ゲスト
(ka0000)
アスタロト急襲 ~騎士アーリア~
マスター:天田洋介

- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- 難しい
- 参加費
1,300
- 参加人数
- 現在7人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/12 09:00
- リプレイ完成予定
- 2017/10/21 09:00
オープニング
グラズヘイム王国の南部に伯爵地【ニュー・ウォルター】は存在する。
領主が住まう城塞都市の名は『マール』。自然の川を整備した十kmに渡る運河のおかげで内陸部にも関わらず帆船で『ニュー港』へ直接乗りつけることができた。
升の目のように造成された都市内の水上航路は多くのゴンドラが行き来していて、とても賑やかだ。
この地を治めるのはアーリア・エルブン伯爵。オリナニア騎士団長を兼任する十七歳になったばかりの銀髪の青年である。
前領主ダリーア・エルブン伯爵が次男である彼に家督を譲ったのは十四歳のとき。すでに闘病の日々を送っていた前領主は、それからわずかな期間で亡くなっていた。
妹のミリア・エルブンは幼い頃から政において秀才ぶりを発揮している。
事故と発表された長男ドネア・エルブンの死因だが、実は謀反に失敗して命を落としていた。そのドネアが歪虚軍長アスタロトとして復活。謀反に関与していた元親衛隊の女性ロランナ・ベヒも歪虚の身となって現れた。
兵器輸送のゴンドラの沈没事件、領地巡回アーリア一行襲撃事件、穀倉地帯における蝗雑魔大量発生等、アスタロト側が企んだ陰謀は、ことごとくハンター達の力添えによって打ち砕かれる。だがこれらの陰謀には搦め手が存在し、ネビロスは運河の湧水個所を狙っていた。歪虚アイテルカイトの尊厳をかなぐり捨てたネビロスだったが、騎士団とハンター達の前に敗北して最後の時を迎える。
勝利に沸く城塞都市マールの民。アーリアが喜んでいたのも事実だが、振り払ったはずの兄への気持ちは心の奥底でかすかに残った。
マール城にアスタロトから晩餐への招待状が届き、アーリアはその場へと赴く。そこでのアスタロトの発言はわずかな同情も引いたものの、傲慢に満ちあふれていた。
不意に転移してきたTNT爆薬の処分についても、ハンター達の尽力によって解決へと導かれる。
ある日、伯爵地ニュー・ウォルターの北東部に突如として大量の水が溢れだす。ハンター達の協力によって周辺住民の避難は完了。そして湖と化した大地の中央に、突如として城が浮きあがった。
湖中央に聳える城の上空では、常に歪虚、雑魔が舞っていた。確証こそないものの、兵や民といった誰もが口々に噂する。あの城の主は歪虚軍長アスタロト。アスタロト城だと。
湖出現からこれまで、領主アーリアは手をこまねいていただけではなかった。三度の戦端がひらかれたものの、一進一退の状況でアスタロト側の防御は厚い。
陸路で船を湖へと持ち込んだものの、敵城の小島まで辿り着くことは叶わなかった。すべて湖に沈められてしまう。
湖は歪ながら直径三km円といった広さ。水深は一番深いところで十メートル前後といったところ。アスタロト城は直径六百m円の小島に建てられていた。
ハンターに協力してもらい、湖の調査が行われる。その結果、様々な事実が判明した。
湖の底に沈んだ施設を休憩所として、数多くの水棲雑魔が哨戒任務をこなしていた。組織だっており、アスタロト城への連絡網が敷かれているとハンターが提出した報告書には記されている。上空も鳥雑魔によって見張られていた。
艦隊の島上陸を妨害する投石機破壊計画が持ちあがる。ハンター達は任務を完遂。それによってアーリア率いる騎士と兵士の領地混合軍は、城聳える小島へと上陸を果たす。
アスタロト城を攻めあぐむ状況が続いたものの、やがて東門の手薄さが判明した。好機ではあったが、アーリアは仕掛けられた罠を危惧する。それを払拭したのがハンター達。蜥蜴雑魔のキグルミ姿で潜入し、罠の存在を暴いたのだった。
A城壁とB城壁の狭間にある広場へと領地混合軍を誘い込む。そこへ溶解の果実ジュースを放出し、まとめて屠るのがアスタロト側の狙いだった。
