ゲスト
(ka0000)
【HW】クロス・ザ・ライン
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/11/03 19:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/12 19:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
油断するな。
迷わず撃て。
弾を切らすな。
ヴォイドには手を出すな。
――ストリートの警句――
●
「依頼です」
酸性雨を避けながら棺桶(コフィン)に潜り込んだお前達に“ミスター・ジョンソン”はいきなりそういった。
ハロー、チューマ(相棒)、このクソッタレな世界にようこそ。久しぶりだな。生きていたか?
なんだい、キョトンとした顔をして。もしかしてこちらは初めてかい? それじゃあ順を追って説明しよう。
人類が産みだした技術はますます発展し、それがもたらした富は人々の生活を遥かに豊かにした。ここまでの事ならスラムのガキでも知ってる。そして、その富の恩恵を受けることが出来るのは、ほんのごく一部の人間だ、ってことも。
その結果がこれだ。富める者はますます富み、飢えるものはますます飢える。巧みに地面の下に隠されたそんなもたざる連中を、多くの人間は見ずにスプロールの上で暮らしている。メガコーポの恩寵を受け、メガコーポのために生まれ、メガコーポの為に育ち、メガコーポの為に死んでいく。メガコーポの連中に言わせれば、最高の幸せがこれなんだろう。
だが、お前は気づいてしまった。そしてスプロールを飛び出しストリートに出た。そんなこの世界の真の姿を知っちまった連中のことを覚醒者(イクシード)って呼ぶのさ。
その代償はお前の存在。お前の戸籍データは消失し、お前はこの世界に存在しない人間になった。お前が死んでも何も起こらない。お前を証明する奴は何処にもいない。だが、だからこそお前たちは存在意義があるのさ。
●
「内容はある物……研究サンプルなのですが、それの入手、突貫と抽出になります」
“ミスター・ジョンソン”――こいつはもちろん偽名だが、この男は手早くお前達への依頼内容を説明していく。突貫と抽出なんて言っているが要はドンパチしながら押し入って、取るもの取ってトンズラって算段さ。
「場所はこちらの研究室。警備員が何名か配備されているとは思いますが、皆さんの腕なら特に問題になることは無いでしょう」
男が空中にサインを描けば場所や位置取りを表示したホログラフが現れる。お前の網膜にはここからの最短経路のナビが重ね合わせで表示され、警備員のつもりか小さな光がちらちらと動き回っていた。
「明日の夜までにこちらにお持ちください。報酬はこちらで……」
男の見せたスマートフォンには相場通りのクレジットが書かれていた。まあどこにでもあるような仕事(ビズ)、この時点ではそのはずだった。
●
「依頼です」
酸性雨を避けながら棺桶(コフィン)に潜り込んだお前達に“ミス・ジョンソン”はいきなりそういった。
「内容はある情報……具体的にはピグマリオ社の新製品のフルボーグなのですが、その情報の入手です」
ピグマリオ社ってのは当代きってのドローン企業さ。ご多分に漏れずきな臭い噂もある。企業には必要ない(ここ、笑うところだぜ)非合法フルボーグの製造もやっていて、で七つの巨大企業――「ヴォイド」の一つさ。つまり手を出しちゃいけない相手ってことだ。
そいつのサーバーに忍び込んで情報を取ってくる。当然アイスもたっぷり置かれてるだろうからそいつとドンパチやって取るもの取ってトンズラ、要はマンデイン(現実空間)で連中がやっていることと変わらない。そいつが依頼だった。
目の前の女は淡々と情報をこちらによこす。フリーランスのフィクサーである“ミス・ジョンソン”――当然偽名だが、彼女とは何度か仕事(ビズ)をしてきた仲、その分裏切ることはない、イカれてるとしか思えない内容を持ってくるだけさ。
彼女が一通り情報を寄越したところで、お前達はビズの準備に入る。この後でたまたま顔見知りと出会うとは、お前達はこの時点では思うはずもなかった。
油断するな。
迷わず撃て。
弾を切らすな。
ヴォイドには手を出すな。
――ストリートの警句――
●
「依頼です」
酸性雨を避けながら棺桶(コフィン)に潜り込んだお前達に“ミスター・ジョンソン”はいきなりそういった。
ハロー、チューマ(相棒)、このクソッタレな世界にようこそ。久しぶりだな。生きていたか?
