ゲスト
(ka0000)
【虚動】開拓は一日にしてならず
マスター:四月朔日さくら

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
ガーディナ- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/11/30 07:30
- リプレイ完成予定
- 2014/12/14 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
5年前に起こった王国を襲う災厄、その再来たるイスルダ島の歪虚の襲来は、クリムゾンウェストの世界を駆け巡り、震撼させた。
異界より到来したラッツィオ島での戦い、そして帝国に再び姿を現した剣機の歪虚。
世界を覆ういくつもの邪悪の影は、各国、各地域の首脳陣をリゼリオへと呼び集める。
人類の明日を、如何に守るべきか。
異世界リアルブルーの人々も交えた会合により、人類の希望は二つの兵器に託される。
一つは、蒼き世界の機械の巨人、サルヴァトーレ・ロッソに眠る戦闘装甲機「CAM」。
だがそれは、必要な燃料の入手に苦慮し、動くことはあたわなかった。
一つは、帝国の練魔院にて研究されてきた魔導アーマー。
長年の研究の結果、稼働実験にまで漕ぎ着けた、新たなる力。
そして世界は、二つの力を合わせることを選択する。
魔導アーマーの動力をCAMに搭載する実験が提唱され、世界はそれに向けて動き出した。
仮に実験が成功すれば、人類は歪虚に対抗する大きな手段を得るだろう。
だが……。
●
「……街、デスか?」
リムネラ(kz0018)は、ふしぎそうに首をかしげる。
「ああ、いや。厳密には街と言うよりも、その前段階――施設になるみたいですね」
彼女の言葉を受けて言葉を返すのは、ジーク。
先日の交流会を経てユニオン職員に正式についた彼は、今はリムネラの側で仕事の管理をサポートする役を買って出ていた。以前よりも自信がついたのか、言動もどこかはきはきしている。
降ってわいたような話題。
サルバトーレ・ロッソの持つ人型の大型機械――CAMの実験を辺境で行いたいという話題。
帝国がそのために、部族会議への接触を考えているらしい。そんな異例の事態ともなれば、おそらく一波乱起きるのは避けられないだろう。
とはいえこの話、帝国のみならず、王国、同盟もかんでいると言うことだから、辺境にも利がないとはいえない。
しかし、辺境にはその実験を支えるための施設はない。
だから寝食をするための場所が最低でも必要らしい――と言うことが、ガーディナに伝わってきたのだった。
ユニオン経由で伝わってきた情報では、候補地はマギア砦の南部だという。まだ部族の同意を得たわけではないが、すでに搬送は始まっている――と言う話も届いていた。
(でも、そうなると……辺境の中に、新しい拠点ができることになるかも知れない)
リムネラは思う。
そのことは辺境にとってデメリットだけではない。むしろメリットの方が多いだろう。
辺境のあちこちでは、絶えず歪虚との戦闘が行われている。結果、民もずいぶんと疲弊しているのは皆の知っているところだ。
それに、リタ・ティト――辺境の巫女たちの聖地は、いまだ歪虚たちの手の中だ。
(これがきっかけになるかも知れない。大巫女様たちを、助けられるチャンスを作るきっかけの一つになる、かも――)
そこまでは行かなくとも、人々の目を辺境に向けさせる、絶好の機会なのは事実だろう。
リムネラは、小さく頷く。
「……わかりまシタ。その施設作り、ガーディナも全力で支援シマース!」
この鶴の一声で、『実験施設の建設手伝い』が依頼として張り出されることになるのだった。
●
とりあえず必要なのは寝食をする場所。
リアルブルー出身のジークは『まだ未開拓の場所ですし、キャンプ場みたいな感じですかね』なんて言うが、リムネラには今ひとつイメージがわかない。
ただわかるのは、人々の営みの拠点作りと言うこと。
「ドウカ、手伝ってくだサイ――」
その言葉には、様々な祈りも込められていた。
5年前に起こった王国を襲う災厄、その再来たるイスルダ島の歪虚の襲来は、クリムゾンウェストの世界を駆け巡り、震撼させた。
異界より到来したラッツィオ島での戦い、そして帝国に再び姿を現した剣機の歪虚。
世界を覆ういくつもの邪悪の影は、各国、各地域の首脳陣をリゼリオへと呼び集める。
人類の明日を、如何に守るべきか。
異世界リアルブルーの人々も交えた会合により、人類の希望は二つの兵器に託される。
一つは、蒼き世界の機械の巨人、サルヴァトーレ・ロッソに眠る戦闘装甲機「CAM」。
だがそれは、必要な燃料の入手に苦慮し、動くことはあたわなかった。
一つは、帝国の練魔院にて研究されてきた魔導アーマー。
長年の研究の結果、稼働実験にまで漕ぎ着けた、新たなる力。
そして世界は、二つの力を合わせることを選択する。
魔導アーマーの動力をCAMに搭載する実験が提唱され、世界はそれに向けて動き出した。
仮に実験が成功すれば、人類は歪虚に対抗する大きな手段を得るだろう。
だが……。
●
「……街、デスか?」
リムネラ(kz0018)は、ふしぎそうに首をかしげる。
「ああ、いや。厳密には街と言うよりも、その前段階――施設になるみたいですね」
彼女の言葉を受けて言葉を返すのは、ジーク。
先日の交流会を経てユニオン職員に正式についた彼は、今はリムネラの側で仕事の管理をサポートする役を買って出ていた。以前よりも自信がついたのか、言動もどこかはきはきしている。
