ゲスト
(ka0000)
【HW】軌道上に希望は灯る
マスター:近藤豊

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/11/01 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/10 12:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
月面基地『崑崙』――陥落。
この事実は地球統一連合軍に大きすぎる衝撃を与えた。
狂気による火星基地への強奪に続き、崑崙の陥落。
それは、地球統一連合軍の宙域内での防衛ラインを失った事を意味している。
言うなれば、地球を守る鎧をすべて剥ぎ取られ丸裸の状態だ。
この事態に地球統一連合議会は混乱に見舞われた。
その影響で軍部内での指揮系統も一時機能不全に陥った。
議会では議長の責任論を追求。合わせて軍参謀軍部への批難が政治家から噴出し始めたのだ。
それは責任逃れにしか過ぎないのだが、地球へ敵が迫っている事を理解できない平和ぼけした政治家が足を引っ張っているとみるべきだろうか。
そのような状況下でも、狂気の軍は侵攻の手を緩めない。
崑崙陥落の間を置かず、狂気は地球降下作戦を開始していた。
「降伏勧告など行う必要は無い。すべて飲み込み、破壊する。それ以外の行動は不要だ」
火星で地球統一連合軍を陥落させた黙示騎士ウォーレン。
この者に人類との駆け引きをするつもりは一切無かった。
VOIDとして完全に地球圏を破壊する事を目標としていたからだ。
交渉など無駄。
すべてを破壊する事こそ、ウォーレンの目的であった。
その言葉を証明するかのように、今日も地球へ向けて狂気は地球へと舞い降りる――。
●
「しぶとくまだ抵抗するか。だが、それも時間の問題。希望などない事を徹底的に教えてやらねばなるまい」
ウォーレンは月と地球のラグランジュポイント付近にいた。
ウォーレンの傍らには巨大な三角錐のような物体が三つ存在。
その中身は狂気の群れ。この物体を地球に降下させて狂気の群れを大量に送り込もうというのだ。
つまり、この物体は地球へ狂気の群れを運ぶ大気圏突入用のコンテナだ。
「この中の者達に知能などない。ただ、見つけた者を襲うだけだ。だが、それでいい。その恐怖は必ず伝播する……ん?」
ウォーレンの視界に飛び込んできたのは一隻の軍艦。
スピードを揚げてこちらへ向かって来る。
その軍艦が味方でない事は一目瞭然であった。
「ここでも抵抗しようというのか。良かろう。その心を完全にへし折ってやる」
ウォーレンは腰のサーベルを引き抜いた。
●
地球統一連合軍所属艦『真実の旅人<トゥルー・トラベラー>』。
所属艦と格好良く聞こえるが、元は軍が臨時で徴発した輸送艦に過ぎない。
軍艦へと改修される中で付与された装備は、申し訳ない程度に付けられたビーム砲2門だけ。
艦長のヘンディ・シュールストロムも元々は輸送船の艦長。危険な航海を幾つも経験している。
だが、今回程危険に満ちた航海は無い。
人類を危機に追い込むVOIDを前に、トゥルー・トラベラー一隻で接近しようというのだから。
(戦争はいつも若者の命を奪う。愛する者を想いながら死んでいく者や不慮の事故で突然無くなる者。ワシはもう沢山だ)
ヘンディは心の中でそう呟いた。
この言葉を軍属が口にする事は許されない。口にすれば営倉送りとなるだろう。自分が営倉に行くのは構わないが、死んでいく若者を運ぶ者が変わるだけ。
言うなれば、冥府の川の渡し守が交代するだけだ。
(すまん。ワシにはお主等を止められん。死を覚悟して突き進むお主等を……)
トゥルー・トラベラーがラグランジュポイントまでやってきた理由はただ一つ。
命令違反を覚悟の上でCAMパイロット有志を戦地へ送り届ける為だ。
政治的混乱で軍部が動けない今、敵は兵力を地球へ送り込み放題。こうしている間にも市民が狂気に襲われて命を落としているのだ。
それを黙って見過ごせる程、腐ってない。
ヘンディは命令違反を熟知した上で、CAMパイロット有志をここまで運んできたのだ。
彼らが立たなければ、必ず市民に被害が出る。
それが分かっているからこそ、ヘンディは後悔しながらもここまでCAMパイロット達と共にやってきたのだ。
「艦を180度旋回。同時にハッチを開け。各パイロットに発進準備を急がせろ。失敗は……許されんぞ」
月面基地『崑崙』――陥落。
この事実は地球統一連合軍に大きすぎる衝撃を与えた。
狂気による火星基地への強奪に続き、崑崙の陥落。
それは、地球統一連合軍の宙域内での防衛ラインを失った事を意味している。
言うなれば、地球を守る鎧をすべて剥ぎ取られ丸裸の状態だ。
