ゲスト
(ka0000)
【界冥】welcome back ~昼~
マスター:鮎川 渓

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在15人 / 4~15人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/10/31 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/14 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
北方王国リグ・サンガマには、早くも冬が訪れていた。四方の大地は早くも雪と氷に閉ざされつつある。
そんな折。
本日はお日柄よろしく小春日和。
冷たく清んだ青空の下、龍園では神官や龍騎士達が整然と並び、主の帰還を待ちわびていた。
「いらしたぞ!」
神官の誰かが叫ぶ。
仰げば、空を泳ぐようにしてこちらへやって来る巨大な影がひとつ。
先の大規模作戦にて、サルヴァトーレ・ロッソのサブエンジン――憑龍機関に接続され、エバーグリーンへ赴いていた六大龍の一角・青龍が帰還したのだ。
「おかえりなさいませ、青龍様!」
「ご無事で何より!」
最敬礼で迎え入れる神官や龍騎士達に、拍手でもって迎え入れる民達。余程案じていたのか、目に涙を浮かべている者も少なくない。
青龍は鷹揚に頷き応えると、「少し休む」と言い残し結晶神殿の奥へ入って行った。
その背を見送ると、最前列に居た龍騎士隊隊長・シャンカラ(kz0226)と、龍園ハンターオフィス代表・サヴィトゥール(kz0228)が、それぞれに声をあげる。
「さあ、それでは支度を始めましょう」
「酒の準備はできているか? あいつら、相当飲むようだからな」
その言葉で、龍騎士達は神殿そばの広場へ、オフィス職員達は手配のためそれぞれ散っていく。
たまたま龍園オフィスを訪れていたハンターは、一体何が始まるのかと通りがかったシャンカラに尋ねてみた。
「ああ、青龍様のご帰還を祝って、これから宴をひらくんですよ。我々が賑やかに過ごす事は、精霊である青龍様のお力になりますからね。お時間が許すようなら是非参加して行ってください」
笑顔で答えると、シャンカラは龍騎士達を追い慌ただしく駆けていく。瞳と同じ紺碧の外套が鮮やかに翻った。
●
積もった雪を避けた広場では、龍騎士達が特設舞台の設営に追われていた。
「なんだって龍騎士隊までこんな雑事に駆り出されにゃならねェんだ」
梯子の上でトンカチ片手にぶつくさ零しているのは、年長の龍騎士・ダルマだ。その下で、彼に新たな板を手渡しながら、眼鏡っ子の少女龍騎士・リブが微笑む。
「いいじゃないですかぁ。お祭りですよ、お祭り。楽しみですね♪」
「そりゃァ俺も、賑やかなのは好きだがよ……痛ェ!」
考え事をしていたダルマ、トンカチで強か指を打ち悶絶する。それを見たリブや新米騎士達から笑い声があがった。ダルマが腹いせに怒鳴り散らすと、悪戯っ子のように歓声を上げ持ち場へ逃げかえって行く。見た目は青年だが、彼らの実年齢は所謂ローティーンなのだ。
そんな様子を見下ろしながら、ダルマは内心まだ物思いに耽っていた。
そこへ、遅れてシャンカラがやって来る。
「なかなか良い出来だね」
「おう、遅かったな」
最後の釘を打ち終え、ダルマは梯子を下りた。シャンカラと視線の高さを合わすよう少し屈み、耳打ちする。
「今日の宴よォ、ハンター達も招いてんだろ? ……大丈夫かね、アイツら」
ダルマが視線で指した先は、先程のリブや新米騎士達――先日の演習試合の際、少々ハンターとひと悶着あった面々だ。同席させれば彼らが怖がるのではないか。そんな懸念をダルマは抱いていたのだ。
けれどシャンカラは軽く首を横に振る。
「だからこそだよ。思い出してダルマさん、初めてハンターさん方と交流した宴の事を。最初はダルマさんだって、外の人達に警戒していただろう? だけど実際に会って、話して、一緒に食事をしたり踊ったりして、打ち解けることができたじゃないか」
「……まァな」
ダルマは居心地悪そうにぼりぼりと頬の鱗を掻く。あの宴で、ハンター達は随分気の良い人々だと知れた。今にして思えば、始めは随分警戒心顕わに接してしまったものだと反省もしている。
「彼らがハンターさん方に対して再び警戒心を抱いてしまったのなら、それを払拭できるのは僕達じゃない、ハンターさん方だけだよ。……と、僕は思っているんだけど。おかしいかな?」
「…………」
難しい顔をして考え込んでしまったダルマの背を、シャンカラは軽い調子で叩く。
「何はともあれ、ダルマさんの大好きな宴だよ。……昼間はお酒ないけど。そんな顔してないで、ほら。準備はまだ終わってないよ」
「……おう、」
シャンカラの屈託ない笑顔に誘われるように、ダルマもうっすら目を細め、卓の設置にかかるのだった。
●
北方王国リグ・サンガマには、早くも冬が訪れていた。四方の大地は早くも雪と氷に閉ざされつつある。
