ゲスト
(ka0000)
【幻視】絶対防衛~救急搬入口~【界冥】
マスター:葉槻

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 3~5人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/21 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/04 12:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
※要注意※
同時攻略シナリオとなりますので、猫又ものとSSD【幻視】Black Storm【界冥】との同時参加はシステム上可能ではありますが、同時参加なさいませんようお願いします。
万が一同時参加となった場合は当シナリオが優先となり、イベシナには参加出来なかったという描写になります。
●
病院の内部地図は手に入れられなかったが、航空写真は手に入った。
見る限り、周囲は深い森に覆われており、県道から見て手前に前庭、病院、駐車場と分かれ、駐車場となっている裏手には救急搬入口があったらしい。
この救急搬入口と正面玄関以外の窓には防犯用に柵が嵌め殺してあり、二階以上の窓にも全て転落防止の柵が取り付けられていた。
まるで荒れ果てた大きな牢獄のような病院だが、これがかつてはサナトリウムとして近隣では有名な病院であったというのだから、時の流れとは無情である。
「初めまして、香藤 玲です。よろしくお願いします!」
香藤 玲(kz0220)が物怖じ無く一同へと挨拶していく。
「ドロシーよ。こちらこそよろしくね?」
年齢が近いこともあり、親近感を覚えながら差し出された玲の手を握り返すドロシー(kz0230)。
「レギです。今回は宜しくお願いします」
レギ(kz0229)もまた玲の手を握り返し、その後ろに控える大柄な男性へと身体を向けた。
「こちらは、オイマトの族長、バタルトゥ・オイマトさんです」
「……今回は宜しく頼む」
この中で最も怒りと不安、焦燥と冷静を内包しているにも関わらず、それを強靱な精神力でもって押し殺しているバタルトゥ・オイマト(kz0023)が3人へと頭を下げた。
「今回は来てくれて有り難う」
レギの視線を受けて、少し頬を染めながら首を振って笑い返すドロシー。
「レギ君のお友達なら、それってもう私のお友達も同然だわ! 絶対、イェルズ君を助け出しましょう!」
先端に魔法ステッキのようなピンク色の石が付いた身長ほどある棍と、いつも連れている猫ぬいぐるみ型巨大スマホカバーであるグリンダを手に、ドロシーはガッツポーズしてみせる。
そして、地図を前に攻略計画が練られることになったのだった。
●
一同は先頭を走るバタルトゥを追いかけるようにして走り続けていた。
ドロシーが所属する班は救急搬入口からの逃亡を阻止する見張りとして、玲やレギ達と分かれ、病院の前を通り過ぎ、裏側の駐車場を目指す。
見えてきた駐車場はただっ広い河原のようだった。
……何故河原を彷彿したかと言えば、長い間放置されたアスファルトはひび割れ、その間からはススキとセイタカアワダチソウが生え、熾烈な勢力抗争を繰り広げていたからだ。
ドロシーがトランシーバーで裏の駐車場入口に到着したことを告げる。
その時だった。
不協和音のようなサイレンが鳴り響いた。
「な、何……!?」
思わず耳を塞いだドロシーが、背後に何かが動く気配を感じ振り返る。
揺れる森の草木がガサガサと音を立て、枝が折れる音がして、何かが物凄い勢いで飛び出してきた。
「きゃぁっ!?」
急に飛び出してきた物体に思わず悲鳴を上げつつ棍で殴り付けるドロシー。
それは、悲痛な悲鳴をあげて昏倒すると、地面に転がった。
「……タヌキ……? あ、アライグマ???」
動物園で見るものと違い、野生化したアライグマは薄汚れている上に牙も爪も凶器のように鋭い。
「ドロシー!」