この事態に地球統一連合議会は混乱に見舞われた。
その影響で軍部内での指揮系統も一時機能不全に陥った。
議会では議長の責任論を追求。合わせて軍参謀軍部への批難が政治家から噴出し始めたのだ。
それは責任逃れにしか過ぎないのだが、地球へ敵が迫っている事を理解できない平和ぼけした政治家が足を引っ張っているとみるべきだろうか。
そのような状況下でも、狂気の軍は侵攻の手を緩めない。
崑崙陥落の間を置かず、狂気は地球降下作戦を開始していた。
「降伏勧告など行う必要は無い。すべて飲み込み、破壊する。それ以外の行動は不要だ」
火星で地球統一連合軍を陥落させた黙示騎士ウォーレン。
この者に人類との駆け引きをするつもりは一切無かった。
VOIDとして完全に地球圏を破壊する事を目標としていたからだ。
交渉など無駄。
すべてを破壊する事こそ、ウォーレンの目的であった。
その言葉を証明するかのように、今日も地球へ向けて狂気は地球へと舞い降りる――。
●
「しぶとくまだ抵抗するか。だが、それも時間の問題。希望などない事を徹底的に教えてやらねばなるまい」
ウォーレンは月と地球のラグランジュポイント付近にいた。
ウォーレンの傍らには巨大な三角錐のような物体が三つ存在。
その中身は狂気の群れ。この物体を地球に降下させて狂気の群れを大量に送り込もうというのだ。
つまり、この物体は地球へ狂気の群れを運ぶ大気圏突入用のコンテナだ。
「この中の者達に知能などない。ただ、見つけた者を襲うだけだ。だが、それでいい。その恐怖は必ず伝播する……ん?」
ウォーレンの視界に飛び込んできたのは一隻の軍艦。
スピードを揚げてこちらへ向かって来る。
その軍艦が味方でない事は一目瞭然であった。
「ここでも抵抗しようというのか。良かろう。その心を完全にへし折ってやる」
ウォーレンは腰のサーベルを引き抜いた。
●
地球統一連合軍所属艦『真実の旅人<トゥルー・トラベラー>』。
所属艦と格好良く聞こえるが、元は軍が臨時で徴発した輸送艦に過ぎない。
軍艦へと改修される中で付与された装備は、申し訳ない程度に付けられたビーム砲2門だけ。
艦長のヘンディ・シュールストロムも元々は輸送船の艦長。危険な航海を幾つも経験している。
だが、今回程危険に満ちた航海は無い。
人類を危機に追い込むVOIDを前に、トゥルー・トラベラー一隻で接近しようというのだから。
(戦争はいつも若者の命を奪う。愛する者を想いながら死んでいく者や不慮の事故で突然無くなる者。ワシはもう沢山だ)
ヘンディは心の中でそう呟いた。
この言葉を軍属が口にする事は許されない。口にすれば営倉送りとなるだろう。自分が営倉に行くのは構わないが、死んでいく若者を運ぶ者が変わるだけ。
言うなれば、冥府の川の渡し守が交代するだけだ。
(すまん。ワシにはお主等を止められん。死を覚悟して突き進むお主等を……)
トゥルー・トラベラーがラグランジュポイントまでやってきた理由はただ一つ。
命令違反を覚悟の上でCAMパイロット有志を戦地へ送り届ける為だ。
政治的混乱で軍部が動けない今、敵は兵力を地球へ送り込み放題。こうしている間にも市民が狂気に襲われて命を落としているのだ。
それを黙って見過ごせる程、腐ってない。
ヘンディは命令違反を熟知した上で、CAMパイロット有志をここまで運んできたのだ。
彼らが立たなければ、必ず市民に被害が出る。
それが分かっているからこそ、ヘンディは後悔しながらもここまでCAMパイロット達と共にやってきたのだ。
「艦を180度旋回。同時にハッチを開け。各パイロットに発進準備を急がせろ。失敗は……許されんぞ」
解説
目的:ラグランジュポイント宙域にあるコンテナを破壊する。
場所:月と地球のラグランジュポイント。地球へ降下する直前のコンテナには狂気の群れが満載している。
備考:降下前にコンテナを破壊しなければなりません。コンテナは三機同時では無く、一つずつ降下します。それから順番に降下するかはウォーレンにしか分かりません。
敵:
黙示騎士ウォーレン ×1
火星の『アイオリス作戦』を失敗に追い込んだVOID。
判明している武器はサーベル。正面から堂々と戦いを挑む力押しタイプ。
戦いで為、敵に情をかける事は一切なし。コンテナを破壊された場合は撤退する。
歪虚CAM ×3
鹵獲されたCAMに狂気が取り憑いた機体。パイロットは不在だが、手に持っているアサルトライフルやCAM用ナイフで攻撃を仕掛ける。
ユニット:
所有機体を持ち込む事も可能ですが、その場合はその旨をプレイングに記載するだけで問題ありません(ユニット参加は必要ありません)。
