ゲスト
(ka0000)
リアルブルーの1日
マスター:猫又ものと

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- サポート
- 現在2人 / 0~4人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/09/29 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/10/11 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
――時間は、コーリアスとアレクサンドル、2人の歪虚が鎌倉に攻め込んでくる前まで遡る。
リアルブルーの日本。鎌倉海浜公園のメタシャングリラ内。
森山恭子(kz0216)を始めとするクルー達は、鎌倉クラスタ殲滅の事後処理に追われていた。
「イェルズさん!」
「やあ、レギ! どうしたの? 宙軍の人に呼ばれてるんじゃなかった?」
「はい! もう話は済ませてきました!」
すごい速さで走って来たレギ(kz0229)にひらひらと手を振り返すイェルズ・オイマト(kz0143)。
元々の素養なのか、強化人間だからなのか分からないが、レギは豪脚の持ち主らしい。
息も切らさぬまま赤毛の青年を見上げる。
「僕、ドリスキルさんと一緒に引き続きメタ・シャングリラに同行するよう上部から指示が下りました。もう暫くこちらでお世話になります」
「そっか! 君が一緒なら心強いよ。よろしくね、レギ」
「こちらこそ! また紅の世界についてお話聞かせてください! あと背が高くなる方法も!」
「勿論いいけど……背は、気づいたらこうなってたからなあ……」
目をキラキラと輝かせるレギに言葉に詰まるイェルズ。
その姿を見て、恭子ははふぅ……とため息をつく。
「イェルズちゃんもレギちゃんも可愛いザマスねえ……。目の保養ザマス」
「ったく。お子様とばあさんは気楽でいいな」
「婆さんじゃないザマス。まだ還暦前ザマスよ!」
ジェイミー・ドリスキル(kz0231)中尉のボヤきに抗議する恭子。
八重樫 敦(kz0056)は書類から目を離さぬまま口を開く。
「お前もさっさとヨルズの整備に入れ。どうせすぐ次の任務に送り込まれるんだろうからな」
「へいへい。分かってるよ」
「森山艦長、失礼します。宙軍よりオードブルが届きました。鎌倉クラスタ戦の慰労とのことです」
「あら。珍しく気が利くザマス。じゃあ早速戴くザマスよ。皆も休憩すると良いザマス」
通信兵の報告ににこやかに答えた恭子。クルー達から歓声が上がって、イェルズが立ち上がる。
「じゃあ俺お茶淹れて来ますね」
「僕も手伝います!」
「あ、酒飲んでもいいかね」
「ドリスキル。お前昼間から飲む気なのか……」
イェルズに続くレギ。早速ポケットからスキットルを取り出したドリスキルに、八重樫が苦笑して――恭子がぽん、と手を打つ。
「……そうザマスね。お休みが必要ザマス」
「は? 婆さん、何だって?」
「鎌倉の作戦が始まってから皆ずっと休みなしで働いてるザマス。いい仕事をするためにはお休みも必要ザマスよ。……という訳で、今日は1日休暇にするザマス。皆、遊びに行って来ていいザマスよ」
「急な話だが、異論はないな」
突然の恭子の言葉に、スキットルを持ったまま固まるドリスキル。
それに、八重樫は頷き、クルー達から二度目の歓声が上がる。
――恭子という人間は、若干常識では測れない部分はあるが、上官としては有能な部類であるように思う。
クルーや協力者であるハンターを気遣い、尊重する……当たり前のことといえばそうだが、これが出来ない人間がいるのも事実。
「お待たせしました! お茶入りましたよー!」
「……って、皆さんどうしたんですか?」
そこにお茶を持って戻って来たイェルズとレギ。皆が浮かれているのを見て目を丸くする。
「婆さんのお達しでな、1日休暇くれるらしい。俺、折角だから飲みに行ってくるわ」
「婆さんじゃないザマス!」
「昼間から開いてる酒場なんてあるのか?」
「あるんだよ、それが。八重樫も行くか?」
「遠慮しておく。そんな暇があったら武器の手入れをしたい」
「あーやだやだ。堅物だねー」
恭子の抗議を華麗にスルーして八重樫の返答に肩を竦めるドリスキル。お茶を配りながら、イェルズが考え込む。
「お休みは有り難いんだけど。どうしようかな……」
「僕、秋葉原に行ってみようかな。同僚が何か面白い場所だって言ってたんですよね」
