ゲスト
(ka0000)
【郷祭】カジノ・ナイト
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
魔術師協会広報室- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 3~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/11/07 22:00
- リプレイ完成予定
- 2017/11/21 22:00
オープニング
「鑑さん、こっち」
青竜紅刃流師範のイ寺鑑(kz0175)が酒場に行くと、窓際の席で手を挙げ呼ぶ姿があった。
「お待たせして申し訳ない」
「いえいえ、突然お呼びしてしまったのは私ですから」
鑑が席に着くと、先に来ていたタスカービレ役人のフィーネ・リスパルミオが微笑した。
「それで、何か仕事ですかね? タスカービレの連中は数日後にやって来る手はずですが」
早速、鑑が聞いたのは現在ジェオルジでは郷祭が催されているから。鑑が移住しているタスカービレ村は東方風の村づくりをしており、今年も郷祭に東方茶屋を出店する予定になっている。
ただし、いまは祭りの前半「村長会議」の期間。
一般向けの屋台などが立ち並ぶのはもう数日先だ。
「いえ、いいんです。まずはお酒を飲みましょう。折角の夜ですし」
うふふ、とワインを勧めるフィーネ。そのまま雑談する。
やがて、酒場に楽団が入りムーディーな音楽を奏でた。
二人も食事を楽しみつつ雰囲気を楽しんだ。
そして終演。拍手を送る。
「……ここ、こういうイベントに力を入れてるんです」
「良い店づくりですね。客筋もいいですし」
切り出したフィーネに鑑が返す。
「で、本題なんですけど。……実は西部劇風まちづくりを推進している例の村が、ここで一晩だけ小規模なカジノをすることになったんです」
「ええっ?! よく許可が下りましたね?」
鑑が驚くのも無理はない。
その村の雰囲気づくり上、トランプを導入したらポーカーが流行り、結果賭博依存になる住民がいたため賭博禁止にしたという経緯がある。その代り、月に一度カジノを開き規定上限まで楽しむことができるように管理をした。ポーカーについては競技ポーカーを推進したといういきさつがある。
「当然、臨時カジノの報告は村長会議で報告が必要だったわけ。で、賭博はみんな好きでしょ? 報告を聞いて、どんな雰囲気か分かんなぁとかちょっと実際にやってみてくれとかすっとぼけたことを言う手合いが出たわけ」
フィーネ、くすくす笑っている。
「それでここを借りて一晩だけ、か」
「そういうこと。あの村は郷祭に一日出店とかも考えていたようだけど、さすがに許可が下りず村長会議期間に外からのお客以外を対象に遊んでもらって問題がないか確認する、というところで今回のところは落ち着いたみたい」
外部からの客にまで解放して問題になるわけにはいかないが、ある程度コントロールできる範囲で遊んでもらって問題が出ないか確認するのは必要、ということらしい。
「じゃ、青竜紅刃流は護衛ですね」
「今回はあからさまな護衛じゃなくて、サクラとして遊ぶかディーラーをしてほしいそうよ」
このあたり、閉じた空間であり客も各村の視察団や客筋の良いこの店の常連ということもあり安心しているようだ。もちろん、イカサマ対策もあるが、あからさまな警備については今回はその村の関係者が経験を積むために担当するようだ。
「じゃ、ハンターオフィスに依頼を出しておきます」
「ええ、お願い。でも……」
立ち上がろうとする鑑の袖を摘まんで止め、ワインを勧めるフィーネ。
「こういういい店で一人残されてもね」
「……ダメなところだね、私の」
すまない、と謝る鑑。
「ふふふ。……この依頼では鑑さん、サクラとして遊ぶんです?」
「うーん、遊ぶ客が少なければ。そうでなければカウンターでお酒飲んでますよ」
「誰か綺麗な女性でもひっかけて?」
「仕事はおろそかにしませんよ。……やれやれ。最近、こういうからかわれ方ばかりされてるような気がするなぁ」
意地悪をして楽しそうなフィーネに苦い顔をする鑑だった。
青竜紅刃流師範のイ寺鑑(kz0175)が酒場に行くと、窓際の席で手を挙げ呼ぶ姿があった。
「お待たせして申し訳ない」
「いえいえ、突然お呼びしてしまったのは私ですから」
鑑が席に着くと、先に来ていたタスカービレ役人のフィーネ・リスパルミオが微笑した。