また自分で考えた機体での出撃も可能です。その場合は機体名、特徴、メリット、デメリットを記載して下さい。なお、あまりに強力な機体の場合はMS側で調整致します。
下記CAMを選択して参加いただく事も可能です。
・可変型CAM「サブ-1」
一撃離脱を得意とするCAM。人型形態と航空機形態の可変が可能であり、特に航宙戦においてはブーストを駆使する事で迅速な敵の排除を期待されている。中距離での戦闘を得意とする反面、近距離戦闘は不向き。
相手の動きを予測する装置を搭載。兵装はガトリング、ミサイルポッド。
・射撃型CAM「メンドーサ」
射撃に特化したCAM。スナイパーライフル「NMM-1」と精密射撃を得意としており、遠距離からの攻撃で適確に敵を撃破する。特にリンクシステムにより射撃サポート有。兵装はスナイパーライフル、高性能アサルトライフル。
場所:月と地球のラグランジュポイント。地球へ降下する直前のコンテナには狂気の群れが満載している。
備考:降下前にコンテナを破壊しなければなりません。コンテナは三機同時では無く、一つずつ降下します。それから順番に降下するかはウォーレンにしか分かりません。
敵:
黙示騎士ウォーレン ×1
火星の『アイオリス作戦』を失敗に追い込んだVOID。
判明している武器はサーベル。正面から堂々と戦いを挑む力押しタイプ。
戦いで為、敵に情をかける事は一切なし。コンテナを破壊された場合は撤退する。
歪虚CAM ×3
鹵獲されたCAMに狂気が取り憑いた機体。パイロットは不在だが、手に持っているアサルトライフルやCAM用ナイフで攻撃を仕掛ける。
ユニット:
所有機体を持ち込む事も可能ですが、その場合はその旨をプレイングに記載するだけで問題ありません(ユニット参加は必要ありません)。
また自分で考えた機体での出撃も可能です。その場合は機体名、特徴、メリット、デメリットを記載して下さい。なお、あまりに強力な機体の場合はMS側で調整致します。
下記CAMを選択して参加いただく事も可能です。
・可変型CAM「サブ-1」
一撃離脱を得意とするCAM。人型形態と航空機形態の可変が可能であり、特に航宙戦においてはブーストを駆使する事で迅速な敵の排除を期待されている。中距離での戦闘を得意とする反面、近距離戦闘は不向き。
相手の動きを予測する装置を搭載。兵装はガトリング、ミサイルポッド。
・射撃型CAM「メンドーサ」
射撃に特化したCAM。スナイパーライフル「NMM-1」と精密射撃を得意としており、遠距離からの攻撃で適確に敵を撃破する。特にリンクシステムにより射撃サポート有。兵装はスナイパーライフル、高性能アサルトライフル。
マスターより
<追加解説>
※希望によって死亡も可能です。その際は希望する死に際を明記願います。
※質問はキュジィが受け答えします。出発24時間前までに質問可能です。
近藤豊です。
今回の夢シナリオは「【MN】赤き大地に魂は還る」の続きとなります。続きではありますが、前回を知らなくても問題ありません。
なお、トゥルー・トラベラーは地球へ生還します。帰還すれば一緒に地球へ帰る事ができます。ウォーレンはコンテナ落下を継続しますが……。
またここでコンテナ落下を食い止めても地球へのVOID侵攻は止められません。そこまで切迫した中での命令違反による反抗になります。
それでは、パイナップルサラダを肴にお待ちしています。
※希望によって死亡も可能です。その際は希望する死に際を明記願います。
※質問はキュジィが受け答えします。出発24時間前までに質問可能です。
近藤豊です。
今回の夢シナリオは「【MN】赤き大地に魂は還る」の続きとなります。続きではありますが、前回を知らなくても問題ありません。
なお、トゥルー・トラベラーは地球へ生還します。帰還すれば一緒に地球へ帰る事ができます。ウォーレンはコンテナ落下を継続しますが……。
またここでコンテナ落下を食い止めても地球へのVOID侵攻は止められません。そこまで切迫した中での命令違反による反抗になります。
それでは、パイナップルサラダを肴にお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/11/02 13:03
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
軌道上の相談スレ ウーナ(ka1439) 人間(リアルブルー)|16才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/10/30 08:11:28 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/30 08:09:02 |