ゲスト
(ka0000)
お茶会の前に
マスター:ゆくなが

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/14 15:00
- リプレイ完成予定
- 2017/10/23 15:00
オープニング
少年は、水汲みに向かっていた。主人の命令でお茶会のための水、この辺りで有名な湧き水を汲むためだ。
大きな水甕を抱えて少年は森の中へ入って行く。森に入るまでは、整備された街道となっている。少年も街道に馬車を置いてきた。
少年にとっては通い慣れた道だった。お茶好きの主人のために何度も往復した道だった。
でも、今回は少し、変だった。
なんだか、騒がしい。
人の声ではない。木々のざわめきでもない。まして湧水の染み渡る音でもない。
生理的な嫌悪が滲み出す、いやな羽音の群れ。
その音の原因は蜂だった。とても大きな、黒いボールが宙に浮かんでいるのではないかというほど密集した蜂の群だった。
それが、3つ。湧水を取り囲むように巣を作っている。
蜂が住み着いてしまったのだろう。少年は思った。よくあることだ。主人に相談すればきっと対処してくれる。
少年は、じりじりと後退る。こう言う時は、相手を刺激しないようにゆっくりと立ち去るのが最善だ。そうして、ご主人に報告すればいい。主人は怖い人ではないから、死んでまで水汲みをしなければならぬとは言うまい。
少年の目論見は正しい。それが、ただの蜂であったなら。
その蜂たちも、少年を発見した。
そして、彼らは、害意を示さない少年に向かって一直線に襲い掛かった。
少年も事態を察した。このままでは、危ない。思わず手にしていた水瓶を蜂の群れへ投げつけた。それは、ひとつの群れに見事命中した。それにひるんだ蜂は一瞬攻撃の手を休めてしまう。
少年は駆け出した。砕けた甕なぞ捨てておけ。とにかく、お屋敷へ戻らねばならない。
それでも追いすがってくる蜂は、少年をいくつか刺したが、少年はあまりの興奮と恐怖のため、痛みに悶えている余裕などなかった。転がり落ちるように街道に飛び出し、運搬のために持ってきた馬車に飛び乗った。馬もその鋭敏な感覚で異常事態を察知していたらしい。興奮にぶるぶる体をふるわせながらも、主人である少年を待っていたのだ。
馬車はすぐに走り出した。蜂も追いつけない速さで。
斯くして、少年は無事にお屋敷へ帰り、これを聞いた主人がオフィスに雑魔化した蜂の駆除を要請した。なによりも、明日の美味しい紅茶のために。
「話は単純です。ある湧水の付近に住み着いた雑魔化した蜂を退治してください。この雑魔の出所は不明。別の場所で雑魔となったものがここに流れてきたのでしょう」
オフィスの職員は淡々と話す。
「戦場となるのは、湧き水の近く。どうやら、紅茶に最適とかで、有名なところらしいですね」
依頼の主であるお屋敷の主人は、退治できたあかつきにはハンターたちをお茶会へ招待したいと言っているらしい。
「それはともかく、」
と、職員は話を区切る。
「有名な湧き水、ということで現場の破壊は望ましくありません。蜂を退治するために木に放火などもってのほかです。ですが、蜂の住み着いている巣はちょうど湧水の真上の一際高い木々にあります。そして、湧水の付近は木々が生えていることや自然由来の傾斜があることもあり、戦闘には不向きでしょう。さいわい、この湧水のある森に至るまでの道は補正され、馬車でも十分に通れるようです。どのように戦うかは、皆様におまかせします。
「敵は雑魔です。普通の食べ物には目もくれず、マテリアルを有するものを狙います。つまり、人間や動物を、です。
「ここで、さらに問題がひとつ。この蜂が襲った動物もまた雑魔と化して湧水の付近をうろついているのです。確認されているのはイノシシ2体です。もちろん、これも討伐の対象です。
「蜂の雑魔3群、イノシシ2体の討伐を、湧水付近を傷つけずに行うこと。これがあなたたちの任務です」
オフィスの職員はそうして説明を終え、契約書を差し出す。そして付け足すように、
「ちなみに、お茶会はその湧水付近にあるちょっとした空き地で行うようです。おそらく、雑魔が住み着いたことにより負に偏ったマテリアルを浄化させるための、趣味と実益を兼ねた催しなのでしょう。強制はしませんが、参加されるのも一興かと」
と言うのだった。
大きな水甕を抱えて少年は森の中へ入って行く。森に入るまでは、整備された街道となっている。少年も街道に馬車を置いてきた。
少年にとっては通い慣れた道だった。お茶好きの主人のために何度も往復した道だった。
でも、今回は少し、変だった。
なんだか、騒がしい。
人の声ではない。木々のざわめきでもない。まして湧水の染み渡る音でもない。