「それで、何か仕事ですかね? タスカービレの連中は数日後にやって来る手はずですが」
早速、鑑が聞いたのは現在ジェオルジでは郷祭が催されているから。鑑が移住しているタスカービレ村は東方風の村づくりをしており、今年も郷祭に東方茶屋を出店する予定になっている。
ただし、いまは祭りの前半「村長会議」の期間。
一般向けの屋台などが立ち並ぶのはもう数日先だ。
「いえ、いいんです。まずはお酒を飲みましょう。折角の夜ですし」
うふふ、とワインを勧めるフィーネ。そのまま雑談する。
やがて、酒場に楽団が入りムーディーな音楽を奏でた。
二人も食事を楽しみつつ雰囲気を楽しんだ。
そして終演。拍手を送る。
「……ここ、こういうイベントに力を入れてるんです」
「良い店づくりですね。客筋もいいですし」
切り出したフィーネに鑑が返す。
「で、本題なんですけど。……実は西部劇風まちづくりを推進している例の村が、ここで一晩だけ小規模なカジノをすることになったんです」
「ええっ?! よく許可が下りましたね?」
鑑が驚くのも無理はない。
その村の雰囲気づくり上、トランプを導入したらポーカーが流行り、結果賭博依存になる住民がいたため賭博禁止にしたという経緯がある。その代り、月に一度カジノを開き規定上限まで楽しむことができるように管理をした。ポーカーについては競技ポーカーを推進したといういきさつがある。
「当然、臨時カジノの報告は村長会議で報告が必要だったわけ。で、賭博はみんな好きでしょ? 報告を聞いて、どんな雰囲気か分かんなぁとかちょっと実際にやってみてくれとかすっとぼけたことを言う手合いが出たわけ」
フィーネ、くすくす笑っている。
「それでここを借りて一晩だけ、か」
「そういうこと。あの村は郷祭に一日出店とかも考えていたようだけど、さすがに許可が下りず村長会議期間に外からのお客以外を対象に遊んでもらって問題がないか確認する、というところで今回のところは落ち着いたみたい」
外部からの客にまで解放して問題になるわけにはいかないが、ある程度コントロールできる範囲で遊んでもらって問題が出ないか確認するのは必要、ということらしい。
「じゃ、青竜紅刃流は護衛ですね」
「今回はあからさまな護衛じゃなくて、サクラとして遊ぶかディーラーをしてほしいそうよ」
このあたり、閉じた空間であり客も各村の視察団や客筋の良いこの店の常連ということもあり安心しているようだ。もちろん、イカサマ対策もあるが、あからさまな警備については今回はその村の関係者が経験を積むために担当するようだ。
「じゃ、ハンターオフィスに依頼を出しておきます」
「ええ、お願い。でも……」
立ち上がろうとする鑑の袖を摘まんで止め、ワインを勧めるフィーネ。
「こういういい店で一人残されてもね」
「……ダメなところだね、私の」
すまない、と謝る鑑。
「ふふふ。……この依頼では鑑さん、サクラとして遊ぶんです?」
「うーん、遊ぶ客が少なければ。そうでなければカウンターでお酒飲んでますよ」
「誰か綺麗な女性でもひっかけて?」
「仕事はおろそかにしませんよ。……やれやれ。最近、こういうからかわれ方ばかりされてるような気がするなぁ」
意地悪をして楽しそうなフィーネに苦い顔をする鑑だった。
解説
西部劇風の村がこの酒場で一晩だけ開くカジノに協力し、盗賊の情報屋などから「ちょろいカジノ」と思われないようにしてください。
実際にあるゲームは
・ルーレット
・ブラックジャック
のシマがそれぞれ複数です。
参加者に求められる仕事は
・サクラとして遊ぶ
・ディーラー
・一般客を装った護衛
・護衛を兼ねた店員
です。
今回は各村の視察団が客としてやってきています。
また、もともとこの酒場の客は裕福層で上品です。
問題が発生することはほぼないのでゆっくりお酒など楽しむことができます。
ただし、こういった場所なので盗賊たちの情報屋などが紛れてもいます。
彼らは問題を起こすスレスレのラインでいろいろ仕掛けてくるでしょう。ただし、その仕掛けてくる内容は、イカサマを仕掛けて気付くか、など問題の発生する手前までです。
たとえば、イカサマ未遂でディーラーの反応を見たり、警備がいるか周りを確認するためにわざと不審な行動をしてみる、スリ対策用の警備員がいるかどうか確認するなど。
実際に問題を起こす気はないのである程度安心してください。