なんだい、キョトンとした顔をして。もしかしてこちらは初めてかい? それじゃあ順を追って説明しよう。
人類が産みだした技術はますます発展し、それがもたらした富は人々の生活を遥かに豊かにした。ここまでの事ならスラムのガキでも知ってる。そして、その富の恩恵を受けることが出来るのは、ほんのごく一部の人間だ、ってことも。
その結果がこれだ。富める者はますます富み、飢えるものはますます飢える。巧みに地面の下に隠されたそんなもたざる連中を、多くの人間は見ずにスプロールの上で暮らしている。メガコーポの恩寵を受け、メガコーポのために生まれ、メガコーポの為に育ち、メガコーポの為に死んでいく。メガコーポの連中に言わせれば、最高の幸せがこれなんだろう。
だが、お前は気づいてしまった。そしてスプロールを飛び出しストリートに出た。そんなこの世界の真の姿を知っちまった連中のことを覚醒者(イクシード)って呼ぶのさ。
その代償はお前の存在。お前の戸籍データは消失し、お前はこの世界に存在しない人間になった。お前が死んでも何も起こらない。お前を証明する奴は何処にもいない。だが、だからこそお前たちは存在意義があるのさ。
●
「内容はある物……研究サンプルなのですが、それの入手、突貫と抽出になります」
“ミスター・ジョンソン”――こいつはもちろん偽名だが、この男は手早くお前達への依頼内容を説明していく。突貫と抽出なんて言っているが要はドンパチしながら押し入って、取るもの取ってトンズラって算段さ。
「場所はこちらの研究室。警備員が何名か配備されているとは思いますが、皆さんの腕なら特に問題になることは無いでしょう」
男が空中にサインを描けば場所や位置取りを表示したホログラフが現れる。お前の網膜にはここからの最短経路のナビが重ね合わせで表示され、警備員のつもりか小さな光がちらちらと動き回っていた。
「明日の夜までにこちらにお持ちください。報酬はこちらで……」
男の見せたスマートフォンには相場通りのクレジットが書かれていた。まあどこにでもあるような仕事(ビズ)、この時点ではそのはずだった。
●
「依頼です」
酸性雨を避けながら棺桶(コフィン)に潜り込んだお前達に“ミス・ジョンソン”はいきなりそういった。
「内容はある情報……具体的にはピグマリオ社の新製品のフルボーグなのですが、その情報の入手です」
ピグマリオ社ってのは当代きってのドローン企業さ。ご多分に漏れずきな臭い噂もある。企業には必要ない(ここ、笑うところだぜ)非合法フルボーグの製造もやっていて、で七つの巨大企業――「ヴォイド」の一つさ。つまり手を出しちゃいけない相手ってことだ。
そいつのサーバーに忍び込んで情報を取ってくる。当然アイスもたっぷり置かれてるだろうからそいつとドンパチやって取るもの取ってトンズラ、要はマンデイン(現実空間)で連中がやっていることと変わらない。そいつが依頼だった。
目の前の女は淡々と情報をこちらによこす。フリーランスのフィクサーである“ミス・ジョンソン”――当然偽名だが、彼女とは何度か仕事(ビズ)をしてきた仲、その分裏切ることはない、イカれてるとしか思えない内容を持ってくるだけさ。
彼女が一通り情報を寄越したところで、お前達はビズの準備に入る。この後でたまたま顔見知りと出会うとは、お前達はこの時点では思うはずもなかった。
解説
●目的
このシナリオはマンデインチーム、サイバースペースチームに分かれて行います。
マンデインチームは研究所に潜入し、研究サンプルを入手し、研究データとともに“ミスター・ジョンソン”に引き渡してください。
サイバースペースチームはピグマリオ社サーバーに潜入し、新製品のフルボーグのデータを“ミス・ジョンソン”に引き渡してください。
●詳細
▼スキルについて
この世界観ではマテリアルによるスキルは存在しません。代わりに皆さんの使うスキルはサイバネティックス手術によって得られた能力、もしくはサイバースペース上で敵性プログラムと戦うために使われるプログラムのイメージとします。
●チーム分け
二つのチームに半分ずつになるようにメンバー理由をしてください。
▼マンデインチーム
現実空間で研究所に潜入し研究サンプルを入手するチームです。考えられる障害としては、内部に配置された警備員たちです。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
▼サイバースペースチーム