その裏をかいた作戦がアーリアの配下によって練られる。作戦決行の前日、小島の橋頭堡にハンター一行が到着した。
「広場の罠を無効化し、そのままB城壁も突破、としたい気持ちにかられるのは無理からぬことだろう。しかし、それは愚策というもの。まずはA城壁とB城壁の狭間すべてを鎮圧することに全力を傾けるべきだ。そう判断した」
非常に大きなテント内で、アーリア自らハンター達に作戦の概要を説明する。
軍が広場を通過するためには、溶解の果実ジュースの阻止が不可欠。プール付近の制圧と、果実ジュースを流すための経路破壊が作戦の骨子だ。
その事情を一番知り得ているのは、ハンターに他ならない。その任務を引き受ける心づもりの一行であったが、アーリアの口から伝えられたのは別の指示。本陣での待機であった。
「暗雲とした予感がするのだ。もしものときに備えて、後方に控えてくれないだろうか?」
アーリアの判断に疑問を感じるハンターもいたが、最終的には了承する。小島外縁の橋頭堡にある本陣にて、待機の任務となった。
翌朝、作戦は決行されて順調に事は運んだ。東門を突破。果実ジュースが貯められたプールの制圧に成功。経路四個所の破壊にも成功する。
領地混合軍は広場を通過して、B城壁の直前まで進攻した。その後はA城壁とB城壁の狭間全体の敵一掃に取りかかる。
そうした報告が次々と舞い込んでくる最中に一つの影が。本陣に招かざる客が訪れたのだった。
領主が住まう城塞都市の名は『マール』。自然の川を整備した十kmに渡る運河のおかげで内陸部にも関わらず帆船で『ニュー港』へ直接乗りつけることができた。
升の目のように造成された都市内の水上航路は多くのゴンドラが行き来していて、とても賑やかだ。
この地を治めるのはアーリア・エルブン伯爵。オリナニア騎士団長を兼任する十七歳になったばかりの銀髪の青年である。
前領主ダリーア・エルブン伯爵が次男である彼に家督を譲ったのは十四歳のとき。すでに闘病の日々を送っていた前領主は、それからわずかな期間で亡くなっていた。
妹のミリア・エルブンは幼い頃から政において秀才ぶりを発揮している。
事故と発表された長男ドネア・エルブンの死因だが、実は謀反に失敗して命を落としていた。そのドネアが歪虚軍長アスタロトとして復活。謀反に関与していた元親衛隊の女性ロランナ・ベヒも歪虚の身となって現れた。
兵器輸送のゴンドラの沈没事件、領地巡回アーリア一行襲撃事件、穀倉地帯における蝗雑魔大量発生等、アスタロト側が企んだ陰謀は、ことごとくハンター達の力添えによって打ち砕かれる。だがこれらの陰謀には搦め手が存在し、ネビロスは運河の湧水個所を狙っていた。歪虚アイテルカイトの尊厳をかなぐり捨てたネビロスだったが、騎士団とハンター達の前に敗北して最後の時を迎える。
勝利に沸く城塞都市マールの民。アーリアが喜んでいたのも事実だが、振り払ったはずの兄への気持ちは心の奥底でかすかに残った。
マール城にアスタロトから晩餐への招待状が届き、アーリアはその場へと赴く。そこでのアスタロトの発言はわずかな同情も引いたものの、傲慢に満ちあふれていた。
不意に転移してきたTNT爆薬の処分についても、ハンター達の尽力によって解決へと導かれる。
ある日、伯爵地ニュー・ウォルターの北東部に突如として大量の水が溢れだす。ハンター達の協力によって周辺住民の避難は完了。そして湖と化した大地の中央に、突如として城が浮きあがった。
湖中央に聳える城の上空では、常に歪虚、雑魔が舞っていた。確証こそないものの、兵や民といった誰もが口々に噂する。あの城の主は歪虚軍長アスタロト。アスタロト城だと。
湖出現からこれまで、領主アーリアは手をこまねいていただけではなかった。三度の戦端がひらかれたものの、一進一退の状況でアスタロト側の防御は厚い。
陸路で船を湖へと持ち込んだものの、敵城の小島まで辿り着くことは叶わなかった。すべて湖に沈められてしまう。
湖は歪ながら直径三km円といった広さ。水深は一番深いところで十メートル前後といったところ。アスタロト城は直径六百m円の小島に建てられていた。
ハンターに協力してもらい、湖の調査が行われる。その結果、様々な事実が判明した。
湖の底に沈んだ施設を休憩所として、数多くの水棲雑魔が哨戒任務をこなしていた。組織だっており、アスタロト城への連絡網が敷かれているとハンターが提出した報告書には記されている。上空も鳥雑魔によって見張られていた。