降ってわいたような話題。
サルバトーレ・ロッソの持つ人型の大型機械――CAMの実験を辺境で行いたいという話題。
帝国がそのために、部族会議への接触を考えているらしい。そんな異例の事態ともなれば、おそらく一波乱起きるのは避けられないだろう。
とはいえこの話、帝国のみならず、王国、同盟もかんでいると言うことだから、辺境にも利がないとはいえない。
しかし、辺境にはその実験を支えるための施設はない。
だから寝食をするための場所が最低でも必要らしい――と言うことが、ガーディナに伝わってきたのだった。
ユニオン経由で伝わってきた情報では、候補地はマギア砦の南部だという。まだ部族の同意を得たわけではないが、すでに搬送は始まっている――と言う話も届いていた。
(でも、そうなると……辺境の中に、新しい拠点ができることになるかも知れない)
リムネラは思う。
そのことは辺境にとってデメリットだけではない。むしろメリットの方が多いだろう。
辺境のあちこちでは、絶えず歪虚との戦闘が行われている。結果、民もずいぶんと疲弊しているのは皆の知っているところだ。
それに、リタ・ティト――辺境の巫女たちの聖地は、いまだ歪虚たちの手の中だ。
(これがきっかけになるかも知れない。大巫女様たちを、助けられるチャンスを作るきっかけの一つになる、かも――)
そこまでは行かなくとも、人々の目を辺境に向けさせる、絶好の機会なのは事実だろう。
リムネラは、小さく頷く。
「……わかりまシタ。その施設作り、ガーディナも全力で支援シマース!」
この鶴の一声で、『実験施設の建設手伝い』が依頼として張り出されることになるのだった。
●
とりあえず必要なのは寝食をする場所。
リアルブルー出身のジークは『まだ未開拓の場所ですし、キャンプ場みたいな感じですかね』なんて言うが、リムネラには今ひとつイメージがわかない。
ただわかるのは、人々の営みの拠点作りと言うこと。
「ドウカ、手伝ってくだサイ――」
その言葉には、様々な祈りも込められていた。
解説
帝国・王国・同盟――各国の力を結集し、CAMの実験を執り行う運びとなりました。
辺境はその実験を行うための場所を提供することになりそうです。
場所はマギア砦の南方。
しかしそこには寝食をとるためのスペースなどもありません。
そのため、辺境ユニオン「ガーディナ」は、とりあえずの宿泊や飲食ができる施設――イメージで言うとキャンプ場のコテージのような――を作る協力を宣言しました。
本来なら部族の面々が手をつけるべきものなのでしょうが、状況が状況な上にあまりにも突貫のため、いろいろな意味で人手が足りません。
と言うわけで、ハンターの皆さんに作るのを手伝ってほしい――と言うのが今回の趣旨となります。
何人かのドワーフが大工のヘルパーとしてやってきていますので、彼らに指示を出すのも大丈夫です。
ぶっちゃけ掘っ立て小屋でかまわないのですが、どうしてもなこだわりがある人はそこを自ら設計するのもむろんかまいません。
また、建設作業中の食事などを作ってくれる人も必要でしょうし、やることは山のようにあるはずです。
皆さんの手で作る施設作り。
どうか、お力を貸してください。
辺境はその実験を行うための場所を提供することになりそうです。
場所はマギア砦の南方。
しかしそこには寝食をとるためのスペースなどもありません。
そのため、辺境ユニオン「ガーディナ」は、とりあえずの宿泊や飲食ができる施設――イメージで言うとキャンプ場のコテージのような――を作る協力を宣言しました。
本来なら部族の面々が手をつけるべきものなのでしょうが、状況が状況な上にあまりにも突貫のため、いろいろな意味で人手が足りません。
と言うわけで、ハンターの皆さんに作るのを手伝ってほしい――と言うのが今回の趣旨となります。
何人かのドワーフが大工のヘルパーとしてやってきていますので、彼らに指示を出すのも大丈夫です。
ぶっちゃけ掘っ立て小屋でかまわないのですが、どうしてもなこだわりがある人はそこを自ら設計するのもむろんかまいません。
また、建設作業中の食事などを作ってくれる人も必要でしょうし、やることは山のようにあるはずです。
皆さんの手で作る施設作り。
どうか、お力を貸してください。
マスターより
こんにちは、四月朔日です。
CAMと言う大型ロボットに関わるエピソードではありますが、こちらは至ってのんびりと(?)開拓・建築作業を
進めていくことになるかと思います。
リムネラの言うような新たな拠点になり得るかどうかも皆さんの手にかかっているかも……?
では、おまちしております。
CAMと言う大型ロボットに関わるエピソードではありますが、こちらは至ってのんびりと(?)開拓・建築作業を
進めていくことになるかと思います。
リムネラの言うような新たな拠点になり得るかどうかも皆さんの手にかかっているかも……?
では、おまちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/12/11 22:45
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 レホス・エテルノ・リベルター(ka0498) 人間(リアルブルー)|18才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/11/30 06:47:26 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/11/29 20:55:27 |