ゲスト
(ka0000)
巨大生物出現の原因は……
マスター:なちゅい

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/12 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/10/21 22:00
オープニング
●
港町「ガンナ・エントラータ」。
グラズヘイム王国における、流通の要となる町だ。
東から陸路で運ばれていくこともあるが、やはり海路で運ぶことが出来る物量は非常に多い。
自由同盟から大量の物資がこの地を通過し、王都イルダーナを中心に王国内の都市、町へと運ばれていく。
物が集まる場所には人も集まる。港町は沢山の人が集まり、活気に満ち溢れている。
そんな町だからこそ、トラブルが発生することも少なくない。
街道から大きく外れた町の外れ。
そこには、1人の偏屈な老人が住んでいた。
彼……レリオは研究を生活の糧としており、その分野は化学と生物学、薬学と幅広い。
サルヴァトーレ・ロッソが停泊していたリゼリオならば、さらに高い技術を入手できるのかもしれないが、レリオは独学での研究に固執していた。
まだ、クリムゾンウェストでは非常に珍しい工業製品の原料なども研究している。いわゆる、化学繊維、溶剤といった物の研究。塗料、インクなど、実際に彼は自作の製品を町で販売して生活の糧としていたようだ。
「もう少しじゃな」
最近は、レリオの研究は化学薬品の方にも、研究の矛先が向いている。
この薬品を生物に投与してみたらどんな反応が見られるのか、などだ。
ある程度はレリオも自身の飼っている実験用モルモットなどに投与するなどして実証するのだが、人知れず街の周囲に住む生物にまで試すのが彼の悪い癖。
大抵は実害がないのだが、まれに大変なことになる場合もある。この間は、異常繁殖した虫の大群に襲われたし、少し前は誤って自分で飲んで、思いっきり腹を下してしまったことも……。
そして、彼は知らない。その結果として自分の知らないところで、生物が巨大化する騒ぎを引き起こしていることを。
「さて、これをこうして……」
再び、レリオは実験用のモルモットに投薬する。自身の作った怪しげな薬を……。
●
この地で何度か発生している巨大生物騒ぎ。
平原でカマキリ、砂浜でイカ、磯でザリガニ、そして、下水道でスライム……。
場所も生物もバラバラだが、この町の周辺で起こったことは共通しており、ハンター達もその原因を探る為、幾人かが動いていた。
「間違いなさそうですね……」
その中には、ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)の姿もある。この地に派遣された聖堂戦士団の一員として、巨大生物騒ぎに思うことがあって動き出していたのだ。
一足早く動いていたハンター達が原因となりそうな場所を一つずつ洗い出していたこともあり、ファリーナはその手伝いをする形で立ち回っていた。
巨大生物は平原や海岸、そして、町の下水道など広い範囲で現れている。
ただ、この町の周囲でのみ起こっている事実から、町やその周囲の住民に当たりをつけて調査を行っていた。
その中で浮上してきたのは、自称学者のレリオという初老の男性。20年以上前、妻に子供共々出て行かれ、1人で研究を続けているらしい。
彼が様々な場所で、自身の作った薬の成果を試す姿が街の周囲で目撃されている。
「投薬された全ての生物が巨大化している、というわけではないようですね」
おそらく、投薬は一つの要因であり、巨大化に至るにはマテリアル異常などいくつかの原因が重なっているのだろう。投薬を行った生物全てが雑魔にならなかったのは幸いといえた。
レリオは巨大化生物の事件に関しては把握していないと思われる。
彼に害意などないだろうという話は、関係者の話からうかがい知れる。普段、日常において役立つ製品、薬を作っていて、非常に人の良い爺さんなのだという。とてもでないが、自ら事件を起こす人物ではないとのこと。
ともあれ、一度レリオに事情を聞きに行かねばならない。
事情聴取だけならさほど人数は要らないだろうが、周辺の調査も含めた人手が必要だということで、人数を集めてレリオ宅に向かうことになる。ファリーナも状況を直接確認する為に同行するようだ。
「……何でしょうね、少しだけ嫌な予感がします」
それが的中しないことを願いつつ、ファリーナはハンター達についていくのである。
港町「ガンナ・エントラータ」。
グラズヘイム王国における、流通の要となる町だ。
