ゲスト
(ka0000)
【陶曲】:決戦!ゴブリンの竪穴
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 5~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/09/29 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/10/13 12:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
「嫉妬の歪虚王、ラルヴァの腕ぇ?!」
同盟領の蒸気工業都市郊外の旧グリス氏邸執務室で、アマリリス商会代表の少女、アムの素っ頓狂な声が響いた。
「お嬢様、お屋敷にいた時からそういうレディにそぐわない声を出さないよう言われていたと思いますが……」
執務卓の前にいた執事、バモスが恭しく言う。
「それとこれとは話は別。セル鉱山のメイスンたちは大丈夫なんでしょうね?!」
どん、と机を叩いたのは仲間を思ったからこそ。子どもっぽく裏返った声を上げたのではないことを理解したバモス、「失礼しました」と一礼しつつ説明する。
「ゴブリンの竪穴こと、セル王墓の暗号を解いたハンターたちが慎重にもいったん秘密の扉を閉じたまま引き上げたため、まず大丈夫です」
もっとも、秘密の扉の先を視覚共有した式符を突入させて白く陶器のように滑らかな巨大な腕とセル王らしい幽霊がいて襲い掛かって来たというのだからいったん扉を閉じるしかなかったのだが。
「大丈夫って、モータルの義勇隊が駐屯していたポカラは大樹歪虚と昆虫歪虚がその巨大な腕を掘り出しに来たっていうじゃない」
「セル鉱山の方は、ポカラと違って事前に歪虚が攻めて来るなどということはありませんでした。同じケースではないでしょう。……なにせかつて滅んだ魔法一族「セルリア」の、よりにもよって王墓の中です。セル王と歪虚王の関係は不明ですが、ポカラと違ってしっかり守られていると見ることもできます」
バモスの意見はともかく、実際に歪虚の動きはセル鉱山の方にはない。
「ま、ポカラの方もあって魔術師協会広報室と関係ができていてよかったわ。これはそっちに丸投げしてしまっていい案件よね?」
「一応、そうですね」
ちなみにアマリリス商会。
セル鉱山の開発に参入し、事業失敗と事業主の自殺、その後遺族の夜逃げを手伝った縁もあり買い取りに成功。失敗の根源だった質の悪い鉄鉱石の採掘からこれまでも産出していた良質な蛍石や石英の産出に切り替え需要の増すCAMの光学レンズ需要にこたえたことで軌道に乗っていた。そのうち、これまであるとされていた良質な鉄鉱石の鉱床も発見。時を同じくして、巨大歪虚に村を壊滅させられたポカラ村民を作業員として受け入れることで増産体制も確立。とにかくうまくいっていた。
その後、受け入れたポカラ村民の希望とアムの仲間のモータルが以前から義勇隊を結成したかったこと、可変魔道アーマー「ビルドムーバー」をアマリリス商会に売り込んで来た技術者集団「十三夜」が戦闘配備実績を欲しがっていたことから、魔術師協会広報室に掛け合い巨大歪虚の見張りとポカラ村の土地確保をするため常駐警備業務を受託。駐屯地を築いていた。
ところが先日、大樹歪虚率いる昆虫歪虚軍団により駐屯地は陥落。
大樹歪虚たちは村の地下から白い巨大な腕を発掘したという。
魔術師協会によると、嫉妬の歪虚王「ラルヴァ」の腕で、破壊が必要であるという。
こちらはすでにハンターの奪還部隊を編成して対応していた。
そして今度は、セル鉱山近くにあるゴブリンの竪穴から、同じくラルヴァの腕が目撃された。
これも、魔術師協会がハンターを募り破壊に乗り出すことになる。
「でも、セル王と嫉妬歪虚になにか繋がりがあるのかしら?」
「それはないそうです。嫉妬王は最近復活したらしく、それまで四散していた腕も具現化してなかったそうです」
つまり、最近になって地中のあちこちに腕が具現化して復活した、と。
ポカラ村がこれまで巨大歪虚に襲われたことはなかったこと、セル鉱山周辺でも特に奪還のための歪虚が集まってきていないことなどがそう判断できる理由だという。
「破壊しなかったらどうなるの?」
「歪虚王のもとに戻って真の力を発揮することになるということです」
とにかく、セル王墓最下層の玄室に突入し、ラルヴァの腕を破壊してもらえる人、求ム。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
「嫉妬の歪虚王、ラルヴァの腕ぇ?!」
同盟領の蒸気工業都市郊外の旧グリス氏邸執務室で、アマリリス商会代表の少女、アムの素っ頓狂な声が響いた。
