ゲスト
(ka0000)
ゴブリンをやっつけろ!
マスター:君矢

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/11/16 12:00
- リプレイ完成予定
- 2014/11/25 12:00
オープニング
「おい、ゴブリンの奴らまた畑を荒らしに来たぞ」
「隠れるんだ!」
収穫作業をしていた村人たちは、慌てて物陰に身を潜める。
「ちくしょう。せっかく俺たちが丹精込めて育てたのに。なんでゴブリンなんかが持っていくんだ」
物陰から畑を伺いながら、悔しそうに会話をしている。見つめる先には収穫を待つばかりの野菜たち。毎年であれば村人総出で収穫をして笑いあいながら自然の恵みに感謝していただろう。
その畑を今はゴブリンが徘徊していた。槍や棍棒を握るゴブリンたちは乱暴に野菜を引きちぎり、畑を掘り返しては作物を奪っていく。
村人たちもこれ以上ゴブリンに奪われないように収穫を急いでいた。しかし、ゴブリンに襲われないように警戒しながら収穫をしなければならないので思うように捗らない。いつまた襲ってくるのかという不安と戦いながらの作業だった。
「ああ。あんな風に掴んだらダメになっちまう」
男が一人、我慢の限界だと物陰から飛び出そうとした。一緒にいた男が止める。
「やめろ。無理だ。そうやって出て行ったマノンさんがケガしたばかりだぞ」
「けどな。このまま指をくわえて見ているだけか。冬の準備だって出来てないじゃないか!」
ゴブリンたちは、作物を気が済むまで奪うと来た道を森へと帰っていく。村人たちは、その後ろ姿が完全に視界から消えるまで待ってから再び畑に出た。これでしばらくは現れないだろう。その間にできる限り収穫を急がなくては。
男たちの元に、若い女性が一人走り寄ってきた。
「女子供は、近づくなと言っているだろう。ケガをしたらどうする」
「うちの子を見なかった? ゴブリンを退治してやるって言って飛び出してしまったの」
女性の顔は今にも泣き出しそうだった。
「いや、見てないぞ。なんでまた……」
「うちの人がケガをしたのをみて、父ちゃんの仇をとるんだって言って……」
男たちは顔を見合わせる。子供を捜しに行かなくてはならない。けれど、ゴブリンに遭遇すれば自分たちも危ない。今度襲われたらケガではすまないかも知れない。
女性は泣き出してしまった。男たちは不器用に慰めることしかできなかった。
「森に行ったとは限らないだろう」
「そうだ。無事に帰ってくるかも知れないし」
「森に入ったとしても、村長がそろそろハンターを連れて戻ってくる。そうしたら、すぐに助けられるさ。それまでの辛抱だ」
ハンターオフィスの受付に初老の男性が一人、息も絶え絶えにたどり着いた。老人は、受付にすがりつくと懇願する。
「村を、村を救ってください。お願いします。お願いします」
受付係は、老人を落ち着かせるようにゆっくりと力強く言葉をかけた。
「大丈夫ですよ。詳しい事情をお伺いしますね。落ち着いて、ゆっくりとお話ください。村がどうされたのですか?」
「村はずれの森に、最近、ゴブリンが住み着いてしまったのです。収穫中の畑は荒らされ、村人も襲われてケガをしてしまいまた。このままでは、村は終わってしまいます。な、なにとぞゴブリンを退治してください。お願いします」
老人、村長だという。彼の話によると、二週間ほど前、森の中の今は使われていない小屋に5匹のゴブリンが住み着いたのだという。
「私どもの村はこれといった名産もない貧しい村で、畑で収穫できる作物が唯一の糧なのです。森に獲物になるような動物はいませんから、ゴブリンもすぐに村の畑を荒らすようになりました。ちょうど畑で収穫中の村人が、襲われてケガをしました。村の男たちが退治してやると言って森に入っていったのですが、歯が立たず返り討ちです。もう、どうしていいものか……。ハンターオフィスにお願いするしかありません。なにとぞよろしくお願いします」
「隠れるんだ!」
収穫作業をしていた村人たちは、慌てて物陰に身を潜める。
「ちくしょう。せっかく俺たちが丹精込めて育てたのに。なんでゴブリンなんかが持っていくんだ」
物陰から畑を伺いながら、悔しそうに会話をしている。見つめる先には収穫を待つばかりの野菜たち。毎年であれば村人総出で収穫をして笑いあいながら自然の恵みに感謝していただろう。
その畑を今はゴブリンが徘徊していた。槍や棍棒を握るゴブリンたちは乱暴に野菜を引きちぎり、畑を掘り返しては作物を奪っていく。
村人たちもこれ以上ゴブリンに奪われないように収穫を急いでいた。しかし、ゴブリンに襲われないように警戒しながら収穫をしなければならないので思うように捗らない。いつまた襲ってくるのかという不安と戦いながらの作業だった。
「ああ。あんな風に掴んだらダメになっちまう」
男が一人、我慢の限界だと物陰から飛び出そうとした。一緒にいた男が止める。
「やめろ。無理だ。そうやって出て行ったマノンさんがケガしたばかりだぞ」
「けどな。このまま指をくわえて見ているだけか。冬の準備だって出来てないじゃないか!」
ゴブリンたちは、作物を気が済むまで奪うと来た道を森へと帰っていく。村人たちは、その後ろ姿が完全に視界から消えるまで待ってから再び畑に出た。これでしばらくは現れないだろう。その間にできる限り収穫を急がなくては。
