ゲスト
(ka0000)
イシドロ、海賊の秘宝を探す
マスター:のどか

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/11/15 19:00
- リプレイ完成予定
- 2014/11/24 19:00
オープニング
――水平線の曙を臨む岩場にて、出でたる御光を集めよ
さらば秘宝への道は開かれん
長きに渡る大蛇の腹を進みし先に大いなる災いが待ち受けたる
その災いを鎮めし賢者に海賊の秘宝はもたらされるであろう
ハンター達の目の前に提示された古びた文献。その一文を明示しながらそのメガネの男は咥えたタバコを一つふかした。
「これはとある『ツテ』から手に入れた航海日誌だ。話によれば古い時代のとある海賊船に乗っていた航海師の手記らしい」
そう言いながら男は古ぼけた皮のザックから別の本を取り出す。ページをぺらぺらと捲ると、そのうちの1ページを見開き航海日誌の隣へと並べた。そこには巨大な海賊船のスケッチと共に、指名手配写真のような禍々しい表情の男の姿が描かれていた。
「海賊ジョー・ディアブロ。この航海日誌の書き手が乗っていたとされる海賊船のキャプテンだ。当時はかなり名を轟かせた大海賊らしく、クリムゾンウェストに住んでいれば噂ぐらいは聞いたことがあるだろう。もっとも、今ではどれもおとぎ話みたいなもんだがな」
海賊ジョー・ディアブロ。悪魔の名を冠したその男は絵に描いたような残虐な海の男であったという。
彼が立ち寄った港や町は文字通り嵐が過ぎ去った後のように何一つ残らずまっさらになってしまい、小さな漁村から港町まで多くの人々が恐れ震えていたとされる。
男はもう一服タバコを吹かすと、たっぷり肺で味わった後に天井高くその白い煙を吐き出した。そうして一息つくと、残りを灰皿にもみ消しハンター達に向き直る。
「前後の記述から推測すると、日記のこの文献は同盟領海のとある島に滞在中に書かれたものだと言う事が分かった。ここから半日ほど船を出した先にある元火山島だ。元、と言うのはとっくの昔に火山としての働きは失っているからだな」
皮のザックから大きな海図を取り出し広げると、その赤く目印をつけてある一点を指し示す。
それは地図にも載っていないような文字通りの無人島であった。
「文献の解読は正直なところまだ終わっていない。それぞれの言葉が何を意味するのか……。ある程度推測はつく。一行目はそのまんま、そういう場所があることを示しているのだろうし、3行目の『大蛇の腹』はおそらく一見見つけることのできない洞窟がある事を示しているのだろう」
ただどうやってその道が開かれるのか、災いとは何か、その考えはまだ至っていないと言う。
「眉唾物だと思うだろう。俺だってそう思う。だが、確認しないでウソだと決め付けることはこの俺の流儀に反する。俺はこの目で見たものしか信じないし、だからといって目で見ていないものを嘘だとも言う事は無い。だからこそ確かめるんだ。この目で真実をな」
そう言いながら彼は使い古されたハットを深く被り、もう一度君達へとその強い瞳を向けて言う。
「俺の名はイシドロ。しがない冒険家だ。この文献の真実を確かめるために、手を貸して欲しい」
さらば秘宝への道は開かれん
長きに渡る大蛇の腹を進みし先に大いなる災いが待ち受けたる
その災いを鎮めし賢者に海賊の秘宝はもたらされるであろう
ハンター達の目の前に提示された古びた文献。その一文を明示しながらそのメガネの男は咥えたタバコを一つふかした。
「これはとある『ツテ』から手に入れた航海日誌だ。話によれば古い時代のとある海賊船に乗っていた航海師の手記らしい」
そう言いながら男は古ぼけた皮のザックから別の本を取り出す。ページをぺらぺらと捲ると、そのうちの1ページを見開き航海日誌の隣へと並べた。そこには巨大な海賊船のスケッチと共に、指名手配写真のような禍々しい表情の男の姿が描かれていた。
「海賊ジョー・ディアブロ。この航海日誌の書き手が乗っていたとされる海賊船のキャプテンだ。当時はかなり名を轟かせた大海賊らしく、クリムゾンウェストに住んでいれば噂ぐらいは聞いたことがあるだろう。もっとも、今ではどれもおとぎ話みたいなもんだがな」
海賊ジョー・ディアブロ。悪魔の名を冠したその男は絵に描いたような残虐な海の男であったという。
彼が立ち寄った港や町は文字通り嵐が過ぎ去った後のように何一つ残らずまっさらになってしまい、小さな漁村から港町まで多くの人々が恐れ震えていたとされる。
男はもう一服タバコを吹かすと、たっぷり肺で味わった後に天井高くその白い煙を吐き出した。そうして一息つくと、残りを灰皿にもみ消しハンター達に向き直る。
「前後の記述から推測すると、日記のこの文献は同盟領海のとある島に滞在中に書かれたものだと言う事が分かった。ここから半日ほど船を出した先にある元火山島だ。元、と言うのはとっくの昔に火山としての働きは失っているからだな」
皮のザックから大きな海図を取り出し広げると、その赤く目印をつけてある一点を指し示す。
それは地図にも載っていないような文字通りの無人島であった。
「文献の解読は正直なところまだ終わっていない。それぞれの言葉が何を意味するのか……。ある程度推測はつく。一行目はそのまんま、そういう場所があることを示しているのだろうし、3行目の『大蛇の腹』はおそらく一見見つけることのできない洞窟がある事を示しているのだろう」
ただどうやってその道が開かれるのか、災いとは何か、その考えはまだ至っていないと言う。
