣・ゴーレムでのご参加はシステム上可能ですが、宇宙空間ですので活躍出来ません。
出来る限りご遠慮いただけますようお願い申し上げます。
ジャミングもありませんが、強化人間達とはトランシーバーを通してしか会話が出来ませんので、最低でもお一人様はトランシーバーをご持参いただけますようお願い申し上げます。
【目的】
敵の殲滅
【状況】
あなた達は宇宙空間で強化人間4人対ハンター4人でCAMを使った合同訓練中、警備艦隊をすり抜けて来た狂気達と対峙した。
これ以上月及び地球に接近させるわけには行かないため、ここで何としても殲滅する必要がある。
解説
【敵戦力】
●大型狂気(母艦型)1体
大型の狂気。サイズ5。
他の小型狂気を次々に体内から出現させる能力を持つ。
狂気感染の他、触手や眼球からの交戦で攻撃する。
直接戦闘力そのものは高くないが、増援の生成と耐久力が厄介。
●中型狂気(強襲型)1体
大きな巻き貝のような外見のVOID。サイズ3。
かなりの突貫力を持つが、それは対象に取りつくためにのみ使われる能力。
突き刺さると触手で自らを固定。一定ラウンドごとに体内より小型狂気(浮遊型)を出現させる。
下位の狂気をドーム内部へ送り込む、強襲艇のようなもの。
大量の眼球を持ち、それはレーザーの発射口でもある。
●小型狂気(浮遊型)∞
リアルブルーで最もよく見られるVOID。サイズ1。
大きな眼球を持った虫とクラゲが融合したような外見。
ゆったりとした速度で浮遊・飛行する。触手の他、目からのレーザーで攻撃する。
【味方戦力】
あなた達との訓練の結果、連係攻撃や互いをフォローする動きなどを少しずつ掴みつつある。
どのように戦うか命令を出すことも可能だが、「みんながんばれ」でも死なない程度に戦える。
基本どの機体もレベル10相当に該当。
ただしハンターの持つスキルが使えるわけではないので、武器依存または通常攻撃となる。
また、通常射撃に関してはこの戦闘中で弾切れは起こらない。
●ドロシー
R7エクスシア(支援特化)
単体中近距離射撃or棍状武器
●7(セブン)
魔導型デュミナス改「オファニム」(近接特化)
ビームサーベル状の武器使用
●5(ファイブ)
魔導型デュミナス(射撃特化)
単体遠距離高威力タイプ
●11(イレブン)
魔導型デュミナス(射撃特化)
敵味方無差別範囲タイプ
※何か質問がありましたらわかる範囲でドロシーがお答えいたします。
●大型狂気(母艦型)1体
大型の狂気。サイズ5。
他の小型狂気を次々に体内から出現させる能力を持つ。
狂気感染の他、触手や眼球からの交戦で攻撃する。
直接戦闘力そのものは高くないが、増援の生成と耐久力が厄介。
●中型狂気(強襲型)1体
大きな巻き貝のような外見のVOID。サイズ3。
かなりの突貫力を持つが、それは対象に取りつくためにのみ使われる能力。
突き刺さると触手で自らを固定。一定ラウンドごとに体内より小型狂気(浮遊型)を出現させる。
下位の狂気をドーム内部へ送り込む、強襲艇のようなもの。
大量の眼球を持ち、それはレーザーの発射口でもある。
●小型狂気(浮遊型)∞
リアルブルーで最もよく見られるVOID。サイズ1。
大きな眼球を持った虫とクラゲが融合したような外見。
ゆったりとした速度で浮遊・飛行する。触手の他、目からのレーザーで攻撃する。
【味方戦力】
あなた達との訓練の結果、連係攻撃や互いをフォローする動きなどを少しずつ掴みつつある。
どのように戦うか命令を出すことも可能だが、「みんながんばれ」でも死なない程度に戦える。
基本どの機体もレベル10相当に該当。
ただしハンターの持つスキルが使えるわけではないので、武器依存または通常攻撃となる。
また、通常射撃に関してはこの戦闘中で弾切れは起こらない。
●ドロシー
R7エクスシア(支援特化)
単体中近距離射撃or棍状武器
●7(セブン)
魔導型デュミナス改「オファニム」(近接特化)
ビームサーベル状の武器使用
●5(ファイブ)
魔導型デュミナス(射撃特化)
単体遠距離高威力タイプ
●11(イレブン)
魔導型デュミナス(射撃特化)
敵味方無差別範囲タイプ
※何か質問がありましたらわかる範囲でドロシーがお答えいたします。
マスターより
初めまして、もしくは、またお目にかかれて光栄です。葉槻(はづき)です。
自分達のふがいなさに沈んでいる強化人間達ですが、それでも自分達の存在意義のために強くなりたいとあなた達を頼ることにしました……が、その最中に実戦に突入です。
訓練はスキル不可でしたが、実戦は当然スキル使って貰って構いませんので「これがハンターの戦い方だ!」というのを示していただけたらと思います。
今回、葉槻的課題は「格好いい宇宙戦を書く」を掲げております。(※あくまで葉槻の中での話し)
どうぞお付き合い宜しくお願いいたします。
定例文となりますが、白紙は描写出来ません。
あなたらしいプレイングの到着をお待ちしております。
自分達のふがいなさに沈んでいる強化人間達ですが、それでも自分達の存在意義のために強くなりたいとあなた達を頼ることにしました……が、その最中に実戦に突入です。
訓練はスキル不可でしたが、実戦は当然スキル使って貰って構いませんので「これがハンターの戦い方だ!」というのを示していただけたらと思います。
今回、葉槻的課題は「格好いい宇宙戦を書く」を掲げております。(※あくまで葉槻の中での話し)
どうぞお付き合い宜しくお願いいたします。
定例文となりますが、白紙は描写出来ません。
あなたらしいプレイングの到着をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/09/30 18:57
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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狂気殲滅作戦相談卓 クレール・ディンセルフ(ka0586) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/09/14 10:21:43 |
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質問スレッド 天央 観智(ka0896) 人間(リアルブルー)|25才|男性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/09/13 06:43:42 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/09/09 06:52:38 |