同僚の女の子の言葉を思い出して首を傾げるレギ。そこに満面の笑みを称えた恭子が歩み寄った。
「イェルズちゃんとレギちゃんは特別にデートしてあげてもいいザマスよ」
「「お断りします」」
――即答だった。
そして、突然のお休みは、恭子たちを手伝いに鎌倉を訪れていたハンター達にも言い渡された。
外は秋晴れ。だんだん夏から秋へと変わり、風が涼しくなっていく頃。
久しぶりの休みだ。何をしようか。
紅の世界に戻っている時間はないけれど、蒼の世界でなら色々出来そうだ。
酒を飲みながらダラダラするのもいい。
それとも、あの子を誘って買い物にでも行こうか。
観光地に行ってみるのもいいかもしれない……。
青の世界の、ハンター達の1日が始まる。
――時間は、コーリアスとアレクサンドル、2人の歪虚が鎌倉に攻め込んでくる前まで遡る。
リアルブルーの日本。鎌倉海浜公園のメタシャングリラ内。
森山恭子(kz0216)を始めとするクルー達は、鎌倉クラスタ殲滅の事後処理に追われていた。
「イェルズさん!」
「やあ、レギ! どうしたの? 宙軍の人に呼ばれてるんじゃなかった?」
「はい! もう話は済ませてきました!」
すごい速さで走って来たレギ(kz0229)にひらひらと手を振り返すイェルズ・オイマト(kz0143)。
元々の素養なのか、強化人間だからなのか分からないが、レギは豪脚の持ち主らしい。
息も切らさぬまま赤毛の青年を見上げる。
「僕、ドリスキルさんと一緒に引き続きメタ・シャングリラに同行するよう上部から指示が下りました。もう暫くこちらでお世話になります」
「そっか! 君が一緒なら心強いよ。よろしくね、レギ」
「こちらこそ! また紅の世界についてお話聞かせてください! あと背が高くなる方法も!」
「勿論いいけど……背は、気づいたらこうなってたからなあ……」
目をキラキラと輝かせるレギに言葉に詰まるイェルズ。
その姿を見て、恭子ははふぅ……とため息をつく。
「イェルズちゃんもレギちゃんも可愛いザマスねえ……。目の保養ザマス」
「ったく。お子様とばあさんは気楽でいいな」
「婆さんじゃないザマス。まだ還暦前ザマスよ!」
ジェイミー・ドリスキル(kz0231)中尉のボヤきに抗議する恭子。
八重樫 敦(kz0056)は書類から目を離さぬまま口を開く。
「お前もさっさとヨルズの整備に入れ。どうせすぐ次の任務に送り込まれるんだろうからな」
「へいへい。分かってるよ」
「森山艦長、失礼します。宙軍よりオードブルが届きました。鎌倉クラスタ戦の慰労とのことです」
「あら。珍しく気が利くザマス。じゃあ早速戴くザマスよ。皆も休憩すると良いザマス」
通信兵の報告ににこやかに答えた恭子。クルー達から歓声が上がって、イェルズが立ち上がる。
「じゃあ俺お茶淹れて来ますね」
「僕も手伝います!」
「あ、酒飲んでもいいかね」
「ドリスキル。お前昼間から飲む気なのか……」
イェルズに続くレギ。早速ポケットからスキットルを取り出したドリスキルに、八重樫が苦笑して――恭子がぽん、と手を打つ。
「……そうザマスね。お休みが必要ザマス」
「は? 婆さん、何だって?」
「鎌倉の作戦が始まってから皆ずっと休みなしで働いてるザマス。いい仕事をするためにはお休みも必要ザマスよ。……という訳で、今日は1日休暇にするザマス。皆、遊びに行って来ていいザマスよ」
「急な話だが、異論はないな」
突然の恭子の言葉に、スキットルを持ったまま固まるドリスキル。
それに、八重樫は頷き、クルー達から二度目の歓声が上がる。
――恭子という人間は、若干常識では測れない部分はあるが、上官としては有能な部類であるように思う。
クルーや協力者であるハンターを気遣い、尊重する……当たり前のことといえばそうだが、これが出来ない人間がいるのも事実。
「お待たせしました! お茶入りましたよー!」
「……って、皆さんどうしたんですか?」
そこにお茶を持って戻って来たイェルズとレギ。皆が浮かれているのを見て目を丸くする。
「婆さんのお達しでな、1日休暇くれるらしい。俺、折角だから飲みに行ってくるわ」
「婆さんじゃないザマス!」
「昼間から開いてる酒場なんてあるのか?」
「あるんだよ、それが。八重樫も行くか?」
「遠慮しておく。そんな暇があったら武器の手入れをしたい」
「あーやだやだ。堅物だねー」
恭子の抗議を華麗にスルーして八重樫の返答に肩を竦めるドリスキル。お茶を配りながら、イェルズが考え込む。
「お休みは有り難いんだけど。どうしようかな……」
