ゲスト
(ka0000)
【初心】小屋の中にいる生き物
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加制限
- LV1~LV20
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/10 07:30
- リプレイ完成予定
- 2017/10/19 07:30
オープニング
●善意の掃除
龍園をめぐるのがラカ・ベルフの仕事の一つ。困っている人がいれば手を差し伸べ、強欲の残党などがいれば叩きのめすつもりだ。
しっかりとしたドレスの下にモーニングスターを隠しているという。まあ、どうやって隠しているかつるしているかは乙女の秘密。
さて、今回は町はずれにある作業したり寒さをしのいだりできる小屋を見てこようとしている。
「冬に使う小屋の掃除をしておいた方がいいですね」
神殿を出るときにこれから見に行く小屋については、何が必要かはチェックした。薪などは後で補充するとしても、それ以外のこまごまとしたものは持っていけるだろう。
ラカはいつもどおり出かけた。食料もきちんと持ち、とことこと出かける。
馬や飛竜と言った乗り物はない。歩くのが一番確実と考えている。そのため見回れる場所は限られるのだが。
その小屋には問題なく到着した。
鍵を開けて中に入る。
なぜか視線を感じた。
その上、寒い気がした。
いや、直感的なことであり、気のせいだろう、と考えた。
扉を開け放ち、はたきかけから始めた。
「煙突の掃除は別途お願いしないといけませんね」
ラカでは入り込めない問題があった。
はたきをかける間、やはり何か嫌な気分がする。
「まるで、歪虚でもいるような」
別に歪虚を感知できる能力がラカにあるわけではない。ただ、なんとなく嫌いなものは嫌いとなるだけである。
「さて、次は拭きそ……うぐっ」
羽音がして飛んでくる音がしたのだ。独り言を飲み込み、慌てて回避するが、掠られる。
「……もふもふ?」
よくわからないが白くふかふかした、大きな物体が飛んでくる。
「羽音からすると虫のようですが……虫? 龍園ですよ! 寒いのに、虫がいるわけないないですよ!」
そう考えるとこの異様な物体は雑魔だと想像できた。
想像できると、叩きのめさないといけないと考える。
考えるが、ここは狭かった。
いるのが一体二体ではない。
「撤退です」
ラカは飛び出し、扉を閉じた。ガンガンとぶつかる音がする。
周囲に出ていないのか確認しないといけないとラカは気づいた。
扉に鍵を閉めたあと、ラカは周囲を見回り、変な存在はいなそうと確認し、町に戻った。
●依頼出す人
ラカはオフィスの前でうろうろする。以前から出入りはしていなくはないが、なんとなく入りにくい。
「うううう、依頼を出すしかないですよね……依頼を出すしか」
人で不足で補うのはそれしかない。
「あの……依頼です」
職員はラカが入ってきたのを見て、緊張をほぐすように笑顔で迎えた。彼女が「ハンター嫌い」とか「外苦手」と言っているのを知っているから。
「実は、雑魔出たのです」
ラカは場所を状況を説明した。
「場所が狭いため、中で戦うのは難しいです。かといって、外に出してしまうと、逃げて行ってしまう危険性が高いのです」
数は四体と告げる。
「中で戦えなくはないですよ? でも、たくさん入ると……上から蹴られて終わりです」
完全な密室かと言われるとそうでもない。煙突があるのだ。
「……梯子も用意しておきましょう」
ラカはほっと息を吐いた。これで自分の役割は終わりで、あとはオフィスの人が良きに計らってくれるだろうと考えた。
「……あ、ラカさん。せっかくなので、新人教育しませんか?」
「は、はい?」
「雑魔なんですよね?」
「はい」
「注意すれば初心者もいけますよね? そもそも、ラカさん、それなりの使い手ですよね」
「どうなんでしょう?」
じりじりとラカが後退していく。
できれば放置して逃げたい。
「と言うわけで、新人教育お願いします。ほら、駆け出しハンターにはドラグーンの子だっていますよ?」
来るかは不明ですが、と職員は心の中で続けた。
ぐうの音も出なくなったラカは同行して状況を見守ることを引き受けたのだった。
龍園をめぐるのがラカ・ベルフの仕事の一つ。困っている人がいれば手を差し伸べ、強欲の残党などがいれば叩きのめすつもりだ。
しっかりとしたドレスの下にモーニングスターを隠しているという。まあ、どうやって隠しているかつるしているかは乙女の秘密。
さて、今回は町はずれにある作業したり寒さをしのいだりできる小屋を見てこようとしている。
「冬に使う小屋の掃除をしておいた方がいいですね」
神殿を出るときにこれから見に行く小屋については、何が必要かはチェックした。薪などは後で補充するとしても、それ以外のこまごまとしたものは持っていけるだろう。
ラカはいつもどおり出かけた。食料もきちんと持ち、とことこと出かける。
馬や飛竜と言った乗り物はない。歩くのが一番確実と考えている。そのため見回れる場所は限られるのだが。
その小屋には問題なく到着した。
鍵を開けて中に入る。
なぜか視線を感じた。
その上、寒い気がした。
いや、直感的なことであり、気のせいだろう、と考えた。
扉を開け放ち、はたきかけから始めた。
「煙突の掃除は別途お願いしないといけませんね」
ラカでは入り込めない問題があった。
はたきをかける間、やはり何か嫌な気分がする。
「まるで、歪虚でもいるような」
別に歪虚を感知できる能力がラカにあるわけではない。ただ、なんとなく嫌いなものは嫌いとなるだけである。
「さて、次は拭きそ……うぐっ」
羽音がして飛んでくる音がしたのだ。独り言を飲み込み、慌てて回避するが、掠られる。
「……もふもふ?」
