ゲスト
(ka0000)
【陶曲】切札の79
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/03 15:00
- リプレイ完成予定
- 2017/10/12 15:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
何処とも知れぬその場所で。深い深い闇の中。二人の男が対峙していた。
一人は燕尾服とシルクハットに身を包み、仮面を付けた壮年の男性に思われる人物。しかしそこからは生命の輝きは感じられない。彼の男の名はカッツォ・ヴォイ。
そしてもう一人は同じく燕尾服とシルクハットを纏った男。その裾から見える腕は枯れ木のように細くしわがれている。
向かい合う二人の手には幾枚かのカードが握られていた。どうやら二人はカードゲームと洒落込んでいたらしい。
「カードで勝つコツは何だと思う?」
年老いたように見える方の男がそう訪ねた。声もしわがれた老人のそれだが、しかし得も言えぬ不気味な陽気さを伴っていた。
「それはやはり、切札を切るタイミングでしょうか」
カッツォがカードを出す。我々に彼らの行っているゲームのルールを知りうる術は無い。
「素晴らしい答えだ。非常に惜しいよ」
老人は声を殺して笑った。
「切札を切るタイミングではなく、切札を見せるタイミングだ」
「と、言うと……」
「切札をどこで出すか、それは大事さ。だが同じぐらい、相手に切札を持っていると思わせることも大事なのさ」
そして老人はカードを一枚出した。
「切札をいつ切るか、それと同じぐらい大事なのは切札をいつ捨てるかなんだよ」
老人の出したカードには災厄の十三魔の一人、ナナ・ナインの姿が描かれていた。
●
その日、極彩色の街と呼ばれるヴァリオスの広場では沢山の芸人による出し物が繰り広げられていた。話は先日に遡る。ヴァリオスが誇るベルカント大劇場、そこでオペラの公演が行われたときに災厄の十三魔の一人、ナナ・ナインが襲撃するという事件が行われた。人の被害はハンター達の活躍により、最小限に近い数まで抑えられていたが、建物自体は焼失してしまっていた。しかしこの街には多くの金を持った商人たちも多くいる。彼らの寄進により、すぐに劇場は再建されることとなった。今日広場で行われいる出し物は、そんな大劇場再建のための寄付金集めという事になっているが、それ以上に人々の気持ちを大劇場再建に向けさせることに合った。
歪虚の影を振り払うように、底抜けに明るい音楽が流れ人々は出し物を楽しんでいる。そんな時だった。
「それじゃあ、次はナナの出番だね☆」
突如ステージに降り立つナナ。彼女は行き掛けの駄賃に先客の芸人の首と胴体を永遠にお別れさせ、客席に飛び込む。
「え? あんまり殺し過ぎちゃいけない? もう、ノーフェースはしょうがないなぁ☆」
殺戮の嵐が吹き荒れる中、何とか緊急連絡を受けたどり着いたハンター達がナナに向かい合う。
「それじゃあ、ちょっとだけだけど……ショーターイム☆」
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
何処とも知れぬその場所で。深い深い闇の中。二人の男が対峙していた。
一人は燕尾服とシルクハットに身を包み、仮面を付けた壮年の男性に思われる人物。しかしそこからは生命の輝きは感じられない。彼の男の名はカッツォ・ヴォイ。
そしてもう一人は同じく燕尾服とシルクハットを纏った男。その裾から見える腕は枯れ木のように細くしわがれている。
向かい合う二人の手には幾枚かのカードが握られていた。どうやら二人はカードゲームと洒落込んでいたらしい。
「カードで勝つコツは何だと思う?」
年老いたように見える方の男がそう訪ねた。声もしわがれた老人のそれだが、しかし得も言えぬ不気味な陽気さを伴っていた。
「それはやはり、切札を切るタイミングでしょうか」
カッツォがカードを出す。我々に彼らの行っているゲームのルールを知りうる術は無い。
「素晴らしい答えだ。非常に惜しいよ」
老人は声を殺して笑った。
「切札を切るタイミングではなく、切札を見せるタイミングだ」
「と、言うと……」
「切札をどこで出すか、それは大事さ。だが同じぐらい、相手に切札を持っていると思わせることも大事なのさ」
そして老人はカードを一枚出した。
「切札をいつ切るか、それと同じぐらい大事なのは切札をいつ捨てるかなんだよ」
老人の出したカードには災厄の十三魔の一人、ナナ・ナインの姿が描かれていた。
●