東から陸路で運ばれていくこともあるが、やはり海路で運ぶことが出来る物量は非常に多い。
自由同盟から大量の物資がこの地を通過し、王都イルダーナを中心に王国内の都市、町へと運ばれていく。
物が集まる場所には人も集まる。港町は沢山の人が集まり、活気に満ち溢れている。
そんな町だからこそ、トラブルが発生することも少なくない。
街道から大きく外れた町の外れ。
そこには、1人の偏屈な老人が住んでいた。
彼……レリオは研究を生活の糧としており、その分野は化学と生物学、薬学と幅広い。
サルヴァトーレ・ロッソが停泊していたリゼリオならば、さらに高い技術を入手できるのかもしれないが、レリオは独学での研究に固執していた。
まだ、クリムゾンウェストでは非常に珍しい工業製品の原料なども研究している。いわゆる、化学繊維、溶剤といった物の研究。塗料、インクなど、実際に彼は自作の製品を町で販売して生活の糧としていたようだ。
「もう少しじゃな」
最近は、レリオの研究は化学薬品の方にも、研究の矛先が向いている。
この薬品を生物に投与してみたらどんな反応が見られるのか、などだ。
ある程度はレリオも自身の飼っている実験用モルモットなどに投与するなどして実証するのだが、人知れず街の周囲に住む生物にまで試すのが彼の悪い癖。
大抵は実害がないのだが、まれに大変なことになる場合もある。この間は、異常繁殖した虫の大群に襲われたし、少し前は誤って自分で飲んで、思いっきり腹を下してしまったことも……。
そして、彼は知らない。その結果として自分の知らないところで、生物が巨大化する騒ぎを引き起こしていることを。
「さて、これをこうして……」
再び、レリオは実験用のモルモットに投薬する。自身の作った怪しげな薬を……。
●
この地で何度か発生している巨大生物騒ぎ。
平原でカマキリ、砂浜でイカ、磯でザリガニ、そして、下水道でスライム……。
場所も生物もバラバラだが、この町の周辺で起こったことは共通しており、ハンター達もその原因を探る為、幾人かが動いていた。
「間違いなさそうですね……」
その中には、ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)の姿もある。この地に派遣された聖堂戦士団の一員として、巨大生物騒ぎに思うことがあって動き出していたのだ。
一足早く動いていたハンター達が原因となりそうな場所を一つずつ洗い出していたこともあり、ファリーナはその手伝いをする形で立ち回っていた。
巨大生物は平原や海岸、そして、町の下水道など広い範囲で現れている。
ただ、この町の周囲でのみ起こっている事実から、町やその周囲の住民に当たりをつけて調査を行っていた。
その中で浮上してきたのは、自称学者のレリオという初老の男性。20年以上前、妻に子供共々出て行かれ、1人で研究を続けているらしい。
彼が様々な場所で、自身の作った薬の成果を試す姿が街の周囲で目撃されている。
「投薬された全ての生物が巨大化している、というわけではないようですね」
おそらく、投薬は一つの要因であり、巨大化に至るにはマテリアル異常などいくつかの原因が重なっているのだろう。投薬を行った生物全てが雑魔にならなかったのは幸いといえた。
レリオは巨大化生物の事件に関しては把握していないと思われる。
彼に害意などないだろうという話は、関係者の話からうかがい知れる。普段、日常において役立つ製品、薬を作っていて、非常に人の良い爺さんなのだという。とてもでないが、自ら事件を起こす人物ではないとのこと。
ともあれ、一度レリオに事情を聞きに行かねばならない。
事情聴取だけならさほど人数は要らないだろうが、周辺の調査も含めた人手が必要だということで、人数を集めてレリオ宅に向かうことになる。ファリーナも状況を直接確認する為に同行するようだ。
「……何でしょうね、少しだけ嫌な予感がします」
それが的中しないことを願いつつ、ファリーナはハンター達についていくのである。
解説
事前情報としては、調査に向かう形ですが、
がっつりと戦闘を行うこととなりますので、
念入りな準備を願います。
以下、現場の位置、レリオ爺さんの近況以外はPL情報です。
●敵
○巨大モルモット×3体
3mほどに巨大化した実験用モルモット。
雑魔にはなっていませんが、目を赤く光らせて非常に凶暴になっております。
体毛がそれぞれ紫、黄、水色をしており、
それぞれの牙に噛まれると
毒(紫)、麻痺(黄)、眠り(水色)の効果があります。
また、引っかき(前方広範囲)、駆け回り(範囲攻撃)も使ってきます。