「お嬢様、お屋敷にいた時からそういうレディにそぐわない声を出さないよう言われていたと思いますが……」
執務卓の前にいた執事、バモスが恭しく言う。
「それとこれとは話は別。セル鉱山のメイスンたちは大丈夫なんでしょうね?!」
どん、と机を叩いたのは仲間を思ったからこそ。子どもっぽく裏返った声を上げたのではないことを理解したバモス、「失礼しました」と一礼しつつ説明する。
「ゴブリンの竪穴こと、セル王墓の暗号を解いたハンターたちが慎重にもいったん秘密の扉を閉じたまま引き上げたため、まず大丈夫です」
もっとも、秘密の扉の先を視覚共有した式符を突入させて白く陶器のように滑らかな巨大な腕とセル王らしい幽霊がいて襲い掛かって来たというのだからいったん扉を閉じるしかなかったのだが。
「大丈夫って、モータルの義勇隊が駐屯していたポカラは大樹歪虚と昆虫歪虚がその巨大な腕を掘り出しに来たっていうじゃない」
「セル鉱山の方は、ポカラと違って事前に歪虚が攻めて来るなどということはありませんでした。同じケースではないでしょう。……なにせかつて滅んだ魔法一族「セルリア」の、よりにもよって王墓の中です。セル王と歪虚王の関係は不明ですが、ポカラと違ってしっかり守られていると見ることもできます」
バモスの意見はともかく、実際に歪虚の動きはセル鉱山の方にはない。
「ま、ポカラの方もあって魔術師協会広報室と関係ができていてよかったわ。これはそっちに丸投げしてしまっていい案件よね?」
「一応、そうですね」
ちなみにアマリリス商会。
セル鉱山の開発に参入し、事業失敗と事業主の自殺、その後遺族の夜逃げを手伝った縁もあり買い取りに成功。失敗の根源だった質の悪い鉄鉱石の採掘からこれまでも産出していた良質な蛍石や石英の産出に切り替え需要の増すCAMの光学レンズ需要にこたえたことで軌道に乗っていた。そのうち、これまであるとされていた良質な鉄鉱石の鉱床も発見。時を同じくして、巨大歪虚に村を壊滅させられたポカラ村民を作業員として受け入れることで増産体制も確立。とにかくうまくいっていた。
その後、受け入れたポカラ村民の希望とアムの仲間のモータルが以前から義勇隊を結成したかったこと、可変魔道アーマー「ビルドムーバー」をアマリリス商会に売り込んで来た技術者集団「十三夜」が戦闘配備実績を欲しがっていたことから、魔術師協会広報室に掛け合い巨大歪虚の見張りとポカラ村の土地確保をするため常駐警備業務を受託。駐屯地を築いていた。
ところが先日、大樹歪虚率いる昆虫歪虚軍団により駐屯地は陥落。
大樹歪虚たちは村の地下から白い巨大な腕を発掘したという。
魔術師協会によると、嫉妬の歪虚王「ラルヴァ」の腕で、破壊が必要であるという。
こちらはすでにハンターの奪還部隊を編成して対応していた。
そして今度は、セル鉱山近くにあるゴブリンの竪穴から、同じくラルヴァの腕が目撃された。
これも、魔術師協会がハンターを募り破壊に乗り出すことになる。
「でも、セル王と嫉妬歪虚になにか繋がりがあるのかしら?」
「それはないそうです。嫉妬王は最近復活したらしく、それまで四散していた腕も具現化してなかったそうです」
つまり、最近になって地中のあちこちに腕が具現化して復活した、と。
ポカラ村がこれまで巨大歪虚に襲われたことはなかったこと、セル鉱山周辺でも特に奪還のための歪虚が集まってきていないことなどがそう判断できる理由だという。
「破壊しなかったらどうなるの?」
「歪虚王のもとに戻って真の力を発揮することになるということです」
とにかく、セル王墓最下層の玄室に突入し、ラルヴァの腕を破壊してもらえる人、求ム。
解説
セル王墓最下層の玄室に入り、ラルヴァの腕を破壊してください。
ラルヴァの腕は白く陶器のようで、長さは約二十メートル。
実は、先の偵察で分かった通り、ラル王の幽霊(攻撃は通過して無敵。物理的な剣を持っている)もいます。ラルヴァの腕が勝手にここに復活したので大激怒。主に体当たり(重なる)による痛めつけてました。ポカラ駐屯地で破壊作戦を展開している腕が約三十メートルなのに、こちらが少し小さい理由になっています。
また、戦場でもある玄室は六十メートル四方ある箱型とはいえ、地下なので少し小さくなっているというのもありそうです。
腕の攻撃は、掴む、殴る、床や壁に手を付いて腕を振り回して範囲攻撃をする、など。
セル王幽霊の攻撃は、手にした物理的な剣を振るう、重なって来てダメージを与える、など。
なお、セル王幽霊に一方的にやられていたラルヴァの腕は死んだふりをしていました。今回も突入するまでは部屋の中央でへにょっと横たわり、セル王の幽霊は入り口とは反対側の石棺(蓋はずれて開いている)の中にいます。