そんな折。
本日はお日柄よろしく小春日和。
冷たく清んだ青空の下、龍園では神官や龍騎士達が整然と並び、主の帰還を待ちわびていた。
「いらしたぞ!」
神官の誰かが叫ぶ。
仰げば、空を泳ぐようにしてこちらへやって来る巨大な影がひとつ。
先の大規模作戦にて、サルヴァトーレ・ロッソのサブエンジン――憑龍機関に接続され、エバーグリーンへ赴いていた六大龍の一角・青龍が帰還したのだ。
「おかえりなさいませ、青龍様!」
「ご無事で何より!」
最敬礼で迎え入れる神官や龍騎士達に、拍手でもって迎え入れる民達。余程案じていたのか、目に涙を浮かべている者も少なくない。
青龍は鷹揚に頷き応えると、「少し休む」と言い残し結晶神殿の奥へ入って行った。
その背を見送ると、最前列に居た龍騎士隊隊長・シャンカラ(kz0226)と、龍園ハンターオフィス代表・サヴィトゥール(kz0228)が、それぞれに声をあげる。
「さあ、それでは支度を始めましょう」
「酒の準備はできているか? あいつら、相当飲むようだからな」
その言葉で、龍騎士達は神殿そばの広場へ、オフィス職員達は手配のためそれぞれ散っていく。
たまたま龍園オフィスを訪れていたハンターは、一体何が始まるのかと通りがかったシャンカラに尋ねてみた。
「ああ、青龍様のご帰還を祝って、これから宴をひらくんですよ。我々が賑やかに過ごす事は、精霊である青龍様のお力になりますからね。お時間が許すようなら是非参加して行ってください」
笑顔で答えると、シャンカラは龍騎士達を追い慌ただしく駆けていく。瞳と同じ紺碧の外套が鮮やかに翻った。
●
積もった雪を避けた広場では、龍騎士達が特設舞台の設営に追われていた。
「なんだって龍騎士隊までこんな雑事に駆り出されにゃならねェんだ」
梯子の上でトンカチ片手にぶつくさ零しているのは、年長の龍騎士・ダルマだ。その下で、彼に新たな板を手渡しながら、眼鏡っ子の少女龍騎士・リブが微笑む。
「いいじゃないですかぁ。お祭りですよ、お祭り。楽しみですね♪」
「そりゃァ俺も、賑やかなのは好きだがよ……痛ェ!」
考え事をしていたダルマ、トンカチで強か指を打ち悶絶する。それを見たリブや新米騎士達から笑い声があがった。ダルマが腹いせに怒鳴り散らすと、悪戯っ子のように歓声を上げ持ち場へ逃げかえって行く。見た目は青年だが、彼らの実年齢は所謂ローティーンなのだ。
そんな様子を見下ろしながら、ダルマは内心まだ物思いに耽っていた。
そこへ、遅れてシャンカラがやって来る。
「なかなか良い出来だね」
「おう、遅かったな」
最後の釘を打ち終え、ダルマは梯子を下りた。シャンカラと視線の高さを合わすよう少し屈み、耳打ちする。
「今日の宴よォ、ハンター達も招いてんだろ? ……大丈夫かね、アイツら」
ダルマが視線で指した先は、先程のリブや新米騎士達――先日の演習試合の際、少々ハンターとひと悶着あった面々だ。同席させれば彼らが怖がるのではないか。そんな懸念をダルマは抱いていたのだ。
けれどシャンカラは軽く首を横に振る。
「だからこそだよ。思い出してダルマさん、初めてハンターさん方と交流した宴の事を。最初はダルマさんだって、外の人達に警戒していただろう? だけど実際に会って、話して、一緒に食事をしたり踊ったりして、打ち解けることができたじゃないか」
「……まァな」
ダルマは居心地悪そうにぼりぼりと頬の鱗を掻く。あの宴で、ハンター達は随分気の良い人々だと知れた。今にして思えば、始めは随分警戒心顕わに接してしまったものだと反省もしている。
「彼らがハンターさん方に対して再び警戒心を抱いてしまったのなら、それを払拭できるのは僕達じゃない、ハンターさん方だけだよ。……と、僕は思っているんだけど。おかしいかな?」
「…………」
難しい顔をして考え込んでしまったダルマの背を、シャンカラは軽い調子で叩く。
「何はともあれ、ダルマさんの大好きな宴だよ。……昼間はお酒ないけど。そんな顔してないで、ほら。準備はまだ終わってないよ」
「……おう、」
シャンカラの屈託ない笑顔に誘われるように、ダルマもうっすら目を細め、卓の設置にかかるのだった。
解説
【趣旨】
龍園で行われる、宴(昼の部)に参加してください
料理が振舞われる他、特設舞台では神官達による演奏などが行われます
OPでシャンカラとダルマが何やらごにょごにょ話していますが、気にしなくても結構です
これを機に初めて龍園を訪れる方も大歓迎、とにかく全員が楽しく過ごす事が出来れば成功です
【できる事】
会場となる広場には、龍騎士達が設営した簡易的な舞台があり、それを眺めながら食事ができるよう数人掛けの円卓や椅子が並べられています
●舞台に飛び入りする
楽器演奏や舞踏などの余興、求む! 是非あなたの手腕で宴を盛り上げてください。楽譜があれば、神官達とのセッションも可能でしょう
●飲食
龍園製のコケモモジュースや料理が堪能できます。昼の部ではお酒はありません(お酒を味わいたい方は、同日公開の葉槻SSD『【界冥】welcome back ~夜~』へどうぞ)