逆に言うと、穏便に済ませられる範囲で探られる、という感じ。わざと知らんふりすると後でやっかいなことになる可能性があり、逆にこちらから騒ぎを大きくすると西部劇風の村から残念がられます。
双方穏便に済ませられる範囲での水面下の駆け引きを楽しむことができます。
こんな場所に顔を出す盗賊たちの情報屋は、それと知られないためとても紳士的な格好をしていますし、とても紳士的です。
そんな組織の一つ、「宵闇の剣(セラータ・スパーダ)」からは色男「アルゼア」が来ます。当然、情報を得るだけなので騒ぎなどを起こすことはしません。
サクラと一般客を装った護衛は、適度な正装を。
ディーラーなどは一般客と区別できこの場であまり浮いてしまわない格好なら自由です。
実際にあるゲームは
・ルーレット
・ブラックジャック
のシマがそれぞれ複数です。
参加者に求められる仕事は
・サクラとして遊ぶ
・ディーラー
・一般客を装った護衛
・護衛を兼ねた店員
です。
今回は各村の視察団が客としてやってきています。
また、もともとこの酒場の客は裕福層で上品です。
問題が発生することはほぼないのでゆっくりお酒など楽しむことができます。
ただし、こういった場所なので盗賊たちの情報屋などが紛れてもいます。
彼らは問題を起こすスレスレのラインでいろいろ仕掛けてくるでしょう。ただし、その仕掛けてくる内容は、イカサマを仕掛けて気付くか、など問題の発生する手前までです。
たとえば、イカサマ未遂でディーラーの反応を見たり、警備がいるか周りを確認するためにわざと不審な行動をしてみる、スリ対策用の警備員がいるかどうか確認するなど。
実際に問題を起こす気はないのである程度安心してください。
逆に言うと、穏便に済ませられる範囲で探られる、という感じ。わざと知らんふりすると後でやっかいなことになる可能性があり、逆にこちらから騒ぎを大きくすると西部劇風の村から残念がられます。
双方穏便に済ませられる範囲での水面下の駆け引きを楽しむことができます。
こんな場所に顔を出す盗賊たちの情報屋は、それと知られないためとても紳士的な格好をしていますし、とても紳士的です。
そんな組織の一つ、「宵闇の剣(セラータ・スパーダ)」からは色男「アルゼア」が来ます。当然、情報を得るだけなので騒ぎなどを起こすことはしません。
サクラと一般客を装った護衛は、適度な正装を。
ディーラーなどは一般客と区別できこの場であまり浮いてしまわない格好なら自由です。
マスターより
ふらっと、深夜です。
カジノで楽しむ依頼です。
情報屋を捕まえる必要はなく、彼らも実際に問題を起こすことはないので安心ですが、こちらがノーガードだと判断されたり、護衛がいてもレベルが低いなど思われるとあとあと厄介になり失敗寄りになる、というお仕事です。
とはいえ、ディーラーしたり客として遊んだりお酒飲んだりとゆっくりできる依頼ですので、この機会に楽しんでください。
なお、今回もコイン事前交換制で初期チップ所持上限を設けることで射幸性を抑えています。
サクラなので客として遊んでも利益は無しです。
では、よろしくお願いします。
カジノで楽しむ依頼です。
情報屋を捕まえる必要はなく、彼らも実際に問題を起こすことはないので安心ですが、こちらがノーガードだと判断されたり、護衛がいてもレベルが低いなど思われるとあとあと厄介になり失敗寄りになる、というお仕事です。
とはいえ、ディーラーしたり客として遊んだりお酒飲んだりとゆっくりできる依頼ですので、この機会に楽しんでください。
なお、今回もコイン事前交換制で初期チップ所持上限を設けることで射幸性を抑えています。
サクラなので客として遊んでも利益は無しです。
では、よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/11/22 23:12
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/11/07 21:43:42 |
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カジノのお仕事♪ 狐中・小鳥(ka5484) 人間(クリムゾンウェスト)|12才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2017/11/06 22:55:07 |