サイバースペース上で研究データを入手するチームです。考えられる障害としては、アイス(侵入者を排除するための攻撃プログラム)です。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
●PC情報
マンデイン・チームの皆さんはハメられています。“ミスター・ジョンソン”はあなた達を新製品のフルボーグの実験台にしようと考えています。その戦闘能力は非常に高くまともに戦えば勝ち目はありません。誰かから情報を貰えれば話は違うでしょうが……。
●その他
なにか疑問があったら“ミス・ジョンソン”ことモア・プリマクラッセがお答えします。お気軽に質問卓を立ててお尋ねください。また、今回は世界観に関する質問もお受けいたします。
このシナリオはマンデインチーム、サイバースペースチームに分かれて行います。
マンデインチームは研究所に潜入し、研究サンプルを入手し、研究データとともに“ミスター・ジョンソン”に引き渡してください。
サイバースペースチームはピグマリオ社サーバーに潜入し、新製品のフルボーグのデータを“ミス・ジョンソン”に引き渡してください。
●詳細
▼スキルについて
この世界観ではマテリアルによるスキルは存在しません。代わりに皆さんの使うスキルはサイバネティックス手術によって得られた能力、もしくはサイバースペース上で敵性プログラムと戦うために使われるプログラムのイメージとします。
●チーム分け
二つのチームに半分ずつになるようにメンバー理由をしてください。
▼マンデインチーム
現実空間で研究所に潜入し研究サンプルを入手するチームです。考えられる障害としては、内部に配置された警備員たちです。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
▼サイバースペースチーム
サイバースペース上で研究データを入手するチームです。考えられる障害としては、アイス(侵入者を排除するための攻撃プログラム)です。こちらと戦い排除してください。なお数や強さは不明です。
●PC情報
マンデイン・チームの皆さんはハメられています。“ミスター・ジョンソン”はあなた達を新製品のフルボーグの実験台にしようと考えています。その戦闘能力は非常に高くまともに戦えば勝ち目はありません。誰かから情報を貰えれば話は違うでしょうが……。
●その他
なにか疑問があったら“ミス・ジョンソン”ことモア・プリマクラッセがお答えします。お気軽に質問卓を立ててお尋ねください。また、今回は世界観に関する質問もお受けいたします。
マスターより
皆さんこんにちは、crです。
さて、間が少し空きましたがIFシナリオとしてサイバーパンクシナリオを提供します。
サイバーパンクではネット空間、いわゆるサイバースペースは切っても切り離せない舞台装置です。
というわけで今回は現実空間とサイバースペース、二つの世界で同時進行するシナリオをご用意しました。そしてこの二つの世界が結びついた時、新しい何かが見える……かもしれません。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
さて、間が少し空きましたがIFシナリオとしてサイバーパンクシナリオを提供します。
サイバーパンクではネット空間、いわゆるサイバースペースは切っても切り離せない舞台装置です。
というわけで今回は現実空間とサイバースペース、二つの世界で同時進行するシナリオをご用意しました。そしてこの二つの世界が結びついた時、新しい何かが見える……かもしれません。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/11/11 02:23
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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Stay Alert(相談卓) リコ・ブジャルド(ka6450) 人間(リアルブルー)|20才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2017/11/03 08:41:59 |
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![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/10/29 21:10:31 |