ゲスト
(ka0000)
【転臨】魔術師の弟子、ユグディラと共に
マスター:狐野径

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 3~8人
- ユニット参加人数
- 現在6 / 0~8
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/24 09:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/05 09:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●坊ちゃん、見回り
屋敷を出た、領主の跡取り息子リシャール・べリンガーは同道するハンターにくっついていく。舞刀士としての実力は少しずつ身に着け、少しずつ戦うことへの道も考えられるようになった。
とはいえ、今回は見回り。
イスルダ島での戦いの状況や各地で起こる変事に関しては耳にしている。しかし、実際は見ないと分からない上、どこまで力を入れるべきかわからないでいるというのが実情だ。
最低限の行動をとることにリシャールの父親は選んだ。
そして、城壁のある小さな町に領主の息子の役割として激励も含め出かけたのだった。
ここまでは緊張感もありながらも、遠乗りの域を出なかった。
しかし、小さな町フォークベリーに近づくと、閉じられることがない門が閉ざされ、異様な様子だった。
●変事
リシャールが道を走っているころまで時間は戻る。
小さな町に住む魔術師の弟子ルゥルは城壁をくぐって薬草園に向かおうとした。手伝う約束をしていたので、朝の勉強を終え、弁当を持って向かう。
道をまっすぐ行き橋を渡り、林の中のY字の道を右に進めばたどり着く。歩いて十分から十五分だろう。
が、ルゥルは橋の前で足を止めた。
ユグディラのキソシロが「シャッ!」と威嚇した。肩の上でフェレットのフレオが震え、頭の上ではパルムのポルムが何か訴えている。
ルゥルだって、気づいている。
林の手前に黒いシミがあることに。
正しくは人の形をした何かである。何かとは――。
「みぎゃあああ」
フレオが震えて落ちてきたのを慌ててつかむ。持っていた籠にポルムも一緒に入れた。逃げるときに落としたことがあるからだ。
ルゥルは一瞬、城壁の外にある薬草園に行かねばと思った。そこにいる人たちは覚醒者でも何でもない人間だ。だが、教えに行くにはそれとすれ違わねばならない。
そもそも、それがなぜこのようなところにいるのかがわからない。目的が分からない。
(たくさん人がいる所を守らないとならないのです。薬草園は人が少ないですし……歪虚はきっとこっちに来るです)
ルゥルは唇を噛む。
「キソシロ、逃げるですよ」
「ニャ」
そこにいるのはどうあがいてもルゥル一人でどうしようもない相手だ。
「みぎゃああああああ」
ルゥルは走り出した。
そのシミも動き始めた。
ルゥルは門をくぐったところで叫んだ。
「門番さん、閉じるですううう。あと、戦闘準備です。薬草園にジャイルズさんたちいるんですうう。マークさん、マークさんを呼ばないと、あと、ハンターさんとソサエティですうう、領主さんですうう」
ルゥルが半ばパニックで並べ立てる。
門番は困惑したが、外を見て悲鳴を上げた。
そして、城壁に鐘が鳴り、一気に警戒態勢に入った。
●緊急
光を刈り取る蜘蛛メフィストがここに来た理由は、現時点で定かではない。
「小さいのが走っていきましたね」
一歩一歩もったいぶるように近づく。
ついてくるキメラ型の歪虚の一部は別の方を見ている。
「あちらにも何かいるんですね……まあ、気になるならば行ってかまいませんよ」
町自体は小さい上、大した防備もない。供が寄り道をしたところで問題が生じるなどありえない。
返答を聞き、キメラの一頭は嬉しそうに一鳴きした。
「さて、扉が閉まったとしてもすぐに開くでしょう。いえ、正しくは、壁がなくなり扉も役割を失うのです」
漆黒の炎と見まがうような負のマテリアルが放たれる。
城壁は大きく揺れた。
城壁に囲まれた町をリシャールは愛馬ポチで走っていると大きな音と振動があった。
「道を開けてくださいっ! 私たちを通してください。シャールズ・べリンガーが息子リシャール・べリンガーです。ハンターも一緒です! まず、建物に避難を」
「リシャール君」
教会からマーク司祭が現れる。手には法具を持ち、馬を引いている。
「ルゥルがいません」
「……!」
「薬草園に行くと出かけて行ったのは見たのです」
「つまり、あの人たちも外にいるということですか?」