●簡単な料理を作る
広場の端には調理テントと簡易的な石窯が設置されています。簡易的な物ですので難しい調理はできません
●他の参加者や龍騎士・リザードマン・飛龍と交流する
龍騎士達も宴に参加しています。リザードマンは言葉を話せませんが、言わんとしている事を察する事は可能です。龍騎士隊の飛龍も広場の内外で寛いでいます
【交流可能な人】
・シャンカラ
若き龍騎士隊隊長。穏やかな性格で、他の地域の文化に興味津々です
・ダルマ
年長龍騎士。大雑把な性格ですが、思う所あり、最初は新米騎士達のお守り役をしています
・龍騎士達
新米からそうでない龍騎士まで様々。名前が出てきていなくとも、『このシナリオの時に〇〇していた龍騎士』等、ご希望があれば会えるかもしれません。質問卓を立てて事前に交流可能か確認をお願いします
【できない事】
・お酒の持ち込みNG
・青龍は神殿奥で休んでいるため会えません
・サヴィトゥールさんは夜の部に参加するため、昼の部には現れません
龍園で行われる、宴(昼の部)に参加してください
料理が振舞われる他、特設舞台では神官達による演奏などが行われます
OPでシャンカラとダルマが何やらごにょごにょ話していますが、気にしなくても結構です
これを機に初めて龍園を訪れる方も大歓迎、とにかく全員が楽しく過ごす事が出来れば成功です
【できる事】
会場となる広場には、龍騎士達が設営した簡易的な舞台があり、それを眺めながら食事ができるよう数人掛けの円卓や椅子が並べられています
●舞台に飛び入りする
楽器演奏や舞踏などの余興、求む! 是非あなたの手腕で宴を盛り上げてください。楽譜があれば、神官達とのセッションも可能でしょう
●飲食
龍園製のコケモモジュースや料理が堪能できます。昼の部ではお酒はありません(お酒を味わいたい方は、同日公開の葉槻SSD『【界冥】welcome back ~夜~』へどうぞ)
●簡単な料理を作る
広場の端には調理テントと簡易的な石窯が設置されています。簡易的な物ですので難しい調理はできません
●他の参加者や龍騎士・リザードマン・飛龍と交流する
龍騎士達も宴に参加しています。リザードマンは言葉を話せませんが、言わんとしている事を察する事は可能です。龍騎士隊の飛龍も広場の内外で寛いでいます
【交流可能な人】
・シャンカラ
若き龍騎士隊隊長。穏やかな性格で、他の地域の文化に興味津々です
・ダルマ
年長龍騎士。大雑把な性格ですが、思う所あり、最初は新米騎士達のお守り役をしています
・龍騎士達
新米からそうでない龍騎士まで様々。名前が出てきていなくとも、『このシナリオの時に〇〇していた龍騎士』等、ご希望があれば会えるかもしれません。質問卓を立てて事前に交流可能か確認をお願いします
【できない事】
・お酒の持ち込みNG
・青龍は神殿奥で休んでいるため会えません
・サヴィトゥールさんは夜の部に参加するため、昼の部には現れません
マスターより
大規模作戦お疲れ様でした! という事で龍園にて宴が催されます。
例え重体でも大丈夫です、食べて飲んで楽しく過ごし、英気を養ってください。
お連れ様がいらっしゃる場合には、同行者タグ(例:【同行者】シャンカラ(kz0226)等)のご記入をお願いします。
それでは、皆様のご参加・プレイング心よりお待ちしております。
……鮎川と申しました……(名乗り忘れに今気付く)
例え重体でも大丈夫です、食べて飲んで楽しく過ごし、英気を養ってください。
お連れ様がいらっしゃる場合には、同行者タグ(例:【同行者】シャンカラ(kz0226)等)のご記入をお願いします。
それでは、皆様のご参加・プレイング心よりお待ちしております。
……鮎川と申しました……(名乗り忘れに今気付く)
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/11/14 20:05
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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お問合せ場所 *お知らせ有り シャンカラ(kz0226) ドラグーン|25才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2017/10/30 22:45:38 |
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相談というより雑談卓 トリエステ・ウェスタ(ka6908) ドラグーン|21才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2017/10/30 00:21:25 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/28 19:28:54 |