その日、極彩色の街と呼ばれるヴァリオスの広場では沢山の芸人による出し物が繰り広げられていた。話は先日に遡る。ヴァリオスが誇るベルカント大劇場、そこでオペラの公演が行われたときに災厄の十三魔の一人、ナナ・ナインが襲撃するという事件が行われた。人の被害はハンター達の活躍により、最小限に近い数まで抑えられていたが、建物自体は焼失してしまっていた。しかしこの街には多くの金を持った商人たちも多くいる。彼らの寄進により、すぐに劇場は再建されることとなった。今日広場で行われいる出し物は、そんな大劇場再建のための寄付金集めという事になっているが、それ以上に人々の気持ちを大劇場再建に向けさせることに合った。
歪虚の影を振り払うように、底抜けに明るい音楽が流れ人々は出し物を楽しんでいる。そんな時だった。
「それじゃあ、次はナナの出番だね☆」
突如ステージに降り立つナナ。彼女は行き掛けの駄賃に先客の芸人の首と胴体を永遠にお別れさせ、客席に飛び込む。
「え? あんまり殺し過ぎちゃいけない? もう、ノーフェースはしょうがないなぁ☆」
殺戮の嵐が吹き荒れる中、何とか緊急連絡を受けたどり着いたハンター達がナナに向かい合う。
「それじゃあ、ちょっとだけだけど……ショーターイム☆」
解説
●目的
ナナを退却させてください。
●地形
ヴァリオス中心部の広場です。直径50mほどの円形の広場の中央にナナがおり、その周りに逃げ惑う人々で溢れています。
皆さんは外周からスタートすることになります。
●敵
▼ナナ・ナイン
災厄の十三魔の一人です。
▼PL情報
今回のナナは一定時間経過、もしくは気分を害した時点で退却します。
●状況の補足
人々が我先に逃げ出そうとしており、パニックになっています。これを何とかしないとナナと戦うどころかまともに前に進むのも難しいでしょう。
もっとも、このまま放っておけばナナにより皆殺しにされて移動できるようになるでしょうが……。
●その他
質問への回答担当としてモア・プリマクラッセ(kz0066)が関連付けられています。
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
ナナを退却させてください。
●地形
ヴァリオス中心部の広場です。直径50mほどの円形の広場の中央にナナがおり、その周りに逃げ惑う人々で溢れています。
皆さんは外周からスタートすることになります。
●敵
▼ナナ・ナイン
災厄の十三魔の一人です。
▼PL情報
今回のナナは一定時間経過、もしくは気分を害した時点で退却します。
●状況の補足
人々が我先に逃げ出そうとしており、パニックになっています。これを何とかしないとナナと戦うどころかまともに前に進むのも難しいでしょう。
もっとも、このまま放っておけばナナにより皆殺しにされて移動できるようになるでしょうが……。
●その他
質問への回答担当としてモア・プリマクラッセ(kz0066)が関連付けられています。
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
マスターより
皆さんこんにちは。crです。
なにやらナナの周りでキナ臭いことが起こっていますが、皆さんは知る由もありません。出来ることはナナを退却させることのみ。
今回は人数も少なく骨の折れる状況ですが、その分立ち向かう術もあるはずです。皆さんの健闘を祈ります。
それでは皆さんの参加をお待ちしております。
なにやらナナの周りでキナ臭いことが起こっていますが、皆さんは知る由もありません。出来ることはナナを退却させることのみ。
今回は人数も少なく骨の折れる状況ですが、その分立ち向かう術もあるはずです。皆さんの健闘を祈ります。
それでは皆さんの参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/11 00:23
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 仙堂 紫苑(ka5953) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/10/02 13:13:05 |
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![]() |
相談卓 仙堂 紫苑(ka5953) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/10/03 12:06:32 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/09/29 14:20:56 |