男たちの元に、若い女性が一人走り寄ってきた。
「女子供は、近づくなと言っているだろう。ケガをしたらどうする」
「うちの子を見なかった? ゴブリンを退治してやるって言って飛び出してしまったの」
女性の顔は今にも泣き出しそうだった。
「いや、見てないぞ。なんでまた……」
「うちの人がケガをしたのをみて、父ちゃんの仇をとるんだって言って……」
男たちは顔を見合わせる。子供を捜しに行かなくてはならない。けれど、ゴブリンに遭遇すれば自分たちも危ない。今度襲われたらケガではすまないかも知れない。
女性は泣き出してしまった。男たちは不器用に慰めることしかできなかった。
「森に行ったとは限らないだろう」
「そうだ。無事に帰ってくるかも知れないし」
「森に入ったとしても、村長がそろそろハンターを連れて戻ってくる。そうしたら、すぐに助けられるさ。それまでの辛抱だ」
ハンターオフィスの受付に初老の男性が一人、息も絶え絶えにたどり着いた。老人は、受付にすがりつくと懇願する。
「村を、村を救ってください。お願いします。お願いします」
受付係は、老人を落ち着かせるようにゆっくりと力強く言葉をかけた。
「大丈夫ですよ。詳しい事情をお伺いしますね。落ち着いて、ゆっくりとお話ください。村がどうされたのですか?」
「村はずれの森に、最近、ゴブリンが住み着いてしまったのです。収穫中の畑は荒らされ、村人も襲われてケガをしてしまいまた。このままでは、村は終わってしまいます。な、なにとぞゴブリンを退治してください。お願いします」
老人、村長だという。彼の話によると、二週間ほど前、森の中の今は使われていない小屋に5匹のゴブリンが住み着いたのだという。
「私どもの村はこれといった名産もない貧しい村で、畑で収穫できる作物が唯一の糧なのです。森に獲物になるような動物はいませんから、ゴブリンもすぐに村の畑を荒らすようになりました。ちょうど畑で収穫中の村人が、襲われてケガをしました。村の男たちが退治してやると言って森に入っていったのですが、歯が立たず返り討ちです。もう、どうしていいものか……。ハンターオフィスにお願いするしかありません。なにとぞよろしくお願いします」
解説
ゴブリンを残らず殲滅してください。
ゴブリンの数は、5匹。
槍で武装しているゴブリンが1匹。残りは、棍棒で武装しています。
ゴブリンは、森の小屋を根城にしています。畑には食料が無くなると奪いに来ます。頻度は3~4日に一度ほど。
森は、深い森ではありませんが武器を使って戦闘するのは難しいでしょう。
小屋の前は、空間があります。四人ほどで武器を振るうには十分な広さです。
小屋は、中に仕切りはなく土間と板床という作りです。戦闘は、二人以上並んで武器を振るうといっぱいです。昔は、猟師小屋だったそうですが今は何も残っていません。
村人の被害は、ケガ人が6人。死者はまだ出ていません。
子供が一人、森へと入っていってしまいました。
子供はディノ君14歳、一般人の男の子です。素手で家を飛び出していってしまいました。ケガをした父の仇を討とうと森の中で機会を伺っています。保護をお願いします。
戦闘でゴブリンを打ち漏らすと村や畑に被害が出る可能性があります。これ以上、村や畑に被害の出ないようにお願いします。
ゴブリンの数は、5匹。
槍で武装しているゴブリンが1匹。残りは、棍棒で武装しています。
ゴブリンは、森の小屋を根城にしています。畑には食料が無くなると奪いに来ます。頻度は3~4日に一度ほど。
森は、深い森ではありませんが武器を使って戦闘するのは難しいでしょう。
小屋の前は、空間があります。四人ほどで武器を振るうには十分な広さです。
小屋は、中に仕切りはなく土間と板床という作りです。戦闘は、二人以上並んで武器を振るうといっぱいです。昔は、猟師小屋だったそうですが今は何も残っていません。
村人の被害は、ケガ人が6人。死者はまだ出ていません。
子供が一人、森へと入っていってしまいました。
子供はディノ君14歳、一般人の男の子です。素手で家を飛び出していってしまいました。ケガをした父の仇を討とうと森の中で機会を伺っています。保護をお願いします。
戦闘でゴブリンを打ち漏らすと村や畑に被害が出る可能性があります。これ以上、村や畑に被害の出ないようにお願いします。
マスターより
初めましてこんにちは君矢と申します。
初めてのシナリオに緊張しております。
よろしくお願いします。
初めてのシナリオに緊張しております。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/11/23 18:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/11/13 16:39:19 |
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相談用 サントール・アスカ(ka2820) 人間(クリムゾンウェスト)|25才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2014/11/16 00:03:48 |