切羽詰まった声に反射的に顔を上げて前を見ると、周囲の森、その方々からアライグマ達が一直線に飛び出し、その全てが病院へ、その中へ入ろうと詰めかけてきていた。
さらに奥には明らかに狂気が寄生して肥大したイノシシと大きなツキノワグマの姿も見える。
そして、彼らもまた真っ直ぐに唯一の出入口である救急搬入口を目指して走り出していた。
「!? だ、ダメ!! 中に入れてはダメ!!」
ドロシーは駆け出しながらトランシーバーに口を寄せた。
「動物が、スゴイ勢いで集まってきてるの!!」
「こっちもだよ! ぼくたちで出入口を守らなきゃ!」
玲の言葉に「わかった」とドロシーは答え、トランシーバーを腰のフォルダーへと戻した。
道中で何か緊急事態が起こった時は、玲とドロシーの班で殿を務め、バタルトゥとレギの班を確実に敵地へと送る。――それは既に決めてあったことだ。一同に迷いは無い。
ドロシーは靴の踵を打ち鳴らす。
一足飛びで救急搬入口の前へと辿り着き、棍を構えると仁王立ちになった。
「元気いっぱい、愛さんさん☆彡 魔法少女ドロシー、ただいま登場! 悪い子にはお仕置きしちゃうゾ♪」
パチン、と音のしそうなウィンクと決めポーズに、見ていた一同はあっけに取られ……それどころでは無いと我を取り戻すと、各々武器を構え、交戦態勢に入ったのだった。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
※要注意※
同時攻略シナリオとなりますので、猫又ものとSSD【幻視】Black Storm【界冥】との同時参加はシステム上可能ではありますが、同時参加なさいませんようお願いします。
万が一同時参加となった場合は当シナリオが優先となり、イベシナには参加出来なかったという描写になります。
●
病院の内部地図は手に入れられなかったが、航空写真は手に入った。
見る限り、周囲は深い森に覆われており、県道から見て手前に前庭、病院、駐車場と分かれ、駐車場となっている裏手には救急搬入口があったらしい。
この救急搬入口と正面玄関以外の窓には防犯用に柵が嵌め殺してあり、二階以上の窓にも全て転落防止の柵が取り付けられていた。
まるで荒れ果てた大きな牢獄のような病院だが、これがかつてはサナトリウムとして近隣では有名な病院であったというのだから、時の流れとは無情である。
「初めまして、香藤 玲です。よろしくお願いします!」
香藤 玲(kz0220)が物怖じ無く一同へと挨拶していく。
「ドロシーよ。こちらこそよろしくね?」
年齢が近いこともあり、親近感を覚えながら差し出された玲の手を握り返すドロシー(kz0230)。
「レギです。今回は宜しくお願いします」
レギ(kz0229)もまた玲の手を握り返し、その後ろに控える大柄な男性へと身体を向けた。
「こちらは、オイマトの族長、バタルトゥ・オイマトさんです」
「……今回は宜しく頼む」
この中で最も怒りと不安、焦燥と冷静を内包しているにも関わらず、それを強靱な精神力でもって押し殺しているバタルトゥ・オイマト(kz0023)が3人へと頭を下げた。
「今回は来てくれて有り難う」
レギの視線を受けて、少し頬を染めながら首を振って笑い返すドロシー。
「レギ君のお友達なら、それってもう私のお友達も同然だわ! 絶対、イェルズ君を助け出しましょう!」
先端に魔法ステッキのようなピンク色の石が付いた身長ほどある棍と、いつも連れている猫ぬいぐるみ型巨大スマホカバーであるグリンダを手に、ドロシーはガッツポーズしてみせる。
そして、地図を前に攻略計画が練られることになったのだった。
●
一同は先頭を走るバタルトゥを追いかけるようにして走り続けていた。
ドロシーが所属する班は救急搬入口からの逃亡を阻止する見張りとして、玲やレギ達と分かれ、病院の前を通り過ぎ、裏側の駐車場を目指す。
見えてきた駐車場はただっ広い河原のようだった。
