ゲスト
(ka0000)
巨大生物雑魔と彷徨う狂気
マスター:なちゅい

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,500
- 参加人数
- 現在10人 / 3~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/12/04 12:00
- リプレイ完成予定
- 2017/12/13 12:00
オープニング
●
港町「ガンナ・エントラータ」。
この地で何度か発生している巨大生物騒ぎ。どうやら、レリオという初老の男性研究者が作った薬品による投薬が一つの要因とされている。
ただ、その全てが巨大化していないこと、実際、回収した薬品を使用しても何も起こらなかったことから、マテリアル異常などの複数の要因が重なっていたとされ、レリオも完全な主犯とはされず、お詫び行脚を行う状況だ。
事件自体はほぼ収束している。原因を突き止めたことで、新たに投薬が行われることがなくなった為だ。
とはいえ、この状況が腑に落ちないハンターもいたようで。
――この薬に、何か怪しげな物を入れた存在がいるのではないか。
――影に歪虚の暗躍があるのではないか。
そう考えるハンター達の中には、独自調査を続ける者もいた。
すでに、レリオ老が原因となってしまっている原状では、新たな情報の収集が非常に難しかったのだが……。
実際いたのだ。別の要因となる存在が。
「な、なんだ、あれは……!」
海岸で釣りをしていた男性がそれを発見した。
大きさはさほど大きくない。直径1mを超える程度だ。
だが、それはあからさまに異形となった生物。エビに似た頭と甲虫の羽、に、タコを思わせる下半身を持った歪虚である。
何をするでもなく、砂浜へとふわりと飛んでやってくるそいつの背後に時折羽虫の雑魔が発生しているのがわかる。存在するだけで、害となる歪虚であるのは間違いない。
そいつだけでも面倒なのに、歪虚に付き従って動き回っているのは巨大ガニと巨大ムカデの雑魔。こちらは歪虚と違って明らかに獲物を狙ってきている。
「ひっ、ひいいいっ!!」
釣り竿を投げ捨てて、その場から命からがら逃げ出す男性。
カニとムカデは反応を見えるが、歪虚はまるで気に留めずに悠然と砂浜を浮遊する。
その為、巨大雑魔どもも歪虚についていくほうを優先し、のそりのそりと砂浜を歩いていくのだった。
ガンナ・エントラータのハンターズソサエティ。
そこでも、確認された歪虚の情報で持ちきりだ。
「歪虚が発見されたとのことでー、今大変な騒ぎになっていますねー」
カウンターの中から糸目の女性、シェリーがハンター達へと語る。
状況を知らぬ者もいた為、彼女が簡単に説明を行うと。
この港町周辺では、巨大化生物による被害が何件か起こっていた。
いずれも討伐依頼が出され、ハンターによって討伐されてはいる。それらは、1人の老人による投薬実験が要因の一つと断定された。
ただ、要因はもう一つあったのだ。
マテリアルの異常が原因ではあるのだが、それを作り出したのは歪虚であったらしい。
「……相手は狂気。その目的すら分からない相手ですね」
そこにやってきた聖堂戦士団のファリーナ・リッジウェイ(kz0182)が語る。彼女は部下である隊員を連れてきていた。
「私達は歪虚が生み出す羽虫の雑魔の掃討に向かいます。皆さんは歪虚を……狂気を倒して欲しいのです」
体長が1m程度とかなり小さな相手。それもあって、なかなか行方をつかませなかったこともあるのだろう。街の周囲をふらふらと飛び回り、マテリアル異常を発生させていたというわけだ。
そいつは甲殻類の頭、甲虫の羽、そして、何体生物の足を持つという。奇妙な姿の敵はどうやら1体はぐれるようにして存在しているらしい。他の同族らしい姿は確認されていない。
「それだけでも厄介ですがー……、相手は巨大化した生物を2体も連れていますー」
シェリーが言うには、以前、巨大イカが現れた砂浜にそいつらは姿を現している。だからこそ、ふらふらさまよう歪虚の姿が捉えられたとも言えるが……。
「現れるのは、全長3mのカニとムカデですねー。いずれも巨大化していますがー、雑魔にもなってしまっていますー」
巨大化生物はこれまで大きくなっているだけだったが、雑魔化しているということは歪虚の力を強く受けてしまったのだろう。
現状、これらの巨大雑魔は歪虚について回るだけだが、野放しにすると危険なのは言うまでもない。
例えば、歪虚がそのままガンナ・エントラータに突っ込んでくれば、それだけで街に壊滅的な被害が出るのは間違いない。
「その為、街からもー、ハンターズソサエティからもー、この歪虚達の討伐依頼が出されていますー」
いずれも危険な相手だ。油断ないよう注意して立ち回りたい。
確認されている攻撃方法など、資料を手渡すシェリー。ハンター達はそれを目に通しながら、改めて作戦を練る。