艦隊の島上陸を妨害する投石機破壊計画が持ちあがる。ハンター達は任務を完遂。それによってアーリア率いる騎士と兵士の領地混合軍は、城聳える小島へと上陸を果たす。
アスタロト城を攻めあぐむ状況が続いたものの、やがて東門の手薄さが判明した。好機ではあったが、アーリアは仕掛けられた罠を危惧する。それを払拭したのがハンター達。蜥蜴雑魔のキグルミ姿で潜入し、罠の存在を暴いたのだった。
A城壁とB城壁の狭間にある広場へと領地混合軍を誘い込む。そこへ溶解の果実ジュースを放出し、まとめて屠るのがアスタロト側の狙いだった。
その裏をかいた作戦がアーリアの配下によって練られる。作戦決行の前日、小島の橋頭堡にハンター一行が到着した。
「広場の罠を無効化し、そのままB城壁も突破、としたい気持ちにかられるのは無理からぬことだろう。しかし、それは愚策というもの。まずはA城壁とB城壁の狭間すべてを鎮圧することに全力を傾けるべきだ。そう判断した」
非常に大きなテント内で、アーリア自らハンター達に作戦の概要を説明する。
軍が広場を通過するためには、溶解の果実ジュースの阻止が不可欠。プール付近の制圧と、果実ジュースを流すための経路破壊が作戦の骨子だ。
その事情を一番知り得ているのは、ハンターに他ならない。その任務を引き受ける心づもりの一行であったが、アーリアの口から伝えられたのは別の指示。本陣での待機であった。
「暗雲とした予感がするのだ。もしものときに備えて、後方に控えてくれないだろうか?」
アーリアの判断に疑問を感じるハンターもいたが、最終的には了承する。小島外縁の橋頭堡にある本陣にて、待機の任務となった。
翌朝、作戦は決行されて順調に事は運んだ。東門を突破。果実ジュースが貯められたプールの制圧に成功。経路四個所の破壊にも成功する。
領地混合軍は広場を通過して、B城壁の直前まで進攻した。その後はA城壁とB城壁の狭間全体の敵一掃に取りかかる。
そうした報告が次々と舞い込んでくる最中に一つの影が。本陣に招かざる客が訪れたのだった。
解説
アスタロトが瞬間移動で本陣に出現し、アーリアの命を狙います。ただアーリアの正確な居場所は把握していません。(アーリアを中心にして直径百mの範囲に現れるとお考えを)
アスタロトの魔の手からアーリアを守ってください。
※PL情報
アスタロトは瞬間移動を連続で使用できません。よって帰りは地上、または翼で飛行して帰還することになるでしょう。
お遊び気分なので、滞在は十分程度です。十分経つと飛行タイプの雑魔が大量に現れて、アスタロトの帰還を支援します。
アスタロトの全力戦闘能力については未知数。但し、人であった頃から剣技に優れています。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
アスタロトの魔の手からアーリアを守ってください。
※PL情報
アスタロトは瞬間移動を連続で使用できません。よって帰りは地上、または翼で飛行して帰還することになるでしょう。
お遊び気分なので、滞在は十分程度です。十分経つと飛行タイプの雑魔が大量に現れて、アスタロトの帰還を支援します。
アスタロトの全力戦闘能力については未知数。但し、人であった頃から剣技に優れています。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
アーリアを無傷で守りきれば、敵掃討も成功になります。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/20 03:48
参加者一覧
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アリーアを護れ! ひりょ・ムーンリーフ(ka3744) 人間(リアルブルー)|18才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2017/10/12 01:34:57 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/10 18:20:28 |