……何故河原を彷彿したかと言えば、長い間放置されたアスファルトはひび割れ、その間からはススキとセイタカアワダチソウが生え、熾烈な勢力抗争を繰り広げていたからだ。
ドロシーがトランシーバーで裏の駐車場入口に到着したことを告げる。
その時だった。
不協和音のようなサイレンが鳴り響いた。
「な、何……!?」
思わず耳を塞いだドロシーが、背後に何かが動く気配を感じ振り返る。
揺れる森の草木がガサガサと音を立て、枝が折れる音がして、何かが物凄い勢いで飛び出してきた。
「きゃぁっ!?」
急に飛び出してきた物体に思わず悲鳴を上げつつ棍で殴り付けるドロシー。
それは、悲痛な悲鳴をあげて昏倒すると、地面に転がった。
「……タヌキ……? あ、アライグマ???」
動物園で見るものと違い、野生化したアライグマは薄汚れている上に牙も爪も凶器のように鋭い。
「ドロシー!」
切羽詰まった声に反射的に顔を上げて前を見ると、周囲の森、その方々からアライグマ達が一直線に飛び出し、その全てが病院へ、その中へ入ろうと詰めかけてきていた。
さらに奥には明らかに狂気が寄生して肥大したイノシシと大きなツキノワグマの姿も見える。
そして、彼らもまた真っ直ぐに唯一の出入口である救急搬入口を目指して走り出していた。
「!? だ、ダメ!! 中に入れてはダメ!!」
ドロシーは駆け出しながらトランシーバーに口を寄せた。
「動物が、スゴイ勢いで集まってきてるの!!」
「こっちもだよ! ぼくたちで出入口を守らなきゃ!」
玲の言葉に「わかった」とドロシーは答え、トランシーバーを腰のフォルダーへと戻した。
道中で何か緊急事態が起こった時は、玲とドロシーの班で殿を務め、バタルトゥとレギの班を確実に敵地へと送る。――それは既に決めてあったことだ。一同に迷いは無い。
ドロシーは靴の踵を打ち鳴らす。
一足飛びで救急搬入口の前へと辿り着き、棍を構えると仁王立ちになった。
「元気いっぱい、愛さんさん☆彡 魔法少女ドロシー、ただいま登場! 悪い子にはお仕置きしちゃうゾ♪」
パチン、と音のしそうなウィンクと決めポーズに、見ていた一同はあっけに取られ……それどころでは無いと我を取り戻すと、各々武器を構え、交戦態勢に入ったのだった。
解説
【目的】
アレクサンドル討伐が完遂されるまで敵の侵入を防ぐ
【状況】
アレクサンドルが潜伏していると予測される廃病院へと辿り着いたハンター一同。
しかし、敷地内に侵入した途端に鳴り響くサイレン。その音に誘われるように狂気に狂わされた野生動物達が一同へと襲いかかって来た。
出入口は正面玄関と裏の救急搬入口のみ。
アレクサンドル討伐が完遂するまであなた達はこの出入口を死守する必要がある。
【注意事項】
1.敵の侵入を許した時点で依頼は失敗判定となる。
2.敵の侵入を許した場合、アレクサンドル討伐部隊への被害が出る。
3.アレクサンドル討伐部隊の戦闘が終了するまでこちらの戦闘は終わらない。
4.正面玄関側は玲のいる部隊(【幻視】絶対防衛~正面入口~【界冥】)が同様に防衛している為、考慮しなくて良い。
5.正面玄関前に全員いるものとするが、敢えて個人が道側に残ることは可能。
6.秋葉原から最寄りまでバスで来たので、騎乗不可。
【戦場】
元アスファルト敷きの広い駐車場。
現在は木の根に押し上げられ、劣化と共にヒビが入り、そこにススキやセイダカアワダチソウが勢力争いを続けている。
周囲は森であり、背の高い植物がみっしりと生えているため見通しは全く良くないが、アライグマを始めとする敵が森からこの植物たちを踏み倒して走ってきているため、戦闘が進むにつれ見通しはよくなるかもしれない。
【友軍】
・ドロシー
強化人間。
武器は全長150cm程ある棍と強化ブーツ。
スキルアシスト武器を使え、ジェットブーツ、デルタレイ、攻性防御が使える。
放って置いてもある程度1人で戦える程度には実力があるらしいので、特に護衛などは不要。
それ以外の具体的能力については情報なし。
【敵】
・ツキノワグマ 1体
・イノシシ 3~5体(一体倒すと一体登場)