すでに何者かの攻撃が行われている現在、時間に猶予はない。情報もないため、一行は城門の方に急ぐしかなかった。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●坊ちゃん、見回り
屋敷を出た、領主の跡取り息子リシャール・べリンガーは同道するハンターにくっついていく。舞刀士としての実力は少しずつ身に着け、少しずつ戦うことへの道も考えられるようになった。
とはいえ、今回は見回り。
イスルダ島での戦いの状況や各地で起こる変事に関しては耳にしている。しかし、実際は見ないと分からない上、どこまで力を入れるべきかわからないでいるというのが実情だ。
最低限の行動をとることにリシャールの父親は選んだ。
そして、城壁のある小さな町に領主の息子の役割として激励も含め出かけたのだった。
ここまでは緊張感もありながらも、遠乗りの域を出なかった。
しかし、小さな町フォークベリーに近づくと、閉じられることがない門が閉ざされ、異様な様子だった。
●変事
リシャールが道を走っているころまで時間は戻る。
小さな町に住む魔術師の弟子ルゥルは城壁をくぐって薬草園に向かおうとした。手伝う約束をしていたので、朝の勉強を終え、弁当を持って向かう。
道をまっすぐ行き橋を渡り、林の中のY字の道を右に進めばたどり着く。歩いて十分から十五分だろう。
が、ルゥルは橋の前で足を止めた。
ユグディラのキソシロが「シャッ!」と威嚇した。肩の上でフェレットのフレオが震え、頭の上ではパルムのポルムが何か訴えている。
ルゥルだって、気づいている。
林の手前に黒いシミがあることに。
正しくは人の形をした何かである。何かとは――。
「みぎゃあああ」
フレオが震えて落ちてきたのを慌ててつかむ。持っていた籠にポルムも一緒に入れた。逃げるときに落としたことがあるからだ。
ルゥルは一瞬、城壁の外にある薬草園に行かねばと思った。そこにいる人たちは覚醒者でも何でもない人間だ。だが、教えに行くにはそれとすれ違わねばならない。
そもそも、それがなぜこのようなところにいるのかがわからない。目的が分からない。
(たくさん人がいる所を守らないとならないのです。薬草園は人が少ないですし……歪虚はきっとこっちに来るです)
ルゥルは唇を噛む。
「キソシロ、逃げるですよ」
「ニャ」
そこにいるのはどうあがいてもルゥル一人でどうしようもない相手だ。
「みぎゃああああああ」
ルゥルは走り出した。
そのシミも動き始めた。
ルゥルは門をくぐったところで叫んだ。
「門番さん、閉じるですううう。あと、戦闘準備です。薬草園にジャイルズさんたちいるんですうう。マークさん、マークさんを呼ばないと、あと、ハンターさんとソサエティですうう、領主さんですうう」
ルゥルが半ばパニックで並べ立てる。
門番は困惑したが、外を見て悲鳴を上げた。
そして、城壁に鐘が鳴り、一気に警戒態勢に入った。
●緊急
光を刈り取る蜘蛛メフィストがここに来た理由は、現時点で定かではない。
「小さいのが走っていきましたね」
一歩一歩もったいぶるように近づく。
ついてくるキメラ型の歪虚の一部は別の方を見ている。
「あちらにも何かいるんですね……まあ、気になるならば行ってかまいませんよ」
町自体は小さい上、大した防備もない。供が寄り道をしたところで問題が生じるなどありえない。
返答を聞き、キメラの一頭は嬉しそうに一鳴きした。
「さて、扉が閉まったとしてもすぐに開くでしょう。いえ、正しくは、壁がなくなり扉も役割を失うのです」
漆黒の炎と見まがうような負のマテリアルが放たれる。
城壁は大きく揺れた。
城壁に囲まれた町をリシャールは愛馬ポチで走っていると大きな音と振動があった。
「道を開けてくださいっ! 私たちを通してください。シャールズ・べリンガーが息子リシャール・べリンガーです。ハンターも一緒です! まず、建物に避難を」
「リシャール君」
教会からマーク司祭が現れる。手には法具を持ち、馬を引いている。
「ルゥルがいません」
「……!」
「薬草園に行くと出かけて行ったのは見たのです」
「つまり、あの人たちも外にいるということですか?」
すでに何者かの攻撃が行われている現在、時間に猶予はない。情報もないため、一行は城門の方に急ぐしかなかった。
解説
メフィストの排除
町の防衛
●ユニットについて
リシャールの「乗馬」に合わせてきているため次のみ同行可能です。
イェジド、リーリー、ユキウサギ、ユグディラ
●位置関係
プレイングに指定がなければ、PCさんはリシャールと城壁内突っ切って到着するところです。
ハンターの初期位置は城壁内(図だと壁の下)です。
(おおよそ位置関係の図)