「僕、秋葉原に行ってみようかな。同僚が何か面白い場所だって言ってたんですよね」
同僚の女の子の言葉を思い出して首を傾げるレギ。そこに満面の笑みを称えた恭子が歩み寄った。
「イェルズちゃんとレギちゃんは特別にデートしてあげてもいいザマスよ」
「「お断りします」」
――即答だった。
そして、突然のお休みは、恭子たちを手伝いに鎌倉を訪れていたハンター達にも言い渡された。
外は秋晴れ。だんだん夏から秋へと変わり、風が涼しくなっていく頃。
久しぶりの休みだ。何をしようか。
紅の世界に戻っている時間はないけれど、蒼の世界でなら色々出来そうだ。
酒を飲みながらダラダラするのもいい。
それとも、あの子を誘って買い物にでも行こうか。
観光地に行ってみるのもいいかもしれない……。
青の世界の、ハンター達の1日が始まる。
解説
さて、今回は事件ではありません。
厳しい冒険の合間。
リアルブルーでのひと時をお楽しみ下さいませ。
晴れた空に釣られてお散歩に行くもよし、秋の味覚を食い倒れるもよし。
秋葉原に遊びに行ってみるのも手です。
お友達に会いに行ったり、恋人とデートをするのも楽しそうですね。
明確にやりたいことがある方向けの自由度の高いシナリオです。
現在幻視連動にてグラシナが開催されており、矛盾が生じておりますがタイミング的にグラシナの少し前に行われたとお思いください。
この依頼において、グラシナでの結果反映はないものとして扱います。
■サポート
お相手と一緒に依頼に入れなかった~と仰る方もいらっしゃるかと思いますが、その場合はお相手をサポートでお呼び戴いて構いません。出来うる限り描写させて戴きます。
メイン参加される方、今回はサポートの方も比較的多めの描写となりますのでご了承下さいませ。描写の量としては、通常枠での参加者の半分程度を予定しています。
本参加者1人につき、基本1名のサポート枠となります。
なお、2名以上呼びたい方は、他参加者の枠が空いていた場合に相談卓で交渉してください。
■描写について
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】イェルズ・オイマト(kz0143)【関係性】友人
■NPCの同行
今回はイェルズとレギが同行しております。
恭子や八重樫、ドリスキルでしたら呼べば来てくれるかもしれません。
NPCを呼びたい方は、その旨お書き添え下さい。
NPCは指定がない限り描写しません。
NPC達の予定としてはイェルズはバタルトゥとダンテに手紙を書き、レギは秋葉原に遊びに行くつもりのようですが、お誘いがあればその限りではありません。
■ご注意
白紙は描写できません。
マスターより
お世話になっております。猫又です。
この後、レギと遊ぶ依頼を予定していましたが諸般の事情で変更になりそうであることと、戦闘がない依頼が出したいよーということで急遽用意してみました!
合間を縫って出すのでごくごく少数の募集になってしまい申し訳ないです。
今回はリアルブルーのフリーアタックシナリオをお届けします。
冒険ではなく、猫又版ノベル的なリプレイです。
蒼の世界で、皆様はどんな1日を過ごされるのでしょうか。
10月中旬の東方の依頼は変更がない予定です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
この後、レギと遊ぶ依頼を予定していましたが諸般の事情で変更になりそうであることと、戦闘がない依頼が出したいよーということで急遽用意してみました!
合間を縫って出すのでごくごく少数の募集になってしまい申し訳ないです。
今回はリアルブルーのフリーアタックシナリオをお届けします。
冒険ではなく、猫又版ノベル的なリプレイです。
蒼の世界で、皆様はどんな1日を過ごされるのでしょうか。
10月中旬の東方の依頼は変更がない予定です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/09 15:53
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/09/27 14:09:38 |
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【相談卓】 凰牙(ka5701) 鬼|16才|男性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2017/09/25 23:19:35 |