生理的な嫌悪が滲み出す、いやな羽音の群れ。
その音の原因は蜂だった。とても大きな、黒いボールが宙に浮かんでいるのではないかというほど密集した蜂の群だった。
それが、3つ。湧水を取り囲むように巣を作っている。
蜂が住み着いてしまったのだろう。少年は思った。よくあることだ。主人に相談すればきっと対処してくれる。
少年は、じりじりと後退る。こう言う時は、相手を刺激しないようにゆっくりと立ち去るのが最善だ。そうして、ご主人に報告すればいい。主人は怖い人ではないから、死んでまで水汲みをしなければならぬとは言うまい。
少年の目論見は正しい。それが、ただの蜂であったなら。
その蜂たちも、少年を発見した。
そして、彼らは、害意を示さない少年に向かって一直線に襲い掛かった。
少年も事態を察した。このままでは、危ない。思わず手にしていた水瓶を蜂の群れへ投げつけた。それは、ひとつの群れに見事命中した。それにひるんだ蜂は一瞬攻撃の手を休めてしまう。
少年は駆け出した。砕けた甕なぞ捨てておけ。とにかく、お屋敷へ戻らねばならない。
それでも追いすがってくる蜂は、少年をいくつか刺したが、少年はあまりの興奮と恐怖のため、痛みに悶えている余裕などなかった。転がり落ちるように街道に飛び出し、運搬のために持ってきた馬車に飛び乗った。馬もその鋭敏な感覚で異常事態を察知していたらしい。興奮にぶるぶる体をふるわせながらも、主人である少年を待っていたのだ。
馬車はすぐに走り出した。蜂も追いつけない速さで。
斯くして、少年は無事にお屋敷へ帰り、これを聞いた主人がオフィスに雑魔化した蜂の駆除を要請した。なによりも、明日の美味しい紅茶のために。
「話は単純です。ある湧水の付近に住み着いた雑魔化した蜂を退治してください。この雑魔の出所は不明。別の場所で雑魔となったものがここに流れてきたのでしょう」
オフィスの職員は淡々と話す。
「戦場となるのは、湧き水の近く。どうやら、紅茶に最適とかで、有名なところらしいですね」
依頼の主であるお屋敷の主人は、退治できたあかつきにはハンターたちをお茶会へ招待したいと言っているらしい。
「それはともかく、」
と、職員は話を区切る。
「有名な湧き水、ということで現場の破壊は望ましくありません。蜂を退治するために木に放火などもってのほかです。ですが、蜂の住み着いている巣はちょうど湧水の真上の一際高い木々にあります。そして、湧水の付近は木々が生えていることや自然由来の傾斜があることもあり、戦闘には不向きでしょう。さいわい、この湧水のある森に至るまでの道は補正され、馬車でも十分に通れるようです。どのように戦うかは、皆様におまかせします。
「敵は雑魔です。普通の食べ物には目もくれず、マテリアルを有するものを狙います。つまり、人間や動物を、です。
「ここで、さらに問題がひとつ。この蜂が襲った動物もまた雑魔と化して湧水の付近をうろついているのです。確認されているのはイノシシ2体です。もちろん、これも討伐の対象です。
「蜂の雑魔3群、イノシシ2体の討伐を、湧水付近を傷つけずに行うこと。これがあなたたちの任務です」
オフィスの職員はそうして説明を終え、契約書を差し出す。そして付け足すように、
「ちなみに、お茶会はその湧水付近にあるちょっとした空き地で行うようです。おそらく、雑魔が住み着いたことにより負に偏ったマテリアルを浄化させるための、趣味と実益を兼ねた催しなのでしょう。強制はしませんが、参加されるのも一興かと」
と言うのだった。
解説
成功目標は、蜂雑魔3群、イノシシ2体の討伐。現場を傷つけないよう配慮してください。
敵のスペック
●蜂3群(ひと群れ占有スクエア1の、1体の敵として扱います)
この群は、女王蜂群1、働き蜂2という内実になっています。
女王蜂群は、一際大きな蜂がいるので見ればわかります。
全体的に回避と威力高め、防御と体力少なめ。
攻撃手段
刺す 単体近接攻撃
耳元でぶんぶん飛ぶ 行動阻害1ターン
突進して視界を遮る 回避を低下させる(リアクションスキル扱い)
女王蜂群のみこれ以外に、
女王の羽音 半径5スクエア以内の味方全員の威力アップ
があります。
●イノシシ2体
威力と体力と移動力高め、回避少なめ。
2体とも同じ敵を狙う傾向があります。とにかく吹き飛ばしてきます。
攻撃方法
突進 単体近接攻撃 吹き飛ばし1スクエア
●全体の敵の傾向
湧水に向かえば問題なく会敵しますし、その後逃げたりせず、街道ぐらいまでならおびき出せるでしょう。しかしイノシシは逃げないまでも、湧水へ敵を押し込む傾向があります。
●戦場について
湧水付近は木が生えており、射線の邪魔になります。