●状況
ハンターの皆様はレリオ爺さんから事情聴取、
付近の探索、調査の為に彼の家に向かいます。
港町郊外の丘の上にぽつんと立てられた一軒家が
レリオ爺さんの住居です。
研究所を兼ねており、それなりの広さがありますが、
残念ながら巨大モルモットに壁を破壊されてしまっております。
皆様が到着時、外に逃れたレリオ爺さんを
モルモット2体(紫、黄)が追っております。
もう1体(水色)は研究所の中で眠っていますが、
2ラウンド後に起き上がって外へ出てきます。
丘は傾斜、段差はあり、
移動には僅かですが補正がかる箇所があります。
ファンブルなど起こるとスリップしますのでご留意ください。
事後は、周囲の探索、レリオから事情聴取など行うとよいでしょう。
●NPC
○レリオ……57歳、男性。
独自で研究を行う学者です。
幅広く研究を行っており、
実際に商品を販売するほどの成果を上げています。
基本、真面目な好々爺な人ですので、
詰問は程々のほうがいいかもしれません。
○ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)
聖堂戦士団小隊長。今回、隊員はいません。
聖導士LV13、杖、刀、盾を所持、
スキルはヒーリングスフィア、キュア、ジャッジメントをセット。
基本的には自分で考えて動きますが、
ハンターの皆様の指示を優先させていただきます。
がっつりと戦闘を行うこととなりますので、
念入りな準備を願います。
以下、現場の位置、レリオ爺さんの近況以外はPL情報です。
●敵
○巨大モルモット×3体
3mほどに巨大化した実験用モルモット。
雑魔にはなっていませんが、目を赤く光らせて非常に凶暴になっております。
体毛がそれぞれ紫、黄、水色をしており、
それぞれの牙に噛まれると
毒(紫)、麻痺(黄)、眠り(水色)の効果があります。
また、引っかき(前方広範囲)、駆け回り(範囲攻撃)も使ってきます。
●状況
ハンターの皆様はレリオ爺さんから事情聴取、
付近の探索、調査の為に彼の家に向かいます。
港町郊外の丘の上にぽつんと立てられた一軒家が
レリオ爺さんの住居です。
研究所を兼ねており、それなりの広さがありますが、
残念ながら巨大モルモットに壁を破壊されてしまっております。
皆様が到着時、外に逃れたレリオ爺さんを
モルモット2体(紫、黄)が追っております。
もう1体(水色)は研究所の中で眠っていますが、
2ラウンド後に起き上がって外へ出てきます。
丘は傾斜、段差はあり、
移動には僅かですが補正がかる箇所があります。
ファンブルなど起こるとスリップしますのでご留意ください。
事後は、周囲の探索、レリオから事情聴取など行うとよいでしょう。
●NPC
○レリオ……57歳、男性。
独自で研究を行う学者です。
幅広く研究を行っており、
実際に商品を販売するほどの成果を上げています。
基本、真面目な好々爺な人ですので、
詰問は程々のほうがいいかもしれません。
○ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)
聖堂戦士団小隊長。今回、隊員はいません。
聖導士LV13、杖、刀、盾を所持、
スキルはヒーリングスフィア、キュア、ジャッジメントをセット。
基本的には自分で考えて動きますが、
ハンターの皆様の指示を優先させていただきます。
マスターより
お世話になります。なちゅいです。
港町で起こっている巨大生物騒ぎの原因を
作り出すと思われる人物の情報がつかめました!
その人物が凶暴化した巨大生物に襲われておりますので、
討伐を願います。
それでは、よろしくお願いいたします!
港町で起こっている巨大生物騒ぎの原因を
作り出すと思われる人物の情報がつかめました!
その人物が凶暴化した巨大生物に襲われておりますので、
討伐を願います。
それでは、よろしくお願いいたします!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/17 15:00
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
作戦相談卓 ユナイテル・キングスコート(ka3458) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2017/10/12 21:09:11 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/11 21:15:03 |