よくわからないが白くふかふかした、大きな物体が飛んでくる。
「羽音からすると虫のようですが……虫? 龍園ですよ! 寒いのに、虫がいるわけないないですよ!」
そう考えるとこの異様な物体は雑魔だと想像できた。
想像できると、叩きのめさないといけないと考える。
考えるが、ここは狭かった。
いるのが一体二体ではない。
「撤退です」
ラカは飛び出し、扉を閉じた。ガンガンとぶつかる音がする。
周囲に出ていないのか確認しないといけないとラカは気づいた。
扉に鍵を閉めたあと、ラカは周囲を見回り、変な存在はいなそうと確認し、町に戻った。
●依頼出す人
ラカはオフィスの前でうろうろする。以前から出入りはしていなくはないが、なんとなく入りにくい。
「うううう、依頼を出すしかないですよね……依頼を出すしか」
人で不足で補うのはそれしかない。
「あの……依頼です」
職員はラカが入ってきたのを見て、緊張をほぐすように笑顔で迎えた。彼女が「ハンター嫌い」とか「外苦手」と言っているのを知っているから。
「実は、雑魔出たのです」
ラカは場所を状況を説明した。
「場所が狭いため、中で戦うのは難しいです。かといって、外に出してしまうと、逃げて行ってしまう危険性が高いのです」
数は四体と告げる。
「中で戦えなくはないですよ? でも、たくさん入ると……上から蹴られて終わりです」
完全な密室かと言われるとそうでもない。煙突があるのだ。
「……梯子も用意しておきましょう」
ラカはほっと息を吐いた。これで自分の役割は終わりで、あとはオフィスの人が良きに計らってくれるだろうと考えた。
「……あ、ラカさん。せっかくなので、新人教育しませんか?」
「は、はい?」
「雑魔なんですよね?」
「はい」
「注意すれば初心者もいけますよね? そもそも、ラカさん、それなりの使い手ですよね」
「どうなんでしょう?」
じりじりとラカが後退していく。
できれば放置して逃げたい。
「と言うわけで、新人教育お願いします。ほら、駆け出しハンターにはドラグーンの子だっていますよ?」
来るかは不明ですが、と職員は心の中で続けた。
ぐうの音も出なくなったラカは同行して状況を見守ることを引き受けたのだった。
解説
フカフカしている雑魔を倒そう
なお、小屋は壊さないこと
●地理
建物の回りは戦うに問題がない平地。遮蔽物もない。
建物の内部は4メートル×4メートル、内部の高さ(床から天井まで)は2.5メートル。一応武器を振るうことはできる。しかし、棚があり、簡易的な食器や毛布などが乗っている。
窓はない。扉は一か所だけ、外側に開く。
●敵情報
毛ふかふか雑魔×4 サイズ0、昆虫だと思われるが白い毛におおわれている。攻撃方法は飛びながら体当たり。サイズが小さめなので攻撃を当てづらいですが、攻撃力は少なめのよう。
特殊な攻撃は羽音で不快感を与える(行動不能、強度1)。
基本歩いているけれども、攻撃するときなど空中を舞う。
●同行者
ラカ・ベルフ ドラグーン、女25、聖導士。回復系の技能を持っていくか、戦闘系に特化するかハンターさんからの指示かこちらで判断します。
龍園の外への恐怖心や不信感が少々あります。事務的な対応に見えるかもしれません。これでも大分慣れてきました。
●注意すること
煙突から出られる可能性も否定できない。ラカは屋根に上る梯子も用意している。
なお、小屋は壊さないこと
●地理
建物の回りは戦うに問題がない平地。遮蔽物もない。
建物の内部は4メートル×4メートル、内部の高さ(床から天井まで)は2.5メートル。一応武器を振るうことはできる。しかし、棚があり、簡易的な食器や毛布などが乗っている。
窓はない。扉は一か所だけ、外側に開く。
●敵情報
毛ふかふか雑魔×4 サイズ0、昆虫だと思われるが白い毛におおわれている。攻撃方法は飛びながら体当たり。サイズが小さめなので攻撃を当てづらいですが、攻撃力は少なめのよう。
特殊な攻撃は羽音で不快感を与える(行動不能、強度1)。
基本歩いているけれども、攻撃するときなど空中を舞う。
●同行者
ラカ・ベルフ ドラグーン、女25、聖導士。回復系の技能を持っていくか、戦闘系に特化するかハンターさんからの指示かこちらで判断します。
龍園の外への恐怖心や不信感が少々あります。事務的な対応に見えるかもしれません。これでも大分慣れてきました。
●注意すること
煙突から出られる可能性も否定できない。ラカは屋根に上る梯子も用意している。
マスターより
はじめましてから、こんにちはまで、狐野径です。
関連NPCがいないため、質問には答えられませんのでご留意ください。ただし、依頼には同行しますので、ご安心ください。
なお、昆虫に関して真っ直ぐいうと「ゴキブリ」です。あれ? 龍園絡みの前のシナリオで出した記憶が……気のせいです、うん、気のせい。
よろしくお願いします。
関連NPCがいないため、質問には答えられませんのでご留意ください。ただし、依頼には同行しますので、ご安心ください。
なお、昆虫に関して真っ直ぐいうと「ゴキブリ」です。あれ? 龍園絡みの前のシナリオで出した記憶が……気のせいです、うん、気のせい。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/15 15:43
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/09 07:50:58 |
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◆相談しようニャス◆ ミア(ka7035) 鬼|22才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2017/10/09 20:48:12 |