ゲスト
(ka0000)
龍園の片隅にかぼちゃの山
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/11/07 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/16 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
お使いでリゼリオに行き、なぜかでかいかぼちゃを10個もらったラカ・ベルフ。
もらわない、という選択肢もあった。しかし、話の流れで断り切れなかった。
その結果、転移門をくぐって龍園にかぼちゃとともに到着し、それを家に運ぶ苦労が生まれた。それでも律儀に持って帰る。たぶん、転移門通った先に人がいた場合、真っ先に見たのはかぼちゃだったかもしれない。
「……これをどうすればいいのでしょうか」
試しに、一つ解体して食べてみることにした。
「おいしくないです」
捨てるに捨てられない物体ができた。
さてどうしたものかと悩むラカのもとに、子どもの声が届く。
「うわああ、これ、かぼちゃだ。神官様、神官様」
扉がどんどんとたたかれる。この声はグラズヘイム王国のルゥル(kz0210)にノートを届けてほしいと願った近所の子リラだ。
扉を開けると、目をキラキラさせた少女が立っていた。
「夜分遅くすみません。でも、かぼちゃ、すごくいっぱい!」
「リラ……落ち着きなさい」
「は、はい。これ、何に使うんですか? お風呂に入れるのです? それとも、かぼちゃ割り大会? 飾りにするんですか?」
「はい?」
ラカが巣頓狂な声をあげたのは言うまでもなかった。
どういう意味か要領を得ないためノートを借りて目を通す。
『リアルブルーにかぼちゃを使ったお祭りがあるのです。ハロウィンと言うのは十月の最後の日にかぼちゃお化けを飾るのです。それと、収穫出来て喜ぶのです。十二月にはトウジと言うのがあって、かぼちゃを食べたり、お風呂にはいったりするそうです。夏には、砂浜で目隠しをして、棒を持ってかぼちゃ割りをするそうです。でも、私はハロウィンしかしたことありません』
ラカはよくわからないことがよくわかった。
クリムゾンウェストの風習すらよくわかっていないのに、リアルブルーのことなどラカがわかるわけもない。
ラカがよくわかっているのは、ここにおいしくないかぼちゃがたくさんあること。それと、リアルブルー出身者やあちらにかかわっていることもあるという人物がハンターに多いことである。
「分かりました。このままだと私も気持ちが悪いですし、かぼちゃが無駄になります」
「どうするのですか?」
リラの期待と不安でいっぱいの視線がラカに注がれる。
「ハンターに依頼を出してきます」
ラカ、苦渋の決断。背は腹に変えられない仕方がないのだ。
「うわーい」
そんな心情は知らず、リラが小躍りしていた。
「仕方がありません。仕方が……解決できないのですから……」
そして、ラカ・ベルフの依頼が登録される。
かぼちゃに関する行事に詳しい人求む。
当方に巨大かぼちゃ九個あり。
これをどうするか悩むため、使い道を考えてほしい。
お使いでリゼリオに行き、なぜかでかいかぼちゃを10個もらったラカ・ベルフ。
もらわない、という選択肢もあった。しかし、話の流れで断り切れなかった。
その結果、転移門をくぐって龍園にかぼちゃとともに到着し、それを家に運ぶ苦労が生まれた。それでも律儀に持って帰る。たぶん、転移門通った先に人がいた場合、真っ先に見たのはかぼちゃだったかもしれない。
「……これをどうすればいいのでしょうか」
試しに、一つ解体して食べてみることにした。
「おいしくないです」
捨てるに捨てられない物体ができた。
さてどうしたものかと悩むラカのもとに、子どもの声が届く。
「うわああ、これ、かぼちゃだ。神官様、神官様」
扉がどんどんとたたかれる。この声はグラズヘイム王国のルゥル(kz0210)にノートを届けてほしいと願った近所の子リラだ。
扉を開けると、目をキラキラさせた少女が立っていた。
「夜分遅くすみません。でも、かぼちゃ、すごくいっぱい!」
「リラ……落ち着きなさい」
「は、はい。これ、何に使うんですか? お風呂に入れるのです? それとも、かぼちゃ割り大会? 飾りにするんですか?」
「はい?」
ラカが巣頓狂な声をあげたのは言うまでもなかった。
どういう意味か要領を得ないためノートを借りて目を通す。
『リアルブルーにかぼちゃを使ったお祭りがあるのです。ハロウィンと言うのは十月の最後の日にかぼちゃお化けを飾るのです。それと、収穫出来て喜ぶのです。十二月にはトウジと言うのがあって、かぼちゃを食べたり、お風呂にはいったりするそうです。夏には、砂浜で目隠しをして、棒を持ってかぼちゃ割りをするそうです。でも、私はハロウィンしかしたことありません』
