ゲスト
(ka0000)
もみじの絨毯の上で
マスター:えーてる

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/11/26 22:00
- リプレイ完成予定
- 2014/12/08 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●
イルムトラウト・イトゥリツァガ(kz0067)の提案に、ルミ・ヘヴンズドア(kz0060)はぷくっと頬を膨らませた。
「えぇ~。なんでその日なんですかぁ! 私その日仕事ですよぉ」
「そうですか……」
ルミがふて腐れるのを見て、イルムはズレた眼鏡を押し上げて、それから、隣のモア・プリマクラッセ(kz0066)を見た。彼女も首を横に振った。
「商会で仕事です」
イルムは肩を落とした。
――同盟のハンターオフィスの中でも、特に異彩を放つ三人の受付嬢である。
バロテッリ商会番頭を兼ねる才媛、モア・プリマグラッセ。
ナルシストにして大食い少女、ルミ・ヘヴンズドア。
万能系無表情人助け魔人、イルムトラウト・イトゥリツァガ。
何分『濃い』性格の――それでいて、無表情二人にウザカワ系一人と非常にアンバランスな――組み合わせだが、何の因果か三人の仲は良好であった。
少なくとも、イルムは二人をいたく気に入っていた。こうして真っ先に遊びに行こうと誘うくらいには。
なので、素気無く断られると、少々凹む。凹んだ様子は全く表に出ないのだが。
「皆さん多忙ですね……」
「やーそれ、イルムさんにだけは言われたくないなーって、ルミちゃん心の底から思いますネ……」
モアも小さく頷いて肯定する。ワーカーホリックに似た何かを発症しているイルムに忙しいなどと言われてはたまらない。
そもそも、とルミは相変わらず頬を膨らませたまま、イルムに指を突きつけた。
「どうしてそういう美味しそうな物が食べられそうな話を突然するんですか!」
「三日後ですし、突然というほどでもないような」
「この美少女受付嬢が暇なわけないじゃないですか、世の男性がほっときませんからね!」
イルムは小首を傾げた。モアにいたってはぴくりともしなかった。
「え、なんですかその反応」
「あ、モアさんはもしかしたら忙しいかな、と思ったんですけれど……」
「そうですね。もう少し余裕を持っていただければ、今後は対応できるかもしれません」
「あれー無視ですか、ルミちゃん傷つくなー……」
ルミはよよよ、とのの字を書きながら、机のお菓子に手を伸ばした。
●
「ハイキングに行きませんか?」
と、イルムの言葉であった。
丁度仕事の終わった彼女と談笑している際、唐突な提案である。
なんでも、最近紅葉の綺麗な地域を教わったらしい。三日後が丁度見頃の時期だそうだ。
「一人で行くのも忍びないですから」
と言うイルムに詳細を尋ねると、彼女はすらすらと(いつもの依頼の時のように)概要を述べた。
標高二百メートルもない低い山だが、今はそこらじゅう紅葉だらけ。有名な観光地だ。
近くの街から街道沿いに歩き、山道をしばらく登ると、大きな湖の畔に出る。特にそこが見どころだという。湖面に映る紅葉が絶景らしい。
ひとまず湖畔まで歩いて行って食事を取り、そこから先は自由時間だという。
近くの渓流を小舟で下るなり、湖の上を遊覧するなり、付近を散策するなり、釣りもできるだろう。何をするかは自由だ。
「よければお付き合いいただけませんか。お知り合いの方も是非誘って来てください」
そう言うイルムにもう少し愛嬌があれば、可愛らしい提案だったのだが。
ともあれ、たまの休日で自然を満喫するのもいいだろう。
有意義な休日になるだろうことは、そわそわとこちらを伺うイルムが保証してくれていた。
●
イルムトラウト・イトゥリツァガ(kz0067)の提案に、ルミ・ヘヴンズドア(kz0060)はぷくっと頬を膨らませた。
「えぇ~。なんでその日なんですかぁ! 私その日仕事ですよぉ」
「そうですか……」
ルミがふて腐れるのを見て、イルムはズレた眼鏡を押し上げて、それから、隣のモア・プリマクラッセ(kz0066)を見た。彼女も首を横に振った。
「商会で仕事です」
イルムは肩を落とした。
――同盟のハンターオフィスの中でも、特に異彩を放つ三人の受付嬢である。
バロテッリ商会番頭を兼ねる才媛、モア・プリマグラッセ。
ナルシストにして大食い少女、ルミ・ヘヴンズドア。
万能系無表情人助け魔人、イルムトラウト・イトゥリツァガ。
何分『濃い』性格の――それでいて、無表情二人にウザカワ系一人と非常にアンバランスな――組み合わせだが、何の因果か三人の仲は良好であった。
少なくとも、イルムは二人をいたく気に入っていた。こうして真っ先に遊びに行こうと誘うくらいには。
なので、素気無く断られると、少々凹む。凹んだ様子は全く表に出ないのだが。
「皆さん多忙ですね……」
「やーそれ、イルムさんにだけは言われたくないなーって、ルミちゃん心の底から思いますネ……」
モアも小さく頷いて肯定する。ワーカーホリックに似た何かを発症しているイルムに忙しいなどと言われてはたまらない。
そもそも、とルミは相変わらず頬を膨らませたまま、イルムに指を突きつけた。
「どうしてそういう美味しそうな物が食べられそうな話を突然するんですか!」
「三日後ですし、突然というほどでもないような」
「この美少女受付嬢が暇なわけないじゃないですか、世の男性がほっときませんからね!」
イルムは小首を傾げた。モアにいたってはぴくりともしなかった。
「え、なんですかその反応」
「あ、モアさんはもしかしたら忙しいかな、と思ったんですけれど……」