「眉唾物だと思うだろう。俺だってそう思う。だが、確認しないでウソだと決め付けることはこの俺の流儀に反する。俺はこの目で見たものしか信じないし、だからといって目で見ていないものを嘘だとも言う事は無い。だからこそ確かめるんだ。この目で真実をな」
そう言いながら彼は使い古されたハットを深く被り、もう一度君達へとその強い瞳を向けて言う。
「俺の名はイシドロ。しがない冒険家だ。この文献の真実を確かめるために、手を貸して欲しい」
解説
依頼内容:無人島のお宝を探せ
依頼人:冒険家イシドロ
●情報
イシドロと共に無人島へ出向き、海賊の隠し財産を探してください。
彼はポルトワールに住む冒険家で、茶色いインディ・ジョーンズ・ハットにメガネ、くわえタバコが印象的なオッサンです。
島は元火山島で、半日もあれば外周一周できる程度の大きさです。
中央に岩山、その周りに樹海、そして海岸という3層構造になっています。
完全な無人島で人工物は無く、問題の洞窟はそれらのいずれかに入り口があるとされています。
調査ポイントは『海岸』『樹海』『岩山』の3点に、道が見つかれば『洞窟』が追加されます。
日誌の内容含め、OPの内容もPC達が彼から直接聞いている内容なのでPC情報としていただいて構いません。
またクリムゾンウェスト出身であれば海賊ジョー・ディアブロの名前や、すごい海賊だったらしいという事は知っていても構いません。
●日程
探索日程は1日目に島への移動、海岸にベースキャンプを立てて2日目から本調査を行います。
調査は3日目のお昼まで行い、陽が沈む前にポルトワールへと帰還する予定です。
1日は『午前』『午後』『夜』の3パートに別れ、各自1パートに1箇所を調査することができます。分かれて調査していただいても、まとまって調査して頂いても構いません。ただし、イシドロが調査に向かう先を指示する事はできません。
なお、初日の到着は『午後』となります。
『午前』『午後』は調査する上では何も問題ありませんが、『夜』に調査する場合は睡眠時間を削るという状況になり翌日の各種判定にペナルティが掛かります。
●エネミー
島に歪虚は居ませんが、航海日誌によれば原住の獰猛な動物が潜んでいる事が示唆されています。イシドロは一般人のためまともに戦う事はできません(護身用に銃は携帯しています)。有事の際は依頼人の保護も依頼の一環になります。
依頼人:冒険家イシドロ
●情報
イシドロと共に無人島へ出向き、海賊の隠し財産を探してください。
彼はポルトワールに住む冒険家で、茶色いインディ・ジョーンズ・ハットにメガネ、くわえタバコが印象的なオッサンです。
島は元火山島で、半日もあれば外周一周できる程度の大きさです。
中央に岩山、その周りに樹海、そして海岸という3層構造になっています。
完全な無人島で人工物は無く、問題の洞窟はそれらのいずれかに入り口があるとされています。
調査ポイントは『海岸』『樹海』『岩山』の3点に、道が見つかれば『洞窟』が追加されます。
日誌の内容含め、OPの内容もPC達が彼から直接聞いている内容なのでPC情報としていただいて構いません。
またクリムゾンウェスト出身であれば海賊ジョー・ディアブロの名前や、すごい海賊だったらしいという事は知っていても構いません。
●日程
探索日程は1日目に島への移動、海岸にベースキャンプを立てて2日目から本調査を行います。
調査は3日目のお昼まで行い、陽が沈む前にポルトワールへと帰還する予定です。
1日は『午前』『午後』『夜』の3パートに別れ、各自1パートに1箇所を調査することができます。分かれて調査していただいても、まとまって調査して頂いても構いません。ただし、イシドロが調査に向かう先を指示する事はできません。
なお、初日の到着は『午後』となります。
『午前』『午後』は調査する上では何も問題ありませんが、『夜』に調査する場合は睡眠時間を削るという状況になり翌日の各種判定にペナルティが掛かります。
●エネミー
島に歪虚は居ませんが、航海日誌によれば原住の獰猛な動物が潜んでいる事が示唆されています。イシドロは一般人のためまともに戦う事はできません(護身用に銃は携帯しています)。有事の際は依頼人の保護も依頼の一環になります。
マスターより
おはようございます、今回は無人島を巡る冒険を皆様にお届けいたします。
海には海賊の秘宝が眠る。よくあるの伝承ですが、確かめるまでは嘘とも真とも決めつける事ができません。
そんなロマンを追い求める、トレジャーハンターのイシドロ氏を是非お手伝いください。
海には海賊の秘宝が眠る。よくあるの伝承ですが、確かめるまでは嘘とも真とも決めつける事ができません。
そんなロマンを追い求める、トレジャーハンターのイシドロ氏を是非お手伝いください。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/11/22 19:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ロジャー=ウィステリアランド(ka2900) 人間(クリムゾンウェスト)|19才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2014/11/14 21:59:54 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/11/11 20:19:20 |