注意したいのは、足場だろうか。砂浜での戦いとなる為、足を取られる危険もある。思うように移動できないことがあるのが面倒だ。
もっとも、歪虚は宙を浮遊しているし、カニ雑魔は元々砂浜を歩き回っているし、ムカデも這いずって移動する為、さほど苦を覚えていないらしい。
ともあれ、準備も整い、メンバー達は現地へと急ぐことにする。
「それでは参りましょう。これで、巨大化生物事件は本当の意味で終結するはすです」
ファリーナの言葉に、ハンター達は頷く。
「よろしくお願いしますー。皆さんのお帰りを待ってますねー」
そうして出て行くメンバー達を、シェリーは手を振って見送るのである。
港町「ガンナ・エントラータ」。
この地で何度か発生している巨大生物騒ぎ。どうやら、レリオという初老の男性研究者が作った薬品による投薬が一つの要因とされている。
ただ、その全てが巨大化していないこと、実際、回収した薬品を使用しても何も起こらなかったことから、マテリアル異常などの複数の要因が重なっていたとされ、レリオも完全な主犯とはされず、お詫び行脚を行う状況だ。
事件自体はほぼ収束している。原因を突き止めたことで、新たに投薬が行われることがなくなった為だ。
とはいえ、この状況が腑に落ちないハンターもいたようで。
――この薬に、何か怪しげな物を入れた存在がいるのではないか。
――影に歪虚の暗躍があるのではないか。
そう考えるハンター達の中には、独自調査を続ける者もいた。
すでに、レリオ老が原因となってしまっている原状では、新たな情報の収集が非常に難しかったのだが……。
実際いたのだ。別の要因となる存在が。
「な、なんだ、あれは……!」
海岸で釣りをしていた男性がそれを発見した。
大きさはさほど大きくない。直径1mを超える程度だ。
だが、それはあからさまに異形となった生物。エビに似た頭と甲虫の羽、に、タコを思わせる下半身を持った歪虚である。
何をするでもなく、砂浜へとふわりと飛んでやってくるそいつの背後に時折羽虫の雑魔が発生しているのがわかる。存在するだけで、害となる歪虚であるのは間違いない。
そいつだけでも面倒なのに、歪虚に付き従って動き回っているのは巨大ガニと巨大ムカデの雑魔。こちらは歪虚と違って明らかに獲物を狙ってきている。
「ひっ、ひいいいっ!!」
釣り竿を投げ捨てて、その場から命からがら逃げ出す男性。
カニとムカデは反応を見えるが、歪虚はまるで気に留めずに悠然と砂浜を浮遊する。
その為、巨大雑魔どもも歪虚についていくほうを優先し、のそりのそりと砂浜を歩いていくのだった。
ガンナ・エントラータのハンターズソサエティ。
そこでも、確認された歪虚の情報で持ちきりだ。
「歪虚が発見されたとのことでー、今大変な騒ぎになっていますねー」
カウンターの中から糸目の女性、シェリーがハンター達へと語る。
状況を知らぬ者もいた為、彼女が簡単に説明を行うと。
この港町周辺では、巨大化生物による被害が何件か起こっていた。
いずれも討伐依頼が出され、ハンターによって討伐されてはいる。それらは、1人の老人による投薬実験が要因の一つと断定された。
ただ、要因はもう一つあったのだ。
マテリアルの異常が原因ではあるのだが、それを作り出したのは歪虚であったらしい。
「……相手は狂気。その目的すら分からない相手ですね」
そこにやってきた聖堂戦士団のファリーナ・リッジウェイ(kz0182)が語る。彼女は部下である隊員を連れてきていた。
「私達は歪虚が生み出す羽虫の雑魔の掃討に向かいます。皆さんは歪虚を……狂気を倒して欲しいのです」
体長が1m程度とかなり小さな相手。それもあって、なかなか行方をつかませなかったこともあるのだろう。街の周囲をふらふらと飛び回り、マテリアル異常を発生させていたというわけだ。
そいつは甲殻類の頭、甲虫の羽、そして、何体生物の足を持つという。奇妙な姿の敵はどうやら1体はぐれるようにして存在しているらしい。他の同族らしい姿は確認されていない。
「それだけでも厄介ですがー……、相手は巨大化した生物を2体も連れていますー」
シェリーが言うには、以前、巨大イカが現れた砂浜にそいつらは姿を現している。だからこそ、ふらふらさまよう歪虚の姿が捉えられたとも言えるが……。
「現れるのは、全長3mのカニとムカデですねー。いずれも巨大化していますがー、雑魔にもなってしまっていますー」
巨大化生物はこれまで大きくなっているだけだったが、雑魔化しているということは歪虚の力を強く受けてしまったのだろう。
現状、これらの巨大雑魔は歪虚について回るだけだが、野放しにすると危険なのは言うまでもない。
例えば、歪虚がそのままガンナ・エントラータに突っ込んでくれば、それだけで街に壊滅的な被害が出るのは間違いない。
「その為、街からもー、ハンターズソサエティからもー、この歪虚達の討伐依頼が出されていますー」