・アライグマ ∞
※詳細は特設ページの ○敵の情報 参照
アレクサンドル討伐が完遂されるまで敵の侵入を防ぐ
【状況】
アレクサンドルが潜伏していると予測される廃病院へと辿り着いたハンター一同。
しかし、敷地内に侵入した途端に鳴り響くサイレン。その音に誘われるように狂気に狂わされた野生動物達が一同へと襲いかかって来た。
出入口は正面玄関と裏の救急搬入口のみ。
アレクサンドル討伐が完遂するまであなた達はこの出入口を死守する必要がある。
【注意事項】
1.敵の侵入を許した時点で依頼は失敗判定となる。
2.敵の侵入を許した場合、アレクサンドル討伐部隊への被害が出る。
3.アレクサンドル討伐部隊の戦闘が終了するまでこちらの戦闘は終わらない。
4.正面玄関側は玲のいる部隊(【幻視】絶対防衛~正面入口~【界冥】)が同様に防衛している為、考慮しなくて良い。
5.正面玄関前に全員いるものとするが、敢えて個人が道側に残ることは可能。
6.秋葉原から最寄りまでバスで来たので、騎乗不可。
【戦場】
元アスファルト敷きの広い駐車場。
現在は木の根に押し上げられ、劣化と共にヒビが入り、そこにススキやセイダカアワダチソウが勢力争いを続けている。
周囲は森であり、背の高い植物がみっしりと生えているため見通しは全く良くないが、アライグマを始めとする敵が森からこの植物たちを踏み倒して走ってきているため、戦闘が進むにつれ見通しはよくなるかもしれない。
【友軍】
・ドロシー
強化人間。
武器は全長150cm程ある棍と強化ブーツ。
スキルアシスト武器を使え、ジェットブーツ、デルタレイ、攻性防御が使える。
放って置いてもある程度1人で戦える程度には実力があるらしいので、特に護衛などは不要。
それ以外の具体的能力については情報なし。
【敵】
・ツキノワグマ 1体
・イノシシ 3~5体(一体倒すと一体登場)
・アライグマ ∞
※詳細は特設ページの ○敵の情報 参照
マスターより
■MSより
初めまして、もしくは、またお目にかかれて光栄です。葉槻(はづき)と申します。
イェルズ君が大変な事になったと猫又SSDからお伺いして、助っ人参戦いたしました。
元獣なフレンズとギャッギャグフフする依頼ですが、ここであなた方が倒れると討伐隊に被害が出ますので、是非とも頑張って持久戦に耐え抜いてください。
なお、戦場の広さについての詳細はお答えしません。
十分に広く、地続きに森へと繋がっている為です。
それ以外の質問にはドロシーがわかる範囲でお答えします。
それではFGOのサントラをヘビーローテーションしつつ、皆様からのプレイングの到着をお待ちしております。
初めまして、もしくは、またお目にかかれて光栄です。葉槻(はづき)と申します。
イェルズ君が大変な事になったと猫又SSDからお伺いして、助っ人参戦いたしました。
元獣なフレンズとギャッギャグフフする依頼ですが、ここであなた方が倒れると討伐隊に被害が出ますので、是非とも頑張って持久戦に耐え抜いてください。
なお、戦場の広さについての詳細はお答えしません。
十分に広く、地続きに森へと繋がっている為です。
それ以外の質問にはドロシーがわかる範囲でお答えします。
それではFGOのサントラをヘビーローテーションしつつ、皆様からのプレイングの到着をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/11/04 01:37
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/16 20:49:25 |
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絶対防衛作戦相談 央崎 枢(ka5153) 人間(リアルブルー)|20才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2017/10/21 00:49:16 |