「そうですね。もう少し余裕を持っていただければ、今後は対応できるかもしれません」
「あれー無視ですか、ルミちゃん傷つくなー……」
ルミはよよよ、とのの字を書きながら、机のお菓子に手を伸ばした。
●
「ハイキングに行きませんか?」
と、イルムの言葉であった。
丁度仕事の終わった彼女と談笑している際、唐突な提案である。
なんでも、最近紅葉の綺麗な地域を教わったらしい。三日後が丁度見頃の時期だそうだ。
「一人で行くのも忍びないですから」
と言うイルムに詳細を尋ねると、彼女はすらすらと(いつもの依頼の時のように)概要を述べた。
標高二百メートルもない低い山だが、今はそこらじゅう紅葉だらけ。有名な観光地だ。
近くの街から街道沿いに歩き、山道をしばらく登ると、大きな湖の畔に出る。特にそこが見どころだという。湖面に映る紅葉が絶景らしい。
ひとまず湖畔まで歩いて行って食事を取り、そこから先は自由時間だという。
近くの渓流を小舟で下るなり、湖の上を遊覧するなり、付近を散策するなり、釣りもできるだろう。何をするかは自由だ。
「よければお付き合いいただけませんか。お知り合いの方も是非誘って来てください」
そう言うイルムにもう少し愛嬌があれば、可愛らしい提案だったのだが。
ともあれ、たまの休日で自然を満喫するのもいいだろう。
有意義な休日になるだろうことは、そわそわとこちらを伺うイルムが保証してくれていた。
解説
●地理情報
山はどこもかしこも紅葉ばかりで、色鮮やかに染まっています。
標高は二百メートルもない程度です。
・湖
中腹に位置し、絶景として有名です。そのため他の観光客もいるでしょう。
麓から湖までは結構な距離があります。
おおよそL字型で、一周は六キロ、面積は1.2平方キロメートルです。
管理小屋があり、そこで小舟を貸し出しています。サイズは二人から四人乗りの手漕ぎです。
昼食時は湖周辺にシートを広げて席を取ります。
尚、食事は各自持参となります。
・渓流
湖から流れ出る流れの穏やかな川です。
船で川下りが楽しめる他、釣りにも適しています。
・山道
湖からさらに山の頂上へ向けて歩くコースです。
道が険しいですが、頂上からは周囲が一望出来ます。湖もよく見えるでしょう。
●予定
昼前に集合、湖までは同行して昼食を取り、その後は自由時間と、大まかなものです。
何があっても基本は自己責任です。
●イルムについて
何かに誘われない限り、湖の岸辺にシートをしいてのんびりしているか、困った人を見つけては手助けに行くでしょう。
食事はサンドイッチを買って持ってきているようです。
●補足
団体で参加される場合は、可能な限りプレイング先頭に【○○】という形で所属団体を明記してください。
ペア・少人数参加でも、同時参加する相手については明記してください。
山はどこもかしこも紅葉ばかりで、色鮮やかに染まっています。
標高は二百メートルもない程度です。
・湖
中腹に位置し、絶景として有名です。そのため他の観光客もいるでしょう。
麓から湖までは結構な距離があります。
おおよそL字型で、一周は六キロ、面積は1.2平方キロメートルです。
管理小屋があり、そこで小舟を貸し出しています。サイズは二人から四人乗りの手漕ぎです。
昼食時は湖周辺にシートを広げて席を取ります。
尚、食事は各自持参となります。
・渓流
湖から流れ出る流れの穏やかな川です。
船で川下りが楽しめる他、釣りにも適しています。
・山道
湖からさらに山の頂上へ向けて歩くコースです。
道が険しいですが、頂上からは周囲が一望出来ます。湖もよく見えるでしょう。
●予定
昼前に集合、湖までは同行して昼食を取り、その後は自由時間と、大まかなものです。
何があっても基本は自己責任です。
●イルムについて
何かに誘われない限り、湖の岸辺にシートをしいてのんびりしているか、困った人を見つけては手助けに行くでしょう。
食事はサンドイッチを買って持ってきているようです。
●補足
団体で参加される場合は、可能な限りプレイング先頭に【○○】という形で所属団体を明記してください。
ペア・少人数参加でも、同時参加する相手については明記してください。
マスターより
えーてるです。紅葉見に行きましょう。自分はもみじ饅頭で我慢します。
現実では季節外れ気味ですが、まぁなんだ、細かいことを気にするとハゲる。
OPのお二人はそれぞれcrMSとのどかMSの担当するNPCとなります。
同盟ハンターオフィスの仲良し受付嬢三人娘、みたいな。凸凹というか凹凸凹といった感じですが、よろしくしてあげてください。
皆様の知力と活力の限りを尽くしたプレイングをお待ちしています。
現実では季節外れ気味ですが、まぁなんだ、細かいことを気にするとハゲる。
OPのお二人はそれぞれcrMSとのどかMSの担当するNPCとなります。
同盟ハンターオフィスの仲良し受付嬢三人娘、みたいな。凸凹というか凹凸凹といった感じですが、よろしくしてあげてください。
皆様の知力と活力の限りを尽くしたプレイングをお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/08 16:05
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/11/26 21:22:18 |
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【相談卓】紅葉狩り Uisca=S=Amhran(ka0754) エルフ|17才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2014/11/24 23:12:29 |