また、地面の凹凸が激しく、回避にマイナスがつきます。このマイナスは蜂にはつきません(蜂は飛んでいるので、という理由です。しかし、それは空中戦が適応されるという意味ではありません)。
湧水から街道までは50スクエア(100m)ほどの坂。
街道の幅は2スクエア。街道を外れると森になっており、湧水付近と同じく回避にマイナスがつきます。
●お茶会について
お茶飲んでお菓子食べて、わいわいするだけです。強制じゃありません。よろしければご参加下さい。
開催場所のちょっとした空き地は戦闘には狭すぎますので、悪しからず。
プレイングで参加の有無についてとくに記載のない場合「せっかくなので参加した」という扱いになります。
お茶会には参加せず、かっこいいセリフを残して立ち去るのもありだと思います。
敵のスペック
●蜂3群(ひと群れ占有スクエア1の、1体の敵として扱います)
この群は、女王蜂群1、働き蜂2という内実になっています。
女王蜂群は、一際大きな蜂がいるので見ればわかります。
全体的に回避と威力高め、防御と体力少なめ。
攻撃手段
刺す 単体近接攻撃
耳元でぶんぶん飛ぶ 行動阻害1ターン
突進して視界を遮る 回避を低下させる(リアクションスキル扱い)
女王蜂群のみこれ以外に、
女王の羽音 半径5スクエア以内の味方全員の威力アップ
があります。
●イノシシ2体
威力と体力と移動力高め、回避少なめ。
2体とも同じ敵を狙う傾向があります。とにかく吹き飛ばしてきます。
攻撃方法
突進 単体近接攻撃 吹き飛ばし1スクエア
●全体の敵の傾向
湧水に向かえば問題なく会敵しますし、その後逃げたりせず、街道ぐらいまでならおびき出せるでしょう。しかしイノシシは逃げないまでも、湧水へ敵を押し込む傾向があります。
●戦場について
湧水付近は木が生えており、射線の邪魔になります。
また、地面の凹凸が激しく、回避にマイナスがつきます。このマイナスは蜂にはつきません(蜂は飛んでいるので、という理由です。しかし、それは空中戦が適応されるという意味ではありません)。
湧水から街道までは50スクエア(100m)ほどの坂。
街道の幅は2スクエア。街道を外れると森になっており、湧水付近と同じく回避にマイナスがつきます。
●お茶会について
お茶飲んでお菓子食べて、わいわいするだけです。強制じゃありません。よろしければご参加下さい。
開催場所のちょっとした空き地は戦闘には狭すぎますので、悪しからず。
プレイングで参加の有無についてとくに記載のない場合「せっかくなので参加した」という扱いになります。
お茶会には参加せず、かっこいいセリフを残して立ち去るのもありだと思います。
マスターより
こんにちは、あるいはこんばんは。ゆくながです。
最近湧き水を飲んでお腹壊しました。私には合わなかったみたいです。
それはともかくとして、今回は純戦闘依頼です。
蜂やらイノシシやらをやっつけてください。
お茶会もありますが、一応ジャンル戦闘なので、戦闘描写の方が濃くなるかと存じます。プレイング次第ではお茶会もたっぷりやるかも…? な感じです。ご了承くださいませ。
余談ですが、敵として登場するイノシシは蜂雑魔に襲われた死後、蜂雑魔の負のマテリアルにあてられて雑魔として蘇りました。蜂に雑魔を生み出す力があるわけではありません。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。
最近湧き水を飲んでお腹壊しました。私には合わなかったみたいです。
それはともかくとして、今回は純戦闘依頼です。
蜂やらイノシシやらをやっつけてください。
お茶会もありますが、一応ジャンル戦闘なので、戦闘描写の方が濃くなるかと存じます。プレイング次第ではお茶会もたっぷりやるかも…? な感じです。ご了承くださいませ。
余談ですが、敵として登場するイノシシは蜂雑魔に襲われた死後、蜂雑魔の負のマテリアルにあてられて雑魔として蘇りました。蜂に雑魔を生み出す力があるわけではありません。
それでは皆様のご参加をお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/10/19 02:19
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 アリア・セリウス(ka6424) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2017/10/14 13:08:57 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/13 08:13:42 |