□□道□道□□□□□□
畑畑□道□畑畑□薬草園
□□□道□畑畑□□□□
川川川橋川川川川川川川
□□□メ□□□□□□□
畑畑畑道畑畑畑畑畑畑畑
畑畑畑道畑畑畑畑畑畑畑
壁壁壁門壁壁壁壁壁壁壁
メ=メフィストと歪虚たち
※川は便宜上、土手と河原含めると50メートル、川自体は水深は深くても50センチです。
●敵勢力
・光を刈り取る蜘蛛メフィスト 魔法(ファイアーボールタイプとセイクリッドフラッシュタイプ)。
・キメラな歪虚×4 サイズ2。かみつき、ひっかき、魔法(マジックアロー相当)、自爆。
●味方勢力
・ルゥル 使用可能魔法【集中】【マジックアロー】【アースウォール】。ユニット、ユグディラのキソシロ。
・リシャール・べリンガー 領主の息子、舞刀士。使用可能技能【先手必勝】【受け流し】【二連之業】。
・マーク 町のエクラ教会司祭、聖導士。使用可能技能【ヒーリングスフィア】【フルリカバー】【ディヴァインウィル】。
・城壁の兵士たち 非覚醒者50人ほど。
●薬草園のNPC
・ジャイルズ・バルネ 薬草園の主。
・コリン 助手の少年。慎重派。
・クロ 黒い毛並みの大人のユグディラ。かつて放浪して「黒い稲妻」と言われるほどの実力?
・チャ 茶トラの毛並みのユグディラでクロの甥。スキルあてにできない。
・その他 山羊や鶏など
町の防衛
●ユニットについて
リシャールの「乗馬」に合わせてきているため次のみ同行可能です。
イェジド、リーリー、ユキウサギ、ユグディラ
●位置関係
プレイングに指定がなければ、PCさんはリシャールと城壁内突っ切って到着するところです。
ハンターの初期位置は城壁内(図だと壁の下)です。
(おおよそ位置関係の図)
□□道□道□□□□□□
畑畑□道□畑畑□薬草園
□□□道□畑畑□□□□
川川川橋川川川川川川川
□□□メ□□□□□□□
畑畑畑道畑畑畑畑畑畑畑
畑畑畑道畑畑畑畑畑畑畑
壁壁壁門壁壁壁壁壁壁壁
メ=メフィストと歪虚たち
※川は便宜上、土手と河原含めると50メートル、川自体は水深は深くても50センチです。
●敵勢力
・光を刈り取る蜘蛛メフィスト 魔法(ファイアーボールタイプとセイクリッドフラッシュタイプ)。
・キメラな歪虚×4 サイズ2。かみつき、ひっかき、魔法(マジックアロー相当)、自爆。
●味方勢力
・ルゥル 使用可能魔法【集中】【マジックアロー】【アースウォール】。ユニット、ユグディラのキソシロ。
・リシャール・べリンガー 領主の息子、舞刀士。使用可能技能【先手必勝】【受け流し】【二連之業】。
・マーク 町のエクラ教会司祭、聖導士。使用可能技能【ヒーリングスフィア】【フルリカバー】【ディヴァインウィル】。
・城壁の兵士たち 非覚醒者50人ほど。
●薬草園のNPC
・ジャイルズ・バルネ 薬草園の主。
・コリン 助手の少年。慎重派。
・クロ 黒い毛並みの大人のユグディラ。かつて放浪して「黒い稲妻」と言われるほどの実力?
・チャ 茶トラの毛並みのユグディラでクロの甥。スキルあてにできない。
・その他 山羊や鶏など
マスターより
こんにちは、狐野径です。
ユニット可にするか否かを考えた結果、一部のみ対応します。ルゥルが連れている上、薬草園に二匹います。……NPCと言い張るか否かというもやもやとともにこのようになりました。
援軍を呼ぶには、隣町に行かねばならない状況です。つまり、城壁突破されると失敗になりますのでご注意ください。城壁は生命力を付与してあります……ルゥルよりは丈夫です。
よろしくお願いします。
ユニット可にするか否かを考えた結果、一部のみ対応します。ルゥルが連れている上、薬草園に二匹います。……NPCと言い張るか否かというもやもやとともにこのようになりました。
援軍を呼ぶには、隣町に行かねばならない状況です。つまり、城壁突破されると失敗になりますのでご注意ください。城壁は生命力を付与してあります……ルゥルよりは丈夫です。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/11/01 09:56
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
【相談卓】 ステラ・レッドキャップ(ka5434) 人間(クリムゾンウェスト)|14才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/10/24 01:46:43 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/24 01:36:32 |