ハンターたちが玄室に入ると入って来た扉が閉まり、どちらも戦闘再開。ハンターたちにも襲い掛かってきます。
また、ラルヴァの腕はセル王幽霊の攻撃に寄り、物理攻撃以外に特化して防御しています。ゆえに、セル王からの重なり攻撃でくたばることはありません。ハンターたちも物理攻撃以外は効きにくくなっています。
玄室の床には大きめの金貨が五枚、かなり距離を空けて散り散りに落ちています。
入ると閉まる入り口には、金貨と同じ丸いくぼみが四つあります。
無敵のセル王幽霊が再び眠りにつくまで、扉は開きません。
大きめの金貨にはアルファベット一文字が彫られています。
【E】
【I】
【K】
【M】
【T】
今度は英語ですがご都合主義なので突っ込みはご容赦を。
玄室とは別の場所からアイテムを持ち込んでも効果などは期待できません。
ラルヴァの腕は白く陶器のようで、長さは約二十メートル。
実は、先の偵察で分かった通り、ラル王の幽霊(攻撃は通過して無敵。物理的な剣を持っている)もいます。ラルヴァの腕が勝手にここに復活したので大激怒。主に体当たり(重なる)による痛めつけてました。ポカラ駐屯地で破壊作戦を展開している腕が約三十メートルなのに、こちらが少し小さい理由になっています。
また、戦場でもある玄室は六十メートル四方ある箱型とはいえ、地下なので少し小さくなっているというのもありそうです。
腕の攻撃は、掴む、殴る、床や壁に手を付いて腕を振り回して範囲攻撃をする、など。
セル王幽霊の攻撃は、手にした物理的な剣を振るう、重なって来てダメージを与える、など。
なお、セル王幽霊に一方的にやられていたラルヴァの腕は死んだふりをしていました。今回も突入するまでは部屋の中央でへにょっと横たわり、セル王の幽霊は入り口とは反対側の石棺(蓋はずれて開いている)の中にいます。
ハンターたちが玄室に入ると入って来た扉が閉まり、どちらも戦闘再開。ハンターたちにも襲い掛かってきます。
また、ラルヴァの腕はセル王幽霊の攻撃に寄り、物理攻撃以外に特化して防御しています。ゆえに、セル王からの重なり攻撃でくたばることはありません。ハンターたちも物理攻撃以外は効きにくくなっています。
玄室の床には大きめの金貨が五枚、かなり距離を空けて散り散りに落ちています。
入ると閉まる入り口には、金貨と同じ丸いくぼみが四つあります。
無敵のセル王幽霊が再び眠りにつくまで、扉は開きません。
大きめの金貨にはアルファベット一文字が彫られています。
【E】
【I】
【K】
【M】
【T】
今度は英語ですがご都合主義なので突っ込みはご容赦を。
玄室とは別の場所からアイテムを持ち込んでも効果などは期待できません。
マスターより
ふらっと、深夜です。
「アマリリス~ゴブリンの竪穴再び」の続編となります。
前回、三文字単語の暗号をぴったり正解することはできませんでしたが、実際に動かしてみること、あてずっぽうでもちょっとしたヒントになる単語が出てきたため、その場にいるPCたちは正解に気付くことができました。
今回は最奥突入編。
実は【陶曲】連動に深く関わるシナリオでした。
こちらのシナリオではすでに腕はかなり弱っています。でもド迫力で攻撃してくるししぶといですが。
厄介なのはセル王幽霊。
相変わらず「おうはかねがすき」なようで。
こちらを無力化できれば後は十対一。時間の問題です。
では、よろしくお願いします。
「アマリリス~ゴブリンの竪穴再び」の続編となります。
前回、三文字単語の暗号をぴったり正解することはできませんでしたが、実際に動かしてみること、あてずっぽうでもちょっとしたヒントになる単語が出てきたため、その場にいるPCたちは正解に気付くことができました。
今回は最奥突入編。
実は【陶曲】連動に深く関わるシナリオでした。
こちらのシナリオではすでに腕はかなり弱っています。でもド迫力で攻撃してくるししぶといですが。
厄介なのはセル王幽霊。
相変わらず「おうはかねがすき」なようで。
こちらを無力化できれば後は十対一。時間の問題です。
では、よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/12 23:42
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/09/28 11:11:55 |
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相談だよー 狐中・小鳥(ka5484) 人間(クリムゾンウェスト)|12才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2017/09/29 00:19:46 |