ゲスト
(ka0000)
コボルドとキノコ
マスター:ザント

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 3~4人
- サポート
- 現在0人 / 0~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2017/12/19 15:00
- リプレイ完成予定
- 2017/12/28 15:00
オープニング
「どこに行ったんだ……?」
冒険都市リゼリオ付近の森で歩きながらぼやくのは、普段は森で狩猟を行っている猟師のマリオだ。
マリオはハンターというわけではなく、猟師として狩猟できるちょっとした四足獣を狩って生活していた。
そんな彼が森でぼやいている理由は、ちょっとしたミスで獲物を逃し、それを追って普段は危険なので足を踏み入れない森の奥まで来ていたからだ。
(早く見つけて帰ろう……ん?)
マリオがそう思ったのを合図にしていたかのように短い動物の悲鳴が森に響いた。
「なんだ?」
悲鳴が聞こえた方へ歩いていくと、横は二人がギリギリ並べる程度の入口の洞窟を見つけた。
(こんな所に洞窟があったのか……何かの巣穴か?)
マリオは、見つけた洞窟を覗いてみる。
中は奥に行くほど幅が広くなっており、天井からは細かな光が幾つも入っていて薄暗い程度だ。
マリオは狩りの休憩場所になりそうだなと思いながら洞窟の奥を見て目を見開いた。
「嘘だろ。コボルド……!?」
マリオは、たまに知り合いのハンターと飲みに行くのだが、その際にハンター稼業について色々と聞いており、その中でコボルドの危険性についても聞いていた。
この森にコボルドがいるとは聞いたことはあったが、見たことはなかった。
マリオは遭遇した己の不運を呪うが、今はそんなことをしている場合ではない。
コボルドがいる洞窟の入口にいるのだから見つかってしまうかもしれない。
マリオはコボルドたちの様子を知るためにじっと洞窟の奥を見つめると、見えるだけでも六匹のコボルドが洞窟の中で、マリオが追っていた獲物を爪や牙を血で汚しながら夢中で食べているようだった。
奥からも咀嚼する音が聞こえるから、確認できる六匹だけではないのでだろう。
(こっちには気づいてないみたいだな。ならこのまま……ん?)
マリオはコボルドの近くにシイタケに似た薄紫色のキノコが生えた丸太があることに気づいた。
(なんだあのキノコ……シイタケにしては色が変だ。それに生えている丸太も使い古しのようだが、それにしては洞窟の中が綺麗すぎる。もしかしてコボルドが丸太を持ち込んであの変なキノコを栽培して……いや、今はそんなことはどうでもいい)
マリオはキノコと丸太に意識を奪われたが、我に返ると再度コボルドの様子を伺う。
そして六匹共こちらに気づいていないのを確認すると、そのまま気づかれないように細心の注意を払いながら洞窟を離れる。
洞窟から十分距離を取ると、大急ぎでリゼリオへ走っていった。
「リゼリオにほど近い森でコボルドが発見されました」
ハンターズ・ソサエティの職員である元ハンターの女性は緊張した面持ちで説明を始めた。
「見つけたのはその森で猟師をしているマリオさん。彼の話では森の奥にある洞窟に住み着いているとの事です。確認できているだけでも六匹。最低でも追い出し、可能であれば数が増えない内に殲滅をお願いします。それと、これはついでですが……」
そう言い、職員はもう一つの依頼の話をした。
「マリオさんのお話で、コボルドがキノコを栽培している可能性が出てきました。この話を聞いたグルメで有名な貴族の方がぜひそのキノコを味わってみたいと仰り、その貴族の方からキノコ採取の依頼が来ました。なので、可能であればコボルドが栽培しているというキノコを採取してきてください。キノコの特徴はかさ部分が薄紫色で、柄の部分は白。大きさはシイタケより少し大きめという事です。それとですね」
職員はマリオから聞いたコボルドが栽培しているというキノコの特徴を説明した後に。
「貴族の方からの依頼はそのキノコを持ち帰った場合のみ成功とさせていただきます。もちろん、その際は本物かどうかを確認した上で、ですけどね」
と、職員は悪戯っぽく笑った。
冒険都市リゼリオ付近の森で歩きながらぼやくのは、普段は森で狩猟を行っている猟師のマリオだ。
マリオはハンターというわけではなく、猟師として狩猟できるちょっとした四足獣を狩って生活していた。
そんな彼が森でぼやいている理由は、ちょっとしたミスで獲物を逃し、それを追って普段は危険なので足を踏み入れない森の奥まで来ていたからだ。
(早く見つけて帰ろう……ん?)
マリオがそう思ったのを合図にしていたかのように短い動物の悲鳴が森に響いた。
「なんだ?」
悲鳴が聞こえた方へ歩いていくと、横は二人がギリギリ並べる程度の入口の洞窟を見つけた。
(こんな所に洞窟があったのか……何かの巣穴か?)