いずれも危険な相手だ。油断ないよう注意して立ち回りたい。
確認されている攻撃方法など、資料を手渡すシェリー。ハンター達はそれを目に通しながら、改めて作戦を練る。
注意したいのは、足場だろうか。砂浜での戦いとなる為、足を取られる危険もある。思うように移動できないことがあるのが面倒だ。
もっとも、歪虚は宙を浮遊しているし、カニ雑魔は元々砂浜を歩き回っているし、ムカデも這いずって移動する為、さほど苦を覚えていないらしい。
ともあれ、準備も整い、メンバー達は現地へと急ぐことにする。
「それでは参りましょう。これで、巨大化生物事件は本当の意味で終結するはすです」
ファリーナの言葉に、ハンター達は頷く。
「よろしくお願いしますー。皆さんのお帰りを待ってますねー」
そうして出て行くメンバー達を、シェリーは手を振って見送るのである。
解説
●敵
○歪虚……狂気の歪虚。
1m程度のエビにも似た甲殻類の頭に甲虫のような羽の生え、タコのような無数の足を持つ生き物です。
基本、滅茶苦茶な動きで当たりを彷徨っていますが、現状それに合わせて巨大雑魔を引き連れています。
また、自らに害なすものには率先して攻撃してくるようです。
戦闘では、羽音(騒音による行動阻害)、
触手(広範囲、部分拘束)、飛び掛かりを使って攻撃してきます。
○巨大雑魔……2体
彷徨う歪虚の影響で巨大雑魔化してしまった生物です。
それぞれ、全長3mほどになっております。
こちらは自身の視界に入るものに襲い掛かる傾向があります。
・カニ雑魔……ハサミ殴打、
ハサミ断ち切り(出血)、泡(スリップ)
・ムカデ雑魔……のしかかり(捕縛)、這いずり、アゴ(毒)
●状況
彷徨う歪虚と巨大雑魔2体は、
ガンナ・エントラータから程なく行った所にある砂浜をうろついており、
攻撃を行うことで気を引くことは可能です。
砂に足を取られる為、移動には若干のマイナス補正が入ります。
また、「砂浜を占拠する巨大イカ」(id=8081)で
戦った砂浜と同じ場所です。
●NPC
○ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)
聖堂戦士団小隊長。聖導士LV14、杖、刀、盾を所持。
今回は砂浜付近の平原にて、
歪虚の出現によって発生した
羽虫雑魔の掃討を小隊で請け負ってくれます。
砂浜の戦闘には基本参戦しません。
○歪虚……狂気の歪虚。
1m程度のエビにも似た甲殻類の頭に甲虫のような羽の生え、タコのような無数の足を持つ生き物です。
基本、滅茶苦茶な動きで当たりを彷徨っていますが、現状それに合わせて巨大雑魔を引き連れています。
また、自らに害なすものには率先して攻撃してくるようです。
戦闘では、羽音(騒音による行動阻害)、
触手(広範囲、部分拘束)、飛び掛かりを使って攻撃してきます。
○巨大雑魔……2体
彷徨う歪虚の影響で巨大雑魔化してしまった生物です。
それぞれ、全長3mほどになっております。
こちらは自身の視界に入るものに襲い掛かる傾向があります。
・カニ雑魔……ハサミ殴打、
ハサミ断ち切り(出血)、泡(スリップ)
・ムカデ雑魔……のしかかり(捕縛)、這いずり、アゴ(毒)
●状況
彷徨う歪虚と巨大雑魔2体は、
ガンナ・エントラータから程なく行った所にある砂浜をうろついており、
攻撃を行うことで気を引くことは可能です。
砂に足を取られる為、移動には若干のマイナス補正が入ります。
また、「砂浜を占拠する巨大イカ」(id=8081)で
戦った砂浜と同じ場所です。
●NPC
○ファリーナ・リッジウェイ(kz0182)
聖堂戦士団小隊長。聖導士LV14、杖、刀、盾を所持。
今回は砂浜付近の平原にて、
歪虚の出現によって発生した
羽虫雑魔の掃討を小隊で請け負ってくれます。
砂浜の戦闘には基本参戦しません。
マスターより
お世話になります。なちゅいです。
巨大生物の派生事件ですが、
こちらの1件が解決すれば、
巨大化生物は発生しなくなるものと思われます。
それでは、よろしくお願いいたします!
巨大生物の派生事件ですが、
こちらの1件が解決すれば、
巨大化生物は発生しなくなるものと思われます。
それでは、よろしくお願いいたします!
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/12/09 21:34
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/12/02 23:58:31 |
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作戦会議室 南護 炎(ka6651) 人間(リアルブルー)|18才|男性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2017/12/04 02:59:01 |