ラカはよくわからないことがよくわかった。
クリムゾンウェストの風習すらよくわかっていないのに、リアルブルーのことなどラカがわかるわけもない。
ラカがよくわかっているのは、ここにおいしくないかぼちゃがたくさんあること。それと、リアルブルー出身者やあちらにかかわっていることもあるという人物がハンターに多いことである。
「分かりました。このままだと私も気持ちが悪いですし、かぼちゃが無駄になります」
「どうするのですか?」
リラの期待と不安でいっぱいの視線がラカに注がれる。
「ハンターに依頼を出してきます」
ラカ、苦渋の決断。背は腹に変えられない仕方がないのだ。
「うわーい」
そんな心情は知らず、リラが小躍りしていた。
「仕方がありません。仕方が……解決できないのですから……」
そして、ラカ・ベルフの依頼が登録される。
かぼちゃに関する行事に詳しい人求む。
当方に巨大かぼちゃ九個あり。
これをどうするか悩むため、使い道を考えてほしい。
解説
ハロウィンのイベントをする、と思われる。
●リラが所有のノートより、かぼちゃに関する記述要約
十月はハロウィンと言うのがある。かぼちゃお化けを飾って、収穫できたことを祝う。
十二月にトウジがあり、かぼちゃの風呂にはいったり、かぼちゃを食べたりする。
夏には砂浜でかぼちゃ割りをする。
●NPC
・ラカ・ベルフ 龍園在住の聖導士、女性、外見年齢26。リゼリオくらいならお使い一人で行けるようになった。幼いからいけないのではなく、龍園外への不信感なだけ。
・リラ・アウヌ 外見年齢12、女。外への興味はたくさんある、ラカの住まいの近所の子。ルゥルの師匠がどうやら知り合ったらしく、ノートにそれぞれの地域のことなど書いて交換した。
●何するの?
かぼちゃをどうにかする。
ハロウィンをする。
その他、公序良俗に反しないこと。
なお、台所もあります。一般的に使う消耗品や備品(鍋、おたま、水、砂糖など)はあります。よほど珍しいものはありません。
仮装の服装に関しては、高級品でなければ購入可能でその場にあるということにしておきます。
●リラが所有のノートより、かぼちゃに関する記述要約
十月はハロウィンと言うのがある。かぼちゃお化けを飾って、収穫できたことを祝う。
十二月にトウジがあり、かぼちゃの風呂にはいったり、かぼちゃを食べたりする。
夏には砂浜でかぼちゃ割りをする。
●NPC
・ラカ・ベルフ 龍園在住の聖導士、女性、外見年齢26。リゼリオくらいならお使い一人で行けるようになった。幼いからいけないのではなく、龍園外への不信感なだけ。
・リラ・アウヌ 外見年齢12、女。外への興味はたくさんある、ラカの住まいの近所の子。ルゥルの師匠がどうやら知り合ったらしく、ノートにそれぞれの地域のことなど書いて交換した。
●何するの?
かぼちゃをどうにかする。
ハロウィンをする。
その他、公序良俗に反しないこと。
なお、台所もあります。一般的に使う消耗品や備品(鍋、おたま、水、砂糖など)はあります。よほど珍しいものはありません。
仮装の服装に関しては、高級品でなければ購入可能でその場にあるということにしておきます。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
なんとなく時期が微妙ですが……ラカが南瓜もらったのは……。なお、オープニングのイラストはラカの心象風景です。
依頼ですがきっぱり言うと「ハロウィン楽しもう」です。あなたの知ることを教えてもよし、言われていることをそのままイベントとしてやるもよし……さあ、どういたしますか?
よろしくお願いします。
なんとなく時期が微妙ですが……ラカが南瓜もらったのは……。なお、オープニングのイラストはラカの心象風景です。
依頼ですがきっぱり言うと「ハロウィン楽しもう」です。あなたの知ることを教えてもよし、言われていることをそのままイベントとしてやるもよし……さあ、どういたしますか?
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/11/12 18:53
参加者一覧
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かぼちゃイベント ミオレスカ(ka3496) エルフ|18才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2017/11/07 01:22:14 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/11/05 18:39:16 |