マリオは、見つけた洞窟を覗いてみる。
中は奥に行くほど幅が広くなっており、天井からは細かな光が幾つも入っていて薄暗い程度だ。
マリオは狩りの休憩場所になりそうだなと思いながら洞窟の奥を見て目を見開いた。
「嘘だろ。コボルド……!?」
マリオは、たまに知り合いのハンターと飲みに行くのだが、その際にハンター稼業について色々と聞いており、その中でコボルドの危険性についても聞いていた。
この森にコボルドがいるとは聞いたことはあったが、見たことはなかった。
マリオは遭遇した己の不運を呪うが、今はそんなことをしている場合ではない。
コボルドがいる洞窟の入口にいるのだから見つかってしまうかもしれない。
マリオはコボルドたちの様子を知るためにじっと洞窟の奥を見つめると、見えるだけでも六匹のコボルドが洞窟の中で、マリオが追っていた獲物を爪や牙を血で汚しながら夢中で食べているようだった。
奥からも咀嚼する音が聞こえるから、確認できる六匹だけではないのでだろう。
(こっちには気づいてないみたいだな。ならこのまま……ん?)
マリオはコボルドの近くにシイタケに似た薄紫色のキノコが生えた丸太があることに気づいた。
(なんだあのキノコ……シイタケにしては色が変だ。それに生えている丸太も使い古しのようだが、それにしては洞窟の中が綺麗すぎる。もしかしてコボルドが丸太を持ち込んであの変なキノコを栽培して……いや、今はそんなことはどうでもいい)
マリオはキノコと丸太に意識を奪われたが、我に返ると再度コボルドの様子を伺う。
そして六匹共こちらに気づいていないのを確認すると、そのまま気づかれないように細心の注意を払いながら洞窟を離れる。
洞窟から十分距離を取ると、大急ぎでリゼリオへ走っていった。
「リゼリオにほど近い森でコボルドが発見されました」
ハンターズ・ソサエティの職員である元ハンターの女性は緊張した面持ちで説明を始めた。
「見つけたのはその森で猟師をしているマリオさん。彼の話では森の奥にある洞窟に住み着いているとの事です。確認できているだけでも六匹。最低でも追い出し、可能であれば数が増えない内に殲滅をお願いします。それと、これはついでですが……」
そう言い、職員はもう一つの依頼の話をした。
「マリオさんのお話で、コボルドがキノコを栽培している可能性が出てきました。この話を聞いたグルメで有名な貴族の方がぜひそのキノコを味わってみたいと仰り、その貴族の方からキノコ採取の依頼が来ました。なので、可能であればコボルドが栽培しているというキノコを採取してきてください。キノコの特徴はかさ部分が薄紫色で、柄の部分は白。大きさはシイタケより少し大きめという事です。それとですね」
職員はマリオから聞いたコボルドが栽培しているというキノコの特徴を説明した後に。
「貴族の方からの依頼はそのキノコを持ち帰った場合のみ成功とさせていただきます。もちろん、その際は本物かどうかを確認した上で、ですけどね」
と、職員は悪戯っぽく笑った。
解説
●目標
主な目標 :コボルド殲滅。
副次的目標:コボルドが栽培しているというキノコの採取。
●敵
コボルド×40体。
成体という以外には特徴のないコボルドです。攻撃手段は爪と牙以外はありません。これは後述しますが、出入り口は1つのみですので逃げてしまう可能性はないでしょう。
●地形情報
森:リゼリオにほど近い森。コボルドのいる洞窟まで、何かしらの制限がかかるような事はない森です。
洞窟:死骸もあまりない。巣穴としては比較的綺麗な洞窟で中も薄暗い程度で行動に支障はありません。
形状は細長いすり鉢状で、奥に行くほどに広くなっています。広さは、入口から2、4、6と2スクエアずつ増えていき、一番奥は20スクエア程。出入り口はマリオが見つけた出入り口1つのみです。
主な目標 :コボルド殲滅。
副次的目標:コボルドが栽培しているというキノコの採取。
●敵
コボルド×40体。
成体という以外には特徴のないコボルドです。攻撃手段は爪と牙以外はありません。これは後述しますが、出入り口は1つのみですので逃げてしまう可能性はないでしょう。
●地形情報
森:リゼリオにほど近い森。コボルドのいる洞窟まで、何かしらの制限がかかるような事はない森です。
洞窟:死骸もあまりない。巣穴としては比較的綺麗な洞窟で中も薄暗い程度で行動に支障はありません。
形状は細長いすり鉢状で、奥に行くほどに広くなっています。広さは、入口から2、4、6と2スクエアずつ増えていき、一番奥は20スクエア程。出入り口はマリオが見つけた出入り口1つのみです。
マスターより
初めまして、ザントと申します。
全くの新人ですが、以後お見知りおきを。
今回は戦闘とグルメな貴族からのキノコ採取のご依頼です。
特に注意する点はありませんが、しいて上げるのであれば。
洞窟までの道中には何も用意していません。
それとこれは、ただの呟きとなりますが……コボルドはキノコを栽培しているとしたら、何故栽培しているのでしょうか。
早くしないと……ね。
それでは、私の初シナリオ。楽しんでいただければ幸いと存じます。
全くの新人ですが、以後お見知りおきを。
今回は戦闘とグルメな貴族からのキノコ採取のご依頼です。
特に注意する点はありませんが、しいて上げるのであれば。
洞窟までの道中には何も用意していません。
それとこれは、ただの呟きとなりますが……コボルドはキノコを栽培しているとしたら、何故栽培しているのでしょうか。
早くしないと……ね。
それでは、私の初シナリオ。楽しんでいただければ幸いと存じます。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2017/12/25 06:00
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2017/12/16 09:10:55 |
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相談卓 玉兎 小夜(ka6009) 人間(リアルブルー)|17才|女性|舞刀士(ソードダンサー) |
最終発言 2017/12/16 09:17:49 |